さて、ナンバー2934のブログにも書いた通り、23日に京都競馬場で、上半期のGⅠ競走の掉尾を飾り、「春のグランプリ」ともいえる、「ファン投票競走第65回宝塚記念記念競走」〔2200m・芝(外回り・Dコース)・京都・GⅠ・13頭〕が行われました。
 

 

 


毎度毎度の事ながら、予想印の予想などは、ナンバー2934のブログにも書いたので省きますが、春の淀の開催も 2ヶ月連続の開催で、かなり、馬場も傷んでおり、いくら、Dコース(←内側から 9mの所に柵が設置。)とはいえ、幅が狭くなっているので、どん詰まり感があるし、また、前日の雨雨の影響もあって、馬場は悪化。 馬場状態も「重」であり、ほとんどの出走馬が道悪馬場を経験していない。 そういう所もあって、いくら、今年も核(コア)となる馬はいるものの、荒れる要素もありありなのではあるが、今年も実力馬がキッチリと勝って実力を示すのか?。 それとも、他の馬が秘かなる闘志を発揮して、下克上を成すのか?。
18年ぶり、 7度目の淀の舞台で行われた、今年の関西の「ドリームレース」を制したのは?。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今年の春のグランプリホースに輝いたのは、単勝 3番人気に支持された、番のブローザホーン[牡5](58.0kg 菅原明良騎手騎乗)が 2分12秒 0のタイムで優勝しました。
 


レースは、絶対に行くという逃げ馬がいない中、インから番のべラジオオペラ、真ん中から昨年16着敗退の巻き返しを狙う、番のカラテが前に出ようとするが、道悪を嫌って、大外から紅一点番のルージュエヴァイユが思い切って先行策を取る。 空手が番手につけ、淀巧者~⑦番のプラダリアとべラジオが並んで、 3番手につけて行く。 人気の②番のジャスティンパレスは中団、ファン投票第 1位である番のドゥデュースは後方からという形で、スタンドからの大歓声を受けながら、 1コーナーから 2コーナーを回るが、レース前には雨雨が止んでいたのに、関西テレビのレースカメラの映像には水滴が。 実況した関西テレビの岡安 譲アナウンサーも「雨雨が再び降り始めました!。」も言ってたくらいだ。
向う正面に入って、先頭はルージュエが取り、プラダリアが番手。 カラテがインで 3番手、ベラジオがアウトで 4番手につける。 2馬身くらい離れて、番のヒートオンビートと「競馬界のリカルド・パトレーゼ」~番のディープボンドが並ぶ。 差がなく、昨年の「皐月賞」馬~番のソールオリエンスがアウトにつけ、インからは 3連勝中である、番のシュトルーヴェとジャスティンが並んでいく。 ソールのアウトから、道悪得意~番のローシャムパークが上がり、後方は 3頭並んで、インから番のヤマニンサンバ、真ん中にドウデュース、アウトにブローザが並んで追走するという展開だ。
前半の1000mを追加タイムは61秒 2と昨年よりは 2秒 3遅い。 道悪馬場もあってか、展開はスローだ。 淀名物~ 3コーナーの坂の上りにかかる所で、ドゥデュースは最後方まで落ちてしまった。 先頭は変わらずルージュエだが、プラダリア、ベラジオ、ローシャムが坂の下りを利用してギアを入れ替え、ルージュエに迫る。 その後ろではジャスティンも仕掛け、ボンドも坂の下りを使いつつ、追っ付けて上がって行く。 ボンドのスパートを見てブローザもゴーサインを出してヤマニンサンバと一緒に上がって行く。 逆にドウデュースはソールのスリップストリームを使って並ぼうとするが、バテたヒートオンビートがインにいたので交わせない。 4コーナー手前で雨雨がさらに激しく降ってくる中、植込みを通って、直線に入る。
直線に入って、各馬は馬場の外側の方を通るが、プラダリアが先頭に立とうとするが、馬場の真ん中所でルージュエも粘る。 ドゥデュースは思い切って、馬場の悪いイン側に入った。 プラダリアのアウトから満を持してベラジオがオーバーテイクを使って、一旦は前に出る。 ローシャムはベラジオと、やや、接触したのか、少しだけアウトに膨れてしまう。
その隙を突いて、大外からブローザが更にギアを入れ替えてグイグイと伸びて来る。 そののインからソールもローシャムのスリップストリームを使って伸びて来た。 逆にジャスティンとドゥデュースは道悪に脚を取られているのか、伸びあぐねている。
200mを切って、ベラジオが秘術を尽くして、粘るルージュエを交わして、再び、先頭に立とうとするが、プラダリアもスリップストリームを使って離れない。 その隙にブローザが一気に交わして先頭に立つ。
ベラジオとプラダリアがバトルをする中、ソールがベラジオに並び、最後の最後でオーバーテイクを使って 2番手に上がった所で、先頭のブローザはトップでゴールを駆け抜けてい行きました。
それにしても、ブローザホーンは道悪馬場の適性が凄くて、レース前の関係者のコメントでも「道悪上等!、大歓迎。」と言ってたくらいだったので、今回の馬場状態にニヤリとしていたでしょう。 関西「KEIBA BEAT」の解説者である、「競馬エイト」の高橋賢司さんも「ブローザの道悪適正は恐るべしだったし、今日のレースはドラマティック的に感じました。 レース途中から雨脚が強烈に強くなって来たのもブローザにとっては味方になった。 また、道中がスローだったにも拘らず、我慢に我慢を重ねて直線に賭けた戦法が功を奏した。 また、Dコース使用でイン側が切迫している事も考えてアウトコースに振ったのも良かった。」とコメント。 我慢に我慢をして直線勝負に徹したのが良かったというのは、今回、関西「KEIBA BEAT」で解説者として出ていた、「アンカツ」こと、安藤勝己さんも、おっしゃっていました。 また、鞍上の菅原明良騎手と管理調教師の吉岡辰弥調教師も、揃って、デビュー 6年目で初のGⅠ競走初制覇に輝いたのも良かったです。 ゴール後、菅原騎手は喜びを爆発させていたし、正面スタンド前に戻って来た時も関係スタッフ 2人が喜びながら抱擁していたシーンも映ってました。
レース後のインタビューで菅原騎手は「重馬場を苦にしないタイプなのでいつもと変わらず走ってくれましたし、向正面でローシャムパークが上がって行くのが見えて、一緒に少し上がって行っていい所で競馬が出来たと思います。4コーナーを回って来るときも持てるくらい余裕があって追ったら伸びるという自信がありました。 直線に向くにつれて動かして行って、かわしてくれればと思って追っていました。強かったです。馬に感謝しかありません。今年中にGⅠ競走を勝ちたいという気持ちが強かったですし、勝ててホッとしています。」とコメントしたうえで、デビュー 6年でのGⅠ競走初勝利については、「ここまではあっという間でした。まだまだ学ばなければいけない事は本当に多いですし、この馬と一緒に成長していければと思います。」とコメント。 馬自体も着実にパワーアップしていると思うので、秋からも活躍を期待しましょう。

