さて、明日は、東京競馬場で、 5週連続府中GⅠシリーズの掉尾を飾る、「農林水産省賞典第74回安田記念競走」〔1600m・芝(Cコース)・東京・GⅠ・18頭〕が行われます。
 

 

 


(↑昨年の覇者、番のソングライン。)

 

まだ、先週( 5月26日)の「第91回東京優駿(日本ダービー)競走」の結果すら、書いてない状況ですが、先に予想の事を書いて行きます。
1983年(昭和58年)までは、いわゆる「オリジナル8」(←「桜花賞競走」「皐月賞競走」「優駿牝馬(オークス)競走」「東京優駿(日本ダービー)競走」「菊花賞競走」「天皇賞競走」[春]と[秋]「有馬記念競走」。)を頂点としていた事もあり、いわゆる短距離競走は、それよりもランク的には下という扱いをされていた感があったと思います。
しかし、翌年の1984年(昭和59年)に平地競走にグレード制を導入する事になった際、競馬の根幹距離の 1つである「マイル」の頂点を目指すレースを設定しようと事で、それまで、一介のハンデ重賞競走でありながらも、JRAの初代理事長を務めた、安田伊左衛門氏の功績を称えた、このレースをGⅠ競走に設定しました。
更に府中のマイル戦は誤魔化しが効かない形態でもあり、スピードだけでは通用せず、それなりのスタミナ、瞬発力も必要になって来るとも思っています。
それが証拠に、黎明期はハッピープログレスやニホンピロウイナー、ニッポーテイオー、オグリキャップ、ウオッカらが、また、近年ではモーリス、インディチャンプ、グランアレグリア、ソングラインなどが優勝馬として名を連ねている反面、実力的には申し分ないアーモンドアイは 2度、このレースに挑んだものの、ついに制する事が出来ませんでした。

さて、今年ですが、まずは枠順から。

 

 

今年は何と言っても、香港から 2頭の刺客~番のロマンチックウォリアーと番のヴォイッジバブルの 2頭が殴り込みをかけて来ました。
しかも両馬とも香港のGⅠ競走を制しており、本気(?)でと言ったら失礼だが、勝ちに来ている布陣で挑んで来ているし、場合によっては23日に淀(京都競馬場)で行われる「ファン投票競走第65回宝塚記念競走」〔2200m・芝(外回り)・京都・GⅠ〕も視野に入れているという。 一方、迎え撃つ日本勢だが、昨年のようなGⅠウイナーが10頭もおらず、④番のジオグリフ、番のナミュール、番のセリフォス、そして、番のダノンスコーピオンの 3頭のみではあるものの、重賞ウイナーは先述の 4頭を含めて14頭もいるし、残りの 2頭もリステッドオープン競走では優勝を飾っているから、決して引けは取ってないと思う。
今年は若き 3歳馬の参戦はないものの、牝馬は 2頭、出走しているので、ある意味で春のマイル王者決定戦には相応しいメンバーが揃った感じがするので、予想的には難しいなと思う反面、核(コア)となる馬はいそうな感じなので、その辺りを考慮しつつ、相変わらず、中味のない、お頭を駆使(?)して、このように印を付けてみました。



 

◎印=番 ソウルラッシュ
○印=番 ロマンチックウォリアー
▲印=番 ナミュール
▲印=番 セリフォス
△印=番 ガイアフォース
△印=③番 レッドモンレーウ 
×印=番 パラレルヴィジョン
×印=番 ヴォイッジバブル

今年は悲願のGⅠ競走制覇に期待を込めて、番のソウルラッシュを本命としました。

 


昨年は印をつけるかどうか、迷った馬ではあったけど、今年は思い切って印をつけ、しかも本命印をつけました。 マイルの重賞競走は、「マイラーズカップ競走」を 2勝(仁川[阪神競馬場]で開催された一昨年と淀で開催された今年。)と「京成杯オータムハンデキャップ競走」(中山・1600m戦)を勝っているのでポテンシャルの高さはあると思うものの、何故か、府中のコースは相性が悪く、このレースには 2度、挑戦して、どちらも入賞圏外に敗れているという念の入用。
ただ、一昨年の秋に行われた、同馬場&同距離の「富士ステークス競走」では 2着表彰台に入っているし、桶狭間(中京競馬場)でのマイル戦でも優勝経験はあるから、左回りコースに苦手意識はないと思ってはいるんだけど、前走の「マイラーズカップ競走」ではGⅠウイナーのセリフォスを抑えて優勝しているから、勢いはあると思う。 オールマイティの脚が使えるという武器の特性を活かして、今度こその悲願達成を期待したい。

次に対抗は、香港からの刺客の 1頭~番のロマンチックウォリアーにしました。

 


キャリアが19戦14勝で 2着が 3回と抜群の成績を誇っており、現在、GⅠ競走 4連勝中と絶好調である点は、素直に認めざるを得ないです。
それに香港だけでなく、オーストラリアのGⅠ競走を勝ってる事を考えたら、本当は本命にしないといけないけど、やはり、初の日本の高速馬場でも対応出来るかどうかがカギとなって来るでしょう。 しかし、どんなコースでも対応出来る可能性はあると思いますし、後は調教後の馬体重が減っている点を心配する声もありましたんで、当日の気合次第という所かもしれません。

更に 3番手評価である、▲印評価は、番のナミュールと番のセリフォスにしました。

 



まず、ナミュールですが、前走の「ヴィクトリアマイル競走」の 8着敗退が、どうしてもネックになっている感がなくはありませんが、昨年も春の時期の成績が芳しくなく、秋になってから好成績というイメージがつきまとっています。
ただ、前走はスタート失敗の影響が最後まで響いたという点もあったからという原因もあるので、今回も「レジェンド」~武 豊騎手が騎乗するので、今回はキチッと馬のポテンシャルを引き出してくれるのではないでしょうか。 まずはスタートを五分に飛び出す事が最大のキーポイントでしょう。 一応、府中のマイル戦は昨年の「富士ステークス競走」では優勝しているので、苦手意識はないと思うのですが・・・。
一方のセリフォスですが、昨年の、このレースで 2着表彰台に入っているので左回りコースでも大丈夫という、お墨付きは得たと思います。
昨年の秋のレースは 2戦して入賞圏外に終わってしまったのは想定外でしたが、休み明け&今年初戦となった、「マイラーズカップ競走」ではソウルラッシュには敵わなかったものの、キッチリと 2着表彰台に入った事でGⅠ馬の貫禄は示したと言っていいでしょうし、勢いも出て来ていると思うので、今回は、しっかりとした走りが出来て、一昨年の「マイルチャンピオンシップ競走」以来のGⅠ競走制覇も有り得そうかもしれません。

次に、△印評価は、番のガイアフォースと③番のレッドモンレーヴにしました。

 

 


