公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜 -42ページ目

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

 

先日のブログで、

 

ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX

 

を先輩にいただき、職場で食べたことをレポートいたしました。

 

右矢印対決! ペヤング超超超大盛GIGAMAXを食べてみた!

 

 

あの時は、後半“生きる食べるチカラ”が落ちて、飲み込みにくくなるなど、苦戦しつつも、何とか完食したことをお伝えしました。

 

 

 

しかし、帰宅した自宅には・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

ヤツがいるーーーー!

 

こっち見てるーーーー!

 

 

 

 

 

そう、夏の一人暮らし&自炊期間のどこかで食べようとして買っておいたんです。

 

職場で先輩にいただいたときは、

 

「自宅にも1個あるんです」

 

とは言い出せず。

 

いや、自宅にあっても、いただければ嬉しいんですよ! でも、あのときは、「チャレンジしてみる?」みたいな雰囲気だったので、「自宅にも1個あります」と打ち明けてしまったら、流れてしまう気がしてにひひ

 

 

 

 

 

ということで、自宅で待ってくれていたカワイイGIGAMAXとは、体調を整え、別の日に改めて対決しました。

 

 

 

 

 

そして、作る工程とか諸々すっ飛ばして。

 

 

 

 

GIGAMAX登場

 

 

 

 

前回は職場でのランチ、いわば突然の不意打ち、アウェーでの闘い。

 

でも、今回はホーム!(自宅)

 

 

 

前回の反省(?)を活かして、冷蔵庫の中をガサゴソ物色して、心強い味方を探します。

 

 

そう、味変です。

 

 

今回は3人の助っ人とともに挑みます。

 

 

 

一人目は、

あらゆる食材を美味しくする

味変界の絶対的エース マヨネーズ

 

ちなみに我が家は生活クラブの瓶詰めのマヨネーズを使っています。

 

瓶から小皿に使う分だけ取り分けて

 

 

 

 

焼きそばに IN!

 

 

何種類かの味変を試したいので、全部をマヨネーズ味にしてはなりません。

 

 

 

 

 

この辺りだけマヨネーズを混ぜました。

 

 

 

結果は・・・・・・。

 

 

 

間違いない!

 

 

 

味に深みが出るだけではなく、マヨネーズの油分でコーティングされるからか、飲み込むときの抵抗感も小さくて、カップ焼きそばなのに、喉ごしがすごく気持ちよくなります。

 

 

よく見ると、マヨネーズを混ぜた麺は、他の麺よりもテカテカしてオイリーなのが分かりますでしょうか。(写真ではなく実物でご覧いただけると、テカテカ感が明らかなのですが)

 

 

 

前回、職場で食べたときに感じた、大量の渇きかけの麺を食べたことによる後半の“飲み込み疲れ”は、このマヨネーズの起用で、イキナリ解決です。

 

 

 

 

 

続いての助っ人です。

 

 

 

 

 

二人目は、

どんな重い料理も爽やかに食べやすく

瀬戸内の重力解放区 レモスコ

 

 

レモン+タバスコ=レモスコ

 

 

唐辛子の辛さにレモンの酸味が加わった、酸っぱ辛い調味料です。

 

我が家ではかなりの万能選手として活躍していて、通常タバスコをかけるであろうピザやパスタにはもちろん、「タバスコはかけないでしょ」っていう麺類や炒め物などにも幅広く使っています。(そして、消費スピードがメッチャ速い・汗)

 

 

 

 

マヨネーズを混ぜた麺を食べ終えたら、次はレモスコを振り掛けます。3~4振り。

 

もちろん全体にかける愚行はせずに、一部分にかけて、その部分だけよく混ぜます。

 

 

“このへん”って言っても、写真じゃよく分かりません(大汗)

 

 

早速いただいてみると……

 

 

 

これもメッチャ美味い!

