さて、大分、遅くなりましたが、 6月26日に、東京の大井競馬場で、上半期のダートチャンプ決定戦である、「農林水産大臣賞典第47回帝王賞競走」〔2000m・ダート(外回り)・大井・Jpn-Ⅰ・13頭〕が行われました。

 

 

 

 

枠順については画像カメラで掲載しましたが、毎年、JRA勢vs地方勢というバトルが続いている中、どうしても、JRA勢の力が、一枚、上手なのは仕方ない所。 今年は、このレース 2連覇中である、番のメイショウハリオが同一レース 3連覇を目指すが、 2月のサウジアラビアでのレースを取消したため、昨年12月以来となる実戦が気がかり。 それなら、 2月の「フェブラリーステークス競走」(府中[東京]・1600m戦)こそ、久々のマイル戦に手こずって、 8着敗退に終わったものの、 3月のドバイでのレースで 4着入賞するなど、昨年は表彰台圏内 6回と堅実な成績を残している、番のウィルソンテソーロが中心となりそう。 また、 2月の「佐賀記念競走」(佐賀・2000m戦)と、 5月の「名古屋ブランプリ競走」(名古屋・2100m戦)を制して、復調の気配を出している、番のノットゥルノも面白いかもしれない。
何れにしても、今年もJRA勢は限度枠一杯の 7頭が出走。 地方勢は敢然と高知から挑戦して来た 2頭を含めて 6頭が挑む。 中心は、昨年は 6着敗退に終わったが、今年は 4月に移設された「川崎記念競走」(川崎・2100m戦)をスイスイと逃げ切った、②番のライトウォーリアが金沢のエース~吉原寛人騎手が引き続き騎乗して下克上を狙う。 また、ホームの大井からはデビュー以来、全て 2着以内であり、しかも、現在、 7連勝中と絶好調である、番のサヨノネイチャが初のJpn-Ⅰ競走挑戦で、どこまで頑張れるかにも期待がかかる。
今年も、どのようなレースになるかと期待しつつも、今回はリアルタイムでBS11で放送してたのを見たのですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今年は単勝 3番人気だった、番のキングズソード[牡5](57.0kg 藤岡佑介騎手騎乗)が、 2分06秒 9のタイムで優勝しました。
 

 


レースは、真ん中からウィルソンテソーロが出ようとしましたが、インからライトウォーリア、アウトから番のバーデンヴァイラーとキングズソードの 3頭が先陣争いを繰り広げるかと思われましたが、結果的には「川崎記念競走」同様、ライトがハナを奪い、バーデンが番手、キングズが 3番手という形で、 1コーナーから 2コーナーを回る。
向正面に入って、改めて隊形を確認すると、先頭はライトで 4分の 3馬身差のリードを築く。 バーデンが番手でキングズが 3番手。 その後ろはインに紅一点~①番のグランブリッジ、アウトにウィルソン、差がなく、その後ろは 4枠の 2頭~番のサヨノネイチャとノットゥルノ、が続き、アウトから番のセラフィックコール、 3連覇を狙うメイショウハリオだが、序盤は大きく離れた最後方を追走していた、番のディクテオンがハリオのアウトから上がって行く。 後方は高知の 2頭~番のトランセンデンスと番のヒロイックテイルが続き、最後方は笹川騎手に乗り替わった、番のマースインディという展開だ。
前半の1000mを通過タイムが63秒 8と昨年よりも 3秒 4遅いタイムなので、完全なスローペース。 このままだと前にいる馬で決まってしまう展開にもなりかねない。
3~ 4コーナー中間では逃げるライトにアウトからバーデンとキングズが絡み、更に大外からウィルソンとノットゥルノも迫って来るが、後続勢も差がなく追って来ており、馬群が固まりつつある状態で 4コーナーを回って直線に。
直線に入って、 7頭が横一列になってる感があるが、まずはキングズがギアを入れ替えて先頭に立つ。 それを見て、ウィルソンがギアを交わして追い上げる。 最内ではライトとバーデンが粘りを見せるが、実力あるJRA勢が相手では脚色的には厳しいか。 また、 4コーナーでは伸び脚を見せつつあったノットゥルノだが、直線に入ってからはパタッと脚色が止まった感が。 同じ事はメイショウハリオもそうで、まるで、エンジントラブルが起きたかのようで、全くと言っていい程、伸びて来ない。 逆に大外からディクテオンがグイグイと伸びて来て、前の 2頭に迫って来る。 残り200mを切って、差を広げたいキングズと縮めたいウィルソン、どうにかウィルソンのスリップストリームに迫りたいディクテオンという展開だが、前の 2頭は差が詰まらず、ディクテオンも差を詰めるが、スリップストリームは使えないままで、態勢は決した。 キングズがウィルソンに 1馬身と 4分の 3馬身差をつけて、昨年11月の「JBCクラシック競走」に続くJpn-Ⅰ競走制覇を成し遂げました。
それにしても、キングズは、これまでの戦績は入賞圏外は 3歳時の 2回だけで後は全て入賞圏内に入るという堅実派。 しかも初の重賞競走制覇が先述の「JBCクラシック競走」というのだから恐れ入る。 昨年暮れの「東京大賞典競走」では今回と同馬場&同距離だったものの、メンバー的には強力だった事もあり、 5着敗退という結果に。
今年もGⅠ競走(←Jpn-Ⅰ競走も含む。)を 2戦したが、ある意味、苦手な左回りコースだった事もあり、入賞圏内には入ったものの、 5着& 4着敗退という結果に。
今回は右回りでもあり、また、後述しますが、昨年の秋からコースの砂が変わった事が、キングスにとってはプラスに働いた感もあると思います。
鞍上の菅原明良騎手はキングスに騎乗するのは何とデビュー戦以来だったとの事でしたが、レース後のインタビューにおいて、「新馬戦以来の騎乗だったんですけど、物凄く首が太くなっていて、ダートのオープン馬らしくなりましたねって厩務員さんと喋っててました。先行したいっていうのは先生とも一致していて、ジョアン・モレイラ騎で勝った時の競馬をイメージしながら、出来れば 3番手、あわよくば 2番手までっていうイメージだったので、正面も 2番手まで上げたくて、ちょっと仕掛けていったんですけど、内 2頭も引かなかったので、その流れで 1コーナー入ったって感じです。(道中のペースは)正直相当遅いなと思いながら行ってましたけど、大井ですし、後ろも捲って来る気配はなかったので、向正面で上手く息も入ってましたし、遅い分待たないでスパートしようとは考えながら乗ってました。4コーナーで少し左後ろ確認した時に、もうウィルソンテソーロが見えていたので、もうそのまま突き放すような反応でしたし、後は止まらないで行ってくれっていう感じでした。すごく馬自体も成長してますし、ダートのチャンピオンホースらしい馬ですし、今日も凄く強い競馬だったと思うので、まだまだ活躍してくれると思います。」とコメント。 まだまだ、ポテンシャルの高さを感じたのかもしれませんかねえ。

 

それと、表彰式で、今回のプレゼンターを務められたニ所の関親方(元横綱 稀勢の里。)も出られてました。

 



恒例の全着順。 (←左から、着順・枠番・馬番・馬名[所属]・性別&年齢・負担重量・騎手名[所属]・調教師・馬体重・タイム・推定上がり3Fタイム・単勝人気)

01 8桃 ⑫ キングズソード(JRA) 牡5 57.0 藤岡佑介(JRA) 寺島 良 526 +3 2:06.9  37.8 3
02 6緑 ⑧ ウィルソンテソーロ(JRA) 牡5 57.0 川田将雅(JRA) 小手川 準 486 +2[注1] 2:07.2 13/4 38.0 1
03 3赤 ③ ディクテオン(JRA) 騙6 57.0 横山和生(JRA) 吉岡辰弥 505 -6 2:07.4 1 38.0 9
04 1白 ① グランブリッジ(JRA) 牝5 55.0 坂井瑠星(JRA) 新谷功一 442 +5 2:08.2 4 39.0 7
05 4青 ④ サヨノネイチヤ(大井) 牡5 57.0 西 啓太(大井) 坂井英光 490 -4 2:08.2 アタマ 39.0 6
06 2黒 ② ライトウォーリア(川崎) 牡7 57.0 吉原寛人(金沢) 内田勝義 502 ±0 2:08.7 21/2 39.8 8 ±0
07 4青 ⑤ ノットゥルノ(JRA) 牡5 57.0 武 豊(JRA) 音無秀孝 526 +1 2:08.7 アタマ 39.5 4 ↑1
08 5黄 ⑦ セラフィックコール(JRA) 牡4 57.0 ダミアン・レーン(JRA) 寺島 良 538 +21 2:09.0 13/4 39.6 2
09 7橙 ⑪ メイショウハリオ(JRA) 牡7 57.0 濱中 俊(JRA) 岡田稲男 502 -6 2:09.3 11/2 39.9 5 ↓8
10 7橙 ⑩ バーデンヴァイラー(川崎) 牡6 57.0 森 泰斗(船橋) 内田勝義 523 -9 2:09.5 3/4 40.5 10
11 8桃 ⑬ ヒロイックテイル(高知) 騙7 57.0 矢野貴之(大井) 田中 守 478 -3 2:09.7 3/4 40.0 11
12 5黄 ⑥ トランセンデンス(高知) 牡6 57.0 安藤洋一(大井) 田中 守 473 -3 2:10.7 5 40.9 12
13 6緑 ⑨ マースインディ(大井) 牡9 57.0 笹川 翼(大井)[注2] 阪本一栄 480 ±0 2:11.0 11/2 40.8 13

[注1] 番のウィルソンテソーロは、前走が海外(ドバイ)での出走で馬体重が計測されなかったため、 前々走(←「フェブラリーステークス競走」時。)との馬体重との差で計上している。

[注2] 番のマースインディは当初の騎乗予定だった、藤田 凌騎手が落馬負傷したため、笹川 翼騎手に変更となった。

上り 4F 50.8 - 3F 38.0

ハロンタイム 12.3- 11.9- 12.7- 14.0- 12.9- 12.3- 12.8- 13.1- 12.0- 12.9

コーナー通過順
1角 2,10,12,(1,8),4,5,11,7,13,(6,3),9
2角 2,10,12,1,8,4,5,7,11,3,13,6,9
3角 2,10,12,1,(4,8),5,7,11,3,13,6,9
4角 (10,12),2,8,(4,5),1,7,11,3,13,6,9

さて、キングズソードが昨年11月の「JBCクラシック競走」に続く、大井の2000m戦でのGⅠ競走を制した形となった「帝王賞競走」でしたが、結果的に、今年もJRA所属馬が、ほぼ、入賞圏内を独占した形になりました。

まず、昨年の「東京大賞典競走」に続き、またしても、大井の2000m戦で 2着表彰台に輝いたというか、泣いた形となった、番のウィルソンテソーロでしたが、やはり、中距離のダート戦はキチッと結果を残すというのを証明したと同時に、 2月の「フェブラリーステークス競走」の 8着敗退は久々のマイル戦に戸惑った感もなくはなかったかと。 今回は終始、 5番手に位置して機を伺い、横一列になった直線では満を持して前に出たものの、先に出ていたキングズを捉える事は出来ず、悔しい結果となりました。
鞍上の「アイスマン」~川田将雅騎手は「具合はすごく良かったですし、精神的にも一つ大人になっているような感じがしました。スムーズな競馬は出来ましたが、勝ち馬が強かったです。」とコメント。 今回ばかりは仕方ないという所だったかもしれません。

次に 3着表彰台に入った、番のディクテオンですが、JRA勢の中では一番の人気薄で、スタート時も後ろからという事だったから、正直、大丈夫かなと思ってたのですが、向正面過ぎから中団に上がり、直線では最アウトに進路を取って、一気に伸びて来ました。 しかし、差を詰めては来たものの、最後までウィルソンのスリップストリームを取る事までは出来なかったのは、超一流馬とのバトルが、まだ、足りないのかなという部分があるやもしれません。 しかし、昨年の暮れにJpn-Ⅱ競走を連勝しているし、今年も 3戦して全て 4着入賞と最低限の結果は残していたのですから、とりあえず、表彰台圏内に入れたのは良かったでしょう。 鞍上の「カズ坊」こと横山和生騎手は「出脚の遅さは覚悟していました。流れは 1~ 2コーナーくらいからペースも緩んで(馬群も)近づいて来れたんでいい形の流れだなと思いました。動くのが早かった分、ちょっと外外になってしまったのですが、砂をかぶっていいタイプの馬でもないんで、気分よく走ってもらうための選択でもありました。大井のコース形態は合っていると思います。よくこのメンバーでいいところを見せてくれたと思います。」とコメント。 今回の経験が良い意味で今後に繋がるのではないかと思いますが、「善戦マン」にだけはなって欲しくないかなとも思いますね。

また、「善戦マン」と言いますか、「善戦ウーマン」的な感じになりつつあるのが 4着入賞を果たした、①番のグランブリッジ。 3コーナーまでは 4番手に位置しつつも早めに仕掛けたメンバーの影響で 4コーナーでは中団よりも後方になったが、直線では内側に位置しつつ、隣にいるサヨノネイチャに並び、最後まで 4番手争いを演じた結果、最後はアタマ差だけ、サヨノを抑えて、 4着というポジションを獲った形となりました。
鞍上の坂井瑠星騎手は「内枠からいいスタートを切ってロスなく運んで、強い馬たち相手に、よく頑張ってくれたと思います。」とコメント。 とはいえ、昨年 3月の「エンプレス杯競走」(川崎・2100m戦)を制して以降、 8戦して 2着 5回& 4着 3回と善戦はするけど勝ち切れない部分があるので、秋以降、どこまでパワーアップするかが課題でしょう。

そして、今回の地方勢での最先着馬は ホームの大井所属で 5着入賞を果たした、番のサヨノネイチャ。

 

 

中団につけつつ、ウィルソンをマークする形を取り、直線ではホームである利点を上手く使いつつ、ジリジリと伸びて来ており、最後はグランとの 4着争いを演じる所まで持って行けたのですから、流石、これまで、全て 2着以内&現在 7連勝中の実力は伊達ではない事を証明したと言っても良いし、地方勢の中では、一番、人気があった事を考えたとしても、今回は大健闘と言って良かったのではないでしょうか。
鞍上の西 啓太騎手は「イメージ的には 3列目くらいでは競馬したいなと思っていました。ペースも落ち着いてあそこでした。ポジションに関してはいいところだったと思います。(初めての一線級で)これを使ったことで馬自身もペースだったり、雰囲気も変わってくるとは思います。」とコメント。 今後が楽しみになって来ました。 

また、昨年 6着敗退のリベンジを晴らしたかった、②番のライトウォーリアでしたが・・・。

 


昨年は番手につけての 6着敗退でしたが、今回はハナを切って、スローペースに持ち込み、直線でも、かなり、粘ってはいたものの、「川崎記念競走」よりも出走レベルが高くなったメンバー相手では如何ともし難く、昨年と同じポジションの 6着敗退に終わってしまいましたが、ここ 3戦、 2着以内に入っていた事を考えれば、逆に粘っていたのではないかとも思います。 昨年に続き、手綱を取った、金沢のエース~吉原寛人騎手は「自分の形で逃げれたのですが、差しが利く感じの馬場だったので、そこが今日はタイミングが悪かったなと思います。直線でも踏ん張ってくれて、中央(JRA)のキレ味に負けた感じです。よく走ってくれました。」とコメント。 思っていた以上の走りは出来たという事でしょうか。

その一方で、今年、重賞競走を 2勝と復調の気配を見せていた、番のノットゥルノでしたが、道中はサヨノネイチャをマークする形でついて行き、直線でも第 2グループの中に位置して直線に期待していたのですが、ここで脚がパタッと止まってしまった感じで、全くと言っていい程、伸びて来ず、ポジション的には昨年より 1ポジションアップの 7着敗退だったとはいえ、見せ場としては作れぬままで終わってしまった感じに。
2年続けて、入賞圏外という結果には、流石の「レジェンド」~武 豊騎手も、お手上げといった感じで、レース後のインタビューでも「今日はあんまり行けなかったですね。ダッシュがつかなかったです。前で競馬をしたかったのですが・・・、最後もあまり伸びがなかった。走ったり走らなかったり、状態はいいんですけどね。ムラがありますね。」と首を捻るばかりの感じでした。

また、あまり行けなかったという点では、同一レース 3連覇を狙った、番のメイショウハリオもそうで、道中は中団を位置しつつ、直線ではディクテオンの内側につけたものの、スリップストリームすらつける事が出来ず、鞍上の浜中 俊騎手が鞭で鼓舞するも脚色の余力がなくて、全く伸びず、優勝どころか入賞圏内にも入れずの 9着敗退に。
レース後、浜中騎手はサウジ取り消して去年の『DIRT CHAMPIONS CUP競走』以来で、これだけ間隔が空いたのも初めてでしたし、去年の『JBCクラシック競走』で砂が変わってその時もいい走りではなかったのですが、後ろから追い上げにくいというか、この馬は脚抜きのいい馬場でスパッとキレを使いたいタイプです。砂が変わって今の大井の馬場では持ち味が出ないです。馬場と去年、一昨年とは違って順調に来れなかったので、悪い条件が重なったかなと思います。」とコメント。 昨年の秋から大井の砂が国内からオーストラリアの砂に変わった事が、ハリオにとってはマイナスのようで、余計にパワーが必要とする馬場は向いてないのかもしれない。 レース間隔が空くのは仕方ないとはいえ、馬場が合わないというのは、ちょっと致命傷になるやもしれないかもですか・・・。

 

 

さて、ナンバー2934のブログにも書いた通り、23日に京都競馬場で、上半期のGⅠ競走の掉尾を飾り、「春のグランプリ」ともいえる、「ファン投票競走第65回宝塚記念記念競走」〔2200m・芝(外回り・Dコース)・京都・GⅠ・13頭〕が行われました。
 

 

 