まず、ガイアフォースですが、昨年の、このレースで表彰台一歩手前の 4着入賞とマイル戦でのポテンシャルの高さを証明してくれました。 ただ、 3歳時に中山の2200m戦で行われた「セントライト記念競走」での優勝経験があるため、昨年の秋は中距離戦を 3戦した結果、ベストは「天皇賞(秋)競走」の 5着入賞で、後は入賞圏外という形に。
ならばという事で、今年は思い切って、ダートマイル戦の「フェブラリーステークス競走」(府中・1600m戦)に挑み、ペプチドナイルには敵わなかったものの、 2着表彰台に入り、改めて、マイル戦では結果を出せる事を証明して見せました。
今回は、それ以来の出走ですから、昨年に比べると間隔が開いている点は気になるけど、休み明けの成績は 7戦して 2勝& 2着 3回と結果を残しているので、その辺りに期待してみたいと思います。
一方のレッドモンレーヴですが、府中のコースは、 8戦して、着外は一昨年の「共同通信杯競走」(1800m戦)と昨年の、このレースの 6着敗退があるが、「京成杯スプリングカップ競走」(1400m戦)では昨年に優勝、今年は 2着表彰台と抜群の成績を残しており、昨年の「富士ステークス競走」ではナミュールの 2着表彰台に入っているので苦手意識はないと思うので、今年はキッチリと走れれば入賞圏内に入る可能性は大いにあるのではと思うのですが・・・。

そして、心情的評価である、×印評価は、迷った結果、番のパラレルヴィジョンと香港からの、もう 1頭の刺客~番のヴォイッジバブルにしました。

 

 


まず、パラレルビジョンですが、これまでのキャリアで入賞圏外は 2度だけで、それ以外では全て 4着以内に入っており、しかも「優勝請負人」~クリストフ・ルメール騎手で 5勝しているという点も魅力。 前走の「ダービー卿チャレンジトロフィー競走」(中山・1600m戦)は「優勝請負人」がドバイで落馬負傷のため、戸崎圭太騎手に乗り替わりましたが、キッチリと勝利して初重賞競走制覇と勢いに乗った感じに。 今回は戸崎騎手はダノンスコーピオンに騎乗するため、再び、「優勝請負人」に手綱が戻りますが、既に馬の手の内を得ている「優勝請負人」ですから、初のGⅠ競走でも好勝負を演じる可能性はあるでしょう。
ただ、課題は府中の芝でのマイル戦の経験がない事だけかなと思いますが、ダートのマイル戦で優勝経験があるので、ガイアフォース同様、マイル戦なら芝でもダートでも力を出せるのではないかと思います。
一方のヴォイッジバブルはロマンチック程、優勝回数は多くないけど、香港では安定した成績を残しているし、マイル戦も 4勝している点は評価しないといけないでしょう。
しかし、地元香港では結果を出しているものの、遠征は 1度だけで、それも今年 2月のドバイ遠征のみで、しかも13着敗退と冴えない結果に終わっている。  2ヶ国目の遠征となった日本の府中の高速馬場でも対応出来るかどうかはロマンチック同様、課題ではありますが、堅実性を武器に、どこまでやれるかではないでしょうか?。 まずは、お手並み拝見と行きたいと思います。

と、いう事で予想印の印は以上だけど、印をる気なかった馬の中で要注意としてあげるのは、番のステラヴェローチェと番のダノンスコーピオン。

 

 


まず、ステラヴェローチェですが、どちらかというと中距離馬のイメージがあり、 3歳時には桶狭間で行われた「神戸新聞杯競走」(桶狭間・2200m戦)で優勝し、「有馬記念競走」(中山・2500m戦)で 4着入賞、昨年の「日経新春杯競走」(桶狭間・2200m戦)で 2着表彰台に入っている事からも頷けれると思います。 ただ、昨年は「日経新春杯競走」以降の 3戦がサッパリで、特に昨年秋は府中の芝&ダートのマイル戦に挑戦しましたが、「富士ステークス競走」では 7着敗退、「武蔵野ステークス競走」では最下位の16着惨敗という結果に。
ダートは合わぬという結論に達したのか、今年は「大阪城ステークス競走」(仁川・1800m戦)で優勝を飾り、「大阪杯競走」(仁川・2000m戦)で 4着入賞と復調気配である点は魅力。 その勢いで、マイルのGⅠ戦に挑みますが、一応、 2歳時に府中のマイル戦を経験しているし、しかも「サウジアラビアロイヤルカップ競走」では優勝を飾っているので、苦手意識はないと思うのですが・・・。

一方のダノンスコーピオンは、昨年は悪夢の 1年間であったようで、出走したレース全てが二桁着順だったという念の入用。 一昨年は 3歳のマイルGⅠ競走である「NHKマイルカップ競走」を制しており、一昨年の秋の「富士ステークス競走」でも 3着表彰台に入っている。
それから考えれば、昨年の惨敗劇は正直、なかった事にしたいという思いもあったやもしれないけど、今年初戦となった「京王杯スプリングカップ競走」ではウインマーベルには敵わなかったものの、 4着入賞と、ようやく、スランプから脱出できるきっかけが出来たのではないかと思いたい所。 優勝経験のあるマイル戦ですが、「皐月賞」男~戸崎騎手が前走に引き続き、手綱を握るので、どこまでポテンシャルを引き出せるかどうかがカギとなるでしょうか。

後は、一昨年の「皐月賞競走」を制した、④番のジオグリフにも注目してみたいかと。

 


昨年は 5戦して、 2月のサウジアラビアでのレースで 4着入賞を果たした以外はサッパリで、特に国内に戻ってからは 2戦、盛岡と桶狭間でダートのGⅠ競走に挑んだものの、入賞圏内に入れないという有様。 ならばという事で、今年は 2月の「中山記念競走」(中山・1800m戦)で 3着表彰台に入って復調気配をアピール。 「大阪杯競走」では入賞圏内ギリギリの 5着入賞だったものの、 2戦連続で入賞圏内に入った事を考えれば、徐々に気配は戻って行ってるのではないかと思います。 後は 2歳時の「朝日杯フューチュリティステークス競走」(仁川・1600m戦)以来となる、芝のマイル戦でも結果を出せるかという点がキーポイントになるかなと。 中距離戦のペースとマイル戦のペースは違うと思っているので、その辺りでも柔軟に対応出来るかどうかかなと思います。

 

 

さて、明日ですが、府中~東京競馬場で、いわゆる、「競馬の祭典」と言われている、「第91回東京優駿(日本ダービー)競走」〔2400m・芝(Cコース)・東京・GⅠ・18- 1頭〕が行われます。
 

 

 

 

 

(↑昨年の覇者、⑫番のタスティエーラ。)


毎年、書いてる事ですが・・・、今年も書きます。
イギリスの「ダービーステークス競走」を範として、1932年(昭和 7年)に、「東京優駿大競走」の名称で、今は無き、目黒競馬場で始まった、「日本ダービー」

 


第 3回(昭和 9年[1934年]。)から、開催場所が目黒競馬場から、現在の府中競馬場に変わり、また、戦争による 2度の中断があったとはいえ、伝統を重ねて、今年で91回目を迎えました。

