四道将軍ー 建沼河別命 | あき&みっちゃんの好きなことを好きなように好きなだけ

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建沼河別命ーたけぬなかわわけのみことー
『日本書紀』では、武渟川別 又は、武渟河別と表記。

父   大毘古命
母   記述なし
弟妹 比古伊那許志別命ーひこいなしわけのみことー

      膳臣ーかしわでおみー ( 料理方を司る職 ) の祖。

    御真津比売命ーみまつひめのみことー

      崇神天皇の皇后

    波多武日子命ーはたたけひこのみことー

    比毛由比命ーひもゆいのみことー

 


第八代孝元天皇の皇子 大毘古命の子で、阿倍臣 ( 後の安部氏 ) の祖。
建沼河別命の10代後が、『竹取物語』でかぐや姫に求婚し、
火鼠の皮衣を持ってくるように言われた、
右大臣 阿部みむらじのモデルと言われている阿部御主人ーあべのみうしー
19代後が、平安時代の陰陽師 安部晴明になっています。

四道将軍の一人として東海に派遣されたり、
出雲で内乱があった際に、吉備津彦と共に派遣され、
出雲振根ーいずものふるねーを誅殺しています。

いろいろな功績により、大夫ーまえつぎみーの官位を授かり、

日子国夫玖命ーひこくにふくのみことー ( 和珥氏祖 ) ・
大鹿島命ーおおかしまのみことー ( 中臣連祖 ) ・
物部十千根大連ーもののべのとおちねのおおむらじー ( 物部連祖 ) ・
大伴武日連ーおおとものたけひのむらじー ( 大伴連祖 ) と共に、
崇神朝の五大夫の一人に数えられています。

父親の大毘古命も、大夫になっている筈ですが、
五大夫の中には含まれていません。
年代が違うのでしょうか?

調べても、よくわかりませんでした。

母親に関する記載がないので、同母兄弟なのかもわからないのですが、
建沼河別命の神名に関する限り、
「建」は、武神に対する美称で、
「沼河」は、沼河比売に代表されるように高志国ーこしのくにーの地名なので、
母親は、高志国の人だったのかな? と勝手に推測しています。

父親の大毘古命が、四道将軍として派遣されたのも高志国だったし、
「伯父さんは、つてがあって詳しいんだから、そこ行っといて下さいよ」的な?

 

とりあえず、沼河比売の回にも書きましたが、
出雲だけではなく大和でも、玉の産地で、高い加工技術を誇る高志国は、
ちゃんとした祭祀をする上で、どうしても押さえておきたい土地であったと思います。
流行り病が終息し、天神地祇の社を定め、神々を祀る事になった崇神朝なら、
なおの事だったのではないでしょうか。

 

ご神徳   国家鎮護
          開拓発展
       延命長寿
       方除け など



建沼河別命とは関係ないのですが、
高志国を調べている時に見つけた高志の神話に、
思わず突っ込んでしまったので、ちょっと紹介を。
 

現在の富山県にある船峅山ーふなくらやまーに、
姉倉比売神ーあねくらひめのかみーという女神がいました。
姉倉比売は、能登の石動山ーいするぎやまーの
伊須流伎比古神ーいするぎひこのかみーと夫婦でした。
しかし、伊須流伎比古は、能登の杣木山ーそまぎやまーの能登比売ーのとひめーと、
浮気をしてしまいます。
怒った姉倉比売は、能登比売と大喧嘩。
能登比売は、海水を巻き上げ、潮水を吹きつけ、
姉倉比売は、船峅山の頂上付近から石が無くなってしまうまで、石を投げつけました。
そこへ、姉倉比売の妹で、布倉山ーぬのくらやまーの布倉比売ーぬのくらひめーも駆けつけ、
高志国は、大混乱となりました。

確かに、海水が降り注ぎ ( = 塩害で、農機具は錆び、塩が染み込んだ土地では作物が育たない )

石が降り、山が動き鳴動していたら、それは天変地異です。

もう、国内ではどうする事も出来ず、高御産巣日神の命で、
出雲より呼ばれたのが、大国主命でした。

大喧嘩を仲裁した大国主命に、
高志国を大混乱に落とし入れた罰として、
姉倉比売は、船峅山から追い出され、
謹慎した地で、機織りを教え広めるよう言い渡されました。
伊須流伎比古と、能登比売は、海浜に引きずり出され、
晒し者にされ、重い罰則を与えられたといいます。

元々、聡明で美しく、思いやり深く優しかった姉倉比売は、
謹慎先の民にも愛され、数年後に、罪を許され、船峅山に戻ったそうですが、

伊須流伎比古と、能登比売がどうなったのか、記述はありませんでした。
しかし、現在では、伊須流伎比古神と、白山の白山比咩神 ( = 菊理媛神 ) は、
伊邪那岐伊邪那美に比喩され、対を為すとされ、
夫婦神と考えられているようです。

・・・・・・菊理媛とは、性格的に合わない気がするんですが。

それにしても、少名毘古那神と共に全国を平定して回っていた時、
能登比売にもてなされ、面識があったとは言え、
浮気が原因の喧嘩の仲裁に派遣される大国主命って・・・。

高御産巣日神の嫌がらせでしょうか (笑)



ここからは亜紀がお送りします。

建沼河別命

安倍晴明の祖に当たるのか。

現在では子孫のほうが有名かな。

 

さて、建沼河別命にコンタクトを取ってみましょう。

子孫が阿部みむらじのモデルだったり、

安倍晴明だったり。

なんかちょっとひょろっとしたイメージを

持ちましたが、全然違う。

四道将軍の一人で、

あちこちに武力として派遣されているんだもんね。

 

鋭利で知略家なイメージの大毘古命に対して、

建沼河別命は肉体派って感じ。

すごくたくましい感じではないけど、

実践的な筋肉にちょっと脂肪のってる感じ。

 

しかし、みっちゃんが見つけた高志の神話・・・。

何故大国主命に浮気の仲裁をさせるのか。

私だったら

「あなたにだけは言われたくない」

と言ってしまいそうだ(笑)

 

 

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