昨今のTwitter改革に伴う新たな情報公開の流れに沿ってフリーエネルギー技術が益々注目されつつある.このブログでも幾つか隠された技術について述べて来た.

 

 

 

 現在ほど科学の在り方が深刻に議論されている時代はこれまでなかった筈である.ワクチンの毒性について漸く科学者が議論するようになって来た.これまで押し黙って来たエネルギー技術の関係者もこのご時世なのでチャンスと受け止めて自身の疑問を公表すべきである.

 扨て,次の文章は数年前に私がある方に送った手紙を一部修正したものである.多少古いが現在の状況に通じるものがあると判断し,ここに表すことにする.

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 その東大出身の方が「フリーエネルギーの開発」を目指しているということで私としては大変心強いです.私もフリーエネルギーとまでは行かないまでも,水素エネルギー技術に着目しています.水素エネルギーは昨今の政府の政策で欧米との共同研究で漸く活発になって来てはいます.然し乍ら,その主導権を握っているのがエクソンモービルなどの石油資本とそれを支える勢力ですので,我々が望むような再生可能エネルギーからの水素製造には至らないと思っています.石油天然ガスからの改質による水素製造が主であり,水素ステーションの建設には必ず石油精製機器を扱う企業が主体となって進めていくでしょう.
 一方で,嘗て,アメリカオハイオ州スタンリー・メイヤー氏は水で走る車を発明製造し,アメリカ大陸横断に成功しました.彼は1990年代にはアメリカのテレビ番組に出演するなど注目を浴びていました.ところが,残念乍ら1998年3月20日ユダヤのピュリム祭の日に帰らぬ人となりました.毒を盛られて殺されたという説がネットでは常識のようになっています.水は石油よりも単位体積当たりのエネルギーは大きいとされています.水はエネルギーそのものです.このことをスタンリー・メイヤー氏はいつも講演で聴講者に向けて訴えかけていました.しかし,近年のマスコミはこれに触れさせまいとして必死に水素と酸素の混合ガスを「爆鳴気」と称して危険扱いしています.水素と酸素の混合ガスの状態でエンジンのシリンダに投入して更に空気と混合させて内燃機関で燃焼爆発させて動力を得るというのがスタンリー・メイヤー氏の発明の重要なポイントです.私はこの技術を再現するべく何年も前からその実現可能性について探っていますが,なにせ人員とお金がないので殆ど進みません.私共がこれに本格的に取り組むのは能力レベル的にまだ困難です.
 フリーエネルギーといえばこの他にも常温核融合技術があります.この技術は既に多くの大学で再現に成功しています.先日亡くなった大阪大学荒田吉明先生の実用炉はかなりのレベルにまで達していたと思います.マスコミはこの先生のことを完全に無視し続けましたが,….この常温核融合については放射性廃棄物が皆無ということで安全面から核分裂型の原発に変わる有望な核エネルギー技術です.そうすると,この技術は原発反対の立場の一般の人々に広く受け入れられるでしょう.
 また,忘れてならないのが関英男先生の水晶発電です.空間に存在する極めて高い周波数の波動を受信して水晶を組み合わせて熱エネルギーに変換するというモノです.今でも密かにこれを継承して実用化を狙って動いていらっしゃる方がおられると思います.
 以上,フリーエネルギーといっても数え上げればきりがありません.多くの優秀な科学者や技術者が密かに取り組んできましたが,未だに広く行き渡っておりません.石油資本が金融屋や戦争屋と結託して石油ドル体制を維持し続ける限り,庶民の為のエネルギー供給体制への変換は実現出来ないでしょう.但し,現在トランプ体勢になってアメリカが変わりつつありますので私は少し期待しています.

 

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文献

関 英男:宇宙学序章グラビトニックス,加速学園出版部,pp.49-51,(2000).