毎度毎度の事ながら、予想印の予想などは、ナンバー2934のブログにも書いたので省きますが、春の淀の開催も 2ヶ月連続の開催で、かなり、馬場も傷んでおり、いくら、Dコース(←内側から 9mの所に柵が設置。)とはいえ、幅が狭くなっているので、どん詰まり感があるし、また、前日の雨雨の影響もあって、馬場は悪化。 馬場状態も「重」であり、ほとんどの出走馬が道悪馬場を経験していない。 そういう所もあって、いくら、今年も核(コア)となる馬はいるものの、荒れる要素もありありなのではあるが、今年も実力馬がキッチリと勝って実力を示すのか?。 それとも、他の馬が秘かなる闘志を発揮して、下克上を成すのか?。
18年ぶり、 7度目の淀の舞台で行われた、今年の関西の「ドリームレース」を制したのは?。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今年の春のグランプリホースに輝いたのは、単勝 3番人気に支持された、番のブローザホーン[牡5](58.0kg 菅原明良騎手騎乗)が 2分12秒 0のタイムで優勝しました。
 


レースは、絶対に行くという逃げ馬がいない中、インから番のべラジオオペラ、真ん中から昨年16着敗退の巻き返しを狙う、番のカラテが前に出ようとするが、道悪を嫌って、大外から紅一点番のルージュエヴァイユが思い切って先行策を取る。 空手が番手につけ、淀巧者~⑦番のプラダリアとべラジオが並んで、 3番手につけて行く。 人気の②番のジャスティンパレスは中団、ファン投票第 1位である番のドゥデュースは後方からという形で、スタンドからの大歓声を受けながら、 1コーナーから 2コーナーを回るが、レース前には雨雨が止んでいたのに、関西テレビのレースカメラの映像には水滴が。 実況した関西テレビの岡安 譲アナウンサーも「雨雨が再び降り始めました!。」も言ってたくらいだ。
向う正面に入って、先頭はルージュエが取り、プラダリアが番手。 カラテがインで 3番手、ベラジオがアウトで 4番手につける。 2馬身くらい離れて、番のヒートオンビートと「競馬界のリカルド・パトレーゼ」~番のディープボンドが並ぶ。 差がなく、昨年の「皐月賞」馬~番のソールオリエンスがアウトにつけ、インからは 3連勝中である、番のシュトルーヴェとジャスティンが並んでいく。 ソールのアウトから、道悪得意~番のローシャムパークが上がり、後方は 3頭並んで、インから番のヤマニンサンバ、真ん中にドウデュース、アウトにブローザが並んで追走するという展開だ。
前半の1000mを追加タイムは61秒 2と昨年よりは 2秒 3遅い。 道悪馬場もあってか、展開はスローだ。 淀名物~ 3コーナーの坂の上りにかかる所で、ドゥデュースは最後方まで落ちてしまった。 先頭は変わらずルージュエだが、プラダリア、ベラジオ、ローシャムが坂の下りを利用してギアを入れ替え、ルージュエに迫る。 その後ろではジャスティンも仕掛け、ボンドも坂の下りを使いつつ、追っ付けて上がって行く。 ボンドのスパートを見てブローザもゴーサインを出してヤマニンサンバと一緒に上がって行く。 逆にドウデュースはソールのスリップストリームを使って並ぼうとするが、バテたヒートオンビートがインにいたので交わせない。 4コーナー手前で雨雨がさらに激しく降ってくる中、植込みを通って、直線に入る。
直線に入って、各馬は馬場の外側の方を通るが、プラダリアが先頭に立とうとするが、馬場の真ん中所でルージュエも粘る。 ドゥデュースは思い切って、馬場の悪いイン側に入った。 プラダリアのアウトから満を持してベラジオがオーバーテイクを使って、一旦は前に出る。 ローシャムはベラジオと、やや、接触したのか、少しだけアウトに膨れてしまう。
その隙を突いて、大外からブローザが更にギアを入れ替えてグイグイと伸びて来る。 そののインからソールもローシャムのスリップストリームを使って伸びて来た。 逆にジャスティンとドゥデュースは道悪に脚を取られているのか、伸びあぐねている。
200mを切って、ベラジオが秘術を尽くして、粘るルージュエを交わして、再び、先頭に立とうとするが、プラダリアもスリップストリームを使って離れない。 その隙にブローザが一気に交わして先頭に立つ。
ベラジオとプラダリアがバトルをする中、ソールがベラジオに並び、最後の最後でオーバーテイクを使って 2番手に上がった所で、先頭のブローザはトップでゴールを駆け抜けてい行きました。
それにしても、ブローザホーンは道悪馬場の適性が凄くて、レース前の関係者のコメントでも「道悪上等!、大歓迎。」と言ってたくらいだったので、今回の馬場状態にニヤリとしていたでしょう。 関西「KEIBA BEAT」の解説者である、「競馬エイト」の高橋賢司さんも「ブローザの道悪適正は恐るべしだったし、今日のレースはドラマティック的に感じました。 レース途中から雨脚が強烈に強くなって来たのもブローザにとっては味方になった。 また、道中がスローだったにも拘らず、我慢に我慢を重ねて直線に賭けた戦法が功を奏した。 また、Dコース使用でイン側が切迫している事も考えてアウトコースに振ったのも良かった。」とコメント。 我慢に我慢をして直線勝負に徹したのが良かったというのは、今回、関西「KEIBA BEAT」で解説者として出ていた、「アンカツ」こと、安藤勝己さんも、おっしゃっていました。 また、鞍上の菅原明良騎手と管理調教師の吉岡辰弥調教師も、揃って、デビュー 6年目で初のGⅠ競走初制覇に輝いたのも良かったです。 ゴール後、菅原騎手は喜びを爆発させていたし、正面スタンド前に戻って来た時も関係スタッフ 2人が喜びながら抱擁していたシーンも映ってました。
レース後のインタビューで菅原騎手は「重馬場を苦にしないタイプなのでいつもと変わらず走ってくれましたし、向正面でローシャムパークが上がって行くのが見えて、一緒に少し上がって行っていい所で競馬が出来たと思います。4コーナーを回って来るときも持てるくらい余裕があって追ったら伸びるという自信がありました。 直線に向くにつれて動かして行って、かわしてくれればと思って追っていました。強かったです。馬に感謝しかありません。今年中にGⅠ競走を勝ちたいという気持ちが強かったですし、勝ててホッとしています。」とコメントしたうえで、デビュー 6年でのGⅠ競走初勝利については、「ここまではあっという間でした。まだまだ学ばなければいけない事は本当に多いですし、この馬と一緒に成長していければと思います。」とコメント。 馬自体も着実にパワーアップしていると思うので、秋からも活躍を期待しましょう。

 


また、アンカツさんは「ブローザホーンにとって恵みの雨雨。一旦、やんでたんやけど、レース中だけ豪雨になって、最後の後押しに繋がった。菅原も手応えと適性を信じてよう仕掛けを我慢した。」とコメント。
雨という見方を武器にした見事な勝利だったと思います。
まあ、タイトル通りだけど、雨雨の走りと言えば、元F1ドライバーの中嶋 悟総監督を思い出してしまうけど、今回のブローザの走りは正に中嶋さんが1989年(平成 1年)に日本人初のファステストラップを獲った、「オーストラリアGP」での走りを思い出してしまうのは気のせいでしょうか?。

 


恒例の全着順。 (←左から、着順・枠番・馬番・馬名・性齢・負担重量・騎手名・タイム・着差・コーナー通過順位・推定上がり3Fタイム・馬体重・調教師名・単勝人気)

01 8桃 ⑫ ブローザホーン 牡5 58.0 菅原明良 2:12.0  11-11-10-7 34.0 428(+4) 吉岡辰弥 3
02 6緑 ⑨ ソールオリエンス 牡4 58.0 横山武史 2:12.3 2 7-7-12-11 34.0 460(+4) 手塚貴久 7
03 3赤 ③ ベラジオオペラ 牡4 58.0 横山和生 2:12.4 クビ 3-4-3-2 34.8 518(+12) 上村洋行 5
04 5黄 ⑦ プラダリア 牡5 58.0 池添謙一 2:12.4 クビ 3-2-2-1 34.9 468(-2) 池添 学 6
05 7橙 ⑩ ローシャムパーク 牡5 58.0 戸崎圭太 2:12.9 3 9-9-3-4 35.3 506(+2) 田中博康 4
06 4青 ④ ドウデュース 牡5 58.0 武 豊 2:12.9 クビ 11-11-13-11 34.6 508(+2)[注] 友道康夫 1
07 4青 ⑤ ディープボンド 牡7 58.0 幸 英明 2:12.9 クビ 5-5-8-5 35.2 508(±0) 大久保龍志 8
08 8桃 ⑬ ルージュエヴァイユ 牝5 56.0 川田将雅 2:12.9 ハナ 1-1-1-2 35.3 468(+4) 黒岩陽一 10
09 7橙 ⑪ ヤマニンサンパ 牡6 58.0 団野大成 2:13.3 2 13-13-10-7 35.3 474(-10) 斉藤崇史 13
10 2黒 ② ジャスティンパレス 牡5 58.0 クリストフ・ルメール 2:13.6 1 3/4 7-7-5-5 35.9 472(-2)[注] 杉山晴紀 2
11 1白 ① シュトルーヴェ 騙5 58.0 ダミアン・レーン 2:14.5 5 9-9-5-7 36.7 470(-8) 堀 宣行 9
12 5黄 ⑥ ヒートオンビート 牡7 58.0 坂井瑠星 2:15.5 6 6-5-9-13 37.3 476(+4) 友道康夫 12
13 6緑 ⑧ カラテ 牡8 58.0 岩田望来 2:15.8 1 1/2 2-3-5-7 37.8530(-4) 音無秀孝 11

[注] ②番のジャスティンパレスと番のドゥデュースは前走が海外(ドバイ)でのレースで馬体重が計測されなかったため、両馬とも前々走の「有馬記念競走」時の増減で示した。

タイム
ハロンタイム 12.4 - 10.9 - 12.3 - 12.7 - 12.7 - 12.9 - 12.2 - 11.4 - 11.7 - 11.3 - 11.5

上り 4F 45.9 - 3F 34.5

コーナー通過順位
1コーナー 13,8(3,7)-5,6(2,9)(1,10)(4,12)11
2コーナー 13,7,8,3-(6,5)(2,9)(1,10)(4,12)11
3コーナー (*13,7)(3,10)(8,1,2)5,6(11,12)9,4
4コーナー (13,*7,3)10(2,5)(8,1,11,12)(4,9)6

さて、ブローザポーンが道悪を味方につけて、マジに「雨の中嶋」ばりの走りを魅せて、人馬共に初のGⅠ競走を制した、今年の「宝塚記念競走」でしたが、まずは 2着に入った、番のソールオリエンスから。
前々走と前走の走りが冴えなかった事から、印をつけなかったのですが、「皐月賞競走」を制した時と同じ道悪馬場を味方につけ、道中は中団辺り、 4コーナーでは後方に下がりましたが、直線ではブローザをマークして一気に加速。 ローシャムのスリップストリームを上手く使い、プラダリアとベラジオのバトルもキッチリとアウトから交わし、優勝は出来なかったものの、キッチリと表彰台圏内に入った事で久々にクラシック馬らしい、スカッとした走りだったのではないかと思います。
鞍上の「タケ坊」こと、横山武史騎手は「馬場の適性は『皐月賞競走』でも証明していました。その点はプラスです。それ以上に返し馬のバランスが良かったです。何時も以上に大きく変わったと感じました。これだけバランスが良くなっていれば、次も楽しみです。元々古馬になってからと思っていたので、まだまだやれる馬です。」とコメント。 ポテンシャルは高い馬だから、今後も楽しみではありますが。

次に 3着表彰台に入った、番のベラジオペラですが、道悪馬場にも拘らず、スムーズな走りを披露。 最初はハナを切る勢いも見せましたが、道中は 3番手に位置するなど積極的な走りを展開。 直線に入って、一旦は先頭に立つ勢いを見せましたが、その分、最後は脚色が鈍った感もなくはないが、淀大好きのプラダリアとバトルの末、表彰台圏内を守り切るという、GⅠ馬の意地を魅せた感がありました。
鞍上の「カズ坊」こと横山和生騎手は「勝ちにいった分(の差)ですね。今までいろんな形の競馬をしてきましたので、この馬のペース以上の動きをしてきた馬を行かせて運びました。ローシャムパークに動かされた分最後にしんどくなりましたが良く頑張って走ってくれたと思います。」とコメント。 この馬もソールと同期であり、ポテンシャルの高さを示してくれたのではないかと思います。 奇しくも横山ブラザーズが 2- 3フィニッシュという形になりましたが、アンカツさんは表彰台に入った 2頭について「ソールオリエンスは『皐月賞競走』を思い出させる末脚。これがキッカケなるといいけどな。ベラジオオペラは和生の意のまま、負けて強しの内容。」とコメント。

また、昨年よりも 2つポジションを上げて 4着入賞を果たした、番のプラダリアも淀のコースを得意としている事もあり、終始、伸び伸びと走っている感に思えました。 ペラジオオペラをマークする感じで追走し、直線でもベラジオとバトルを繰り広げていましたが、最後はオーバーテイクを取る事が出来ず、表彰台圏内に入る事は出来なかったものの、大いに見せ場を作ってくれたと思っていいでしょう。 流石、「お祭り男」&「剛腕」~池添謙一騎手の面目躍如と言った所でしょう。
残念ながら池添ブラザーズとしてのGⅠ競走制覇は持ち越しなったものの、レース後、池添騎手は「返し馬の雰囲気は良かったです。京都は好きなのかもしれませんね。ゲートの中で担当者がいなくなるとガタガタしていて、その分、好スタートではなかったですが、位置を取りたかったので出していきました。道中は良い形で馬場の良い所を選んで走って、手応えも良かったです。直線も踏ん張ろうとしていて、交わされてからも差し返そうとしていました。GⅠ(競走の制覇)まであともう少しなので、また秋に頑張っていきたいです。」とコメント。 この馬もポテンシャルが高そうなので、秋が楽しみです。

そして、 5着入賞を果たした、番のローシャムパークでしたが、入賞圏内ギリギリだったとはいえ、道悪馬場は、やはり、走るんだなあと再認識。 この馬もベラジオオペラをマークする形で走って行き、直線勝負に賭けるつもり&ベラジオのスリップストリームを使いたかったハズが、逆に離されてしまって、スリップが使えず、インからジワジワと伸びて来たドゥデュースとの入賞圏内バトルになってしまったのは想定外だったかもしれない。
それでも入賞圏内に入ったのですから、自分の走りは魅せたのではないかと思います。
レース前に「winning keiba」のアシスタントで、テレビ東京の冨田有紀アナウンサーのインタビューを受けた、鞍上の戸崎圭太騎手は「ペースは遅くなるかなと思っていたので、自分も前で運ぶことを考えていました。スタートしてスピードの乗りが良くなく後ろの形になりました。ただこの馬のペースではないと思い途中で動いていきました。もう少しリラックスして走ることが出来たら、もう少し我慢できたと思います。頑張ってくれています。」と力は出し切ったのではないかとコメント。 アンカツさんはローシャムの 5着入賞については「ローシャムパークは道中ダラっと脚を使って、外差し勢に有利な展開にしてもうた。ただ、返し馬なんかは抜群でGⅠ競走を獲れる器やと感じた。」とコメント。 秋が楽しみでしょうか。

一方、単勝 1番人気に支持された、番のドゥデュースでしたが、道中の走りは何時も通りに見えていたのですが、これだけの道悪馬場でのレースは、多分、 3歳時のフランス以来だった事もあり、直線も馬場の悪いイン側に入らざるを得ないくらい、余力がなかったのではないかと思います。 最後はジリジリと伸びては来たものの、入賞圏外には入れずの 6着敗退に。 レース後の検量室レポでは関係者一同、今回の敗戦に首を捻るばかり。
鞍上の「レジェンド」~武 豊騎手は「残念です。4コーナーで外へ行くと外すぎると思って内へ切り替えた。反応が悪かったですね。(道中は)少し行きたがったけど何時もぐらい。折り合いは問題なかったけど最後は伸びなかった。状態が良かっただけに・・・。(道悪は)全馬、気にしていたと思う。馬場の影響にはしたくない。また秋に巻き返したいです。」とコメント。 アンカツさんは「ドウデュースにとっては馬場が悪化しすぎたし、外へ出せない位置にハマってもうた。枠順然り、勝ち馬とは真逆でかみ合わなかった。気分を損ねるとよくない面も出るね。」と分析。

更に、単勝 2番人気に支持された、②番のジャスティンパレスも、これだけに馬場が悪化した今回では、何時もの走りが出来ず、中団に位置していたものの、直線では全く伸びず、見せ場を作れずの10着敗退に。 昨年の 3着表彰台から、大きく 7つ、ポジションを下げた結果となっては、いくら、「優勝請負人」の愛称を持つ、クリストフ・ルメール騎手にしても、これでは、お手上げという感じで、レース後のコメントでは、「いいレースでした。スムーズに 4コーナーまで手応え良く運べました。ただ直線は進んでいきませんでした。ディープインパクトの子供ですから重馬場は難しいです。休み明けということもあったのか最後は疲れてしまいました。」との事。 休み明けだった事と馬場の悪さが走りにもマイナスだったのではないかと分析されてました。

そして、昨年よりも 2つポジション下げた形となり、入賞圏外の 7着敗退に終わった、番のディープボンドでしたが、道悪馬場だったとはいえ、得意の淀の外回りコースだった事もあり、坂の下りから仕掛けて行くなど、今回は積極的な走りを魅せたものの、直線では何時ものジリ脚で伸びようとするものの、ローシャムパークにスリップストリームを取られた事もあってか、ポジションキープが精一杯のように見えました。
前走の「天皇賞(春)競走」に続き、手綱を取った、幸 英明騎手は「もう少し前で競馬をするつもりでしたが、思ったより進んで行かず、ポジションが自分が考えていたより後ろになりました。その点が申し訳なかったです。もう少し前で競馬が出来たら、また違ったのかなと思います。」とコメント。 年齢的な部分があるやもしれませんでしたが、ポジション的な部分もあったかもしれませんか。

後、今回も、お馴染み、霞 券五郎先生の動画を。

 

 

 


さて、昨日(22日)ですが、地元の運動公園で「コソ練」その288を行って来ました。



 

 