アメブロのブログでは、2013年(平成25年)の時に第80回という節目を迎えた時がありましたが、その時は結果のみを書いた覚えですが、「日本ダービー」に関しては、他の競馬場での振替開催はなく、ほぼ、一貫して、府中で行われているのも特筆すべき事であります。
そして、GⅠ競走でありながらも、過去の伝統を引き継ぎ、「ダービー」のゼッケンだけは、いわゆる、深青黄色ナンバークラシックゼッケンを使用せず、白色に黒色ナンバーの一般ゼッケンを使用しています。(←但し、1994[平成 6年]年から、「ダービー」のみの特権として、金糸の縁取り刺繍が施されている。)
1年の競馬シーズンの中で、最も盛り上がる時期であり、この時だけは、競馬を知らない人でも名称くらいは知っている人も多いのではないでしょうか?。

で、例年ですと、枠順については一足先にブログで書いてしまうんですが、一昨年から身体の事情等もありまして、今年も他のGⅠ競走同様、枠順の画像を載せます。

 

 

枠順が確定する前の時点で、エントリーして来たのは19頭。 
そのままの形であれば、獲得賞金1600万円のミスタージーティとサンライズアースの 2頭が抽選対象となるハズ・・・でした。 しかし、獲得賞金1650万円のサトノエピックが 6月-5日の「第70回東京ダービー競走」〔2000m・ダート(外回り)・大井・Jpn-Ⅰ〕に向かう事にしたため、結局、18頭となり、全馬が出走出来るようになりました。
しかし。枠順決定後に、「皐月賞競走」で大逃げを打った、番のメイショウタバルが右後脚挫跖のため、無念の出走取消に。

 


展開のペースを握る馬だっただけに、今回、どの馬が逃げるのかが判らなくなってしまった感じに思われますが、今年の「ダービー」も、ある程度の主役がいますし、「皐月賞競走」出走組が上位トップ 7頭を含めた10頭が出走しているので、おそらく、このメンバーの何頭かが入賞圏内に入ると思いつつも、いわゆる王道ロード以外から出走して来る 8頭にも注目したい思いもある。
また、今回も優先出走権を得た 8頭のうち、「皐月賞競走」(中山・2000m戦)で 3着表彰台に入ったものの、距離適性を考えて「NHKマイルカップ競走」(府中・1600m戦)に出走したジャンタルマンタルを除いた、 7頭が出走して来たという点には注目したい。
とにかく、7906頭の中から選ばれた17頭であるし、今年も事前に申込をしないと競馬場に入れない状況ではあるものの、観客の歓声や拍手、ファンファーレの雑音(?)にも負けないくらいの精神力も必要。
何れにしても 1年の中で一番、盛り上がり感が最高潮に達する、このレースですから、毎年、予想は難解なんだけど、このように予想印での予想をしてみました。



◎印=番 ジャスティンミラノ
○印=番 レガレイラ
▲印=番 コスモキュランダ
▲印=番 シュガークン
△印=③番 ジューンテイク
△印=番 アーバンシック
×印=番 ダノンエアズロック
×印=番 シックスペンス

本命は「皐月賞」馬に敬意を表し、番のジャスティンミラノにしました。

 


2月の「共同通信杯競走」(府中・1800m戦)で先述した、 2歳牡馬チャンプ~ジャンタルマンタルを降し、前走の「皐月賞競走」(中山・2000m戦)でも同馬場&同距離で行われた、トライアル「弥生賞競走」を制した、コスモキュランダの猛追を抑え、無敗の 3連勝でクラシック 1冠を獲ったのですから、ポテンシャルの高さは、かなりのものと言っていいでしょう。 府中のコースを 2度、経験している点は強みですが、キャリアが 3戦と少ない点と後は2400m戦の距離でも、キッチリと対応出来るかどうかでしょう。

次に対抗ですが、思いきって番のレガレイラにしました。

 


2歳暮れの「ホープフルステークス競走」(中山・2000m戦)では後方一気の追い込みが鋭くキマって、牡馬勢どもを蹴散らして優勝しましたが、ぶっつけ本番で挑んだ「皐月賞競走」ではメイショウタバルのハイペース&差を広げての大逃げを喰らわされてしまい、直線では後方一気の追い込みを敢行したものの、入賞圏内には届かず、無念の 6着敗退に終わり、無条件での「ダービー」優先出走権を取る事は出来ませんでした。 今回は獲得賞金が上の方だったため、文句なく出れた形ではありますが、府中のコースは 2戦目のリステッドオープン特別である、「アイビーステークス競走」(府中・1800m戦)のみで、一応、 3着表彰台には入っていますが、果たして、左回りでも鬼脚が炸裂するかどうか?、今回は主戦である「優勝請負人」~クリストフ・ルメール騎手が戻ったので、先週のチェルヴィニア同様、の利益が替わって激変するのか、2007年(平成19)年のウオッカ以来、17年ぶりに牝馬「ダービー」を制するのか?、「優勝請負人」の手綱タクトに期待します。 また、「優勝請負人」にとっては、昨年、レース後に他界したスキルヴィングと同じ番枠に入った形となったので、今回、優勝する事でスキルヴィングの無念を晴らしたい所でもあるかもしれません。

更に 3番手評価である▲印評価は、番のコスモキュランダと番のシュガークンにしました。

 

 


まず、コスモキュランダは 2歳時の「京都 2歳ステークス競走」(淀[京都]・2000m戦)こそ 8着敗退に終わりましたが、それ以外は全て表彰台圏内に入っているという堅実派。
特に中山コースでは 4戦して全て 2着以内に入っており、前走の「皐月賞競走」でもジャスティンに迫る脚を魅せたくらいでした。 関係者のコメントでは「『皐月賞競走』では自分で競馬を作っての結果なので内容はあった。」と高評価。 課題は府中のコースが初めてという点ではありますが、これも関係者曰く、「府中の2400m戦はプラス。」と言っているし、左回りコースとしては新潟で行われた2000mの未勝利戦を勝っているので、問題はないと思います。 一方のシュガークンですが、あのキタサンブラックの弟である事から大いに注目を集めていますが、デビュー戦は淀のマイル戦で 2着だったものの、それ以降は2000m以上の距離を 3戦して 3連勝とポテンシャルの高さを見せています。
前走となった、トライアル「青葉賞競走」(府中・2400m戦)でもキッチリと勝っているし、本チャンと同距離を経験しているのが、この馬と 2着に入った、番のショウナンラブンタだけなので、その点はプラスだと思うし、シュガークンの鞍上がキタサンの主戦騎手でもあった、「レジェンド」~武 豊騎手であるのも強みかなと思います。
ただ、ダービートライアルに指定されている 2レース(←「青葉賞競走」「プリンシパルステークス競走」。)を勝った馬は、本チャンでは勝てないというジンクスが続いているし、特に昨年の「青葉賞競走」を制したスキルヴィングは、本チャンでのゴール後に倒れてしまい、急性心不全で他界してしまったので、その辺りの払拭をシュガークンに託してみたいと思います。

次に、△印評価は③番のジューンテイクと番のアーバンシックにしました。

 

 