 


また、アンカツさんは「ブローザホーンにとって恵みの雨雨。一旦、やんでたんやけど、レース中だけ豪雨になって、最後の後押しに繋がった。菅原も手応えと適性を信じてよう仕掛けを我慢した。」とコメント。
雨という見方を武器にした見事な勝利だったと思います。
まあ、タイトル通りだけど、雨雨の走りと言えば、元F1ドライバーの中嶋 悟総監督を思い出してしまうけど、今回のブローザの走りは正に中嶋さんが1989年(平成 1年)に日本人初のファステストラップを獲った、「オーストラリアGP」での走りを思い出してしまうのは気のせいでしょうか?。

 


恒例の全着順。 (←左から、着順・枠番・馬番・馬名・性齢・負担重量・騎手名・タイム・着差・コーナー通過順位・推定上がり3Fタイム・馬体重・調教師名・単勝人気)

01 8桃 ⑫ ブローザホーン 牡5 58.0 菅原明良 2:12.0  11-11-10-7 34.0 428(+4) 吉岡辰弥 3
02 6緑 ⑨ ソールオリエンス 牡4 58.0 横山武史 2:12.3 2 7-7-12-11 34.0 460(+4) 手塚貴久 7
03 3赤 ③ ベラジオオペラ 牡4 58.0 横山和生 2:12.4 クビ 3-4-3-2 34.8 518(+12) 上村洋行 5
04 5黄 ⑦ プラダリア 牡5 58.0 池添謙一 2:12.4 クビ 3-2-2-1 34.9 468(-2) 池添 学 6
05 7橙 ⑩ ローシャムパーク 牡5 58.0 戸崎圭太 2:12.9 3 9-9-3-4 35.3 506(+2) 田中博康 4
06 4青 ④ ドウデュース 牡5 58.0 武 豊 2:12.9 クビ 11-11-13-11 34.6 508(+2)[注] 友道康夫 1
07 4青 ⑤ ディープボンド 牡7 58.0 幸 英明 2:12.9 クビ 5-5-8-5 35.2 508(±0) 大久保龍志 8
08 8桃 ⑬ ルージュエヴァイユ 牝5 56.0 川田将雅 2:12.9 ハナ 1-1-1-2 35.3 468(+4) 黒岩陽一 10
09 7橙 ⑪ ヤマニンサンパ 牡6 58.0 団野大成 2:13.3 2 13-13-10-7 35.3 474(-10) 斉藤崇史 13
10 2黒 ② ジャスティンパレス 牡5 58.0 クリストフ・ルメール 2:13.6 1 3/4 7-7-5-5 35.9 472(-2)[注] 杉山晴紀 2
11 1白 ① シュトルーヴェ 騙5 58.0 ダミアン・レーン 2:14.5 5 9-9-5-7 36.7 470(-8) 堀 宣行 9
12 5黄 ⑥ ヒートオンビート 牡7 58.0 坂井瑠星 2:15.5 6 6-5-9-13 37.3 476(+4) 友道康夫 12
13 6緑 ⑧ カラテ 牡8 58.0 岩田望来 2:15.8 1 1/2 2-3-5-7 37.8530(-4) 音無秀孝 11