 

 

マヨネーズでは味に深みが出て喉ごしが良くなりましたが、レモスコの場合、爽やかさと辛味で口の中のソースの重さが軽くなる感じ。

 

フワっと香って、フワッと食べられちゃいます。

 

この味変もおススメですね~。

 

 

 

 

 

最後、三人目の助っ人は

 

 

 

 

かける前後の料理の変化はまさに劇的

香りと辛味の紅い匠 ゴマラー油

 

 

これもレモスコに並んで我が家の定番テーブル調味料。

 

 

レモスコは辛くない料理に酸味と辛味でアクセントを付ける役割ですが、ゴマラー油は元々は辛くない料理を、“辛い料理”に変えるような変化が楽しめます。

 

 

 

この目の前のカップ焼きそばも、ゴマラー油をかけることで、ただの焼きそばから“辛味焼きそば”に変身!

 

 

マヨネーズ→レモスコと味変で楽しんでいたものの、やはり少し焼きそばの味に飽きてきたのですが、この大きな変化によって、

 

まだイケる!(笑)

 

 

 

そして、この

 

マヨネーズ

 ↓

 レモスコ

 ↓

ゴマラー油

 

の順番が思いの外、

 

イイ!(゚∀゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで3つの味変を試してみて、あっという間に残り少なくなったGIGAMAXですが、最後に試してみたのが

 

 

 

 

 

 

 

 

マヨネーズとレモスコの

ツープラトン!

 

※ツープラトン(Two Platoons)は、プロレスのタッグマッチにおいて2人のレスラーが協同し技を繰り出すこと。合体技、同時技、合わせ技、ダブル(トリプル)技などとも呼ぶ。(Wikipedia「ループラトン」の項より引用)

 

 

 

 

レモスコを振りかけた残りわずかな焼きそばに、スプーンでマヨネーズをポタりと落として混ぜ混ぜします。

 

 

 

お~~!

コレ、最高かも~!

 

 

マヨ様によって味が深く、まろやかになりつつ、レモスコの爽やかな香りと、それらの裏側で幽かなだけど存在感を示す唐辛子の辛味。

 

味、香り、食べやすさ、総合力の勝利。

 

 

 

 

 

初めて職場で出会ったときは、食べ終わりまでずーっと同じ表情で、後半はやや苦しさも感じたペヤング超超超大盛GIGAMAXですが、

 

味変三銃士

(3人しかいないけど)

 

のおかげで、

 

仲良くなれたかも~!

 

 

 

 

 

 

 

 

仲良くなれたとしても、2,142kca には変わりないのですがガーン

 

 

皆さんにお訊きします。

 

 

 

昨年1年間に、自分の意志で仕事にかかわる知識や技術の向上のための取り組み(たとえば、本を読む、自分で勉強をする、 詳しい人に話を聞く、講義を受講する、など)をしましたか。

 

 

 

 

全国就業実態パネル調査(JPSED)という調査結果が公表されています。

 

右矢印全国就業実態パネル調査

 

 

 

リクルートワークス研究所が全国の15歳以上のおよそ5万人の“同一人物”を対象に、毎年継続して調査しているものです。

上記の質問は、同じように次のような設問として、この調査の中で回答者に問われています。

 

 

 

「あなたは、昨年1年間に、自分の意志で仕事にかかわる知識や技術の向上のための取り組み(たとえば、本を読む、自分で勉強をする、 詳しい人に話を聞く、講義を受講する、など)をしましたか」。

 

 

 

この設問にYESと回答した人を「自己学習を行った人」としたとき、その割合を雇用者全体でみると33.1%という低い数字になったという結果が記されています。

 

 

 

雇用者の3分の1しか学んでいない

雇用者の3分の2は学んでいない

 

 

これって、私の個人的な感覚では結構ショックです。

 

 

 

しかも、

 

人生100年時代に求められる社会人の学び。実態と誘因、効果をパネルデータで検証した

どうすれば人は学ぶのか ―「社会人の学び」を解析する―

 

によれば、

 

 

クリップ学ばないことに理由はない

クリップ時間ができても学ばない

 

という結果も。

 

 

 

 

あ~、この国は大丈夫なのかな?