まず、ジューンテイクですが、 2歳時の「朝日杯フューチュリティステークス競走」(仁川・1600m戦)では 4着敗退には終わったものの、キャリア 9戦と豊富である事と、2000m以上の距離で結果を発揮している感があるかなと。 特に2200m戦では「すみれステークス競走」(仁川・2200m戦)で 2着表彰台、東上最終便と言われている「京都新聞杯競走」(淀・2200m戦)で優勝と距離が伸びれば伸びるほど、良いのではないかなと思います。
「京都新聞杯競走」では藤岡佑介騎手が騎乗していましたが、今回、藤岡佑介騎手は番のミスタージーティに騎乗するため、 2歳時に騎乗した事がある岩田望来騎手が、再度、手綱を握る事になりますが、騎乗経験があるのは良いかなと思う反面、課題は初の府中コースであはありますが、 2歳時の「新潟 2歳ステークス競走」で10着敗退と唯一の入賞圏外となった事はあるものの、同じ左回りである桶狭間(中京競馬場)でのデビュー戦(1400戦)を優勝しているので、今回の走りで、どうなるかと言った所でしょう。
一方のアーバンシックはデビュー戦だけ1800m戦で、後は2000m戦を 3戦していますが、重賞競走においては 1月の「京成杯競走」(中山・2000m戦)で 2着表彰台、前走の「皐月賞競走」で 4着入賞と、そこそこの結果は残してはいるのですが、課題は左回りの経験が全くない事であり、その辺りがどうなのかなと。 スポーツ新聞の人気指数では 2番目に高かったので、ポテンシャルの高さが伺えるかと思うんだけど、私的には、少し、不安的な部分もなくはないように思えます。 今回の走りが試金石になりそうな感じにもなりそうです。

そして、心情的な評価である×印は、番のダノンアズロックと番のシックスペンスにしました。

 

 


まず、ダノンは 3月の「弥生賞競走」で 7着敗退に終わった事で、「皐月賞競走」をパスし、トライアル「プリンシパルステークス競走」(府中・2000m戦)を優勝した事で、ギリギリ、ラストの優先出走権を捥ぎ取る事に成功しました。 とはいえ、キャリア 4戦中、 3戦が府中のコースである事からも伺えるように、府中のコースには絶対の自信(?)を持っているかもしれない。 鞍上は前走同様、ジョアン・モレイラ騎手が手綱を握る事もプラスでしょう。 距離が 2ハロン伸びるものの、得意の府中コースであるのを味方につけて、どこまで踏ん張れるかでしょう。
一方のシックスペンスは前走の「皐月賞競走」トライアル「スプリングステークス競走」(中山・1800m戦)では強い勝ち方で優勝したものの、その後の疲れが酷かったため、本チャンの「皐月賞競走」は断念せざるを得ませんでした。 その後は、このレースを目標に立て直す事になったのですが、追切も順調に来ているし、調教を重ねる毎に実が入り、全体的にまとまって来たという関係者のコメントにも期待出来ます。
ただ、この馬は中山コースしか経験がなく、府中のコースが初めてという事が不安ではありますが、折合いもつくという事もあるので、後は、広い府中コースでも強い走りが出来るか同課がカギかなと思います。

と、いう事で、予想印は以上ですが、漏れた中で、気になるなあと思うのは、番のシンエンペラーと番のゴンバデカーブース。

 

 


正直、シンエンペラーは無印に甘んじる馬でない事は十分に判っているんですが、中山の2000m戦において、「弥生賞競走」では 2着表彰台に入ったものの、「皐月賞競走」では超ハイペースであったという事情があったとはいえ、伸び切れずの 5着敗退になったのが引っ掛かってしまい、結局、無印になってしまいました。 ただ、「皐月賞競走」以外は全て 2着以内に入っており、デビュー戦(1800m戦)で府中のコースを経験しているので、後は2400m戦でも、しっかりとこなせるかどうかでしょう。
一方のゴンバデカーブースは前走の「NHKマイルカップ競走」では半年ぶりの実戦だったとはいえ、キッチリと追い込んで来ての 4着入賞と、一応の結果を残した点は評価したいなと思います。 ただ、これはジューンテイク同様、中 2週で本チャンに挑むというのは、結構、キツいローテであるのは否めないものの、それで「ダービー」を制した馬はいるから、ゴンバデにも期待したいのですが、 2歳暮れの「ホープフルステークス競走」を病気で出走を取消した事で、過去 3戦の距離が全てマイル戦であるという点は不安な部分。 一気に半マイル距離が伸びる今回でも対応が出来るかどうかが焦点となるでしょう。

と、言う事で、ここにあげなかった、他の 7頭も可能性は十分にあると思うので、明日の「競馬の祭典」において、全ての馬達が実力を十二分に発揮し、無事にゴールに入ってくれる事を祈りたいと思いますが、明日は富山でのrun大会に出るので、リアルタイムで見れないのが残念ではあるものの・・・、

 

 

多分、「ダービー」の発走時間の時は富山からの帰りの列車の中なので、後で、ようつべで見ようと思います。 また、明日は「ダービー」の後には伝統のハンデ重賞競走~「目黒記念競走」(2500m・GⅡ)があるし、それ以外ではF1「モナコGP」「インディ500」「ボートレースクラシック(笹川賞競走)」が行なわれるし、また、今、行われてるけど、「Super耐久」~富士24時間競走もあるから、盛り沢山の日になりそうです。

 

 

 

 

さて、大分、遅くなってしまいましたが、ナンバー2922のブログにも書いた通り、19日に府中~東京競馬場で、 3歳牝馬クラシックレース第 2弾である、「第85回優駿牝馬(オークス)競走」〔2400m・芝(Bコース)・東京・GⅠ・18頭〕が行われました。
 

 

 

 

予想印の予想などは、毎度の事ながら、ナンバー2922のブログに書いたので省きますが、一昨年や昨年のような、絶対的な核(コア)となる馬は、今年はいないかなもだけど、中心となる馬は何とかいるかもしれない。 だから、場合によっては下克上の可能性もあるかもだけど、「桜花賞」上位組なのが?、それともトライアルを使った馬が、どこまで踏ん張れるのか?。 12日の「ヴィクトリアマイル競走」同様、曇天くもりながらも馬場状態は「良」と馬場コンディションが良い状態で、今年も行われた形となりましたが、生憎、午後からクリニック病院に行く用事があって、リアルタイムで見る事は出来なかったけど、果たして、今年の「樫の女王」に輝いたのは?。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今年の「樫の女王」に輝いたのは、単勝 2番人気に支持された番のチェルヴィニア[牝3](55.0kg クリストフ・ルメール騎手騎乗)で、タイムは 2分24秒 0でした。
 