一昨日に東海地方も遅まきながら梅雨入りが発表され、runのコソ練の時間確保が難しくなって来るのですが、昨日は午前中は雨雨の心配がないと天気予報で行ってた事もあり、走る事にしました。 今月は仕事的には落ち着いている時期であり、既に法人 4月決算の作業は終わっているから気持ち的にも、少々、余裕とまではいかないけど、何気なく、まったりしている感はあります。
もちろん、クリニック病院から頂いている薬を服用しつつ、出来る事は行おうという気持ちは持っているのですが、まだまだ、足りない部分は多い。
また、還暦が近くなって来ている年齢でもあり、早めに睡眠に入ってる事も効果があるのかもしれない。 ただ、ぐっすりと寝れている訳ではないが・・・。

てな事で、何とか、今週の仕事を済ませ、今日は 6:20に起きて、何時もの朝のルーティンを行い、 7:25過ぎに自宅家を出て、何時も通りに運動公園の最寄り駅まで自転車自転車を走らせ、そこから先は歩いて運動公園まで行くという、お馴染みのパターン。
今回は、市役所前の交差点🚥で準備運動の基本的なモノを行い、運動公園で応用的な準備運動をこなすという形でしたが、当然、今回も最強市民女性ランナーのAさん直伝(?)の準備運動~足上げストレッチは、その時に行っています。

 


全ての準備運動を済ませた後、今回は 7:46にスタート。
前回は、AC外周の内外回りコースしか走れなかったので、今回は、まずは最低でも「王道コース」は走っておこうと思ってたので、まずはCコースから入って行く。 まだまだ、身体の痛みがあるので、今回も、ゆったりと入って行こうとしたから、最初の 1kmはRuntastic携帯での計測(←以降も同じ。)では 6分02秒と前回よりも 5秒ほど、速い。 多少なりとも不安が募ったりもしたが、とにかく進んで行きましょうという形でAコースに入ったが、ゆっくり目にした事もあり、 2km通過時のラップタイムは 6分05秒だったものの、そんなにペースは遅くない。 Aコースに袋をを走ってる時に先輩ランナーのTさんと、その先輩ランナーさんが並走して走ってたので、挨拶を交わした事がきっかけとなり、Bコースに入った所で 3kmを通過。 ラップタイムは 6分切り。 速いなあと思ったけど、このままのペースで行ってやろうと思い直し、とにかく「王道コース」は走り切る事だけに専念し、どうにかこうにか走り切ったけど、キリ良い所でストップしようとも思ったので、駐車場付近をパタパタと走り、GPS腕時計⌚で 4kmを指した所でゴールとしました。

 


まあ、前回よりは距離は短かったものの、それなりに少しづつペースを上げて走れたという点は良かったかもしれない。 ひょっとしたら、前回の時短練習の効果もあったやもしれないけど、それでも超最低距離の通しでの 5km-runも出来なかった事は情けない・・・。
 


せめて、超最低距離くらいは走っておかないと走り切ったという気分にはなれないけどねえ・・・。 夏場だから、ある程度は仕方ないけど、これくらいはねえ。

と、いう事で、この時の結果ですが、まず、Runtastic携帯での計測は、距離は 4.16kmで、タイムは24分44秒。

 

 

 

 


ラップタイムは・・・。
0m→1000m 6分02秒
1000m→2000m 6分05秒(12分07秒)
2000m→3000m 5分56秒(18分03秒)
3000m→4000m 5分41秒(23分44秒)
4000m→4160m 1分00秒(24分44秒)

平均ペース= 5分56秒。 消費カロリー=321kcal。 平均速度=10.0km/h。

GPS腕時計⌚での計測は、距離は 4.05kmで、タイムは24分47秒。

 


 


ラップタイムは・・・。
0m→1000m 6分13秒
1000m→2000m 6分09秒(12分22秒)
2000m→3000m 6分05秒(18分27秒)
3000m→4000m 5分59秒(24分26秒)
4000m→4050m 0分21秒(24分47秒)

平均ペース= 6分07秒 消費カロリー=255.4kcal。 平均速度= 9.8km/h。

1本目を走り終えて、一旦、運動公園の休憩スペースで呼吸を整えていましたが、このままで終わる訳にもいかないので、もう 1本、走るか、先週同様に時短練習を 4本、走るか迷いましたが、短い距離ながらも、もう 1本、走る事にし、ゆっくりとしたペースでAC外周内回りコースを走って行く。
1本、走った後なので、身体的には疲れてはいたので、キツいけど・・・。

 


まずは、AC外周内回りコースを走り切り事だけを考えて走り続ける。 とはいえ、最初の 1kmのラップタイムは 6分切りだったんだから驚く。 淡々と走っている事に変わりはないけど、それなりにペースが速くなっているんだよなと思う。 AC外周内回りコースを走り切ってからは、Bコースの一部を走る事で距離調整をする形にし、 1本目の時と同様、GPS腕時計⌚で 2kmを指した所でゴールとしました。
 


1本目の半分しか走れなかったけど、それなりのペースで走れたんですから良かったと思う反面、やはり、もう 1kmくらいは走っておいた方が良かったのかなと思ったりする。
昨年だったら、通しなり併せ技なりの形で10kmを走れていたけど、どうも、昨年の暮れにインフルエンザにかかって以降、呼吸的に、少し苦しくなっている感は否めない。
その辺りが、今後の課題になるやもしれないが・・・。

と、いう事で、 2本目の結果ですが、まず、Runtastic携帯での計測は、距離は 2.04kmで、タイムは12分23秒。

 


 

 

 


ラップタイムは・・・。
0m→1000m 5分57秒
1000m→2000m 6分02秒(11分59秒)
2000m→2040m 0分24秒(12分23秒)

平均ペース= 6分04秒。 消費カロリー=159kcal。 平均速度= 9.9km/h。

GPS腕時計⌚での計測は、距離は 2.02kmで、タイムは12分28秒。

 

 



ラップタイムは・・・。
0m→1000m 6分07秒
1000m→2000m 6分09秒(12分16秒)
2000m→2020m 0分12秒(12分28秒)

平均ペース= 6分10秒 消費カロリー=127.2kcal。 平均速度= 9.7km/h。

2本目を終えたものの、これでも走行距離は 6kmちょい。 これでも、まだ、足りないかなあと感じたのは先輩ランナーのTさんが、一旦、練習を終えて水分補給をしていた時。
Tさんは私以上に長い距離を何本かに分けて走ってるし、時には速く、時にはスローとメリハリをつけている。 その辺りを考慮して、もう 1本だけ走るというかは、先週も行った走るコメディアンとして有名な森脇健児さんが実際に行っている、時短練習を取り入れてみる事に。

 


先週は「10-5-3-1」という形で行ったものの、今回は、そこまで余力がないので、最初は「5-3-1」で行うつもりで、500mを走ろうとしましたが、やはり、足的に重かった事もあり、300mでストップ。 それならばと思って、 2本目は異例の200mを走る事に。
これはこれでありかなと思ったけど、300mが大体90秒弱で走れる事を考えれば、200m走は60秒を切れれば良きと思ったけど、何とか、60秒を切れてよかったです。
後は100mを走れれば良いと思い、前回よりも、多少、スタート位置を後ろにして走ったものの、やはり、真っすぐだけでは100mを走り切れず、多少、カーブして100mを走り切り、これにて、時短練習をゴールする事にしました。

 


まあ、本音は500mも走り切れれば完璧だったけど、やはり、その前に 6kmも走っていれば、余力が残ってないのも当然か。 前回の時にも書いたけど、夏場は、なかなか、ロングな距離を走る機会が多くないので、そういう時は短い距離をキュッと全力で走って、心肺機能を上げて行くのも必要かなと思っていたりもするのですが・・・。 で、計測結果ですが、今回もRuntastic携帯での計測においてはラップタイムを除いたものだけを掲載し、併せてGPS腕時計⌚での計測は画像カメラのみとします。

① 300m

 

 

 

 


② 200m
 

 

 

 


③ 100m
 

 

 

 


てな訳で、今回は、これにて、終了。
 


練習後は、運動公園の最寄り駅まで戻って、駅近くのコンビニ🏪で画像カメラのモノを購入。
 


その後は駐輪場まで戻って、自転車自転車に乗って帰って行き、一落ち着きした後に、午後からは家家の雑用のために出かけて行き、それが終わった後になって、急に睡魔に襲われてしまい、夕方くらいに 1時間くらい、爆睡してしまいましたが・・・。

 

 

さて、明日(23日)ですが、淀~京都競馬場で、上半期のGⅠシリーズの総決算である、「ファン投票競走第65回宝塚記念競走」〔2200m・芝(外回り・Dコース)・京都・GⅠ・13頭〕が行われます。

 

 

 

 

(↑昨年の覇者、番のイクイノックス。)

暮れに行われる「有馬記念競走」(中山・2500m戦)と双璧を成す格を持っている、このレースですが、やはり、ファン投票で出走馬を決めている点と、上半期の総決算的な意味であるのと、関西で行われる「ドリームレース」の位置づけであるかなと思います。
なので、実力的にも一線級の馬達が出て来るので楽しみである反面、思いがけない展開になって、大荒れな結果になる事もあったりします。
その一例として、毎年、書いているけど、2015年(平成27年)のゴールドシップは、同一レース 3連覇を狙って出走したものの、ゲートが開く前に大きく立ち上がって、大きく出遅れてしまい、15着惨敗・・・。

 



また、2016年(平成28年)の、このレースで 3着表彰台に敗れ、リベンジを晴らすために、2017年(平成29年)にも出走したキタサンブラックでも・・・、

 


順当に行けば優勝は間違いないと思ったのに、何故か、最後の直線では伸び切れず、10着惨敗という波乱に・・・。(←この後の車のイベントで、応援している鵜飼りえ先生と、この話で盛り上がりました。)

 

 



更に、ここ数年、表彰台の一角を人気薄の馬が獲るなど、どちらかと言うと波乱含み的な要素が増えている感もあります。

で、例年なら、このレースは仁川(阪神競馬場)の2200m戦で内回りコースを使って行われるのですが、今年は仁川がスタンドリフレッシュ工事を行っている関係で、2006年(平成18年)以来となる、淀での開催となりました。
 


淀の2200m戦は外回りコースであり、しかも 3コーナーは上って下るの坂がある。
そして、直線は平坦コースなので、スピードが武器になる。 また、2020年(令和 2年)11月から2022年(令和 4年)4月までは淀のスタンド改築工事と馬場改修工事が行われていたので、出走馬の中には淀のコースを経験していない馬もいる。
この辺りが、どう影響するかどうかも関わってくるかもしれない。

まあ、仲良くしてくれている競馬ファンの女の子への「X」(←旧「Twitter」。)での返信で、「個人的には1980年(昭和55年)以来となる桶狭間(中京競馬場)での『宝塚記念競走』を見てみたいけどね。」とは言ったのですが・・・。

 


あの時はコース事情から、2200m戦が出来ず、2400mに距離を伸ばして行われたものの、今の桶狭間のコースなら距離変なしで行う事が出来るので、再び、桶狭間での、このレースを見てみたいという思いはあるのですが・・・。

さて、今年の、このレースですが、まずは枠順から。

 


今年は、出走馬に関していえば、最終エントリーでは13頭が登録している状態だったため、全馬が出走出来る状態ではありましたが、昨年の「有馬記念」馬である、ドウデュースをはじめ、ジャスティンパレス、ベラジオオペラ、昨年の「皐月賞」馬~ソールオリエンスなど、GⅠ馬が 4頭、出て来ましたし、ヤマニンサンバとルージェヴァイユ以外は重賞競走を制覇している強者ばかり。
まあ、昨年同様、中心馬は決まっていて、それ以外の馬に、どのように印を付けるか、これは毎回のように悩むんですが、それでも無い知恵を絞って・・・、今年は、このように印を付けてみました。
ただ、今年は13頭のため、心情的評価の×印だけ 2頭にし、後は 1頭づつとします。



◎印=番 ドウデュース
○印=②番 ジャスティンパレス
▲印=番 ベラジオオペラ
△印=番 ディープボンド 
×印=番 ブラダリア
×印=番 ブローザボーン

本命は、昨年の年度代表馬番のドゥデュースにしました。

 


やはり、一昨年の「東京優駿(日本ダービー競走)」(府中[東京]・2400m戦)を制しており、昨年の「有馬記念競走」(中山・2500m戦)も勝っている点からしても、現役勢の中ではトップクラスの強さを誇っていると言っていいでしょう。
中距離戦でも昨年の「京都記念競走」(仁川・2200m戦)を勝っているので苦手意識はないでしょう。  今年はドバイで行われた「ドバイターフ競走」(メイダン・1800m戦)で走っただけで、しかも入賞圏内ギリギリの 5着敗退。 「グランプリ」ホースにしては不甲斐ない結果かもしれないけど、久々の2000m以下の距離だった事もあってか、ペースに戸惑った感もなくはないかも?。 今回は優勝経験のある2200m戦である点はプラスでしょうが、初の淀のコースである事と結果を残せていない道悪競馬になりそうな事。 とはいえ、道悪馬場はフランスでの 2戦で、しかも 3歳時の時の事。 成長&実力をつけた今回は、鞍上が「レジェンド」~武 豊騎手であるし、道悪馬場でも、しっかりとこなしてくれるものと期待したいと思います。

次に対抗は、昨年同様、②番のジャスティンパレスにしました。

 


昨年、 3年ぶりに淀で開催された「天皇賞(春)競走」(3200m戦)を制した勢いで、このレースに挑み、イクイノックス、スルーセブンシーズには敵わなかったものの、 3着表彰台に入り、ある意味、代打騎乗だった鮫島克駿騎手の株を上げた形になりました。
秋は「タケ坊」こと横山武史騎手が騎乗して、春秋制覇を狙った「天皇賞(秋)競走」で 2着表彰台、「有馬記念競走」で 4着入賞、今年初戦となったドバイでの「ドバイシーマクラシック競走」(メイダン・2410m戦)ではジョアン・モレイラ騎手が騎乗して 4着入賞と優勝はないものの、結果をキチッと残している点は評価しないといけないでしょう。
国内初戦となる今回は 3ヶ月ぶりの休み明けとなるが、優勝経験のある淀の外回りコースだし、しかも鞍上が昨年の序盤 2戦に騎乗した「優勝請負人」~クリストフ・ルメール騎手が騎乗する。 最強のパートナーが、再び、手綱を握るのだから、大いに期待したいのだが、問題は馬場状態。 ほとんど良馬場の時しか走っていないジャスティンにとって、パワーの要る馬場でもキチっと結果を残せるか?、今回は、ある意味、試金石になるやもしれません。

更に、▲印評価は、番のベラジオオペラにしました。

 


昨年の「皐月賞競走」(中山・2000m戦)での10着敗退はあるものの、2400m戦の「東京優駿(日本ダービー)競走」での 4着入賞を除けば、後は全て 2着以内で、しかも 5度の優勝。 しかも、ほぼ、1800m戦か2000m戦に絞って挑んでる事からも判る通り、中距離競走では抜群の成績を残していると言っていいでしょう。 それも、今年の「大阪杯競走」(仁川・2000m戦)を優勝している事からも判るかと思います。
更に「東京優駿(日本ダービー)競走」以降、「カズ坊」こと横山和生騎手が騎乗している点もプラスではありますし、重馬場でも優勝経験がある点も好材料ではあると思います。
淀の2200m戦も、今年の「京都記念競走」で経験済み。 プラダリアの 2着敗退には終わったものの、経験した事も強み。 後は馬場状態次第で、どのような結果になるかどうかでしょうかねえ。

次に△印評価は、昨年同様、番のディープボンドにしました。

 


ディープボンドは本当に「競馬界のリカルド・パトレーゼ」「ミスター善戦マン」という相性が相応しい。 GⅡ競走は幾度も勝利を飾っていますが、GⅠ競走に関しては16度、挑戦して 2着が最上位。 ですが、「天皇賞(春)競走」では仁川と淀と 4度、挑戦して、 2着表彰台が 3度、 3着表彰台が 1度、 3000m戦においても「阪神大賞典競走」では昨年は 5着敗退、今年も 7着敗退でしたが、2021年(令和 3年)と2022年(令和 4年)は優勝、 3歳時に挑戦した「菊花賞競走」で 4着入賞と長距離で結果を残している傾向が強く、ステイヤータイプのようにも感じますが、一昨年も書いたように管理調教師の大久保龍志調教師は「ベストは2200mから2500m。」と言ってはいますが、このレースに関しては、一昨年は 4着入賞、昨年も 5着入賞とギリギリながらも入賞圏内に、しぶとく入っている点は評価しないといけないでしょう。 ましてや、今回は淀の舞台。 好成績を残している淀のコースなら、中距離でも表彰台圏内に入る可能性もゼロではないと思うし、道悪馬場になってパワーが必要なら、尚更、チャンスがあるのではないかと思いたいですが・・・。 鞍上が前走の「天皇賞(春)競走」に続いて、幸騎手が騎乗するというのも追い風になるやもしれません。

そして、心情的評価である×印評価は、番のプラダリアと番のブローザホーンにしてみました。

 

 


プラダリアは淀のコースを得意としており、昨年の「京都大賞典競走」(2400m戦)、今年の「京都記念競走」(2200m戦)を勝っている点は好材料と言っていいでしょう。
もちろん、淀以外のコースでも結果を残しており、特に昨年の「日経新春杯競走」(桶狭間・2200m戦)と昨年の「京都記念競走」(仁川・2200m戦)で 3着表彰台、 3歳時には「青葉賞競走」(府中・2400m戦)で優勝を飾るなど、2200m戦&2400m戦では好成績を出している点もプラス。 前走の「大阪杯競走」は 6着敗退に終わりましたが、これは 3歳以降、2000m戦では入賞圏内が精一杯という事を考えれば、微妙に距離が短いのかもしれないかなあと。 今回は得意の淀&適距離である事と道悪馬場でも結果を残している事、更に、お祭り男「剛腕」~池添健一騎手が騎乗とあれば、まだまだ、結果を残していないGⅠ競走において、一気に結果を残す可能性もあるやもしれません。
一方のブローザボーンですが、一昨年 6月の函館の未勝利戦(2000m戦)での優勝以降、昨年の「京都大賞典競走」での競走除外を除いて、全て入賞圏内に入っているという点は評価しないといけないでしょう。 ただ、今年に走った 3走は2400m以降の長距離戦ばかりであり、「日経新春杯競走」(淀・2400m戦)優勝、「阪神大賞典競走」で 3着、「天皇賞(春)競走」で 2着と全て表彰台圏内に入っているという堅実派。
今回は中距離戦になるが、淀の2200m戦は条件戦で優勝しており、しかも道悪馬場での結果だから、今回も十分に期待出来るかなと思います。
関係者も「道悪馬場になったら面白い。」とコメントしているので、強豪が相手ではあるけど、キッチリと結果を残す可能性は大きいでしょうか。