 

と少し不安になります。

 

 

 

でも、逆に考えれば、私や私の多くの友人も含めて、習慣的に学んでいる人たちは稀少だということでもあります。

 

 

 

 

こちらは私が最近勉強している、オープンシステムテクノロジー(OST)という、アイデアを創出しそのアイデアの実行を促す場づくり。

 

 

 

 

 

これから人生100年時代だとか、AIやRPAが浸透してくるとか、それほど先でもない将来、

 

働く学ぶ生きる

きっと重なり合って一つになる

 

そんな風に思っているのですが、学ばない人はどうなるんでしょう?

 

 

 

 

少なくとも、公務員のキャリアデザインを考えたとき、

 

内部で影響力を発揮するためにも

外部でも通用する人材になるためにも

 

学び続けることは必要な気がします。

 

 

 

学び続ける公務員が増えるために、自分にできることは何だろう?

 

 

 

 

 

自炊して少し作りすぎた焼きそばを食べながら、そんなことを考えました。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

この焼きそばソース、おススメです。

付属の粉末ソースを使うよりも、メッチャ美味しくなりますよ。

我が家は生活クラブで買っているようですが、製造元はコーミ株式会社というソースやケチャップを手がけている会社なので、パッケージは違っても同社の焼きそばソースを買ったら、同じような味なのかも!?

 

 

 

 

 

 

 

以前、

 

湿った木に火を着けるために膨大なエネルギーを消費するのではなくて、既に渇いた木に火を着けたらいい

 

そう助言をしてくれた友人がいました。

 

 

 

先日、

 

コーチングは「私は変わりたい、どうにかしたい」と思っている人にこそ機能するもので、その意欲がないとあまり意味がない

 

そう教えてくれた人がいました。

 

 

 

 

最近、こういうこと、私の周りでよく聴きます。

それは私自身が問題意識を持っていて、耳がダンボになっているからかも。

 

 

 

 

NPO法人二枚目の名刺で公務員が2枚目の名刺を持ちやすい雰囲気を作るにはどうしたらいいか考えるときも、

 

公務員キャリアデザインスタジオで公務員志望者や現役公務員にもっとやりがいを感じてもらうにはどうしたらいいか考えるときも、

 

常に考えるのは

 

誰に価値を届けて

誰に変わってもらいたいのか

誰に行動してもらいたいのか

 

 

 

 

その“誰か”は自ら変わる気なんて全くないような、“湿った木”のような人たちなのか、変わりたいけどどうしたらいいか分からない“渇いた木”のような人たちなのか。

 

 

 

 

私自身が公務員であるから。

 

そんなことを言い訳にはしたくありませんが、どこかで明確に大多数を占める“湿った木”に火を着けることに価値があると思い込んでしまうときがあります。

 

多くの人に影響を及ぼすことが、社会により大きな価値を届けているかのような錯覚。

 

でも、やっぱり火は簡単には着かないし、着いたとしても、かなり大きなエネルギーを消耗しちゃってる。

 

 

 

 

きっとそうじゃないんですね。

 

数は少ないかもしれないけれど、“渇いている木”に片っ端から火を着けて、みんなで一緒に燃え上がって、

 

その熱で湿った木を乾かすことから始めるんですね。

 

 

 

 

私のこの手のひらにある小さなエネルギーで、湿った木を乾かすのではなく、カラッカラの乾いた木に小さな火を着けて、次々に燃え広がって、大きな炎で湿った木を乾かす。

 

そうすれば、湿っていたはずの木もいずれは乾き、火が着く瞬間が訪れるかもしれません。

 

 

 

 

この感覚、忘れずに大切にしよう。

 

 

教えてくれた友人に感謝です。

 

「これあげる」

 

 

「え!?」

 

 

と、職場の先輩からもらったのがコレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「うっ!」と思わず絶句(笑)

 

 

 

 

実は、

 

私のカップ焼きそば好きは、この先輩と私(って2人だけ・笑)の間ではかなり常識になりつつあり、

 

 

 

以前も

 

 

 

 

カレー + 納豆味のペヤングをいただいたり、

 

(そのときのブログ)

