こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
私は、よく
「先祖の祟りのようなモノは
本当にあるのですか
」
と質問をされることがあるのですが、
先祖というのは
子孫を守ろうとするのが、
本質です。
これは、
生きている人の
親と子の関係を考えると
分かりやすいのですが、
親が子を育てるときの
本能から来る愛情と、
先祖が子孫を守ろうとする
情は、
同じなのです。
それなので、
先祖にとって
子孫は可愛い存在で、
本質的には、
悪意を持って「祟ろう」とする気は
ないのです。
ただ、
悲しいことですが、
現世の親子でも、
親が子を虐待する
ようなことはありますよね。
それと
似たような意識で、
生前の
自分の想いが満たされずに、
成仏出来ていない先祖霊が
駄々をこねる感じで、
子孫に「要求」をすることはあります
そうすると、
家系の跡取り的な立場の人や、
亡くなった人と霊的に結びつきが深い子孫に、
影響が出てしまうことがあり
霊能者の言うところの
「あなたの先祖が祟っています
」とか
「先祖が供養を要求している」
になってしまうのです。
それでは、
「あなたは、先祖霊に祟られている
」
と、言われた場合、
どうすれば良いのかと言うと
すぐに、
霊能者の言いなりになって、
大げさな供養やお祓いををするなどの
「形式的なこと」にとらわれなくても
良いのです
もちろん、
お盆やお彼岸や故人の命日に、
お墓参りに行ったり
吉相のお墓を建てたり、
仏壇に手を合わせることは
大切で、
それは、
そのまま故人の供養になります。
しかし、
形式よりも、
もっと大切なことは、
霊能者に、
「先祖霊が祟っている」
と言われたとき、
なぜ
「気持ちが引っ掛かってしまうのか」
を考えてみることなのです。
そして、
「引っ掛かる」ということは、
自分の中に
先祖に対して
「後ろめたい感情」が
あるからなのです
それは、
お墓が吉相でないとか
お墓参りに何年も行っていないから
「後ろめたい」とかの
「形」に対するものよりも
もっと深いところにある
心の領域の問題でなのですが、
「先祖というものに対して、
自分はどうなのか」
「なぜ、後ろめたいのか」
を問うた場合、
先祖の想いと
自分の想いが繋がっていない
生き方をしていると、
人は、
「後ろめたい」感情を持ってしまうのです
先祖の想いと、
自分の想いを繋げるとは、
家業を継ぐとか、
先祖と同じような生き方をすることではなく
「先祖の生きて来た軌跡を
自分が受け継いで、
自分の中で活かす」
との自覚を持って生きていくことです
「先祖の霊が祟っている」
と、言われたら、
怖がって
あわてて
形式的な供養に先走るよりも
自分の「在りさま」を問いながら、
ゆっくり先祖と向き合うと良いのです
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それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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