レースは、予想通り、番のショウナンマヌエラがハナを奪い、番のタガノエルピーダが、すかさず番手を奪おうとするが、アウトに振った番のヴィントシュティレがスーッとタガノを交わし番手に上がり、ショウナンに絡んで行く形で、 1コーナーから 2コーナーを回る。 向正面に入って、改めて先頭から見て行くと、ショウナンとヴィントがやり合う形で並びながら後続馬を離して行く。 10馬身くらい離れた 3番手はインにタガノ、アウトに番のランスオブクイーンと 8枠の 2頭が並ぶ形で追走し、番のクイーンズウォークが 5番手を進み、すぐ後ろに 6頭くらいが固まっている。 番のラヴァンダ、番のアドマイヤベル、番のサフィラ、差がなく番のミアネーロ、番のステレンボッシュ、チェルヴィニアが追走して行く。 その後ろはインから④番のパレハ、番のコガネノソラ、番のライトバックが続き、ライトのアウトから番のホーエリート、インから③番のエセルフリーダ、番のサンセットビューが続き、最後方はレジェンド~武 豊騎手が騎乗する、番のスウィープフィートの順番だ。
前半1000mの通過タイムが57秒 7と昨年よりも 2秒 3速い展開で進み、勝負所の大欅を通過した所では早くもショウナンがバテてしまって番手に下がり、ヴィントが先頭になったが、後続剤も差を詰めていく。 ランスが 3番手に上がり、タガノとクイーンズが並ぶ形で 4番手争いを行い、後はインからミアネーロ、ラヴァンダ、アドマイヤ、サフィラ、ホーエの 5頭が固まり、更に、その後ろにステレン、チェルがギアを入れ替えつつ、ゴーサインを出す形で、 4コーナーを回って、最後の直線に。
直線に入った所で、最内のヴィントがバテてしまい、ランスが先頭に立つ。 インからタガノ、アウトからクイーンズがギアを入れ替えて追い上げを開始しつつ、府中名物のダンダラ坂を上がって行く。 ランスとタガノの間からラヴァンダとステレンがスッと追い上げて来たが、脚色はステレンの方が上で先頭に立つが、大外からチェル、スウィープ、サンセット辺りが更にギアを入れ替えて追い上げ、クイーンズのインからラインも忍び寄って来る。 残り200mの地点ランスを含めた 5頭が並ぶ形で秘術を尽くして競い合う。 最内のステレンが先頭だが、脚色は同じで何とか粘り込もうとするが、チェルがクイーンズのスリップストリームを使って一気にグイッと末脚を伸ばしてステレンに迫る。 ステレンも「桜花賞」馬の意地を魅せて抵抗するが勢いはチェルの方が上で、ゴール手前でステレンを交わしてトップでゴール。 ステレンは 2着に敗れて 2冠ならず。 表彰台の一角争いはランスとクイーンズの間からラインがグッと前に出て、キッチリと 3着を獲り、クイーンズが 4着、重賞競走&GⅠ競走初挑戦のランスが 5着入賞となりました。では
優勝したチェルは前走の「桜花賞競走」ではバウルジャン・ムルザバエフ騎手が騎乗して13着敗退だったものですから、今回は主戦であり「優勝請負人」~クリストフ・ルメール騎手が騎乗するとはいえ、おそらく、入賞圏内には入る可能性はあるかもだけど、優勝するとは思ってなかったから驚きました。
「アンカツ」の愛称で親しまれている、元騎手の安藤勝己さんも、チェルが前走13着敗退からのリベンジを晴らして優勝した事について「(馬の調子も)良くなってたんやろけど、ルメール騎手(に乗り替わった事)で、ここまで変わるんやね。 2番人気に推したファンも上手い。」とコメントしたくらいでしたんで。
レース後、鞍上の「優勝請負人」「勝つ自信はありました。前走での彼女の競馬はあまり良くなかったですが、(彼女の)ポテンシャルは高いと思って、自信を持って乗りました。1600mで優勝していましたし、今回は2400mだったので、最初は『軽い騎乗』がしたかったです。3~ 4コーナーまで我慢したかったです。直線はすごく良い脚で伸びてくれて、本当のチェルヴィニアを見せてくれました。」とコメントし、その後、「(自分自身はドバイで)怪我をしましたが、関係ないですし、騎手の生活にはある事ですが、(先月に他界した)藤岡康太騎手と、康太騎手の家族は、もっと大変だったと・・・。」ともコメントをしていました。

恒例の全着順。 (←左から、着順・枠番・馬番・馬名・性齢・負担重量・騎手名・タイム・着差・コーナー通過順位・推定上がり3Fタイム・馬体重・調教師名・単勝人気)

01 6緑 ⑫ チェルヴィニア 牝3 55.0 クリストフ・ルメール 2:24.0  12-9-9-10 34.0 482(-6) 木村 哲也 2
02 4青 ⑦ ステレンボッシュ 牝3 55.0 戸崎圭太 2:24.1 1/2 9-9-9-12 34.0 458(-4) 国枝 栄 1
03 7橙 ⑭ ライトバック 牝3 55.0 坂井瑠星 2:24.4 1 3/4 15-14-13-15 34.1 476(+6) 茶木太樹 3
04 1白 ② クイーンズウォーク 牝3 55.0 川田将雅 2:24.4 クビ 5-5-5-4 34.7 522(+8) 中内田充正 5
05 8桃 ⑱ ランスオブクイーン 牝3 55.0 横山和生 2:24.4 ハナ 3-3-3-2 34.9 436(-4) 奥村 豊 14
06 7橙 ⑬ スウィープフィート 牝3 55.0 武 豊 2:24.6 1 1/2 18-18-16-12 34.5 466(+2) 庄野靖志 4
07 3赤 ⑥ サンセットビュー 牝3 55.0 三浦皇成 2:24.8 3/4 16-16-16-16 34.4 450(±0) 新谷功一 15
08 2黒 ③ エセルフリーダ 牝3 55.0 武藤 雅 2:24.9 1 1/4 13-14-16-16 34.5 468(+4) 武藤善則 11
09 5黄 ⑩ アドマイヤベル 牝3 55.0 横山武史 2:25.0 クビ 7-7-6-6 35.1 484(±0) 加藤征弘 8
10 4青 ⑧ ホーエリート 牝3 55.0 原 優介 2:25.0 クビ 17-16-12-6 35.2 460(±0) 田島俊明 13
11 5黄 ⑨ ラヴァンダ 牝3 55.0 岩田望来 2:25.1 クビ 6-6-6-6 35.2 466(±0) 中村直也 12
12 3赤 ⑤ コガネノソラ 牝3 55.0 石川裕紀人 2:25.2 3/4 13-13-13-12 35.0 448(±0) 菊沢隆徳 7
13 7橙 ⑮ サフィラ 牝3 55.0 松山弘平 2:25.3 3/4 9-9-6-6 35.5 448(+16) 池添 学 10
14 1白 ① ミアネーロ 牝3 55.0 津村明秀 2:25.3 ハナ 7-7-9-10 35.3 476(+4) 林 徹9
15 2黒 ④ パレハ 牝3 55.0 田辺裕信 2:25.3 アタマ 9-12-13-16 34.9 422(±0) 新谷功一 17
16 8桃 ⑰ タガノエルピーダ 牝3 55.0 ミルコ・デムーロ 2:25.8 3 3-3-4-4 36.1 440(+4) 斉藤崇史 6
17 8桃 ⑯ ショウナンマヌエラ 牝3 55.0 岩田康誠 2:30.7 大差 1-2-2-2 41.3 466(-4) 高野友和 18
18 6緑 ⑪ ヴィントシュティレ 牝3 55.0 北村宏司 2:33.8 大差 2-1-1-1 44.9 466(+4) 古賀慎明 16