[注] ②番のジャスティンパレスと番のドゥデュースは前走が海外(ドバイ)でのレースで馬体重が計測されなかったため、両馬とも前々走の「有馬記念競走」時の増減で示した。

タイム
ハロンタイム 12.4 - 10.9 - 12.3 - 12.7 - 12.7 - 12.9 - 12.2 - 11.4 - 11.7 - 11.3 - 11.5

上り 4F 45.9 - 3F 34.5

コーナー通過順位
1コーナー 13,8(3,7)-5,6(2,9)(1,10)(4,12)11
2コーナー 13,7,8,3-(6,5)(2,9)(1,10)(4,12)11
3コーナー (*13,7)(3,10)(8,1,2)5,6(11,12)9,4
4コーナー (13,*7,3)10(2,5)(8,1,11,12)(4,9)6

さて、ブローザポーンが道悪を味方につけて、マジに「雨の中嶋」ばりの走りを魅せて、人馬共に初のGⅠ競走を制した、今年の「宝塚記念競走」でしたが、まずは 2着に入った、番のソールオリエンスから。
前々走と前走の走りが冴えなかった事から、印をつけなかったのですが、「皐月賞競走」を制した時と同じ道悪馬場を味方につけ、道中は中団辺り、 4コーナーでは後方に下がりましたが、直線ではブローザをマークして一気に加速。 ローシャムのスリップストリームを上手く使い、プラダリアとベラジオのバトルもキッチリとアウトから交わし、優勝は出来なかったものの、キッチリと表彰台圏内に入った事で久々にクラシック馬らしい、スカッとした走りだったのではないかと思います。
鞍上の「タケ坊」こと、横山武史騎手は「馬場の適性は『皐月賞競走』でも証明していました。その点はプラスです。それ以上に返し馬のバランスが良かったです。何時も以上に大きく変わったと感じました。これだけバランスが良くなっていれば、次も楽しみです。元々古馬になってからと思っていたので、まだまだやれる馬です。」とコメント。 ポテンシャルは高い馬だから、今後も楽しみではありますが。

次に 3着表彰台に入った、番のベラジオペラですが、道悪馬場にも拘らず、スムーズな走りを披露。 最初はハナを切る勢いも見せましたが、道中は 3番手に位置するなど積極的な走りを展開。 直線に入って、一旦は先頭に立つ勢いを見せましたが、その分、最後は脚色が鈍った感もなくはないが、淀大好きのプラダリアとバトルの末、表彰台圏内を守り切るという、GⅠ馬の意地を魅せた感がありました。
鞍上の「カズ坊」こと横山和生騎手は「勝ちにいった分(の差)ですね。今までいろんな形の競馬をしてきましたので、この馬のペース以上の動きをしてきた馬を行かせて運びました。ローシャムパークに動かされた分最後にしんどくなりましたが良く頑張って走ってくれたと思います。」とコメント。 この馬もソールと同期であり、ポテンシャルの高さを示してくれたのではないかと思います。 奇しくも横山ブラザーズが 2- 3フィニッシュという形になりましたが、アンカツさんは表彰台に入った 2頭について「ソールオリエンスは『皐月賞競走』を思い出させる末脚。これがキッカケなるといいけどな。ベラジオオペラは和生の意のまま、負けて強しの内容。」とコメント。

また、昨年よりも 2つポジションを上げて 4着入賞を果たした、番のプラダリアも淀のコースを得意としている事もあり、終始、伸び伸びと走っている感に思えました。 ペラジオオペラをマークする感じで追走し、直線でもベラジオとバトルを繰り広げていましたが、最後はオーバーテイクを取る事が出来ず、表彰台圏内に入る事は出来なかったものの、大いに見せ場を作ってくれたと思っていいでしょう。 流石、「お祭り男」&「剛腕」~池添謙一騎手の面目躍如と言った所でしょう。
残念ながら池添ブラザーズとしてのGⅠ競走制覇は持ち越しなったものの、レース後、池添騎手は「返し馬の雰囲気は良かったです。京都は好きなのかもしれませんね。ゲートの中で担当者がいなくなるとガタガタしていて、その分、好スタートではなかったですが、位置を取りたかったので出していきました。道中は良い形で馬場の良い所を選んで走って、手応えも良かったです。直線も踏ん張ろうとしていて、交わされてからも差し返そうとしていました。GⅠ(競走の制覇)まであともう少しなので、また秋に頑張っていきたいです。」とコメント。 この馬もポテンシャルが高そうなので、秋が楽しみです。