と、いう事で、印を付けた馬は以上ですが、正直、印を付けなかった 7頭についても、どれも一癖あるような感じがして、展開によっては荒れる要素を持ってそうな気がしますが、その中で気になるのは、番のシュトルーヴェ。

 


今年に入って 3連勝と絶好調で、しかも「日経賞競走」(中山・2500m戦)と「目黒記念競走」(府中・2500m戦)と2500m戦の重賞競走で連勝中ですから、ポテンシャルの高さは相当なモノと見ていいでしょう。(←しかも「目黒記念競走」では58.5kgの斤量を背負って優勝している。)
一応、2200m戦も桶狭間での条件競走ではあるものの、優勝経験があるから心配はしてないけれど、課題はドゥデュース同様、道悪馬場の経験がないという点と初の淀のコースである事。 しかし、久々のダミアン・レーン騎手が事実上、このレースを最大の焦点として短期免許取得のために来日して来た(←もちろん、他のレースにも、しっかりと騎乗してます。)んで、気合も入っている事でしょう。 とはいえ、上り調子である事を考えれば、いきなりの大仕事をする可能性は大いにあると思います。

後は、昨年の「皐月賞」馬~番のソールオリエンスと、紅一点番のルージュエヴァイユにも期待したいのですが・・・。

 

 


ソールは昨年の「有馬記念競走」では古馬の厚い壁に阻まれた感じの 8着敗退だったものの、これは仕方ないかもしれないと思うものの、古馬となった今年は「中山記念競走」(中山・1800m戦)では稍重と言っても馬場状態が悪かった事もあり、 4着敗退だったとはいえ、これも仕方ない部分はあったとはいえ、前走の「大阪杯競走」では、 2戦ぶりに「タケ坊」こと横山武史騎手が騎乗したものの、GⅠ馬らしくない走りの 7着敗退だったのは気になります。 とはいえ、昨年の「皐月賞競走」では重馬場での優勝であり、今回は道悪馬場になる可能性が高くなるので、ここ 3戦のスランプ状態だった事を考えると、消耗戦バトルになったら面白いかもしれません。
一方のルージュは重賞勝ちはないものの、今回と同馬場&同距離で行われた「エリザベス女王杯競走」で 2着、前走の「大阪杯競走」で 3着と中距離のGⅠ競走で連続表彰台に入ってる点は大いに魅力がある反面、道悪馬場の経験がない点が不安部分。 関係者のコメントでも「出来たら、道悪馬場は避けたい。」と言っていたので、馬場状態が、どうなるかという次第では入賞圏内か惨敗かに分かれる危険性も。 マジに今回が試金石になるでしょう。

更に、昨年の「函館記念競走」(函館・2000m戦)と「オールカマー競走」(中山・2200m戦)を優勝している、番のローシャムパークも期待したいのですが・・・。

 


この馬も道悪馬場に難があるので、その点は割引材料にせざるを得ないですねえ・・・。
今日の「Winning Keiba」のインタビューで、鞍上の戸崎圭太騎手はテレビ東京の冨田有紀アナウンサーから「道悪馬場はどうか?。」という質問に対し、「多少の悪さなら、こなせると思う。」と答えていましたが、明日の馬場状態次第になりそうですかねえ・・・。

 


さて、今年から始まった「ダート3冠」シリーズ
 

 

 


大分、遅くなってしまいましたが、その 2冠目として、-5日に東京の大井競馬場で「農林水産大臣賞典第70回東京ダービー競走」(クリソベリル賞)〔2000m・ダート(外回り)・大井・Jpn-Ⅰ・16頭〕が行われました。
 

 

 

 


(↑昨年の覇者~番のミックファイア。)
 

1冠目「羽田盃競走」同様、昨年までは南関東所属馬だけで行われていた、このレースでしたが、今年からダート競馬の更なる促進向上を目指して、他地区およびJRA所属馬にも門戸を開放する事になりました。
まあ、南関東所属の関係者にしてみれば、複雑かもしれませんが、かつての北海道所属だったコスモバルクがシンガポールのGⅠ競走を制したのをきっかけに、昨年は大井のマンダリンヒーローが、今年はJRAのフォーエバーヤングがアメリカの「ケンタッキーダービー競走」(チャーチルタウンズ・2000m戦)に挑戦したり、今年のドバイのレースに兵庫のイグナイターが挑んだりと、今や、地方馬も海外で活躍する時代に。 そのためには、 3歳のダートクラシックを設定するのも当然の成り行きだったかもしれません。

と、いう事で、新生「ダート 3冠」シリーズの第 2弾となった、今年の「東京ダービー競走」ですが、まずは枠順。

 


1冠目「羽田盃競走」が 8頭と少頭数だった事に対し、今回はフルゲートの16頭。
JRA所属馬は「羽田盃競走」(大井・1800m戦)を制した、アマンデビアンコが、このレースへの回避を決めたため・・・、

 

 

結果的には「羽田盃競走」同様、エントリーしたの 4頭のみではありますが、前哨戦となった「ユニコーンステークス競走」(淀[京都]・1900m戦)の 1- 2フィニュッシュ馬~ラムジェットとサトノエピックが満を持して参戦。 サトノエピックは一旦は「東京優駿(日本ダービー)競走」(府中[東京]・芝2400m戦)参戦も視野に考えていたものの、アマンデビワンコの回避もあり、予定通り、こちらに来ました。 また、「羽田盃競走」経験組からは紅一点~アンモシエラとハビレが参戦。 今回もJRA勢が主役を張りそうです。 一方の地方勢というか、南関東勢では「羽田盃競走」を経験した、船橋のフロインフォッサル、大井のムットクルフェとティントレットの巻き返しに期待したいが、その中では 3着表彰台に入ったフロインフォッサルが、どこまでポジションを上げれるかなと。 後、結果的には唯一、他地区からエントリーして来た、高知の怪物~シンメテージーが参戦。 現在、 6連勝中と絶好調で、金沢のエース~吉原寛人騎手が騎乗して下克上を狙う。 本当は岩手所属で 7連勝中のフジユージーンもエントリーをしていたが、調教後に後ろ脚に怪我を発症したとして、大事を取って回避。 今日、行われる「東北優駿競走」(水沢・2000m戦)に挑むそうです。 先述の通り、JRA所属馬のエントリーが「羽田盃競走」同様 4頭のため、レース前の段階で地方馬は最低 1頭は入賞圏内に入る事は約束されているものの、それで終わりたくないだろうし、せめて、 1頭くらいは表彰台圏内に入って欲しいと願いつつ、レースを見たのですが・・・。(←今回も仕事などでバタバタだったので、予想印での予想はしませんでしたが・・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今年は単勝 1番人気だった、番のラムジェット[牡3](57.0kg 三浦皇成騎手騎乗)が、 2分06秒 1のタイムで優勝し、史上初のJRA所属馬による「東京ダービー競走」制覇を成し遂げました。
 

 

 


レースは、前走の「羽田盃競走」同様、番のアンモシエラが、今回もハナを奪う形に。 アウトから番のサトノエピックとラムジェットも絡んで行き、インからは番のティントレット、高知所属~番のシンメテージーも負けじと上がりつつ、最初のゴール板を通過して、 1コーナーから 2コーナーを回る。
向正面に入って、改めて隊列を整理すると、先頭はアンモシエラが逃げ、番手はサトノがマークするが早くもアウトからラムジェットが仕掛けて行く。ラムジェットのインからティントレット、 2馬身くらい離れて、③番のシシュフォスとシンメテージー、間が開いて、④番のハビレと番のイチニチショチョウが並んで追走、 3頭が固まる形で、番のイモノソーダワリデを真ん中として、前に番のムットクルフェが前、番のオーウェルが後ろで追うが、更に番のポンドボーイがオーウェルを追うように上がって行く。 後は馬群が切れて、番のフロインフォッサルが前、番のマコトロクサノホコと番のクニノトキメキが並んで追走し、最後方は番のキタノヒーローという展開だ。
前半1000mの通過タイムは64秒と「羽田盃競走」よりも 2秒 4遅いが、2000m戦の事を考えても、少し遅い感じがする。 勝負所の 3コーナーに入り、前の 3頭~アンモ、サトノ、ラムが並ぶ形でバトルを繰り広げる。 その後ろも 4頭~ティント、ハビレ、シシュ、シンメが並ぶ形追い上げながら、 4コーナーを回って直線に。
直線に入って、前の 3頭はギアを入れ替えながらさらにバトルを繰り広げる。 真ん中のサトノが出ようとするが、ラムが三浦騎手の鞭に応えながらグイグイと上がって行く。 後続ではティントが一杯になり、ハビレ、シシュ、シンメの 3頭のバトルに変わる。
残り200mを切って、ラムが一気に交わして先頭に立ち、差を広げ始める。
インではアンモとサトノが互いに秘術を尽くして競い合い、表彰台圏内は、この 3頭で決した形だが、入賞圏内のバトルはシシュが脱落する形となり、シンメとハビレが並んで叩き合うが、シンメがハビレを交わして 4番手に上がった所で態勢は決した。
ラムが後続に 6馬身の差をつける圧勝劇で優勝。 2着にサトノが入り、アンモが「羽田盃競走」に続いての表彰台圏内の 3着。 シンメが地方勢で唯一の入賞圏内の 4着に入り、ハビレも「羽田盃競走」に続いて、ギリギリながらも 5着入賞に入る結果に。
今回はJRA勢 4頭がキッチリと掲示板圏内に入り、実力を示した形ともなりました。
優勝したラムジェットは 3戦目の条件戦こそ、 9着敗退に終わりましたが、それ以外は全て表彰台圏内に入るという堅実派。 特に 2歳暮れから鞍上を三浦皇成騎手に固定してからは、条件戦、前々走の「ヒヤシンスステークス競走」、そして、先述した前走もキッチリと勝って 3連勝中。 今回も強いという勝ち方で連勝を「 4」に伸ばした形となりました。
2022年の「JBCスプリント競走」以来、 3度目のJpn-Ⅰ競走制覇となった三浦騎手はレース後のインタビューで「この馬とコンビを組ませてもらって、海外も含めですけど、色んな話が上がった中で、まずこの馬が出るレースで自分が全て結果を残さないといけないという緊張感の中、ずっとこの馬とコンビを組ませてもらって、ほんとに毎回毎回皆さんを驚かすような勝ち方をしてくれて、まだまだ乗ってる僕としては成長力しかないと、これからほんと楽しみな馬だと思ってますので、まずは今日、こういう形で大きいレースを勝たせていただいて、ほんとに感謝してます。」と前置きしたうえで、「まだまだこの馬は舞台を上げていかなければいけないので、その中で馬の気分であったり、リズムであったりというのを一番重視して、そういう事を頭に入れていたので、ポジションは関係なく、おのずとあのポジションになったというのが今日の馬にとって、とても良いリズムになりました。相変わらず 4コーナーは置かれてしまいましたが、乗っている僕としては間違いなく差し切れる、むしろ抜けてどれくらいそこから集中力を切らさずにゴールまで行けるかということを考えていました。そういう意味でまだ遊び遊びですが、終わってみればこの着差なので、完勝だったと思います。」とコメント。 なかなか、JRAのGⅠ競走を制覇出来ない三浦騎手ではありますが、Jpn-Ⅰ競走は複数回、勝っている事ですから、これからも、奥様である、ほしのあきさんのサポートを受けながら、今後の活躍と悲願を達成して欲しいかなと期待しています。
ラムジェットの今後ですが、 3冠目となる「第26回ジャパンダートクラシック競走」に直行予定だそうですが、今回と同馬場&同距離であるので、経験した事はプラス。
ただ、このレースには、先述した通りニ、先月、アメリカの 3歳クラシックの 1つ~「ケンタッキーダービー競走」で 3着表彰台に入った、フォーエバーヤングも出る意向を示している。 ラムジェットは「ケンタッキーダービー競走」に出走したい意向だったが、出走ポイントが足りなかったので、断念した苦い経験がある。 だから、そのレースに出走して結果を出した馬とのバトルは、ある意味で、一つのの指標になると思うし、管理調教師の佐々木晶三調教師も「ラムジェットは、まだ本気で走っていないからね。フォーエバーヤングと五分の勝負がしたい。できれば、来年は海外も見えてくる。」と言っていたので、楽しみが増した感もあるでしょうね。

恒例の全着順。 (←左から、着順・枠番・馬番・馬名[所属]・性別&年齢・負担重量・騎手名[所属]・調教師・馬体重・タイム・推定上がり3Fタイム・単勝人気)

01 7橙 ⑭ ラムジェット(JRA) 牡3 57.0 三浦皇成(JRA) 佐々木晶三 501 +1 2:06.1  37.6 1
02 5黄 ⑩ サトノエピック(JRA) 牡3 57.0 横山和生(JRA) 國枝 栄 527 +5 2:07.3 6 38.9 2
03 4青 ⑦ アンモシエラ(JRA) 牝3 55.0 坂井瑠星(JRA) 松永幹夫 488 +11 2:07.7 2 39.3 3
04 4青 ⑧ シンメデージー(高知) 牡3 57.0 吉原寛人(金沢) 打越勇児 442 +10 2:08.2 21/2 39.2 5
05 2黒 ④ ハビレ(JRA) 牡3 57.0 笹川 翼(大井) 武井 亮 498 +5 2:08.5 11/2 39.1 4
06 2黒 ③ シシュフォス(船橋) 牡3 57.0 森 泰斗(船橋) 佐藤裕太 509 -4 2:09.5 5 40.5 8
07 6緑 ⑫ フロインフォッサル(船橋) 牡3 57.0 本田正重(船橋) 山下貴之 478 +6 2:09.9 2 38.8 7
08 1白 ① ポンドボーイ(大井) 牡3 57.0 藤田 凌(大井) 朝倉 実 458 -5 2:10.5 3 39.9 11
09 1白 ② マコトロクサノホコ(船橋) 牡3 57.0 御神本訓史(大井) 川島正一 448 -6 2:10.6 1/2 39.3 6
10 8桃 ⑮ ムットクルフェ(大井) 牡3 57.0 山崎誠士(川崎) 的場直之 501 +1 2:11.2 3 41.0 12
11 6緑 ⑪ イモノソーダワリデ(大井) 牡3 57.0 鷹見 陸(大井) 須田和伸 445 -1 2:11.5 11/2 40.6 9
12 3赤 ⑥ イチニチショチョウ(大井) 牡3 57.0 江里口裕輝(大井) 嶋田幸晴 485 +6 2:11.8 11/2 41.6 13
13 7橙 ⑬ キタノヒーロー(船橋) 牡3 57.0 石崎 駿(船橋) 張田 京 464 +2 2:12.1 13/4 40.0 15
14 8桃 ⑯ クニノトキメキ(船橋) 牡3 57.0 今野忠成(川崎) 張田 京 513 +8 2:12.4 11/2 40.7 16
15 5黄 ⑨ オーウェル(浦和) 牡3 57.0 和田譲治(大井) 小久保 智 456 -2 2:12.7 13/4 41.4 14
16 3赤 ⑤ ティントレット(大井) 牡3 57.0 矢野貴之(大井) 荒山勝徳 500 -5 2:12.7 アタマ 43.8 10

り 4F 50.0 - 3F 37.7

ハロンタイム 12.4- 12.1- 13.0- 13.6- 12.9- 12.1- 12.3- 12.7- 12.1- 12.9

コーナー通過順
1角 7,10,14,5,8,3,6,11,9,4,15,1,12,16,2,13
2角 7,10,5,14,8,3,6,4,(9,11),15,1,12,(2,16),13
3角 7,10,14,5,3,8,4,6,15,1,11,9,12,2,16,13
4角 7,10,14,5,3,8,4-15,6,1,(12,11),2,9,16,13

さて、ラムジェットが強い勝ち方を披露して、ダート 3冠シリーズの 2冠目を制した、今年の「東京ダービー競走」でしたが、 2着に番のサトノエピックが入った事で、結局は「ユニコーンステークス競走」の 1- 2フィニッシュ馬が、今回も、そのままの形でゴールするという形になりました。 サトノは道中はアンモの番手につけてマークしており、直線でも粘りに粘っていたものの、最後はラムジェットの前に、またも屈する形になってしまいました。
鞍上の「カズ坊」こと横山和生騎手は「 3~ 4コーナーで変に待たずに突き放すイメージで乗ったのですが、勝った馬は 3番手にいましたから。精神力の強い馬で、こういう馬場、初めての環境でも戸惑わないて全力で走ってくれたので良かったと思います。」とコメント。 今後も楽しみが増しそうです。

次に「羽田盃競走」からは 1ポジション下がったものの、 2連連続で表彰台圏内の 3着に入った、番のアンモシエラですが、今回もペースメーカーとなって、自分のペースに持ち込み、直線でも良く粘って、アウトから追い込んで来た、シンメテージーの猛追を抑えての表彰台圏内に入ったのは紅一点ながらもキッチリと結果を残したと言っていいでしょう。
管理調教師の松永幹夫調教師は「いい内容でした。自分の形で競馬はできているし、力もつけていると思います。」とコメント。 秋に向けても期待が大きいかなと思います。

更に、地方勢唯一であり、他地区から唯一、エントリーして 4着入賞を果たした、番のシンメテージーですが、今回、もっとも頑張った 1頭ではないかと。 スローペースであったものの、前の方に位置すると共に、 4コーナーでは第 2グループの 4頭に位置し、直線でもアウトから捲って行き、その鬼脚から表彰台圏内の可能性もあった訳ですので、流石、高知で 6連勝している実績は伊達ではなかったといえるでしょう。
鞍上の金沢のエース~吉原寛人騎手は「最後まで集中して走ってくれたので偉いなと思います。夢を見ましたね(笑)。そのくらいハミを取ってくれていたので、しっかり伸びて表彰台圏内( 3着入賞)まで惜しかったです。」とコメント。 ここまで頑張ってくれたのですから、秋の「ジャパンダートクラシック競走」にも出て欲しいかなと。