タイム
ハロンタイム 12.4 - 10.8 - 11.5 - 11.5 - 11.5 - 12.1 - 12.8 - 12.9 - 13.4 - 12.2 - 11.5 - 11.4

上り 4F 48.5 - 3F 35.1

コーナー通過順位
1コーナー (*16,11)-(17,18)2,9(1,10)(4,7,15)12(3,5)-14,6,8-13
2コーナー (16,*11)=(17,18)-2,9(1,10)(7,12,15)4,5(3,14)(6,8)13
3コーナー 11=16=18,17,2(9,10,15)(1,7,12)8(4,5,14)(3,6,13)
4コーナー 11-(16,18)(17,2)(9,10,15,8)(1,12)(7,5,13)14(4,3,6)

さて、今年はチェルヴィニアがキッチリと「桜花賞」惨敗のリベンジを晴らして「樫の女王」にも君臨した形になりましたが、まずは、 2着表彰台に入ったとはいえ、 2冠達成とは成らなかった、番のステレンボッシュでしたが、現状、出せるポテンシャルは出し切ったとは思いますが、直線で先頭に立った時点では余力は残ってなく、ペース維持が精一杯の状態だったため、最後の最後でチェルヴィニアに差される形になったと思います。
鞍上の「winning keiba」の美浦支部長~戸崎圭太騎手は「返し馬からいい感じでした。1~ 2コーナーはタイトでしたが、冷静に走れていたと思います。直線では前も開いてスムーズでしたが、前に一頭いましたね・・・。」とコメントしてましたが、これではどうしようもないといった所でしょう。

次に「桜花賞競走」に続いて、またも 3着表彰台となった、番のラインバックでしたが、今回は後方に位置して直線で一気に捲っていく作戦を取って行きましたが、直線ではチェルが決めたコースを一気に追い上げていったのに対し、ラインは空いてるスペースをくまなく掻き分ける形で行ったものの、最後の最後でクイーンズとランスの間に挟まれてしまい、そこでロスした分が痛かったかなと。 鞍上の坂井瑠星騎手は「レース前のテンションは変わりませんでしたが、実戦ではしっかり折り合ってくれました。勝ち馬をマークして運べましたし、最後も脚を使ってくれました。上位は強かったのですが、よく頑張ってくれました。」とコメント。 アンカツさんは表彰台に入った 2頭について「ステレンボッシュは鞍上問わずで文句なしの安定度。桜花賞組のレベルを中心になって示した。ライトバックは競馬にいって勝負強い。アスコリピチェーノを交えて『秋華賞競走』で決着をつけてほしい。」とコメント。

更に、 4着に入った、番のクイーンズウォークは、今回は中団よりも前のポジションにいて機を伺い、直線でもポテンシャルを最大限、引き出す形に持って行けれたのは良かったと思いますし、ひとまず、「桜花賞競走」よりはポジションを 4つ上げれたので、一応の成果は出たと言っていいでしょう。 鞍上の「アイスマン」~川田将雅騎手も『桜花賞競走』とは違ってしっかり走れました。素晴らしい走りが出来ました。」と、現状では満点に近い走りではと評価するコメントを。

また、 5着入賞を果たした、番のランスオブクイーンですが、今回、入賞圏内に入った馬の中では唯一、「桜花賞競走」に出ていない馬ではありましたが、重賞競走&GⅠ競走初挑戦だった事を考えれば頑張ったかなと思います。 序盤は 5番手を進み、 4コーナーでは表彰台圏内の 3番手まで上がりましたが、直線では、ある意味、我慢比べ的な感じになった感もあり、そうなると重賞競走を経験しているライバル勢の方が一枚、上手だったかもしれませんか。
鞍上の「カズ坊」こと横山和生騎手は「難しい所のある馬ですが、調教も返し馬も含めて、リズム良く走らせる事が出来ました。この馬の能力は出し切ってくれたと思います。距離も大丈夫です。」と、ポテンシャルの高さを感じたと思わせるコメントを。

その一方で、「桜花賞競走」で 4着に敗れ、今回はリベンジを狙った、番のスウィープフィートでしたが、「桜花賞競走」同様、最後方に位置しつつ、 4コーナーでは少しだけポジションを上げて直線で追い込んで来たものの、幾分か、伸び脚を欠いた形で、最後はランスとの入賞圏内バトルに敗れた形の 6着敗退に。 鞍上の「レジェンド」~武 豊騎手は「折り合いはついたし、道中も良い感じでした。4コーナーでも良い感じで回って来れましたが、最後は伸び切れなかったです。若干距離が長いかもしれません。」とコメント。 現状では2400mという距離が長かったかもしれないですが、一夏を越して、2000m戦の「秋華賞競走」で、どこまで成長しているかでしょうか。

後、トライアル「フローラステークス競走」を制した、番のアドマイヤベルは終始、中団に位置しながら、結局、ポジションキープが精一杯の形の 9着敗退に。 見せ場を作る事なく終わった感がありましたが、鞍上の「タケ坊」こと横山武史騎手は「壁を作る事が出来ませんでしたが、リズム良く運ぶ事が出来ました。最後は思ったよりも(追い出しを)待たされました。切れ味勝負になったのは厳しかったです。」とコメントし、瞬発力勝負では分が悪いという感想を持った感じです。

それ以外の関係者のコメントを見たのですが、やはり、やりたい競馬は出来たものの、距離が長いために結果を残せなかったとか、展開に向かなかったとか、色々とありました。
競馬ファンの方が全頭のコメントをまとめたのがありましたので、アドを掲載します。

 

・「第85回オークス」騎手コメントまとめ

後、お馴染み、霞 券五郎先生の動画も。

 

 

 

さて、大分、遅くなりましたが、ナンバー2920のブログでも触れました通り、昨日、東京競馬場で古馬牝馬のチャンプ決定戦である、「第19回ヴィクトリアマイル競走」〔1600m・芝(Bコース)・東京・GⅠ・15頭〕が行われました。

 

 

 


毎度の事ながら、予想印の予想などは、ナンバー2920のブログに書いたので省きますが、ここ 4年、雨雨の影響で水分が含んでいる馬場状態が続いていましたが、今年は曇天くもりだったものの、馬場状態「良」でスピードが出やすい馬場になったのではないかなと思いました。 とはいえ、今年もリアルタイムでの観戦でなく、先述した通り、run大会と音楽イベントに参加していたので、身体がクタクタななかでのテレビテレビ観戦となりましたが、果たして・・・。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今年は何と単勝ブービー人気だった、番のテンハッピーローズ[牝6](56.0kg 津山明秀騎手騎乗)が、昨年と同タイムとなる 1分31秒 8のタイムで優勝し、人馬共に悲願のGⅠ競走初制覇を成し遂げました。
 


