2023/06/19


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或る家族の写真

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遥かな歳月が

流れゆく刻の音を奏でている

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或る梅雨のあの日

【神奈川の宿】

洲崎神社の笛太鼓の音色が雨の匂いに

混じり今でも耳底に鳴り響く

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あれから44年の年月が過ぎた

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あたしは幼い頃から父似と言われ

母もそれが自慢だった

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今その面影を探してみるが

あたしは既に

ふた親以上の年齢を越し

その顔にはシワを刻みシミを浮かべた

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しかしふた親は

あの日のままに写真に映る

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獅子の子落とし①

獅子の子落とし②

獅子の子落とし③

獅子の子落とし④

獅子の子落とし⑤

獅子の子落とし⑥

獅子の子落とし⑦

獅子の子落とし⑧

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あたしは自分の年老いた姿を

想像することが出来ない

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それは

幸なのか不幸なのか?

分からないが

父と母の存在が有り其処には

確かに

存在していた

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存在こそ

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🔷All of you🔷

父の日

みなさま如何お過ごしでしたか?

とうこは改めて

古いアルバムを眺めていました

あの日ゲンコツを貰いホントは

痛くて泣きたかった事

一升瓶を背負わされそうになり

裸足で逃げた事

優しくも厳しくあったからこそ

揺れないブレない

とうこが

構築された

その感謝の言葉を写真に囁きました

今こうして改めて年齢を重ねて

思う事は…

父は娘を抱きしめてホントは一緒に

泣きたかったのだろうなと

思うのです

昭和のオヤジは不器用な一刻者

それは

変わらず娘に引き継がれ

不器用な一刻者とうことなりました

あの日あの刻は

必ず

宝の日々となります

面影を捜しながら偲びながら

とうこは

来年も再来年も更に

生き抜きます

 日々は愛おしく日々は奇跡

今日ある日に《感謝》

一日一笑

♡とうこ♡

あなたのお父さんはどんな人?

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