そして、この馬も「羽田盃競走」からは 1ポジション下がったものの、 5着入賞と結果を残した④番のハビレでしたが、中団から 4コーナーではシンメテージー、シシュフォスらとバトルを繰り広げましたが、「羽田盃競走」ほど、脚色の余力は残ってなかったのかなという感じにも思えました。 「羽田盃競走」に続いて騎乗した、大井の笹川 翼騎手は「馬は辛抱強く走ってくれました。前回より乗りやすかったですし、結果は 5着入賞でしたが、みんなも馬も頑張って、これからを考えたら良いレースだったのかなと思います。馬も怖がることなく一生懸命ファイトしてくれました。」と、前向きなコメントをしていました。

一方、ホーム南関東勢では、③番のシシュフォスの 6着が最上位であり、今回は南関東勢は打つ手なしと言った所か。 もっとも序盤のペースが遅く、仕掛けのタイミングが難しかった事もあったやもしれない。 「羽田盃競走」で 3着表彰台に入り、今回も期待していた、番のフロインフォッサルに騎乗した本田正重騎手も「展開が向かず、流れが遅かったです。仕方がありません。」と言うのがやっとだった事も頷けられるかもしれませんか。

 

 


さて、昨日(15日)ですが、地元の運動公園で「コソ練」その287を行って来ました。



 

 

2週間ぶりの「コソ練」になりますが、正直、先週末も走れない事はなかったんですが、実は10日に健康診断を控えていた事もありまして・・・。
 


以前、run大会に出て数時間も経たないうちに血液検査を受けたら、ある所の数値に異常があった事を経験したトラウマもあって、走るのを控えた訳です。
まあ、例年、健康診断を受けると、必ずと言っていい程、どこかで異常が出てるんで・・・。

 


結果通知が来るまでは、不安で、しゃーないんですけど・・・。

てな事で、何とか、今週の仕事を済ませ、今日は 5:40に起きて、何時もの朝のルーティンを行い、 6:30過ぎに自宅家を出て、何時も通りに運動公園の最寄り駅まで自転車自転車を走らせ、そこから先は歩いて運動公園まで行くという、お馴染みのパターン。
今回は、準備運動のほとんどを自宅家で済ませ、を運動公園での準備運動は僅かでしたが、当然、最強市民女性ランナーのAさんの準備運動~足上げストレッチは、その時に行っています。

 


全ての準備運動を済ませた後、今回は 6:55にスタート。
今回ですが、当初の予定では前回の「王道コース」AC外周内回りコースに加え、AC外周外回りコースは走っておきたいという思いがあったので、今回は距離の長いものから走る事にし、まずはAC外周外回りコースから攻めて行く事にする。 前回同様、マンネリを避ける意味もあったけど、まあ、今回は無理せず、ゆったりとした形で入ったつもりだったのだが・・・、最初の 1kmはRuntastic携帯での計測(←以降も同じ。)では 6分07秒と前回よりも15秒ほど、速い。 多少なりとも不安が募ったりもしたが、とにかく進んで行きましょうという形でAC外周外回りコースからAC外周内回りコースに入って行くが、少しづつではあるがペースが速くなっていき、 2km通過時のラップタイムは 6分切り。 それと同時に身体的にキツくなり出して来た・・・。

 


このままの形で行ったら、いわゆる「王道コース」を走る事は難しくなりそうな感じになってるけど、どうしようか?。 最初はCコースを走って、何とか 5kmまで引っ張りたいという思いはありましたが、どうやら持ちそうもない・・・。
 


仕方ないので、AC外周内回りコースを走り切った所でゴールとしました。
 


全くと言っていい程、情けない・・・。 超最低距離の 5kmどころか、運動公園の 2コースしか走れないという点は、これから暑くなっていくという事情はあるものの、多少なりとも風が吹いており、また、完全なピーカン状態でないにも関わらず、短い距離で終わったのは、 2週間ぶりの練習だったという点を考慮しても、まだまだだなあと自己嫌悪状態になったのは言うまでもありませんが・・・。

と、いう事で、この時の結果ですが、まず、Runtastic携帯での計測は、距離は 3.55kmで、タイムは21分20秒。

 

 

 

 


ラップタイムは・・・。
0m→1000m 6分07秒
1000m→2000m 5分58秒(12分05秒)
2000m→3000m 5分57秒(18分02秒)
3000m→3550m 3分18秒(21分20秒)

平均ペース= 6分04秒。 消費カロリー=271kcal。 平均速度=10.0km/h。

GPS腕時計⌚での計測は、距離は 3.55kmで、タイムは21分24秒。

 

 


ラップタイムは・・・。
0m→1000m 6分12秒
1000m→2000m 6分00秒(12分12秒)
2000m→3000m 5分57秒(18分09秒)
3000m→3550m 3分15秒(21分24秒)

平均ペース= 6分01秒 消費カロリー=222.1kcal。 平均速度= 9.9km/h。

1本目を走り終えて、一旦、運動公園のBコースを歩く形で呼吸を整える。

 

 

 


そうしないと身体的にキツかったからであり、如何にも 1本目の走りが良くなかった事が伺えるかもしれない。 歩き終えて、運動公園内の休憩スペースで一休みしましたが、その時に先輩ランナーのTさんが来たので挨拶したんだけど、私が3500mのrunでバテた事を言うたら、「そんなんじゃ、ダメだよ~!。」とハッパかけられました。 もっとも、Tさんは私が参加した 5月26日の「黒部名水マラソン大会」にも出てたと聞いてビックリ。
私は10kmの部でしたが、Tさんはフルの部。 キッチリとサブ4で走られているんで、凄いとしか言いようがなかった。 その後の「高山ウルトラマラソン大会」の71kmの部に出たとの事。 マジ、溜息しか出ないわ。
てな事で、それに刺激を受けた(?)という訳ではないけど、もうちょい走りたい気持ちはあるものの、長い距離は走れない。 それならという事で走るコメディアンとして有名な森脇健児さんが実際に行っている、時短練習を取り入れてみる事に。

 


時短練習は以前にも取り入れた事はあるけど、一部の距離 1つだけであり、 3月に行った前回の時短練習の時(←名城公園。)は500m、300m、100mの 3本を敢行。 今回は、1000mを含めた 4本すべてを行う事にしてみるという、いわば、本物の時短練習であり、いわゆる、「10-5-3-1」。
前回の時も2500mを走った後で行ったけど、今回も3500m走った後なんで、どこまで耐えられるかという点が気がかり。
一呼吸してから、運動公園のBコースを使って、まず、1000mから行ってみたけど、以前のように、いきなり、MAX状態でなく、徐々に加速して行く形に持って行く。 最初の500mが 2分18秒だったんで、速いなあと思ってたけど、やはりというか、折り返してからは完全に足がついて行かず、ヨレヨレ状態に。 どうにか、1000mの標識に辿り着いた時はホッとしたくらい。 100m程、歩いて行って、スタート地点に戻り、以下、500m、300mと続けていくが、500mの時はゴールした後に折り返す距離が長いので、必然的にインターバルが取れてしまう。 そこが森脇さんの時短練習とは違う所かもしれない。 300mの時は以前に目標となる所は見つけておいたけど、改めて、「TATTA」で歩きながら計測してみたら、以前見つけておいた目標とズレていたので、改めて、300m走ってみて、今回の目標地点まで走ってみたら、微妙だけど10m程、計測がズレてしまったけど、それは御愛嬌。
300mを走り終えて、途中地点で折返し、1000mの標識よりも少し下がった所からラストの100mを走ったけど、ゴールの時点では距離が足りないので、少しだけ+αという形で走った所で時短練習のゴールとしました。

 


まあ、1000mの全力疾走で 5分を切り、500mの全力疾走で 2分30秒を切れた点は大きいでしょう。 今後も夏の時期は、時折、この時短練習を取り入れたらなと思ったりもしました。 で、計測結果ですが、Runtastic携帯での計測においてはラップタイムを除いたものだけを掲載し、併せてGPS腕時計⌚での計測は画像カメラのみとします。

① 1000m

 

 

 

 

 


② 500m
 

 

 

 

 


③ 300m
 

 

 

 

 


④ 100m
 

 

 

 

 


てな訳で、今回は、これにて、終了。
 


練習後は、運動公園の最寄り駅まで戻って、電車に乗り、 1ヶ月半ぶりに床屋に行って散髪を済ませ、 3月に 1度、訪れた喫茶店「LIVE CAFE 2408」でモーニングセットパンコーヒーを。
 

 


散髪の際に行っている行けつけのスーパーが10時開店なので、今回は先に喫茶店に入ったという訳。 マスターはともかく、スタッフさんが全開と同じ、お姉ちゃんだった事もあり、多少なりとも安心感があったりしたのも事実。 今回は焼きそばパンとブレンドコーヒーのセットだったので、お値段的には700円と高かったけど、それもありでしょう。
また、今回も俳優の船越英一郎さんに似ている社長さまの姿も見ましたし。
喫茶店を出てからはスーパーで揚げ物を購入して、駅のホームに上がって地元方面の電車に乗り、再び、運動公園の最寄り駅に戻ってからは近くのコンビニ🏪で菓子パンパンだけを購入。

 


その後は駐輪場まで戻って、自転車自転車に乗って帰って行った形です。

この後のrun大会の参加ですが、 7月-7日の「庄内緑地モーニングラン大会」に参加する事にしました。

 


夏の時期ですから、距離は短い 5kmの部にエントリーしました。
タイム的には期待出来ないけど、キッチリと走り切るように出来たらと思ってます。

 

 


さて、これも遅くなりましたが、-1日ですが、地元の運動公園で「コソ練」その286を行って来ました。



 


ナンバー2930のブログにも書いた通り、 5月26日に富山の黒部で行われた「カーター記念第41回黒部名水マラソン大会」に挑戦して来ましたが・・・。
 

 


夜行バスでの遠征による寝不足と例年ほどではなかったにせよ、それなりの暑さに終盤にやられてしまい、タイム的には平凡であったし、また、身体のダメージも残っていたので、今回のコソ練は軽めに行おうと思ってました。
黒部から帰って来て、 3月の法人決算のメドを立たせておいて、何とか一落ち着きした段階に出来たので、安堵しながら、当日は 6:20に起きて、何時もの朝のルーティンを行い、 7:30過ぎに自宅家を出て、何時も通りに運動公園の最寄り駅まで自転車自転車を走らせ、そこから先は歩いて運動公園まで行くという、お馴染みのパターン。
今回は全ての準備運動を運動公園で済ませましたが、当然、最強市民女性ランナーのAさん直伝(?)の準備運動~足上げストレッチは、その時に行っています。

 


全ての準備運動を済ませた後、今回は 7:53にスタート。
今回は最低でも運動公園の「王道コース」は走っておきたいという思いがあったものの、何時ものようにCコースから始める訳でなく、いきなり、AC外周内回りコースから始める事に。 マンネリを避ける意味もあったけど、まあ、今回は無理せず、ゆったりとした形で入って行く。 それもあってか、最初の 1kmはRuntastic携帯での計測(←以降も同じ。)では 6分22秒と遅かったけど気にはしてませんでした。 AC外周内回りコースを走り終えてからは「王道コース」に入り、何時も通り、Cコースに入って行く。 ゆったりとした走りは変わっていないが、走り慣れているコースである故に、少しづつではあるが速くなっていく。
また、Cコースの終盤で休憩スペースにいた先輩ランナーのTさんの姿が見えたので挨拶を交わした事もあってか、Aコースに入って、少しした所で 3kmを通過。 ラップタイムは 6分01秒と更に速くなった。 これではアカンなと思ったので、Aコースの終盤辺りかはペースを、やや、緩めにした事もあってか、Aコースの終盤手前付近で 4kmを通過。 ラップタイムは 6分06秒と微妙に遅くなったけど、そんなに変わりはしない。 AコースからBコースに入った所で、この後をどうするか?。 気持ち的にはAC外周外回りコースまで走れば、通しで 7km超え出来るんだけど、身体的にはキツくなって来た事もあり・・・。

 


結局、Bコースを走り終えたと所でゴールにしようと決断。 そうなると現金なモノで気持ちな部分もあってか、ストライドが速くなった感もあり、Bコースの復路に入った所で 5kmを通過。 ラップタイムは 6分切りになった事からも伺える。
その後も、そのままの勢いで走り続け、Bコースを走り切って、若干の距離調整をし、GPS腕時計⌚で 5.5kmを指した所でゴールとしました。

 


まあ、気持ち的には 7kmくらい走りたかったけど、まだまだ、身体的に疲れが取り切れてない事もあり、ここは無理をしないで、5km超えをした所で辞めましたが、これから暑さが増して行くと距離は稼げなくなるので、今後はピンポイントの走りが中心になって行くかもしれない。 そうなると、マラソンタレントの森脇健児さんが大阪城公園で行っている、時短練習も取り入れないといけないかなと。
 


部分で取り入れれいる事はあるけど、集中してまでは行っていないんで、何れかは・・・。

と、いう事で、この時の結果ですが、まず、Runtastic携帯での計測は、距離は 5.59kmで、タイムは33分58秒。

 

 

 

 


ラップタイムは・・・。
0m→1000m 6分22秒
1000m→2000m 6分04秒(12分26秒)
2000m→3000m 6分01秒(18分27秒)
3000m→4000m 6分06秒(24分33秒)
4000m→5000m 5分55秒(30分28秒)
5000m→5590m 3分30秒(33分58秒)

平均ペース= 6分04秒。 消費カロリー=433kcal。 平均速度= 9.9km/h。

GPS腕時計⌚での計測は、距離は 5.54kmで、タイムは37分20秒。

 

 


ラップタイムは・・・。
0m→1000m 6分25秒
1000m→2000m 6分02秒(12分27秒)
2000m→3000m 6分06秒(18分33秒)
3000m→4000m 6分08秒(24分41秒)
4000m→5000m 6分09秒(30分50秒)
5000m→5540m 3分11秒(34分01秒)

平均ペース= 6分08秒 消費カロリー=348.5kcal。 平均速度= 9.5km/h。

1本目を走り終えて、運動公園内の休憩スペースで一休みしましたが、既にTさんの姿はなかった事もあり、このまま、辞めようかと思ったけど、そうも行かないというもあったんで、結果的に、もう 1本、走る事に。
2本目は、 1本目で走る事が出来なかった、AC外周外回りコースを逆回りで走る事から始める。 とはいえ、 1本目でバテてしまってるので、ここは更に、ゆっくり目で走ろうと思ってたけど、何だかんだで、そこそこのペースで走ってたようで、最初の 1kmは 6分04秒と、 2本目の頭としては速めかなと。 ならば、このままのペースを維持して行くかという気持ちになる。 AC外周外回りコースを走り切ってからは、当初はB’コース(←Bコース+アクアプラザ前の直線コースを走る。)を走るつもりだったが、ここは、C’コースCコース+川沿いの橋の直線往復コース。)のうち、川沿いの直線往復コースのみを走って順回りにし、B'コースを走ろうと思って走ったものの、更に考えを変え、アクアプラザ前の直線コースを片道だけ走った後、逆まりでCコースの一部を走って、再び、Bコースの復路を走るという、変則Bコースを走る事で距離稼ぎを行うというセコい業を出したが、 2km以降も 6分10秒前後のタイムで推移して行く。 Bコースを走ってからは、行きつけである、運動公園の最寄り駅近くにあるコンビニ🏪までのロードコースを走る。 淡々とした走りを続けて行ったが、 1つだけネックな場所がある。 それは市役所前の交差点🚥であり、信号が「赤」だったら、交差点前でゴールにするつもりだったが、幸いにも信号が「青」だった事もあって、そのまま、直進して、何とか、コンビニ🏪まで行けた所で 2本目のゴールとしました。

 


結果的に今回も併せ技で10km超えを走る事が出来ましたが、昨年の、この時期は通しで10kmを走れていた事を考えると、今年は大会でしか通しで10kmを走れていない感が。
そういう点では情けない部分もあるけど、先述した通り、これからはピンポイント練習が中心となる可能性があるので、その辺りは切り替えて心肺機能を鍛えるという形に徹しないといけないでしょうかね。

2本目の結果ですが、まず、Runtastic携帯での計測は、距離は 4.64kmで、タイムは28分37秒。

 

 

 

 


ラップタイムは・・・。
スタート→1000m 6分04秒
1000m→2000m 6分07秒(12分11秒)
2000m→3000m 6分10秒(18分21秒)
3000m→4000m 6分11秒(24分32秒)
4000m→4640m 4分05秒(28分37秒)

平均タイム= 6分09秒。 平均消費カロリー=363kcal。 平均速度= 9.7km/h。

GPS腕時計⌚の計測は、距離は 4.56kmで、タイムは28分35秒でした。

 

 


ラップタイムは・・・。
スタート→1000m 6分11秒
1000m→2000m 6分14秒(12分25秒)
2000m→3000m 6分10秒(18分35秒)
3000m→4000m 6分12秒(24分47秒)
4000m→4560m 3分48秒(28分35秒)

平均タイム= 6分15秒。 平均消費カロリー=289.6kcal。 平均速度= 9.5km/h。

てな訳で、今回は、これにて、終了。

 


で、コソ練終了後は、そのまま、運動公園駅前のコンビニ🏪で画像カメラのモノを購入。(←運動公園の最寄り駅の自販機で買った缶コーヒーコーヒーも含む。)
 


購入後は運動公園の最寄り駅まで戻って自転車自転車で自宅家へ戻りまして、まずは家家の雑用を済ませ、昼食おにぎり後はグダグダと過ごしておりました。 ちなみに明日(10日)は健康診断のために今週末はコソ練が出来ずでダンマリ状態です・・・。

 


さて、遅くなりましたが、 5月26日に、'24年11回目のイベント行きとして、富山県の黒部総合運動公園を起終点とした「カーター記念第41回黒部名水マラソン大会」に挑戦して来ました。

 

 

 


今回も、「豊橋ハーフマラソン大会」の時と同様、 3つに分けて、書こうかなと思います。

① before編

 