ゲートが開き、 6枠の 2頭~番のナミュールと番のルージュリナージュが出遅れた形となり後方から進む事になる。 先陣争いは複数の馬達が競い合いましたが、結局、インから番のコンクシェルが先頭に立ち、アウトから初のGⅠ競走騎乗となる、横山琉人騎手が騎乗する、番のフィールシンパシーが番手につく。
その後ろに③番のスタニングローズが 3番手につけ、差がなく、②番のフィアスプライドがイン、番のサウンドビバーチェが 5番手で追う。 更にインから番のウンブライル、アウトに番のマスクドディーヴァが真ん中、アウトに番のドゥアイズが並ぶ形で追走し、マスクドの後ろに番のライラックがつける。 その後ろは番のハーパーがつけ、ハーパーを挟むようにインから⑫番のキタウイング、アウトにテンハッピーローズがつける。
少し離れて、後方は番のモリアーナがつき、後は 6枠の 2頭~ナミュール、ルージュリナージュの順番だ。
大欅の向うを通過した所で、前半の半マイルを通過するが、45秒 4と、昨年よりも 0秒 8速いタイムで通過する。 4コーナー付近での上位集団は、ほぼ、変わらず、コンクが先頭、フィールが番手、その後ろは 2枠の 2頭~スタニングとフィアス、更にはサウンド、ウンブライル、ドゥプライズが続く形で、 4コーナーを回って直線へ。
直線に入って、二の脚で逃げ粘りを図るコンクシェルがイン、フィールが真ん中、フィアスがアウトと 3頭が並ぶ形でバトルを始める。 その後ろではスタニングが最内、真ん中あたりではウンブライル、サウンド、ドゥアイスが並ぶ形だが、サウンドが余力がなくなってしまった感でアウト側に膨れてしまい、ドゥアイズと接触する形になる。 その煽りで両馬の真ん中にいたマスクドの進路がカットされてしまった形になった。 慌てたマスクドはサウンドがヨレて空いたインから、再び、ギアを入れ替えて伸びて来る。 また、ドゥアイズの外からテンハッピーもギアを入れ替えて加速するが、勢い的には後者が上だ。
残り200mを切ってフィアスが先頭に立つが、すかさず、テンハッピーが更にギアを入れ替えて並ぶ間もなく一気に交わして先頭に立つ。 その後ろはスタニング、マスクド、ウンブライル、ドゥアイズらが秘術を尽くして競い合い、更に大外からはナミュール、モリアーナ、ルージュリが互いのスリップストリームを使いながら固まって伸びて来るが、テンハッピーが後続に 1馬身 4分の 1の差をつけて栄光のゴールに輝いたという訳です。
表彰台圏内は粘るフィアスにマスクドがインから猛追したが、フィアスがクビ差、マスクドを抑えて 2着に入り、マスクドは表彰台圏内には入れたものの、悔しい 3着に。
後はドゥアイズが不利があったにも拘らず、 4着に入り、アウトから追い込んだルージュリがウンブライルとの入賞圏内バトルに競り勝ち、 5着入賞に入りました。
しかし、正直に言って、テンハッピーローズが勝つとは全くの想定外。 「X」(旧「Twitter」)で仲良くしてくれる競馬ファンの女の子も驚いてたくらい。
後で確認してみると、ここ 2走の成績はシングルフィニッシュながらも入賞圏外だし、ちょっと、成績的にもパッとしない反面、府中や新潟の左回りコースは結果を残している。(←その反面、桶狭間[中京]のコースは芳しくない結果だが・・・。)
ただ、ここ最近は、津村騎手が騎乗し続けているし、それなりの結果を残しているものの、人馬共に初めてのGⅠ競走だし、入賞圏内も厳しいかなと思ってましたが、前半のペースが速かったし、差し勝負の展開になったのも良かったかもしれません。 でも、津村騎手にとっては、騎手生活21年目&48度目のGⅠ競走挑戦で悲願を達成出来たのですから、ゴール直後や検量室に戻る時も嬉しさを表していましたから。

 

 

 

 


もっとも、ゴールしてから、ウンブライルに騎乗していた、アイスマン~川田将雅騎手から、「おめでとさん。 胸を張って、ウイニングランに行ってこ~い!。」と言われたとか。
レース後のインタビューで、津村騎手は、時折、涙を流しつつ、「最後の直線は無我夢中で必死に追いましたが、直線がとても長く感じました。左回りが良いことは分かっていましたから末脚を信じて、 4コーナーを上手くいってくれたらと思っていましたが、最高の形で直線に向けました。人気はありませんでしたが、チャンスはあると思っていました。
(正直、)
GⅠ競走はもう勝てないかもと、ここまで長くて長くて。でも諦めてはいけないと、GⅠ競走に乗れるように朝から最終レースまで頑張ってきました。ここまで、家族の支えが一番大きいです。(レースの頃は)妻と息子二人はサッカーの試合を観に行っていますが、帰ったら抱きしめたいと思います。やっと(GⅠ競走)勝ちましたが、これで終わりではありません。これからも頑張ります。」とコメント。

 

 

管理調教師の高柳大輔調教師も「嬉しいの一言です。長い年月をかけて1600mの距離に向けて進めてきました。馬に教えていく形で、距離を少しずつ延ばしてきました。作戦会議などはなく、ずっと乗ってもらっている津村騎手にお任せしていました。道中はいいところにつけられたと思いました。 最後は声を出して応援しました。ジョッキーには感謝しかありません。今後についてはまだ何も考えられていなくて、冷静になってからオーナーと相談しようと思います。 6歳牝馬ということであまり人気はありませんでしたが力を示すことができたと思います。」とコメント。 また、元騎手の「アンカツ」こと、安藤勝己さんはテンハッピーローズの優勝に関して、「14番人気とは思えんほどの勝ちっぷり。 オレもノーマークやったけど、津村騎手の大仕事を讃えたい。」とコメントしてました。

恒例の全着順。 (←左から、着順・枠番・馬番・馬名・性齢・負担重量・騎手名・タイム・着差・コーナー通過順位・推定上がり3Fタイム・馬体重・調教師名・単勝人気・レーティング)

01 5黄 ⑨ テンハッピーローズ 牝6 56.0 津村明秀 1:31.8  10-833.9 458(-4) 高柳大輔 14 112
02 2黒 ② フィアスプライド 牝6 56.0 クリストフ・ルメール 1:32.0 1 1/4 3-3 34.9 470(-8) 国枝 栄 4 109
03 4青 ⑥ マスクトディーヴァ 牝4 56.0 ジョアン・モレイラ 1:32.0 クビ 7-8 34.1 454(-2) 辻野泰之 1 109
04 8桃 ⑮ ドゥアイズ 牝4 56.0 鮫島克駿 1:32.1 クビ 7-6 34.4 472(+4) 庄野靖志 11 108
05 6緑 ⑪ ルージュリナージュ 牝5 56.0 横山和生 1:32.2 1/2 15-15 33.6 448(+2) 宗像義忠 13 107
06 3赤 ⑤ ウンブライル 牝4 56.0 川田将雅 1:32.2 アタマ 5-6 34.6 474(-2) 木村哲也 3 107
07 7橙 ⑬ モリアーナ 牝4 56.0 横山典弘 1:32.3 1/2 13-13 33.9 488(+6) 武藤善則 6 106
08 6緑 ⑩ ナミュール 牝5 56.0 武 豊 1:32.3 クビ 13-13 33.8 452(+2)[注] 高野友和 2 106
09 2黒 ③ スタニングローズ 牝5 56.0 西村淳也 1:32.6 1 1/2 3-3 35.5 490(±0) 高野友和 5 103
10 5黄 ⑧ サウンドビバーチェ 牝5 56.0 松山弘平 1:32.7 3/4 5-5 35.2 506(±0) 高柳大輔 12 101
11 7橙 ⑫ キタウイング 牝4 56.0 杉原誠人 1:32.9 1 1/4 12-11 34.7 444(+6) 小島茂之 15 99
12 8桃 ⑭ フィールシンパシー 牝5 56.0 横山琉人 1:33.0 1/2 2-2 36.1 456(+2) 小島茂之 10 98
13 3赤 ④ コンクシェル 牝4 56.0 岩田望来 1:33.5 3 1-1 36.7 476(+2) 清水久詞 7 92
14 1白 ① ライラック 牝5 56.0 戸崎圭太 1:33.7 1 1/2 9-8 35.8 440(+8) 相沢 郁 9 89
15 4青 ⑦ ハーパー 牝4 56.0 池添謙一 1:33.9 1 1/2 10-11 35.7 468(-2) 友道康夫 8 86