右矢印(食べてみたシリーズ)ペヤングやきそば カレー+納豆

 

 

 

うかつにもブログに書いていなかったのですが、

 

 

 

こんなエゲつない

W激辛HALF & HALFのペヤングをいただいたりしたことがあります。

 

 

 

ちなみに上記のどちらもとても美味しかったですが、納豆の方は部屋の中の臭い、W激辛の方はまさにその辛さに注意が必要ですにひひ

 

 

 

 

そんな先輩にいただいた次なる対戦相手

 

ペヤング 超超超大盛 GIGAMAX

 

どこまでが商品名っすか?(笑)

 

GIGAMAXまで?

それとも 2142kcalまで商品名ですか!?

 

 

 

 

 

 

 

これを、とある日のお昼休みが始まったときに、いただきました。

 

 

 

たまたまランチは外出するかコンビニに買いに行くか、どうしようかな~と思っていたときだったので、

 

その場で即いただくことに

 

 

 

 

 

 

早速開封してみると

 

 

通常のペヤング4個分の麺が、2つの大きな塊になって詰まっています。(大きさの比較のために名刺を置いてみました)

 

 

 

これに投入するアツアツのお湯がなんと

 

1.3リットル

 

いくら入れても、なかなかあの“線”まで到達しません。いつまでもいつまでも

 

ジョーーーーーーーーー

 

とお湯を注ぎ続けます。職場のポットのお湯の大半を使わせていただきました、職場の皆さまゴメンなさい(汗)

 

 

 

出来上がったのがこちら。

 

 

 

 

イマイチ、ボリュームの爆発具合が伝わらない写真でゴメンなさい(涙)

 

 

 

 

 

で、食べ始めまして。

 

 

 

 

最初のひと口、ふた口は、好きなカップ焼きそばを口いっぱいにほお張れるのが幸せドキドキ

 

 

 

とはいえ、きっと最後の方はかなりペースダウンするはず、最初の10分間でどれだけ食べられるかが勝負だ、と予め見込んでかっ込みます。

 

 

 

それでも残り3分の1くらいになったあたりからペースダウン。ちょうど10分間が経過。

 

10分間経つと、カップ焼きそばって麺が少しずつ乾いてきて、飲み込みにくくなってきますよね。

 

 

 

終盤は満腹感よりも、飲み込むチカラが落ちてきて食べるスピードが落ちてきて、ちょっと苦しみました。

 

 

 

でも、

 

 

 

何とか食べきりました~。

 

 

 

かかった時間は10分間と少し。

 

食べる前は、完食できたとしても、食べ終わったときはかなり苦しいかな~と思っていたのですが、そこはそうでもなく、満腹は確かに満腹なのですが、お腹だけで言えばもう少し入るかも。

 

でも、ずっと同じ味で、段々と渇いていく麺は飲み込む負荷が大きくなってくるのがシンドかったです。

 

 

 

できることなら、次は味変を備えて望もうと思います。

 

 

 

プレゼントしていただいた先輩には感謝です!

 

 

 

 

 

 

この日は帰宅してからも夕飯を食べる気にはならず、結局夕飯抜きとなりました。

 

2142kcal

 

ですからね。1食くらい抜いてちょうどいい?

 

 

 

 

 

そして、帰宅したキッチンには

 

 

 

そう。

 

 

 

記事冒頭で

 

「うっ!」と思わず絶句

 

したのは、自宅で待っているコイツを思い出したから。

 

 

 

さて、コイツはどうしてくれようか。

 

 

7月31日に紀尾井町のYahoo! JAPANの「LODGE」において開催された

 

兼業で公務員はどう変わるのか ~人生100年時代の働き方と学び直しを行政・企業・NPOで考える~

 

というイベントのレポート(後編)です。

 

 

ちなみに前編はコチラ

右矢印兼業で公務員はどう変わるのか~イベントレポート・前編~

 

 

イベントの主催はSOZO日本プロジェクトという任意団体で、私が所属するNPO法人二枚目の名刺の廣代表もコアメンバーの一人として活動に参加しています。

そのご縁もあって、私が二枚目の名刺で担当者として実施した「2枚目の名刺に関する公務員意識調査」の結果の初お披露目もさせていただきました。(前編参照)