昨年に参加された方の動画を見て、興味が湧いたのでエントリーをしようと思ってたけど、締め切りが確定申告時期が終えてすぐだったので、慌ただしくエントリーを済ませましたが、代金を払ってすぐにエントリーを締め切ったと大会HPにあったから、正に間一髪でした。 次に行わないといけないのが富山で前泊するか?、 2月の青梅みたいに弾丸ツアーで夜行バスで行くか?。 本音は前泊したいけど、色々と資金的な問題もあって、結局、夜行バスで行く事に。 富山までの夜行バスは初めて利用する「青木バス」を利用する事にし、また、なるべく余裕をもって名古屋に帰る事を考えて、帰りは高山本線経由の特急「ひだ」を使う事にして、どちらも出発 1ヶ月前くらいにしっかりと購入。 5月-6日にゼッケンや参加賞のTシャツなどが届きました。
 


もっとも、「黒部名水マラソン大会」の前日( 5月25日)には名古屋の栄テレビ塔(←現在は「中部電力 MIRAITOWER」。)で「中部電力 MIRAITOWER ステアクライミングチャレンジ」が行われまして・・・。
 

 


MCがマラソンタレントの森脇健児さんと、きゃっするひとみーさんだったし・・・、
 

 


私の知り合いも出てたんで参加したかった思いはありましたが、何せ、栄のテレビ塔の階段415段を駆け上がる大会なんで、相当、キツいとの事だから自重しました。(←まあ、中にはダブルエントリーした強者も・・・。)
 


てな訳で、 5月25日の22時前に自宅家を出発して、地元の最寄り駅に行き、そこから電車に乗って、太田川駅で下車。 ここのバスロータリーでバスを待ったんですが、本音的には何時もコソ練をする地元の運動公園の最寄り駅からも「青木バス」は発車するんだけど、予約の段階では出て来ず、予約をしてから案内が出て来たのは不満でした。
結局、22:45くらいにバスが到着して乗車したんですが・・・。

 

 


太田川駅から乗ったのは私 1人だけ。 いやはや寂しいなあと思いつつ、22:50に発車。
ただ、その後、栄と名古屋ミッドスクエア前で多くの方が乗車した事で、今回のノリホは21名との事 そこそこの乗車率(70%)でホッとしました。
バスは名古屋を出てからは 2ヶ所のSAで休憩するので、安心してトイレトイレへ行く(?)事も出来ます。 SAで停まっているバスもパチリカメラ

 


2ヶ所目のSAを発車したのが 4時過ぎだったので、そんなに乗車時間はないなと。
時刻表では富山駅に到着予定が 5:10だったからという事だけど、結果的には 4:55に富山駅に到着したので、一旦、富山駅のトイレトイレで用足しを済ませて駅のホームに上がり、始発電車である、 5:14発の普通 泊行きに乗車します。

 

 


当初は 2番電車( 5:52発)に乗る予定でしたから 1本、早い電車に乗れたのはラッキーでした。 約30分ほど、電車に揺られて黒部駅に到着。 そこからは会場までシャトルバスに乗り込みます。
 

 


バスの乗車時間は10分もかからないのに、何を思ったのか、バスの車内で着ているTシャツの表裏にゼッケンをつける作業をしたもんで、降りるのがギリギリになってしまい、降りた時には気が付かなかったけど、どうやら、被っていた帽子が行方不明になってしまってたみたいでした・・・。



会場に到着して、入口などをパチリカメラ

 

 

 

 


体育館の中に入って、着替えを済ませましたが、まだまだ、朝早いためにランナーの方々は、まばらだったため、体育館内のコインロッカーを使えたのはラッキーでした。

時間が、まだ、あり余ってるので、一旦、外に出て辺りをプラプラしながら、周りをパチリカメラ

 


 

 

 

 

 

 

 

 


更に、箱の中に入ってた「塩タブレット」を貰い、喉が渇いてたから自販機で水を購入。
 

 


後、SNSで知り合ったランナーさんが「噴水前で円陣を組みたい。」とあったから、一応(?)、それに参加しましたが、今回だけかな。
 


② マラソン大会挑戦編。

円陣を組む前に、準備運動とウオームアップを終えましたが、当然、最強市民女性ランナー~Aさん(←今回は「フルの部」に参加。)直伝の足上げストレッチも含まれてます。

 


8:30からの「開会式」では、今回、大会をサポートするゲストランナー~高橋尚子さん、三津家貴也さん、柏原竜二さんの激励も。(←画像カメラは柏原さんと高橋さんが。)
 


それとスタート前に「黒部の水」をしっかりと頂きます。
 

 


大会としては、 9時から「フルマラソンの部」からスタートし、 9:30に「車椅子の部」(7300m)、そして、 9:40に「10kmの部」という段取り。
2つの部のスタートを見た後に、各ゾーンごとにランナーが集合します。

 

 


 

 

 


そして、 9:40に号砲が鳴ってスタート。 走る人DASH!走る人DASH!走る人DASH!


 


で、今回のコースですが・・・。
 

 


序盤は平坦コースが多いので、とにかく、まずは落ち着いて入る事に専念する。 とはいえ、多くのランナーさん達が走っているので、ペースアップは難しい。 運動公園から右折してスタートのアーケードを通ってからは一般道をひたすら進む。 身体の痛みもあるので、無理はしない走りで行こうと念じながら走って行くが、周りは田んぼなどと言った、のどかな風景なので心が和む。 最初の 1kmはRuntastic携帯での計測(以降も同じ。)では 6分28秒と待ち時間分があったから、しゃーないけど、GPS腕時計⌚でのネット計測は 6分03秒と、まずまず。 まずはペース維持で行きましょうと思い、走りを進めて行ったら、 2km及び 3kmのラップタイムが 6分切りに。 確かに、10kmのレースだから攻めれる所は攻めて行きたいが、時期的な事を考えると段々と気温が高くなっていくんだから、序盤で無理はしたくない。 そう考えていたら、後ろからゲストランナーの柏原竜二さんが凄い速さで、あっという間に交わして行く。 直前にハイタッチする事が出来たが、その際に「自分のペースで!。」と檄を入れて貰い、気持ちを切り替えて進んで行く。 今回、10kmの部では給水が 5ヶ所あり、しかも紙コップには並々と水が入っている。 何時もなら、飲み口を潰して零れないように飲むんだが、今回ばかりは、そうはいかない。 自ずと給水所区間だけは早歩き的な形になる。 止まって飲む事だけは考えてないので、水に関しては半分くらい飲んで、後は頭や首筋にかけ、スポドリは、しっかりと飲む形に。
3kmからは一般道を離れて、狭いコースをひたすら走る。 途中、海が見える区間に入るが堤防が邪魔をして、全て、ハッキリと見る事は出来ないが、この辺りから、ランナー達は固まるというか、幾分はバラけて来るので、自分のペースで走れる。 しかし、暑くなって行くにつれて体力は消耗し、 4km以降はラップ 6分10秒台をボーダーにもみ合いが続く。
暫く走っていると、ドン付にぶつかるので、左折するが、この辺りは若干、アップダウンがあるが、いわゆる、「IM激坂度」ランク「 4」なので、力を入れて進み、やがて、右折して、生地中橋を通る。 この辺りが第 1関門だったが、余裕でクリアーする。 ここからは左右、民家を挟むような形で、再度、狭いコースを走る。 沿道には多くの方々から声援を受けるので有難い。 5km手前付近で第 2給水所があり、ここでも水分補給を行う。 5km通過タイムは30分32秒と悪くはないが、これ以上の体力消耗は避けたいところだ。
淡々と進んで行くと、右手に墓地が見えるが、ここからは、再び、一般道に入る。 入ってすぐの所もアップダウンがあり、「IM激坂度」ランク「 3」なので、少々、キツい坂だ。

 


坂を下って、すぐの所に第 3給水所があり、ここでも水分補給を行う。 頭に水をかけたが、気温が高いので、すぐに蒸発する。 それでも、今年は風が吹いているので、まだ、まともらしい。 昨年だったら、バテバテになってるだろうなと思いながら長い直線コースを進んで行く。 右側には完全には見えないが海沿いを走っているので、気持ち的には良いのだが、暑いから足取りも徐々に重くなる。 7km手前付近で先に折り返して来た柏原さんとエール交換する。 アップダウンがあった関係で 6km通過時は 6分17秒だったが、 7km通過時は 6分09秒と盛り返した。 しかし、ここで「IM激坂度」はランク「 2.5」のアップダウンのある坂がある。 ここを走り切らないとツラくなるので、気合を入れて往路のアップダウン区間を走り切り、岩田フィッシャアリーナの手前付近で折り返す。 しかし、ここから風は向い風区間に入ったので、走り的には厳しくなった。
 


折返して、暫くの所で高橋尚子さんとハイタッチ。 青梅に続いて 2度目のハイタッチが出来た事は良かった。 しかし、向い風の影響と、ここに来て夜行バスによる寝不足の影響が出たのか、ラップタイムは一気に落ちた。 8km通過のラップタイムが 6分21秒になったのも、その影響だ。 でも、 4度目の給水やミストによる水浴びを受けた事で、何とか、復路のアップダウンも凌げたし、また、沿道の方からカルピスの給水を受けれたのも有難かったです。 向い風の影響に苦しみながらも淡々と走って行き、ようやく、運動公園のコースに向かうために右折したら、急に安心感を得たのか、ドッと疲れがでてしまい、足取りが重くなったのは痛かった。
 


しかし、残り僅かなんだからと思い直して進んで行く。 9km通過時のラップタイムは 6分30秒と、随分落ち込んだ。 今回は60分切りは狙ってないものの、ズルズルと落ちて行くのも嫌だから、最後の足搔きと称して、粘りを見せようとするが、脚色はドンドンと衰えていく。 ファミリーマート🏪がある立野東の交差点🚥を左折したら、ゴールまでは、あと少しだが、最後の最後で「IM激坂度」ランク「 2」の坂が待っている。 事前に動画を見ていたから知ってはいたが、ゴール手前の坂はキツい。 ゲンナリする気分だが、再度、先にゴール付近にいた柏原さんからハイタッチと激励を受けたから、んな事は言ってられない。 疲れている足に鞭を打つような気持ちで上り切り、後は下って右折して、運動公園内の直線に入り、バテバテになりながら、何とかゴールフラッグする事が出来ました・・・。
 


一応は小さくガッツポーズしてゴールには入りましたが、もう疲労困憊で、本当は、すぐにでも座り込みたい気分でしたが、今回、写真を担当する「オールスポーツ」のスタッフさんがカメラカメラを向けてたので、作り笑顔ではあったんですが、ポーズを作って撮ってもらいました。 疲れているのに切り替えれるなんて、この性格、どうにかならんもんですかねえ・・・。

で、今回のタイムですが、正式記録は、グロスタイムは63分00秒、ネットタイムは62分00秒でした。

 


別Versionも。
 


記録証以外での結果ですが、まず、Runtastic携帯による、なんちゃってのグロスでの計測記録は、距離は10.13kmで、タイム63分09秒でした。
 

 

 

 

 


1kmごとのラップタイムは・・・。
スタート→1000m 6分28秒
1000m→2000m 5分51秒(12分19秒)
2000m→3000m 5分58秒(18分17秒)
3000m→4000m 6分11秒(24分28秒)
4000m→5000m 6分04秒(30分32秒)
5000m→6000m 6分17秒(36分49秒)
6000m→7000m 6分09秒(42分58秒)
7000m→8000m 6分21秒(49分19秒)
8000m→9000m 6分30秒(55分49秒
9000m→10000m 6分23秒(62分12秒)
10000m→10130m 0分57秒(63分09秒)

平均タイム= 6分14秒。 平均消費カロリー=830kcal。
平均速度= 9.6km/h。 最高速度=13.1km/h。 走行距離=10.13km。(←正式は、10.00km。)

一方、GPS腕時計⌚による、なんちゃってのネットでの計測記録は、距離10.04kmで、タイムは62分20秒でした。

 

 


ネットによる 1kmごとのラップタイムは・・・。
スタート→1000m 6分03秒
1000m→2000m 5分52秒(11分55秒)
2000m→3000m 5分58秒(17分53秒)
3000m→4000m 6分04秒(23分57秒)
4000m→5000m 6分14秒(30分11秒)
5000m→6000m 6分19秒(36分30秒)
6000m→7000m 6分12秒(42分42秒)
7000m→8000m 6分24秒(49分06秒)
8000m→9000m 6分33秒(55分39秒)
9000m→10000m 6分21秒(62分00秒)
10000m→10040m 0分20秒(62分20秒)

平均タイム= 6分12秒。 平均消費カロリー=635.5kcal。  平均速度= 9.6km/h。 走行距離=10.04km。(←正式は、10.00km。)

③ after編

さて、何とか、ゴールはしたものの、帰りのローテがタイトなので、ゴールしてから、まず、お水を貰ってから、一旦、総合体育センターの中に入り、ロッカーに入れてあった荷物を取り出し、着替える時間ももどかしいので、そのままの恰好で、飲食店ブースに行き、焼きそばと握り飯おにぎりを買い、引換券と交換にパックライスとミニ鱒寿司を貰って、大急ぎでバスの待合所へ移動。

 


 


帰りは行きに乗った「あいの風とやま鉄道」の黒部駅か、「北陸新幹線」の黒部宇奈月温泉駅に行くか、迷いましたが、後者を選択。 後者の駅に向かうバスに乗り込みましたが、時間的には10分もかからない事だったので、こりゃ、引換券交換で豚汁を食べる時間はあったかもと後悔・・・。
 

 


券売機で富山までの乗車券と自由席特急券、更に土産プレゼントを買い込みましたが、駅の裏側はフルマラソンのコースになっており、ランナーさんが走ってる姿も。
 

 


まだまだ、フルには挑戦出来るレベルではないけど、何れかは・・・。
ホームに上がって、12時丁度の「はくたか」557号~金沢行きに乗車。

 

 

 


乗車時間は12分なので、あっという間。 富山駅に到着し、周りをぶらぶら。 以前に訪れた時の富山駅とは全く違っており、更に、富山地鉄の市電路線が駅の中にある事にも驚き。
 

 

 

 

 

 

 


また、市電に乗ってみたい思いはありますが・・・。 駅構内のコンビニ🏪で買い物を済ませた後、在来線のホームに上がり、「あいの風とやま鉄道」の列車の発車を見送りつつ・・・、
 


2番ホームに移動して、13:08発の特急「ひだ」14号に乗車。
 

 

 


「ひだ」自体は 4年前に美濃加茂でのrun大会に出た帰りに乗った事はあるけど・・・。
 


高山本線全区間の「ひだ」に乗るのは、随分と久々。 また、車内はインバウンド効果もあってか、外人の方々が多かった感じ。
更にHC85系に乗るのは、もちろん初めて。 黒部総合公園の売店や富山駅のコンビニコンビニで買った食べ物の一部を昼食として頂きます。

 

 


食べ終えてからは満腹感と疲れからで、何回かうつらうつら・・・眠い(睡眠)
何せ、 4時間近い乗車だし、幸いな事に隣の席は終点まで空いたままだったのでリラックス出来たこともあったやもしれません。 起きてからは車窓を眺めるなどして時を過ごし、美濃太田駅に到着し時に、この日は「日本ダービー」が行なわれていた事を思い出し、ようつべでレースを見る事に。 ダノンデサイルが勝った事に驚きを隠せませんでした。

 

 


美濃太田を発車したら名古屋までは、それ程、時間はかからない。 降りる準備を行い、17:04に名古屋駅に到着。 急いで名鉄のホームに移動して、地元方面の電車に乗り込み、地元の最寄り駅に到着してからは、まっすぐ自宅家へ。
しかし、ここでスマホの急速充電器がない事に気付く。 リュックを家探ししてもないので、多分、「ひだ」の椅子についてるコンセントに差したまま、降りたかもしれない。
まったく、今回は帽子といい急速充電器といい、今回は忘れ物が多かった。
急速充電器については翌日にJR東海の忘れ物センターに問い合わせてみましたが、見つからなかったとの事なので、仕方なく、職場近くの「ヨドバシカメラ」で新しい充電器を買うハメになりました。



所々で坂はありましたが、全体的には平坦なコースでしたし、走りやすかった事は走りやすかったですが、風はあったとはいえ、季節柄というのもあって蒸し暑く、また、 2km& 3kmのラップタイムが 6分切りだった事もあり、最後の 2kmはヨレヨレだったし、ゴール前の上り坂で、すっかり余力がなくなってしまったのは痛かったです。 でも、沿道の方々の声援は有難かったし、ハイタッチ用にと作った、大きく開いた手の絵をつけて声援を送ってくれた方もいました。 それに応える形でハイタッチしましたが。 それと給水の多さにも感謝です。 スタート地点も含めて 5ヶ所もあったんで助かりました。
しかし、タイム的には平凡だったし、バテバテになってのゴールだったから、まだまだ、修業は必要だなと認識した次第。 また、来年くらいにリベンジしたい思いもありますけどね。
それと、フルの部に参加された方にはフィニッシャーズタオルを用意してありましたが、10kmの部の参加者にも用意して欲しかったというのが本音ではありましたが・・・。

で今年、10kmの部に出られた方の動画と、

 


そして、先述した「中部電力 MIRAITOWER ステアクライミングチャレンジ」とダブルエントリーした方の動画です。
 

 

 

さて、ナンバー2927のブログにも書いた通り、-2日、東京競馬場で 5週連続GⅠシリーズの掉尾を飾る、「農林水産省賞典第74回安田記念競走」〔1600m・芝(Cコース)・東京・GⅠ・18頭〕が行われました。
 

 

 


毎度の事ながら、予想印などの予想は、ナンバー2927のブログにも書いたので省きますが、今年は 6年ぶりに海外から参戦&香港から最強の 2頭が挑んで来たので、その実力を府中でも発揮出来るのか?、それとも迎え撃つ日本勢16頭が、キッチリと香港勢に引導を渡すのか?。 GⅠ馬が 6頭、参加して来た今回、例年以上に盛り上がった感がある今年ですが、今回は発走時間帯にクリニック病院の診療時間と被ってしまったため、帰って来てからテレビテレビでレース観戦したのですが・・・。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今年の春のマイル王に輝いたのは単勝 1番人気だった、番のロマンティックウォリアー[騙6](58.0kg ジェームズ・マクドナルド騎手騎乗)で、タイムは 1分32秒 3でした。
 


