② 牡牛座を振り返って後編～2017年しいたけ占い下半期インスタLIVE～

牡牛座前編はこちら！

② 牡牛座を振り返って前編～2017年しいたけ占い下半期インスタLIVE～

牡牛座のインスタLive振り返りはこちら！

https://voguegirl.jp/lifestyle/20170728/instalive-oushi/

■ 一瞬で「好き」か「無理」かが決まる人

牡牛座って、この人たちの世界ってものすごく瞬間的な「あ、好き」があります。

パッと目に入った瞬間とか、お店の中に入った瞬間

「あ、好き」とか「あ、ヤバい」っていう感覚。

一瞬で好き嫌いを決めてる面がすごく強い。

蠍座とかもちょっと影がある人とかモノを好きになったりするけど、牡牛座の場合は、なんか一瞬で興味が惹かれる感覚が「あ、ヤバい」なのです。

良い意味でその人やそのモノが表面的には出していない「キモさ」を感じられて、「あ、ヤバい。好きかも」ってなる。

■ 占星術とか占いでは「牡牛座は好きになるのに時間がかかる」ってよく書かれる

それがずっと不思議だったのです。ほら、よく占星術とか占い的には

「牡牛座の人は好きになるのに時間がかかり、好きになった後はなかなか嫌いになれない」

とか、もちろんそういう傾向もあると思うのですが、もっとすごく感覚的に「あ、ヤバい」と思ったものを一瞬で好きになる面ある。

その牡牛座の瞬間的な「好き嫌い」って後になっても動かないでしょう？一瞬で好きになったものはもう生涯好きみたいな態度を守り続ける。それは「嫌いにならないように頑張る」とかじゃなくて「ずっと好きなんだもん」っていうかなり感覚的なものです。

■ 牡牛座の、一瞬で好きなものをつかむ感覚

すごい訓練を積んだフレンチシェフが色々なミカンとか柑橘類の匂いをクンクン嗅いで「あ、このミカンはドレッシングに使える」とか、そういうことを一瞬で判別しているような世界。「残りのミカンいらない」みたいな世界があって、

牡牛座の一瞬の「好き」と「無理」の判別がすごいのです。世間がどうあろうが自分の「好き」を信じる。

たとえば「好き」とみなした人は仕事上の付き合いでも、その枠を超えて色々やってくれたり、仲良くなろうとしてきてくれる。でも、それ以外の人は全く関心なく自分の洞窟の中に入ってる。

■ ペロペロコレクションを集める犬

ちょっと変態的な描写で申し訳ないのですが、牡牛座の人って好きになったモノやアクセサリーや、お店や、人や、家具や、音楽や、世界について、もうずっとそれをペロペロ舐めて、クンクン匂いを嗅いで、土をひっかけて隠して、また出してペロペロやってる。好きなものがずっと好き。

だから、牡羊座のキャッチフレーズが「金属バットを持ったリス」ってすごくキャッチ－なのが前回決まったのですが、牡牛座は「犬」なんですね。

ペロペロコレクションを集めている犬。

牡牛座の人ってだから、好きになった人の頭の匂いを本当にクンクン匂いを嗅ぎたいと言ってる人もまあまあいます（笑）

それだけ牡牛座の「好き」って本能的なのです。

でもそのクンクンペロペロって性的な意味ではなくて、もうちょっと子犬が「じゃれたい」みたいな感じに近い。

牡牛座が好きになった人とか心を許した人の扱いってすごくわかりやすくて、家に呼んでくれたりします。馴染みのお店を紹介してくれたりする。その人の家の近くのおいしいお店を紹介してくれたりします。なんていうか「ホーム」を見せてくれる感覚なんですね。気に入らない人には絶対見せません。

それで、もっと仲良くなるとその人の「ペロペロコレクション」を見せてくれたりします。変な人形とか（笑）

そういうところが僕はすごく好きなのです。

牡牛座は仕事でもプライベートでも、自分の生涯を賭けて、すごく気合いを入れて

「ペロペロコレクション」を作ろうとしている人たちです。大好きで、愛していて、そしてもうずっとペロペロしていたいものを周りに作っていきたい。そういう世界に暮らしたい。