 

そういうことで、満員御礼ではあったものの、関係者として隅っこに席をいただき登壇者の議論を聴かせていただきました。

 


 

イベント情報などは、こちらが分かりやすいかと。

右矢印NPO法人新公益連盟HP

 

 


 

 

 

前編では、イベント全体の話から第1部までをご報告しました。

 

この後編では、イベントの第2部からイベント終了まで一気にご報告します。

 

 

 

 

 

 

 

第2部 公益兼業で自分と社会を変える
 

続いて第2部では、、公務員が兼業としてNPOに関わることへのニーズや、働き方改革の流れの中で労働時間規制も兼業も「公務員だけは違う」ということにはならない、といったことなどが議論されました。

 

ちなみに登壇者はこちらの皆様。

 

◇モデレーター:
島田 由香氏 ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長

◇パネリスト:
・伊藤 禎則氏 経済産業省 参事官
・松尾 真奈氏 霞ヶ関ばたけ代表/農林水産省 林野庁木材利用課
・小沼 大地氏 NPO法人クロスフィールズ 代表理事 / NPO法人新公益連盟 理事

 

 




第2部の冒頭は、経産省の伊藤参事官がまず問題意識を投げかけました。

 

 

“働き方改革は自分の選択肢を増やすことに繋がる。日本で発生している問題の多くは“タコツボ化”に起因するもの。民間と役所のタコツボ化を払拭して、垣根をなくしたい”

 

 

働き方改革では「残業を減らせ」とか「副業・兼業解禁」などと言われますが、それは「全員残業はするな」とも「全員、副業・兼業しましょう」というものでもないということ。あくまでもそういう“選択肢”を用意するということ。

 

そして、伊藤参事官は更に

 

“キャリアというものは自分で作るもの、公務員であってもそう。しかし、自分の持ち札が1枚しかないと自分のキャリアを狭めてしまう。持ち札を増やす方法は、兼業でもリカレントでもいい。

民間では、会社と働く人の関係が相対化し、もたれかかる関係から、自律的な関係になりつつある。

公務員だけは関係ない、とは言えない

兼業はあくまで選択肢、したくない人はしなければいい。しかし、組織にとって兼業を禁止する理由はなくなっている。”

 

と会場に投げかけました。

 

 

 

 

国家公務員でありながら2枚目の名刺を持つ“当事者”でもある農水省の松尾さんは、入省6年目。

普段は木材のPRをする業務に携わってますが、本業以外に霞ヶ関ばたけという朝の勉強会の企画・運営をしている“2枚目ホルダー”です。

 

そんな中央省庁ど真ん中で働く松尾さんは、“2枚目の名刺”を持つことで、やはり自分の中に変化があったと明かします。

 

“入省してからは毎日業務に慣れるのに必死。外にランチに出たことも無かったし、終電で帰る毎日。日の光をあたっていないな~、と(笑)。

そして、段々と上司が言っていることに反対のことは言えない雰囲気に飲み込まれ、ここで働いている意味が分からなくなっていた

今では「霞ヶ関ばたけ」の勉強会で、立場関係なく、自分の意見が言えること、民間の人と意見交換できることがモチベーションアップにつながっている。”

 

 

松尾さんにとっては、「霞ヶ関ばたけ」が自分の中のバランスを保つサードプレイスのような意味を持っていることが窺えます。

 

「日の光をあたってないな~」

「ここで働いている意味が分からなくなっていた」

 

こういう言葉って、当事者ならでは言葉ですよね。

 

 

 

 

 

続いて、NPO法人クロスフィールズ 代表理事 / NPO法人新公益連盟 理事の小沼さんからは、兼業先として国家公務員を受け入れる可能性があるNPOの立場からの発言。

国家公務員もNPOも同じように社会を変えようとする立場だという前提に立って、国家公務員の兼業について2点の意義が伝えられました。

 

 