レースは、出遅れもなくきれいなスタートを切りましたが、先陣争いは番のドーブネと番のウインカーネリアンがバトルを繰り広げ、更に番のフィアスプライド、番のステラヴェローチェが固まる形となり、その後ろは香港勢の 2頭~ロマンティックウォリアーと番のヴォイッジバブルが並びながら追走するが、ロマンのインから④番のジオグリフも絡んで行く。 ヴィオッジのインから番のソウルラッシュ、その内に番のパラレルヴィジョン、最内に番のガイアフォースが並ぶ。 差がなく番のエルトンバローズ、番のダノンスコーピオンが並び、は成らずに番のカテドラルと番のナミュールが並んで追走する。 カテドラルの後ろに番のエアロロノア、番のセリフォスが続き、離れて番のコレペティトールが続き、最後方は③番のレッドモンレーヴという展開だ。
前半の半マイルを46秒 4と、昨年よりも 0秒 4遅いタイムで通過したが、ある意味、平均的流れでドーブネが逃げ、カーネリアンが番手、フィアス、ステラ、ジオグリフの順で続き、ロマンは、その後ろで前の動向を探る展開。 ソウルとナミュールは、少し離れたポジションに位置する形で 4コーナーを回って最後の直線へ。
直線に入って、ドーブネ、カーネリアン、フィアスが 3頭並ぶ形でギアを入れ替えてバトルを繰り広げる。 ロマンはステラのインにいるがステラは、馬体を合わせる事で、フィアスと挟む形にし、そう易々と抜かせてなるものかという思いで抵抗する。 しかし、フィアスがインにいたジオグリフのスリップストリームに入った事で進路が開いたのを機にロマンは更にギアを入れ替えて前に出るが、ステラもスリップストリームを使って一緒に上がり、尚もバトルを繰り広げようとする。 それを見る形でソウルもギアを入れ替えてゴーサインを出して迫る。 更に大外からナミュールもギアを入れ替えて伸びて来るが、勢いはナミュールの方が上だ。 残り200mを切ってロマンが先頭に立ち、ソウルとナミュールが馬体を合わせ、互いに秘術を尽くしながら猛然と追い上げて来る。 インからはガイアもフィアスのスリップストームを使って伸びて来るが、ロマンは後続に半馬身の差をつけて、18年ぶり、史上 4頭目の外国馬による「安田記念競走」制覇を成し遂げた訳です。
このレースの前にGⅠ競走を 4連勝している事と、19戦して14勝、 4着以下は 2回のみと完璧な成績を残している事から優勝争いには絡むだろうと思ってはいましたが、ここまで強さを示すとは・・・。 レースを見終えて、マジに「恐れ入りました。」と頭を下げるのが精一杯だった。 それとオーストラリアで左回りコースを経験して優勝を飾っている事も強みだったかもしれません。 今回は「稍重」の馬場で、幾分かは緩んだ馬場であったにも拘らず、ここまで強い勝ち方をされちゃあ、もう、どうしようもないと言った所でしょう。
一部では馬体重が前走よりも12kg減っているという点も懸念材料にあげていた方もいましたが、問題はなく、レースのために絞ったというのが正直な所だったかもしれません。
レース後のインタビューで鞍上のジェームズ・マクドナルド騎手は「レース前から自信がありました。輸送をこなして素晴らしい状態で来日でき。調教も順調にいきました。本当にいい馬で、チーム全員の誇りです。皆さまに歓迎していただき、特別な一日になりました。彼は勇気があり、勝利を望む強い気持ちを持っています。状態が優れていなくても対応できる万能な馬です。」とコメント。 マジに、今回は自信をもっての騎乗だったかもしれませんが、伊達にGⅠ競走を 4連勝してなかったんだなと、改めて感じました。

 


また、元騎手で「アンカツ」で御馴染みの安藤勝己さんは、今回のロマンティックウォリアーの優勝について、「馬体の幅とか気合い乗りからマイル走れて納得。馬場もマッチして楽に位置を取れた。直線はノリ(←ステラヴェローチェ騎乗の横山典弘騎手。)が進路開かないようにしとるんだけど、抜け出す時の脚が一流やね。」とコメント。
こうなると、予備登録している、「宝塚記念競走」〔2200m・芝(外回り)・京都・GⅠ・ 6月23日〕への出走が期待されますし、ファンの方からも、それを期待するコメントがありました。 アンカツさんも「(「宝塚記念競走」に出走すれば、)日本 2戦目でもっと状態上がってくる。当然超有力やし、ドウデュースなんかとの決戦が見たいよね。」とコメントしてましたが、関係者との話し合いの結果、この後は休養すると発表したため、同じレースに出走した、ヴォイッジバブルと共に回避を決定したそうです。

恒例の全着順。 (←左から、着順・枠番・馬番・馬名[国名(全馬)及び所属(日本馬のみ)]・性齢・負担重量・騎手名・タイム・着差・コーナー通過順位・推定上がり3Fタイム・馬体重・調教師名・単勝人気)

01 4青 ⑦ ロマンチックウォリアー[香港] 騙6 58.0 ジェームズ・マクドナルド 1:32.3  6-5 33.4 522(-12) チャップシン・シャム 1
02 3赤 ⑤ ナミュール[日本・栗東] 牝5 56.0 武 豊 1:32.4 1/2 13-13 32.9 450(-2) 高野友和 4
03 5黄 ⑩ ソウルラッシュ[日本・栗東] 牡6 58.0 ジョアン・モレイラ 1:32.4 ハナ 10-11 33.1 510(-2) 池江泰寿 2
04 1白 ② ガイアフォース[日本・栗東] 牡5 58.0 長岡禎仁 1:32.6 1 8-7 33.5 494(±0) 杉山晴紀 5
05 8桃 ⑰ セリフォス[日本・栗東] 牡5 58.0 川田将雅 1:32.7 1/2 15-15 33.0 494(-4) 中内田充正 3
06 2黒 ④ ジオグリフ[日本・美浦] 牡5 58.0 北村宏司 1:32.8 1 1/4 4-4 34.0 510(+4) 木村哲也 12
07 6緑 ⑫ フィアスプライド[日本・美浦] 牝6 56.0 坂井 瑠星 1:32.8 ハナ 3-3 34.2 474(+4) 国枝 栄 13
08 8桃 ⑯ エルトンバローズ[日本・栗東] 牡4 58.0 西村淳也 1:32.9 1/2 12-11 33.6 520(-3) 杉山晴紀 14
09 7橙 ⑬ ステラヴェローチェ[日本・栗東] 牡6 58.0 横山典弘 1:33.0 クビ 4-5 34.1 506(+2) 須貝尚介 7
10 4青 ⑧ エアロロノア[日本・栗東] 騙7 58.0 幸 英明 1:33.2 1 1/4 15-15 33.5 484(-4) 笹田和秀 16
11 2黒 ③ レッドモンレーヴ[日本・美浦] 牡5 58.0 横山和生 1:33.2 ハナ 18-17 33.2 512(±0) 蛯名正義 10
12 7橙 ⑭ コレペティトール[日本・栗東] 牡4 58.0 岩田康誠 1:33.2 クビ 17-17 33.3 482(-4) 中竹和也 17
13 5黄 ⑨ パラレルヴィジョン[日本・美浦] 牡5 58.0 クリストフ・ルメール 1:33.3 クビ 8-9 34.1 492(+6) 国枝 栄 6
14 6緑 ⑪ ウインカーネリアン[日本・美浦] 牡7 58.0 三浦皇成 1:33.3 ハナ 2-2 34.8 510(-8) 鹿戸 雄一 9
15 8桃 ⑱ ダノンスコーピオン[日本・栗東] 牡5 58.0 戸崎圭太 1:33.6 1 3/4 10-9 34.4 470(+6) 福永 祐一 11
16 1白 ① カテドラル[日本・栗東] 牡8 58.0 斎藤 新 1:33.6 クビ 14-14 34.0 494(+2) 池添 学 18
17 7橙 ⑮ ヴォイッジバブル[香港] 騙6 58.0 ザカリー・パートン 1:33.6 アタマ 6-7 34.5 544(-7) プーンファイ・イウ 8
18 3赤 ⑥ ドーブネ[日本・栗東] 牡5 58.0 菱田裕二 1:33.8 1 1-1 35.4 476(+6) 武 幸四郎 15

タイム
ハロンタイム 12.1 - 11.0 - 11.4 - 11.9 - 12.0 - 11.3 - 11.2 - 11.4

上り 4F 45.9 - 3F 33.9

コーナー通過順位
3コーナー 6,11,12(4,13)(7,15)(2,9)(10,18)16,5,1(8,17)-14,3
4コーナー 6,11,12,4(7,13)(2,15)(9,18)(16,10)5,1(8,17)(14,3)

さて、ロマンチックウォリアーが日本の馬場でも、しっかりとした対応を見せつつ、強い勝ち方を示し、18年ぶりに外国馬による戴冠を果たした、今年の「安田記念競走」でしたが、終わってみれば、入賞圏内に入った 5頭は単勝人気上位トップ 5で占めた形となりました。
まずは、昨年の16着敗退から一気に 2着表彰台に入った、番のナミュールでしたが、やはり、前走の「ヴィクトリアマイル競走」での 8着敗退が頭の中に引っ掛かっていた事と昨年の惨敗劇もあったから評価を下げたんですが、今回は終始、中団より、やや後ろに位置しつつも直線では前走とは明らかに違う瞬発力でグイグイと追い込んで来て、メンバー中で歯、いっちゃん最速の上り 3F=32秒 9のタイムを出したものの、最後は追い上げ時のポジションの差だったのではないかと。 鞍上の「レジェンド」~武 豊騎手は「前走より活気があって良いレースが出来た。惜しかったし、悔しいですね。」とコメント。 正直、昨年の春の 2レースが酷すぎたもんで、今回もそうかなと思いましたが、結果的には日本のGⅠ馬の意地は魅せたのではないかと。

次に 3着表彰台に入った、番のソウルラッシュですが、この馬もナミュール同様、昨年の 6着敗退からは 3ポジション上げての表彰台に入ったのですから、最低限の結果を出したかなと思うものの、今回も「善戦マン」の域は抜けきれなかったのかなと思ってました。
しかし、直線では何時もよりも早めに仕掛けて行った感があるかな~と思ってたけど、その分、ナミュールにスリップストリームを取られてしまったのもなくはない。
それが証拠に鞍上のジョアン・モレイラ騎手は「具合も良くてとても良い仕上がりでした。最後は勝負をしに行った分、こちらの脚が上がってしまいました。」とコメント。
直線ではロマンティックにガチ勝負に行った分、最後はタレてしまったとの事なので、その分についてはナイスファイトだったやもしれません。
アンカツさんは表彰台に入った 2頭については「ナミュールは状態云々よりもユタカちゃん(武 豊騎手)が手の内に入れてた。ソウルラッシュはGⅠ競走で甘いところがらしさなのかな。」とコメントしてましたが。

更に、 4着入賞を果たした、番のガイアフォースですが、昨年と同じポジションだったものの、直線ではロマンの後ろにつけ、スリップストリームを狙ったものの、なかなか取る事が出来ず、結果的にはフィアスプライドのスリップストリームを使えたのがやっとで、後は地力で追い上げたものの表彰台圏内には届きませんでした。 しかし、入賞圏内には入れたので、改めてマイル戦では結果を残せる事を証明したと言ってもいいでしょう。
鞍上の長岡禎仁騎手は「もう少し早くさばけていれば・・・、勝ち馬の後ろにつけて、開いてからは良い脚を使ってくれました。悔しいです。」と馬群をさばくのに時間がかかった事を悔やんでいました。
アンカツさんは「ガイアフォースは枠なりに立ち回って人馬で力は出しとる。先着された馬達が強かったってだけ。」とコメント。

そして、一昨年は 4着入賞、昨年は 2着表彰台に入った、番のセリフォスでしたが、今年は昨年より 3ポジション下げた 5着と入賞ギリギリという結果になりましたが、今年は昨年とは打って変わって、後方からの追い込みという形を取り、直線では大外から伸びては来ましたが、セリフォスはナミュールやソウルラッシュよりも後ろだった事もあり、そのポジションの差と馬場状態があったやもしれません。 鞍上の「アイスマン」~川田将雅騎手は「素晴らしい具合でレースを迎えられました。馬場が乾いていれば具合に相応しい走りが出来ると思いますが、やはりどうしても渋ると苦手ですね。それでもよくここまで来てくれたと思います。」とコメントしてましたが、馬場が良ければ表彰台圏内にあったやも・・・。
アンカツさんは「セリフォスは状態上がってパドックもよう見えたけど、能力的なピークは越えとる印象。そうなると向かない馬場では今日くらいやないかな。」と、やはり、馬場状態の影響もありと分析されていました。

後、印はつけなかったものの、注意馬としてあげていた、④番のジオグリフが入賞圏内には入れなかったものの、 6着に入ったのは、まあ、健闘したのではないかと思います。
前の方に位置して、直線でもインで粘りに粘りつつもジワジワと伸びて来ましたが、最後は切れ味勝負になってしまうと分が悪かったかもしれない。 鞍上の北村宏司騎手は「取りたい位置が取れてレースができました。最後だけもう少し早く進路が開けば良かったですね。反応は良かったですし、マイルは合っていると思います。」とコメント。 マイルは合っているという、お墨付きを得たので、秋も楽しみにはなって来ましたか。

更に注目していた、③番のレッドモンレーヴ、番のステラヴェローチェ、番のダノンスコーピオンでしたが、まず、ステラはロマンティックと並ぶ形で追走していたけど、 4コーナーでロマンに交わされてしまい、直線ではアンカツさんのコメントのようにロマンの横について抵抗したものの、あっさりと交わされてしまい、更にはソウルとナミュールにスリップストリームを奪われた形で失速した形の 9着敗退に。 管理調教師の須貝尚介調教師は「横山典弘騎手は『内に入りたかったが、外枠から外を回ったのが響いた。』と言っていました。前に壁を置けなかった分、はじけ切れませんでしたが、よくファイトしてくれています。」と馬なりには頑張ったのではないかとコメント。 ダノンスコーピオンは中団にはいたものの、直線は伸びて来ず、見せ場も作れないままで、昨年の13着敗退から、更に 2ポジションダウンとなる15着敗退に。 前走の「京成杯スプリングカップ競走」では 4着入賞を果たしていたものの、まだ、本調子ではなかったかもと思ってましたが、鞍上の戸崎圭太騎手は「外枠で前に壁をつくりづらく、外に張ってしまいました。もう少しリラックスして走れれば。馬は前走より良くなっていました。」とコメント。 走りが硬かったかもしれませんか。
そして、レッドモンレーヴは 4コーナーまでは最後方に位置し、直線勝負に賭けるのかなと思ってたんですが、案外と伸びず、バテた馬を交わすのが精一杯の11着敗退に。
マイルは、やはり長いのかなと思いましたが、鞍上の「カズ坊」こと横山和生騎手は「このクラスでは促さないと位置を取れません。本当はナミュールの後ろについていきたかったのですが、他馬が入ることに抵抗できませんでした。この馬の走りがしづらい馬場、メンバー、展開でした。改めてですね。」とコメント。 現状、GⅠ競走で結果を残すにはキャリアが必要と言った所でしょう。 それと、「優勝請負人」~クリストフ・ルメール騎手が騎乗した、番のパラレルビジョンもダノン同様、中団に位置しつつも直線では全く言っていい程、切れ味を発揮出来ずの13着敗退に。 レース後に「優勝請負人」「勝ち馬の後ろの位置でレースができましたが、ペースが上がってからは馬場を気にして苦しくなってしまいました。」とコメント。 パラレルもレッド同様、まだまだ、GⅠ競走で結果を残すには修業が必要と言った所かも。

そして、もう 1頭の香港馬~番のヴォイッジバブルですが、序盤はロマンと一緒について行きましたが、 4コーナーでは早くも差がついてしまい、直線では、もう脚が上がってしまった感で後退一方の17着敗退に。 鞍上のザカリー・パートン騎手は「ロマンチックウォリアーの外という良い位置取りでしたが、直線ではあまり伸びませんでした。輸送はうまくいきましたし、香港でもこのような馬場の経験はあります。枠順も問題ではありませんでしたが、もしかしたら左回りが向かないのかもしれません。」とコメント。 香港は右回りコースが多いのもあってか、慣れない左回コースに戸惑ったかもしれませんかねえ。

で、今回も、お馴染み、霞 券五郎先生の動画を。

 

 

 

さて、遅くなりましたが、ナンバー2926のブログにも書きました通り、 5月26日に東京競馬場で、いわゆる、「競馬の祭典」と言われている、「第91回東京優駿(日本ダービー)競走」〔2400m・芝(Cコース)・東京・GⅠ・18頭〕が行われました。
 

 

 

 

今回も、予想印の予想は、ナンバー2926のブログに書いたので省きますが、今年は後述予定ですが、富山でのrun大会に出ていた関係で、帰りの列車の中でYou Tubeで見ていたのですが、逃げると思われた番のメイショウタバルの出走取消で、どのような展開になるか判らない中の状態で行われる今年。 果たして、2021年生まれのサラブレッド 7906頭の中から選ばれた17頭のうち、頂点を極めた 1頭は・・・。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今年の 3歳頂点に輝いたのは、単勝 9番人気だった、番のダノンデサイル[牡3](57.0kg 横山典弘騎手騎乗)で、 2分24秒 3のタイムで優勝しました。

 