そして、 5着入賞を果たした、番のローシャムパークでしたが、入賞圏内ギリギリだったとはいえ、道悪馬場は、やはり、走るんだなあと再認識。 この馬もベラジオオペラをマークする形で走って行き、直線勝負に賭けるつもり&ベラジオのスリップストリームを使いたかったハズが、逆に離されてしまって、スリップが使えず、インからジワジワと伸びて来たドゥデュースとの入賞圏内バトルになってしまったのは想定外だったかもしれない。
それでも入賞圏内に入ったのですから、自分の走りは魅せたのではないかと思います。
レース前に「winning keiba」のアシスタントで、テレビ東京の冨田有紀アナウンサーのインタビューを受けた、鞍上の戸崎圭太騎手は「ペースは遅くなるかなと思っていたので、自分も前で運ぶことを考えていました。スタートしてスピードの乗りが良くなく後ろの形になりました。ただこの馬のペースではないと思い途中で動いていきました。もう少しリラックスして走ることが出来たら、もう少し我慢できたと思います。頑張ってくれています。」と力は出し切ったのではないかとコメント。 アンカツさんはローシャムの 5着入賞については「ローシャムパークは道中ダラっと脚を使って、外差し勢に有利な展開にしてもうた。ただ、返し馬なんかは抜群でGⅠ競走を獲れる器やと感じた。」とコメント。 秋が楽しみでしょうか。

一方、単勝 1番人気に支持された、番のドゥデュースでしたが、道中の走りは何時も通りに見えていたのですが、これだけの道悪馬場でのレースは、多分、 3歳時のフランス以来だった事もあり、直線も馬場の悪いイン側に入らざるを得ないくらい、余力がなかったのではないかと思います。 最後はジリジリと伸びては来たものの、入賞圏外には入れずの 6着敗退に。 レース後の検量室レポでは関係者一同、今回の敗戦に首を捻るばかり。
鞍上の「レジェンド」~武 豊騎手は「残念です。4コーナーで外へ行くと外すぎると思って内へ切り替えた。反応が悪かったですね。(道中は)少し行きたがったけど何時もぐらい。折り合いは問題なかったけど最後は伸びなかった。状態が良かっただけに・・・。(道悪は)全馬、気にしていたと思う。馬場の影響にはしたくない。また秋に巻き返したいです。」とコメント。 アンカツさんは「ドウデュースにとっては馬場が悪化しすぎたし、外へ出せない位置にハマってもうた。枠順然り、勝ち馬とは真逆でかみ合わなかった。気分を損ねるとよくない面も出るね。」と分析。

更に、単勝 2番人気に支持された、②番のジャスティンパレスも、これだけに馬場が悪化した今回では、何時もの走りが出来ず、中団に位置していたものの、直線では全く伸びず、見せ場を作れずの10着敗退に。 昨年の 3着表彰台から、大きく 7つ、ポジションを下げた結果となっては、いくら、「優勝請負人」の愛称を持つ、クリストフ・ルメール騎手にしても、これでは、お手上げという感じで、レース後のコメントでは、「いいレースでした。スムーズに 4コーナーまで手応え良く運べました。ただ直線は進んでいきませんでした。ディープインパクトの子供ですから重馬場は難しいです。休み明けということもあったのか最後は疲れてしまいました。」との事。 休み明けだった事と馬場の悪さが走りにもマイナスだったのではないかと分析されてました。

そして、昨年よりも 2つポジション下げた形となり、入賞圏外の 7着敗退に終わった、番のディープボンドでしたが、道悪馬場だったとはいえ、得意の淀の外回りコースだった事もあり、坂の下りから仕掛けて行くなど、今回は積極的な走りを魅せたものの、直線では何時ものジリ脚で伸びようとするものの、ローシャムパークにスリップストリームを取られた事もあってか、ポジションキープが精一杯のように見えました。
前走の「天皇賞(春)競走」に続き、手綱を取った、幸 英明騎手は「もう少し前で競馬をするつもりでしたが、思ったより進んで行かず、ポジションが自分が考えていたより後ろになりました。その点が申し訳なかったです。もう少し前で競馬が出来たら、また違ったのかなと思います。」とコメント。 年齢的な部分があるやもしれませんでしたが、ポジション的な部分もあったかもしれませんか。

後、今回も、お馴染み、霞 券五郎先生の動画を。