国家公務員が兼業する意義①

“NPOとしては、公務員のチカラが必要だと心から思っている。NPOは思い(想い)はあり現場を知っているが仕組みが分からない。仕組みや仕組みの変え方を分かっている公務員と組むと、社会を変える速度が加速すると考えている”

 

国家公務員が兼業する意義②

国家公務員に現場を知ってもらいたい。NPOは現場を知っているが法案を書く国家公務員が現場を見ないで法案を書いている。もし現場を見ていたら、法案に魂が込められるのでは。現場を知る機会として使って欲しい”

 

 

 

 

 

 

今回、第2部でコーディネーターを務めていた島田 由香さんは、HR界隈では大変影響力のある方。この島田さんのコーディネーターとしてのコメントや問題提起も、とても刺さるものがあったので、少しご紹介します。

 

・(国家公務員は)すごい志をもって行政の仕事をやっているのに、何か輝いていない。何か目的を忘れてしまっているような。
・何のために仕事をしているのかと言ったら、いい人生を送り、いい社会にするために仕事をしている。行政では社会を作っているはず。
・素敵な公務員はたくさんいるのに、能力もあるのに、やれるのに、思い込みがあったり、これが当たり前だ、みたいなのに従っているのを壊していきたい

・仕事なんてどこでも、いつでもできる。9時に出社することを当たり前に考えすぎ。自分のエネルギーを自分に大切なことに使って欲しい

 

 

2枚目の名刺を持ちませんか?

といったような活動をしているから、ということではなくて、単なる一人の公務員として、とても胸に刺さる言葉を多く会場に投げかけていた島田さん。歯に衣着せぬ言い方ながら、大きな愛情を感じました。

 

そして、最後に、しっかりと、「民間企業での兼業まで広げないのか」と伊藤参事官に投げかけていたのもさすが。







第2部の質問タイムでは、一人目に手を挙げたのはなんと、内閣人事局の職員。
 

“実は20件ほど、有償でのNPOでの兼業は事例が確認できている。できないというのは思い込み。職員一人ひとりに情報が届くようにすることが必要”
 

この「情報が届くようにする」方法について登壇者からは、小沼さんから助言が。

 

“窓口機能があるといいのでは。各省庁にマッチングの窓口があって、そこにNPOが情報を流せたら、そこから庁内に広がるのではないか”

また、当事者として松尾さんからは、


“国家公務員でNPOを立ち上げている仲間はいる。同じ公務員がやっているNPOなら、安心して参加できる。そういうところから入るのもハードルが低くていいのではないか”

 

といった意見も示されました。

 

確かに、今、NPOも玉石混交。自分がたまたま接点を持ったNPOが国家公務員として関わって大丈夫な団体なのか、リスクはないのかといったことの判断は、実は結構難しい問題だったりします。

その点に対して、同じ公務員が設立している団体なら安心できるという意見です。






また、同じく質問に立った経産省の職員だという参加者からは、
 

“(兼業ではなく)出向などのカタチなどでないと限界があるのでは”

 

といった指摘も。この指摘は、

 

“自分もプロボノなどやってきたが、平日はNPOのミーティングなども同席できない。NPOは土日にミーティングを設定しにくい。接点の時間長が限界がある”

 

といった問題意識からの指摘。

この問題意識については、私も心当たりがあります。


 

これに対し、伊藤参事官からは、


“出向は本人の希望も聞くが、あくまで人事主導になる。兼業なら本人が主体的にできる”

 

という制度上の出向と兼業の違いも整理されました。

 


また、小沼さんからは、
 

“今、できないメニューに着目して兼業を推し出した。NPOとしては業務としてお金を払ったほうが安心できるというニーズがある。プロボノが市場の価格破壊を起こしてしまい、まっとうな商売を圧迫してしまうことは問題

という異なる切り口での兼業の必要性が説明されました。


つまり登壇者お二人の意見を総合すると、

 

兼業であれば出向と違って、本人が何をやりたいかという意志が尊重される。

同じように本人の意志で取り組む形としてプロボノと兼業が考えられるが、NPOとしては業務としてお金を払ったほうが安心できる場合がある。またプロボノの場合、気を付けないと価格破壊によって真っ当な商売を圧迫してしまう可能性がある

