こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
豊かで幸せな人生を送るためには、
「自分が何をやりたいのか
」
「どう生きていきたいのか」を
明確にして、
自己実現をしていくことが
望ましいですよね
しかし、
「自分が何をやりたいのかが
全く分からない」とか、
「好きなことが見付からない」と
悩んでいる方も多いです。
そして、
その上で、
「自分の感情を出すことも苦手」
だったりすると、
そういう方は、
前世に、
「非常に受け身的な生き方」を
繰り返していた可能性があります
もしかすると、
「自分の意見や意志、
好みや感情を出す」ことを
タブーとされる環境から
転生して来た魂かも
しれないのです。
日本には長く、
「儒教の思想」が
あり、
古いしきたりでは、
長男が後を継ぐことに
なっていました
今の時代でも、
旧家や事業を営んでいる家系では、
長男だけが
優遇されることがありますが、
昔は、
財産分与に当たっても、
長男が全財産を相続する
「家督相続」でした。
財産だけでなく、
あらゆる面で
長男だけが優遇され、
長男以外の子が
差別されることが
当たり前で、
それが極端な地域も
あったようです
例えば
かなり極端な例ですが、
中部地方のある地域では、
長男以外の子は、
男は「おじろく」
女は「おばさ」と呼ばれ、
結婚も人付き合いも禁じられ、
奴隷のように扱われる因習が
あったそうです
中部地方の山岳部の
田畑が乏しく、
貧しい寒村が広がっている場所では、
子供が生まれても
全員を養う余裕がなかったので、
長男だけに
家運の全てが注がれたのです。
次男以降や
女児は、
ほとんど人間とみなされず、
おじろく、
おばさとして、
ただ、
長男のために働き、
尽くすものと
教え込まれたようです。
祭りなどの
村のコミュニティにも
参加することも出来ず、
自分の家に引きこもる形で、
農業や家事に専念させられていたので、
結婚も出来ませんでした
こうした生活の果てに、
おじろくやおばさは、
趣味や興味を持つこともなく、
長男のために、
黙々と労働をし、
感情を失い、
人との会話もままならなくなって
いったのです
長男だけを優遇する奇習は、
他の地域にも
ありますが、
このような奇習が起こったのは、
江戸時代に、
幕府によって、
分地制限令が施行
されたからです
田畑を兄弟で分割して
相続すると、
経営の規模は小さくなっていきますが、
この時代は、
開発出来る土地は、
すでに田畑となっていたので、
安定した年貢の徴収のために、
相続は長男限定とされ、
貧しい村では、
長男以外は、
不要な存在とされてしまったのです
おじろくやおばさの例は、
極端ですが、
自分の意志や感情を出すとか、
自分で何かを選択することが
特に苦手な人は、
封建的な
儒教の思想の時代に
長男以外の存在として
生きていた前世の記憶が強いのかも
しれません
でも、
それだから
今生が
悪いとか、
不幸とか、
不運というのではなく、
自分がほんの少しでも
興味を持ったり、
楽しいと感じることを
難しく考えないで、
とりあえずやってみることを
繰り返していくと、
時間はかかっても、
前世から持ち越した
魂の傾向は
今生で薄れていきます
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