ゲートが開いて、番のコスモキュランダが立ち上がりそうになりましたが、何とか立て直してスタートを切れた。 注目されていた先行争いは、インからダノンデサイル、番のシュガークンが前に出ようとしたが、大外から「パパ岩田」~岩田康誠騎手騎乗である、番のエコロヴァルツが思いきってハナを奪い、ペースを作る。 その後ろはデサイル、シュガークンに加え、番のシックスセンス、番のシンエンペラー、番のジャスティンミラノがアウトから、インからは③番のジューンテイク、番のダノンエアズロック辺りが絡んで行く形で 1コーナーから 2コーナーに向かう。
向う正面に入って、改めて順番を整理すると、先頭はエコロで番手はシュガークン、 3番手はインにダノンデサイル、アウトにジャスティンが並ぶが、ジャスティンがデサイルを交わす勢いで上がって行く。 両馬の間にシックス、番のゴンバデカーブースが行き、差がなく、ジューンがイン、アウトにシンエンペラーが並び、その後ろにダノンエアズロックがいる。 エアズロックの後ろに紅一点番のレガレイラがイン、真ん中に番のサンライズジパング 、アウトから番のショウナンラプンタとコスモが並ぶ形で上がって行くが、コスモががって行くと同時に、序盤は最後方にいた、番のサンライズアースも上がって行く。 後方の 3頭は番のアーバンシックがレガレイラのアウトから上がって行き、後は④番のビサンチンドリームと番のミスタージーティの順番だ。
前半の1000mの通過タイムが62秒 2と昨年よりも 1秒 8、一昨年よりも 3秒 3遅いタイムで通過したので、明らかなスローペースだ。 勝負所の大欅を通過した所では、スローペースな状況に「たまらん。」と思ったのか、サンライズがアウトから先頭グループに絡んで行こうとするが、シュガークン&エコロも負けずに 3頭が並んでいる。 その後ろもインからデサイル、ジャスティン、コスモの 3頭が並んでおり、その後ろはジューンとシックスが並ぶ形で追走する。 後続集団もギアを上げつつ、 4コーナーを回って、いよいよ、529mある直線へ。
直線に入って、粘り込みを図るエコロに対し、まずはシュガークンがスリップストリームを使って上がろうとするが、最内からデサイルもスリップストリームを使って上がろうとする。
アウトからはジャスティン、サンライズ、コスモもギアを入れ替えて上がって来るが、勢い的には、もう一つと言った所か。 残り200mを切った所で、前に出たのはジャスティンとデサイル。 一旦はジャスティンが先頭に立ったが、オーバーテイクを使わずにインぴったりにデサイルが伸びて先頭に立つ。 ジャスティンも秘術を尽くして前を追うが、伸び脚的にはジワジワとしか伸びて来ない。 それを見てか、大外からシンエンペラーがサンライズの、そしてシンエンペラーのアウトからレガレイラが、それぞれ、スリップストリームを使ってオーバーテイクして上がって来るが、入賞圏内までで勝負あり。
デサイルがジャスティンに 2馬身の差をつけて、トップでゴールしました。
ジャスティンは、ある意味、完敗と言った形での 2着となり、最後の表彰台はシンエンペラーが獲り、その後は早め勝負に出たサンライズが 4着入賞を果たし、最後の入賞の椅子はコスモとのバトルを制した、レガレイラが 5着入賞という形になりました。
正直に言って、ダノンデサイルは「皐月賞競走」で競走除外になった事もあって、レース間隔が開いてしまった事が引っ掛かってしまい、結局、印をつけなかったのですが、「皐月賞競走」の競走除外を判断したのが、「パパ横山」こと、鞍上の横山典弘騎手の判断によるものだったとの事。 また、幸いな事に右前肢ハ行の症状は軽かったとの事で、すぐに調教も再会出来たことも良かったのかもしれない。 また、レースも終始、インぴったりを追走し、ある意味、2400mをキッチリと走り切っての優勝だったのではないかと思います。
まあ、先述の通り、「ダービー」の日は富山でのrun大会の帰りの列車の中で見てたんですが、まさかのデサイルが優勝したのを見て、「え~~~っ!。」って、声を上げそうになりましたから。
2009年(平成21年)のロジユニヴァース、2014年(平成26年)のワンアンドオンリーに続き、10年ぶり、 3度目の「ダービー」制覇に輝いた、「パパ横山」はレース後のインタビューで、「展開は前に行く馬がいなくなりペースが普通か遅くなるかと思っていて、スタートさえうまく決められれば行ってもいいくらいの気持ちで出していきました。エコロヴァルツが行ってくれたのでちょうどいいポケットに入れて、直線までじっと出来たので、最後はよく弾けてくれました。(今回、)『ダービー』を勝ったことは嬉しいですが、『皐月賞競走』での自分の決断で競走除外とした事が間違っていなかったのだなと。厩舎スタッフとそこから立ち上げて、ああいう事があっても馬は大事にしていれば応えてくれるというのは、馬に感謝です。」とコメント。 また、横山典弘騎手は史上最年長の「ダービー」制覇になったと同時に、管理調教師の安田翔吾調教師は史上最年少の「ダービー」制覇トレーナーになったとの事。 安田翔吾調教師は、先日、調教師を定年退職された安田隆行さんの御子息で、隆行さんは騎手時代にトウカイテイオーで、このレースを制覇しているため、父子での「ダービー」制覇という、おまけ付きになった事も追記しておきます。
元騎手で「アンカツ」の愛称で親しまれている安藤勝己さんはレース後の「X」「前走除外で印抜いたのが痛恨やったけど、あの決断が『ダービー』制覇に繋がった。『皐月賞』馬とは対決しとらんかったもんな。前から言っとるようにボロしながら重賞勝つんやから能力はとんでもない。道中はジャスティンミラノと併走の内を通って、直線さらにインやから、あの 2馬身差も納得(できる)。」とコメントしていました。

恒例の全着順。 (←左から、着順・枠番・馬番・馬名・性齢・負担重量・騎手名・タイム・着差・コーナー通過順位・推定上がり3Fタイム・馬体重・調教師名・単勝人気)

01 3赤 ⑤ ダノンデサイル 牡3 57.0 横山典弘 2:24.3  4-3-6-4 33.5 504(-2) 安田翔伍 9
02 7橙 ⑮ ジャスティンミラノ 牡3 57.0 戸崎圭太 2:24.7 2 2-3-2-4 33.9 512(±0) 友道康夫 1
03 7橙 ⑬ シンエンペラー 牡3 57.0 坂井瑠星 2:24.9 1 1/4 8-7-9-9 33.4 486(+4) 矢作芳人 7
04 1白 ① サンライズアース 牡3 57.0 池添謙一 2:25.0 1 1/4 17-17-2-2 34.4 524(-8) 石坂公一 15
05 1白 ② レガレイラ 牝3 55.0 クリストフ・ルメール 2:25.0 ハナ 10-11-14-13 33.2 458(+2) 木村哲也 2
06 3赤 ⑥ コスモキュランダ 牡3 57.0 ミルコ・デムーロ 2:25.1 クビ 16-13-5-4 34.3 502(+2) 加藤士津八 6
07 6緑 ⑪ シュガークン 牡3 57.0 武 豊 2:25.2 3/4 2-2-2-1 34.7 504(+2) 清水久詞 8
08 8桃 ⑱ エコロヴァルツ 牡3 57.0 岩田康誠 2:25.2 クビ 1-1-1-2 34.7 486(±0) 牧浦充徳 17
09 6緑 ⑫ シックスペンス 牡3 57.0 川田将雅 2:25.3 クビ 4-5-6-7 34.0 488(-4) 国枝 栄 3
10 2黒 ③ ジューンテイク 牡3 57.0 岩田望来 2:25.3 クビ 6-7-9-7 34.1 484(-2) 武 英智 14
11 4青 ⑧ アーバンシック 牡3 57.0 横山武史 2:25.4 1/2 14-13-14-15 33.5 512(+2) 武井 亮 4
12 5黄 ⑩ サンライズジパング 牡3 57.0 菅原明良 2:25.4 クビ 10-10-12-13 33.6 506(-4) 音無秀孝 16
13 7橙 ⑭ ゴンバデカーブース 牡3 57.0 松山弘平 2:25.5 1/2 6-6-8-9 34.1 462(-4) 堀 宣行 11
14 5黄 ⑨ ダノンエアズロック 牡3 57.0 ジョアン・モレイラ 2:25.6 クビ 8-9-12-9 34.1 492(±0) 堀 宣行 5
15 8桃 ⑰ ショウナンラプンタ 牡3 57.0 鮫島克駿 2:25.6 アタマ 12-11-9-12 34.0 536(+8) 高野友和 12
16 4青 ⑦ ミスタージーティー 牡3 57.0 藤岡佑介 2:25.6 アタマ 14-16-16-16 33.4 460(-8) 矢作芳人 13
17 2黒 ④ ビザンチンドリーム 牡3 57.0 西村淳也 2:25.8 1 1/2 12-13-16-16 33.7 458(+2) 坂口智康 10
-- 8桃 ⑯ メイショウタバル 牡3 57.0 浜中 俊  出走取消  石橋 守

タイム
ハロンタイム 12.5 - 11.4 - 12.4 - 13.1 - 12.8 - 12.6 - 12.7 - 11.7 - 11.3 - 11.1 - 11.2 - 11.5

上り 4F 45.1 - 3F 33.8

コーナー通過順位
1コーナー 18(11,15)(5,12)(3,14)(9,13)(2,10)(4,17)-(7,8)-6-1
2コーナー 18,11(5,15)12,14(3,13)9,10(2,17)(4,8,6)7,1
3コーナー (*18,11,15,1)6(5,12)14(3,13,17)(9,10)(2,8)-(4,7)
4コーナー (18,*11,1)(5,15,6)-(3,12)(9,13,14)17(2,10)8(4,7)

さて、ダノンデサイルが先述の通り、「皐月賞競走」の競走除外の無念を晴らし、7906頭の頂点に輝いた形となった、今年の「ダービー」でしたが、まずは、残念ながら 2着惜敗という形に泣いた、番のジャスティンミラノから。
終始、シュガークンをマークする形で追走して行き、直線でも満を持してゴーサインを出したものの、先にスパートを駆けていたダノンを捉え切る事は出来ず、昨年のソールオリエンス同様、 2冠達成は成りませんでした。 力は出し切れたと思いますが、何とも無念としか言いようがないと思います。 しかも鞍上の戸崎圭太騎手は 5月22日の「優駿牝馬(オークス)競走」でステレンボッシュに騎乗したものの、 2着に敗れ、牝馬 2冠を達成出来なかった悔しさを、今回の「東京優駿(日本ダービー)競走」で晴らそうとしたが、10度目の「ダービー」挑戦となった今回も返り討ちに会った形になりました。(←しかも、 3度目の 2着敗退に・・・。) レース後、戸崎騎手は「返し馬から落ち着いていて良い感じでした。少し出負けはしましたが良い位置は取れました。捲られても冷静でしたし、直線でも反応はしてくれましたが、内に1頭いましたね・・・。」とコメントしていましたが・・・。

次に、 3着表彰台を獲得した、番のシンエンペラーですが、終始、中盤辺りで機を伺い、直線では先に仕掛けたサンライズアースをマークして最後の最後でスリップストリームを上手く使い、オーバーテイクして表彰台の一角を獲れたものの、外国産馬による初めての「ダービー」制覇は出来ませんでした。 しかし、「皐月賞競走」よりは 2つポジション上げる事が出来たので、ひとまず、最低限の結果を出したとは言えるでしょう。 鞍上の坂井瑠星騎手は「スローになると思っていたのでなるべく位置は取りたかったのですが、ゲートのタイミングが合わずにあの位置からでした。直線でも最後まで脚を使ってくれました。馬の状態は良かっただけに勝てなくて悔しいです。」とコメントしていました。
アンカツさんは表彰台に入った、 2頭について「ジャスティンミラノはメイショウタバル除外で難しい競馬になった。(戸崎)圭太(騎手)も位置を取って臆せず乗ったと思うけど、惜しむらくはノリ(横山典弘騎手)とユウガ(川田将雅騎手)のプレッシャーやね。結果としてサンライズアースと一緒に動くのもありやったかな。シンエンペラーはこの時計なら順当の 3着(だと思う)。」とコメントしていました。

スローペースを嫌って早めの勝負に出たのが、 4着入賞を果たした、番のサンライズアース。 序盤は最後方に位置していたもののスローペースな展開になると読んだ、鞍上の「剛腕」~池添謙一騎手が仕掛けて行き、 4コーナーでは 4番手に進出。 直線でもポジションキープはしていたものの、最後の最後で余力がなくなったのか、シンエンペラーとの表彰台圏内のバトルに敗れた形になったとはいえ、しっかりと入賞圏内に入ったのは流石だと思いますし、池添騎手の好判断もあったかもしれません。 レース後に「剛腕」「内枠だったので先行するつもりでしたが、2歩目からスピードの乗りが今ひとつだったので後ろからに。長く良い脚を使って直線では差し返す根性を見せてくれましたし、ポテンシャルは高いので秋以降が楽しみです。」とポテンシャルの高さを再認識し、秋からの飛躍にも期待するコメントをしていました。

そして、2007年(平成19年)のウオッカ以来、17年ぶり、史上 4頭目の牝馬による「ダービー」制覇を狙った、番のレガレイラでしたが、今回もスタートが上手くなく、序盤は中団後方に位置し、途中からは後方に位置して、「皐月賞競走」同様、直線での末脚勝負に賭け、直線ではメンバー中、最速となった、上り 3F=33秒 2の鬼脚を披露したものの、やはり、ポジション取りが後ろだった影響もあり、最後はコスモギュランダとの入賞圏内バトルに勝ったのが、やっとという形に。 しかし、それでも入賞圏内に入ったというのは牝馬ながらもポテンシャルの高さを証明した形だし、「皐月賞競走」よりも 1つ、ポジションを上げた訳だから、一応、最低限の結果を出したのではないかと。 アンカツさんも「レガレイラは思ってたより走っとる。」とコメントしていたくらい。 鞍上の「優勝請負人」~クリストフ・ルメール騎手は「いつも通りスタートが遅くて後ろからになりました。良いポジションが取れず、ペースも遅くて後ろからでは厳しかったです。」とコメント。 ポジションの位置とペースに泣かされたというのが本音だったかも。

更に、「皐月賞競走」 2着のリベンジを晴らしたかった、番のコスモギュランダでしたが、中団に位置して直線でも粘ったものの、ポジションキープがやっとという形で最後の最後にレガレイラに交わされてしまい、入賞圏内には入れずの 6着敗退。 鞍上のミルコ・デムーロ騎手は「ポジションは後ろからでしたが、ペースが遅かったので上げていきました。それほど脚は使っていないし、 3~ 4コーナーでは手応えも良かったのですが、直線では思ったほど伸びなかったです。」とコメント。

そして、トライアル優勝組は今年も残念な結果に。
「青葉賞競走」を制した、番のシュガークンでしたが、逃げるエコロヴァルツをマークする形で番手で追走し、直線でもデサイル、エコロ、ジャスティンとバトルを繰り広げるなど、粘りを見せていたものの、残り200m辺りで力尽きてしまっての 7着敗退に。
一昨年のドゥデュース以来となる 2年ぶり、 7度目の「ダービー」制覇を目指した、「レジェンド」~武 豊騎手は「悔いのないレースは出来ました。よく頑張ってくれましたが、現状ではまだといった感じです。秋が楽しみです。」とコメントしていましたが、現状では、まだまだ、力不足で、一夏越した所が勝負ではと分析されていました。
もう一つのトライアル「プリンシパルステークス競走」を制した、番のダノンエアズロックでしたが、 3コーナーではポジションを下げたものの、終始、中団辺りを進んでいたものの、直線では全くと言っていい程、伸びて来ず、ズルズルとポジションを下げてしまっての14着敗退に。 鞍上のジョアン・モレイラ騎手は「レース前、パドックから地下馬道、おろしがけにかけて馬が若さを見せていました。返し馬、ゲート裏とテンションが下がりませんでした。レース前にエネルギーを消耗してしまいました。それにより競馬も良いパフォーマンスが出せず残念でした。」とコメントし、スタート前でエネルギーを消耗させてしまったのではないかと分析されていましたが。

それと、今回、ペースメーカーとなった、番のエコロヴァルツでしたが、スローペースに持って行った事で力を温存し、直線でも粘りに粘ったものの、シュガークン同様、力尽きた感じの 8着敗退に終わりましたが、鞍上の「パパ岩田」は「出来る限りのレースはしたつもりです。馬はすごくリラックスしていたし、ハナに行くこともプランとしては考えていたので、ハナに行ってからも馬はリラックスしていました。それだけに 3コーナーあたりではチャンスもあるかなと思いましたが・・・。 力は出し切れたしやりたい競馬は出来ました。」とやれるべき事はやったというコメントを発してました。

後、注目していた、③番のジューンメイクと番のシックスセンスですが、ジューンは先行している馬を見る形で追走し、直線でも粘っていましたが、坂を上った所で余力がなくなってしまった形の10着敗退。 シックスセンスも前の方に位置したものの、少しづつ、ポジションを下げてしまい、直線でも盛り返す事が出来ない形の 9着敗退に。
レース後、ジューンの鞍上の「息子岩田」こと、岩田望来騎手は「やりたい競馬はできました。勝ち馬の後ろにつけて、折り合いに苦慮したところはありましたが、なんとか折り合いました。前半のペースが遅く、『よーい、ドン!。』の競馬になりました。ジリジリと伸びて、力は出し切ったと思います。秋に良くなった姿を見せられたらいいと思います。」と、秋のパワーアップに期待するコメントをし、シックスの鞍上の「アイスマン」~川田将雅騎手は「競馬に行っての折り合いがね・・・。コントロールが難しかったです。今後はまた様子を見て考えます。」と課題を口にしていました。

更に、唯一、「NHKマイルカップ競走」から出走した、番のゴンバデカーブースでしたが、序盤は中団に位置していたものの、これまでマイル戦しか走った事がない馬にとって、半マイル長い距離と中 2週では厳しかったのか、直線でも伸びてはいるけど、ポジションを上げれず、結果的に見せ場を作れないままの13着敗退に。 鞍上の松山弘平騎手は「スタート良く、ポジションとしてはジャスティンミラノの後ろで、流れに乗れて良いところで競馬が出来ました。少し前半力むところはありましたが、大勢が決まってからは折り合いもついて脚もしっかり溜まっていました。もう一つ脚を使えて、伸びて良かったなと思っていましたが、その辺りは、もしかすると距離なのかも知れないですね。馬は返し馬に行ったときから具合の良さを感じていましたし、成長していました。馬は良かったです。もっともっとやれる馬だと思います。」と、現状では2400mという距離が長いのではないかと分析されていましたが、一夏越して、どこまでパワーアップ出来るかが課題でしょう。

後、今回も、お馴染み、霞 券五郎先生の動画も。