ということでした。



最後の質問は、神奈川県庁に勤める地方公務員から。


ボランティアや自主活動はこれまでもあった。働き方改革は進めるべきだが、その文脈で兼業・副業を進める意味、5年後10年後にそれが当たり前になったときに、個人の働き方はどうなっているか



時間が押していたこともあり、登壇者一人ひとり、この質問に答えながらクロージングのコメントをして、第2部は終了しました。各登壇者のコメントは以下のとおり。

 

 


松尾さん
“(霞ヶ関ばたけに関わり)入省した当時のモチベーションを取り戻せている。自分の目的は、社会の課題を解決すること、それはどこにいてもいい。人をコーディネートしたり、法律の仕組みを理解できるという強みだったりを、組織に囚われずに働いていけたら”

 

伊藤参事官
“柳川先生(東京大学)によれば、10年後、遅くとも20年後、副業していない人はいない。会社のあり方が変わって、プロジェクト化している。役所も同様。一つの部署で完結しなくてPTなどを組成すること多数。そうすると複数の組織に所属する個人も当たり前に。イノベーションを担う人材に求められるのが、花粉の運び手という概念がある。今の日本には他家受粉を促す蜂が必要

 

小沼さん
“ソーシャルセクターに関わる選択肢を増やしたい。コレクティブインパクトという考え方がある。一つの団体で変えられるものの限界、そうではなくて、一つの団体のビジョンをセクターを越えて共有して、同じKPIを追いかけて、色々な団体、企業、政府が仕掛けていくこと、そのためには人が行き来してお互いのビジョンを共有することが必要。こういう世の中にしたいというセクターを越えて、同じ方向に踏み出していくという未来のあり方のために、この副業を突破口にしたい”

 

島田さん(コーディネーター)
“自分の能力や可能性を発揮できるのは一箇所では無い。トライセクターリーダーという考え方もある”




 

 

こうして、パネルディスカッションと会場とのやり取りによる第1部と第2部は終了。

 

 

 

 

 

 

 

第3部は、「NPOによるショートピッチ」

 

 

実は今回のイベントでは、

 

NPO-公務員のマッチングシート

 

という資料が配布されていました。

 

 

 

マッチングシートは、一緒に活動に取り組む公務員を募集する、求人情報のようなもの。

 

 

 

こんな風に、NPOなどの団体が団体概要や、実際に活動に参加してくれる人にお願いしたい事業や業務内容も書かれています。

 

 

 

※団体としてどこまで公表している情報なのか確認していないので(あの会場限りの情報を含む可能性があるので)、団体名称は伏せておきます。

 

 

 

 

 

 

第3部のNPOによるショートピッチでは、ここに掲載されている団体の中から10団体ほどが1分間で会場にいる公務員に参加を呼びかけました。

 

 

 

前編でもご紹介しましたが、今回のイベントの目的は


1.公益兼業に対するニーズの掘り下げ
2.公務員とNPOのマッチング

 

第1部と第2部で「1.公益兼業に対するニーズの掘り下げ」がなされたとして、第3部のショートピッチと、この後の交流会は2つ目の目的である「公務員とNPOのマッチング」のためのプログラム。

 

 

 

 

 

そういえば、司会の方も

 

「1組でも、このイベントでNPOと公務員のマッチングを実現したい!」

 

と宣言していました。

 

 

 

 

実際にマッチングが実現したのかどうか、後日談は聴いていませんが、今回のように団体概要・業務内容・勤務形態・待遇などを公務員に向けて一覧で示された機会というのは、ほとんど無かった気がします。

 

具体的なマッチングに至っていなかったとしても、きっと

 

「こういう内容・条件ならやってみたいかも」

 

と思ってこのシートを見ている公務員はきっといます。

(実際、私もこのブログを書くために見返してみて、2~3つの団体には問い合わせてみたいな~と思っています)

 

それがいずれ、実際の行動に繋がれば、今回のイベントの目的は達成されたと言ってもいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

最後に

 

 

「公務員だけは関係ない、とは言えない」

 

これは今回のイベントの最中、経産省の伊藤参事官が繰返し言っていた言葉です。

 

働き方改革も、長時間労働規制も、学び直しも、兼業・副業も、年功序列・終身雇用の私たち公務員には関係ないんじゃない?