牡牛座って生まれたときからセンスを持っている芸術家みたいなところがあると思うのです。

何か、絵を描く時に筆遣いとか、「ここになんか変な緑入れちゃう」とか、そういう自分のスタイルを持っている。

で、「売れる絵」とかを学ぶために社会とか学校に入るイメージ。

だから激しいですよ。牡牛座。

自分で積み上げてきた「作風」を、一気に破壊するときがあるから。

「あ、このまま積み重ねていってもこれ以上先に行けないな。ここまでの自分を一回壊さなきゃ前に進めない」

の進退を、なんかそれも自分のセンスで決めてしまうことがあります。

だから牡牛座って「ただいまー」って帰ってこられる大切な仲間とか家族みたいなペロペロ友の会の人たちがいて、そういう人に囲まれて自由に旅をしているような人が多いです。

「あれ、最近あの子みないけどどっか行ってるの？」→「ナイジェリア行ってるみたいよ」みたいなことが多いです。

■ 牡牛座に好かれるためには

「牡牛座に好かれるためにはどうしなければいけないか」なのですが、牡牛座は繰り返すけど、その人に内包された「ヤバみ」を見ます。表面的に取り繕っても無理です。

好きになったお店に「3ヵ月毎日通う」とか、そういうことをやると「ヤバイ」雰囲気出ます。その匂いが大好きです。

その人が持っている美しさって「ヤバさ」じゃないですか。

普通の人が「ここまで」って限度を決めてきたものを、ヤバさを持っている人ってそれを超えて一体化するまでやっちゃう。

だからちょっと美しさって「病的」な匂いもします。その「美」と「病的」の間にあるものが好きです。

もっと言い方を変えると、そういう世界観って

「深夜2時のハイテンション」

とちょっと似てる。明日のことを考えるともう帰って寝た方が良い。でも、なんかここまできたら病的になって一発すごい面白い発想をしなきゃいけない気がする。

リミッターを外した世界に住んでるのが牡牛座。

牡牛座を観察すると、どこか一部必ず「過剰」な部分があります。服装とかファッションが別に普通の人でも「インスタに大好きなフルーツの写真の登場率高すぎ」とか、お気に入りのベルトは1年間毎日見につけるとか。

そういうペロペロコレクションを探してみると面白いですよ。

牡牛座の方に必ずアドバイスしたいのが、ペロペロコレクションから無理に卒業して「バランスがとられた大人にならなきゃ」って思った瞬間から、自分を守っていた魅力が外に飛んでいってしまいます。

「まずはペロペロ。社会へは出張」

みたいな感じが一番良い風が吹くやり方です。

だから、牡牛座ってたとえば会社に出勤したら「とりあえず好きな人の匂いをクンクン嗅ぐ」とか、そういうことをバレない範囲でやっても良いと思います。好きな場所を決めておくとか。

ワンちゃんとかって飼い主が留守すると飼い主の匂いがついたもののそばにいて安心したい。そんな世界。

帰るべき大切な場所。思い出。人。それがあるから牡牛座は遠くにいけるのです。

「ただいまー。愛してる」

と言える場所があると、もっと自分を試したくなる。

だから、牡牛座は好きになるものが「ただいまー」なのです。

好きなものと一心同体化してる。だから頑張れる。

好きな人やモノや思い出が多いからこそ、そこから自立して「自分ひとりでも生きていけなければ」という思いが強いです。

でも、あなたは「ただいま」と言える人や場所の数が多い人生で良いと思います。

「好きになったら家族みたいなもん」と思えるのがあなたの素敵なところだから。

これからも大切なペロペロコレクションを。

大好きなものの匂いをクンクン嗅いで、ペロペロして、そして明日のペロペロに備える。そのために生きているのが牡牛座です。

後編もありがとうございました。残りの2017年、牡牛座にますますのペロペロがあらんことを！ではまた！