こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
この世に恨みを残して、
延々と祟り続ける存在ですが、
幽霊にも寿命があって、
最長で1000年程とされています
ただ、
そこまで長く祟り続ける霊はまれで、
通常のようです。
霊感の強い人が、
東海道新幹線に乗り
関ヶ原の戦いがあった辺りを
通ると、
具合が悪くなったり
何かおかしなものを感じることが
昔は多かったのですが、
ここ数年は、
それが無くなっています。
これは、
私自身も実感していて、
戦国時代の武将も
ほとんどが成仏しているのだと
思います。
しかし、
1200年も前に、
「祟り神」として祀り
祟りを防ごうとされた神社があり、
それは、
京都市左京区の上高野にある
祭神は、
平安京を遷都した
桓武天皇の弟の
天皇の弟が、
なぜ怨霊として祀られているのかは
桓武天皇は、
平安京を遷都する前に
長岡に都を移そうとしていたのですが、
その最高責任者の
藤原種継(たねつぐ)が暗殺されてしまったのです
このときに、
桓武天皇は
皇太子の立場にいた早良親王の
事件への関与を疑い、
長岡の乙訓寺(おとくにでら)に
幽閉しました。
早良親王は、
無実を訴え、
断食をして抗議するのですが、
聞き入れられず、
淡路に配流される中、
衰弱死しました
桓武天皇は、
それでも配流を中止せず、
早良親王の遺体を
淡路に運び、
こうして、
無念の死を遂げた
桓武天皇を中心に
20余年もの間、
それで、
桓武天皇の夫人、
生母、皇后が
相次いで突然死をし、
さらに、
早良親王の代わりに
皇太子となった安殿(あて)新皇も
病に伏すなど、
余りに近親者に不幸が続いたので
早良親王の霊を鎮めようと、
墓守りを置いて、
しかし、
天変地異まで起こり始め
近畿一体で、
疫病が流行り、
旱魃(かんばつ)に水害と
世は悲惨をきわめました。
それで、
桓武天皇は、
逃れようと、
平安京への遷都を決定したのです
けれども、
それでも祟りは治まらず、
桓武天皇は
早良親王に
祟道天皇を追号(ついごう)しています
(追号とは、死後に
生前の功績を称えて贈る称号です)
こうして、
祟道天皇は、
皇統譜(こうとうふ・皇室の戸籍簿)にない
「天皇」になり、
桓武天皇は、
その後も
怨霊に悩まされながら、
70歳の生涯を閉じたのです。
そして、
祟道天皇を
鎮魂するために建てられたのが、
私は、
かなり前になりますが、
ここを参拝したことがあるのですが、
訪れたときに、
最長1000年とされているのに、
1200年も前に
祀られた
「ご本人の魄(ぱく)」が本当に鎮まっているのかを
確かめるつもりでした
私は、
怨霊や戦国武将などの
「人」を神として祀っている
神社を参拝するときに、
そこの神社に
鎮まっているか
そうでないかを確かめるのですが、
ご本人の「魄」が鎮まっているように視えて、
実は、
参拝者が、
祀られている人のことを
念じている「魄」(=気)
が集まっていることもあります。
それで、
祟道神社の参道を進んで行ったのですが・・・・、
鳥居を潜る前から、
「ここには、
早良親王ご本人が居る」と
感受しました・・・・。
こんな古い霊が、
なぜ、
消えずにここに居るのかと
思っていると、
参道に
間もなく消えました。
(鮮やかな青ではなく、暗めの青紫でした)
そして、
私に、
早良親王の
ものすごい「悲しみの念」が伝わってきたのです。
それで、
なぜこんなに
悲しんでいるのかを伺おうと
早良親王ご本人を
この場で、
試みたのですが、
(霊能者の友人と参拝したので、
二人で降霊を試みました)
古い霊体は、
身体に入りにくく、
早良親王は、
私たちに全く関心がないようで、
結局、
私たちに
お話をすることは出来ず、
こちらから、
一方的に
拾う形になったのですが、
早良親王には、
自分を「神」として、
敬われたいという想いも
「祟り神」として
恐れられたい想いもなく
かといって、
成仏(神様に成仏というのも変ですが)
出来ないわけでもなく、
桓武天皇やその周辺の人達を
「恨んでいる」意識を
今も反復させている
わけでもないようです。
そして、
早良天皇は
祀られていることが、
ただただ「悲しく」、
祀られたときから、
1200年もの間、
早良親王は、
幽閉されて亡くなりましたが、
「祟り神」として、
鎮められているのも、
「閉じ込められている」感覚のようです
私たちは、
切なくなりましたが、
ただただ祈ることしか
出来ませんでした。
(生前の早良親王のお姿が浮かんできたのですが、
非常に小柄でした)
余談ですが、
桓武天皇の七代先の子孫が
大怨霊とされた
平将門公です
参考記事
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ご興味のありそうなものがございましたら、どうぞ
神社の参拝法についての記事です。
いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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