 

そういう世の中の反応に対して、彼の信念として、チカラを込めて伝えたいメッセージだったのではないかと私は受け止めています。

 

 

 

でも、本当に

「公務員だけは関係ない、とは言えない」

のでしょうか。

 


 

(私自身も含めて)これらの変化を推進する立場からはそう言いたいところですが、果たして、

 

「んなこと言ったって、やっぱり関係ないっしょ」

 

というスタンスの公務員に私たちの言葉は届くのでしょうか。

 

 

 

“そもそも大学で学んだことを使ってるわけじゃないから、陳腐化して使えなくなるような知識をそもそも持っていません。学び直しなんかしなくても、公務員の仕事は何とかなります”

 

“頑張ったところで給料が上がるわけでもない、好きな仕事ができるわけでもない。それなのに自分をアップデートする意味ってありますか”

 

“法令で一定程度身分保障があり、給料もそこそこもらえて、貯蓄も年金もあるから兼業や副業をする必要を全然感じません。休日くらい自宅でゆっくりしていたいです”


 

 

これが多くの公務員の本音の声なのでは?

 

 

 

この人たちに、

 

「公務員だけは関係ない、とは言えない」

 

という言葉は自分事として届くでしょうか。

 

 

 

 

もちろん、温度差・時間差は織り込み済みかと思いますが、それでもNPO法人二枚目の名刺で「公務員×2枚目の名刺プロジェクト」を推進し、公務員が2枚目の名刺を持ちやすい社会的雰囲気を作ろうとしている私としては、

 

「公務員だけは関係ない、とは言えない」

 

という言葉の本当の意味が、より多くの公務員に届くために何が出来るのかを考えたい、

 

そんな新しいメッセージを開発したい

 

その想いを強くしたイベントでした。

 

 

 

 

今回いただいたご縁もいくつかありましたので、

 

・霞ヶ関界隈での仕掛け

・地方での仕掛け

 

など、今後も「公務員×2枚目の名刺プロジェクト」として、取り組んでいけたらと思っています。

 

 

 

 

あ、その前に、

 

意識調査のまとめを

最後まで終わらせなくちゃ(大汗)

 

 

 

 

 

 

 

ヒマワリ ヒマワリ ヒマワリ 告知・ご案内 ヒマワリ ヒマワリ ヒマワリ

 

流れ星公務員おしゃべりカフェやります!

 

【日時】8月8日(水)19時~21時

【場所】池袋駅または新宿駅周辺のカフェ

【参加費】飲食費実費

【参加方法】

1 公務員キャリアデザインスタジオにメール(k.careerdesign☆gmail.com ←☆を@に置き換えてください)で氏名参加者区分(公務員志望者・内定者 か 現役公務員 か)と「●月●日来店希望」と伝える。

 

2 メールで「公務員おしゃべりカフェ」が開店する会場(リアル店舗のカフェ)の情報が届く。(※迷惑メールのフィルター設定にご注意ください)
 

3 「公務員おしゃべりカフェ」が開店する会場(リアル店舗のカフェ)に行って参加している公務員と好きなことをしゃべる。
 

↑来店方法はこれだけ。

 

皆さんのご来店をお待ちしています!

 

ここ最近の回の開催報告ブログがこちら

右矢印【開催報告】あなたたち、結局最終的にどうなりたいのさ!?(公務員おしゃべりカフェ)

右矢印【開催報告】“現役”公務員おしゃべりカフェ6月13日@池袋

右矢印【開催報告】公務員おしゃべりカフェ5月9日@池袋

右矢印(開催報告)公務員おしゃべりカフェ4月11日@池袋

 

 

皆さんのご来店をお待ちしています!