[注] 番のナミュールは前走のドバイでは馬体重が計測されなかったため、前々走の香港の時での増減差で示した。

タイム
ハロンタイム 12.2 - 10.5 - 11.1 - 11.6 - 11.4 - 11.6 - 11.7 - 11.7

上り 4F 46.4 - 3F 35.0

コーナー通過順位
3コーナー 4,14(3,2)(5,8)(6,15)1(7,9)12-(10,13)11
4コーナー 4,14(3,2)-8(5,15)(1,6,9)(12,7)(10,13)11

さて、まさかのテンハッピーローズが、あっと驚く大仕事をやってのけた、今年の「ヴィクトリアマイル競走」でしたが、まずは 2着表彰台に入った、②番のフィアスプライドですけど、前の方に位置して、直線でも馬場の三分所からジワジワと伸び、坂を駆け上がった所で先頭に立ったものの、瞬発力鋭く、テンハッピーに交わされてしまったという形に。
最後は脚質の差だったではないかと思いますが、鞍上の優勝請負人~クリストフ・ルメール騎手は「いい枠でいいポジションが取れました。ずっとスムーズな競馬ができて、だんだん加速しましたが、先頭に立つとフワッとしました。勝った馬が来てからは改めて頑張ってくれました。GⅠ競走でベストパフォーマンスを発揮できました。」とコメント。
やれるべき事はやれたけど、先頭に立って、一瞬、気が緩んだ所を突かれた感もなくはなかったかもしれません。

次に、単勝 1番人気に支持されながら、表彰台圏内には入ったものの 3着敗退に終わった、番のマスクドディーヴァですが、中団から 4コーナーでは 6番手くらいに位置し、直線で追い上げようとしたものの、ドゥアイズとサウンドビバーチェの間が開かず、更にサウンドが苦しくなって外にヨレて締まった事から進路を塞がれ、止む無く、サウンドのインから急襲して来たものの、今度はウンブライルをインから抜くのに手間取った感もあり、ようやく、フィアスのスリップストリームに入った所で終わってしまったという感じに。 何とか、表彰台圏内には入れたものの、昨年のスターズオンアース同様、単勝 1番人気に支持されながらも 3着敗退という結果になってしまいました。
鞍上のジョアン・モレイラ騎手は「ゲートの中でテンションが高くなりましたが、悪くないスタートを切れて、レース前にイメージしたポジションを取れましたが、スムーズな競馬ができませんでした。その事で馬のベストを出すことができず、残念な結果になってしまいました。それでも、馬は最後まで頑張ってくれています。前走より馬の状態も良く、仕上がりは良かったです。」とコメントし、状態は良かったものの、直線の流れからしてもコースの進路確保に戸惑った感もなくはなかったかもしれません。 アンカツさんは「マスクトディーヴァは可哀想になるくらいの包囲網。地力だけで来た 3着(表彰台だと思う)。」とコメントしてました。

更に 4着入賞を果たした、⑮番のドゥアイズでしたが、先述した通り、直線でサウンドが苦しくなってしまって外にヨレてしまい、その影響でドゥアイズも外にヨレてしまった感はありましたが、それでも立て直してアウトから伸びては来ましたが、フィアスのようにジワジワとしか伸び切れず、マスクドに交わされてしまって、表彰台圏内に入る事は出来なかった感に思えました。 鞍上の鮫島克駿騎手は「外枠でしたが、インでためる意識を持ちながら好位で運んで直線もいい形。人気馬にフタをしながら進められましたが、ぶつけられてひるむところもありました。それでも、よく伸びてくれています。」とアクシデントはあったものの、馬なりに力は出し切ったのではないかとコメントしてました。

そして、 5着入賞を果たした、番のルージュリナージュは明らかに後方一気の作戦を取ったかと思います。 しんがりから直線に入ってテンハッピーをマークする形で追込み、モリアーナのスリップストリームを使ってからは更に加速し、最後はウンブライルとの入賞圏内バトルに勝った形となりました。 鞍上の横山和生騎手は「よく頑張ってくれました。ゲートの中でいい姿勢で待ってくれているんですが、やはり 1歩目がそんなに速くないですね。直線を向いて、二呼吸待って、一瞬は 3着があるかという脚。広い競馬場は合いますし、(距離は)マイルから1800mくらいがちょうどいいですね。」とコメント。 今後も、この距離でしたら期待が持てそうです。

その一方で、入賞圏内バトルに敗れた形で 6着敗退に終わった、番のウンブライルでしたが、中団よりも前に位置して直線でも追い上げては来ましたが、この馬もジワジワとしか伸びて来ない感じのようで瞬発力勝負になると分が悪かったようです。 最後はドゥアイズとルージュリとの入賞圏内バトルになりましたが、やはり、一瞬の切れ味を持っているかどうかの差だったかもしれません。 レース後、鞍上のアイスマン「現状できる精一杯の走りで、最後まで頑張ってくれました。」としかコメントしてませんが、今回の走りが現状の力だったという事でしょう。

また、期待していた、⑬番のモリアーナと③番のスタニングローズでしたが、まず、モリアーナはルージュリ同様、後方からの追い込みを選択しており、直線でも伸びては来ましたが、前にいる馬達も加速をつけていた事もあり、結局、差が縮まらずの 7着敗退に。
管理調教師の武藤善則調教師は「ペースも流れて、折り合いもスムーズでしたが、前が止まりませんでした。」とコメントしていたくらいで、もう、どうしようもないと言った所でしょうか?。 一方のスタニングローズはモリアーナとは対照的に前の方に位置しての競馬を選択。 4コーナーでも 3番手に位置し、直線でも粘れるかなと思ってたんですが、それも残り200mくらいまでで、後は下がる一方の 9着敗退に。
鞍上の西村淳也騎手は「具合は良かったですし、良いポジションを取れたんですけどね・・・。」と最後に止まってしまった事に首を捻っている感じに見受けられました。

そして、本命にしていた、番のナミュールでしたが、今回はアンラッキーな部分が多かった感も。 まずはスタートに失敗した事。 これで、鞍上のレジェンド~武 豊騎手は後方からの作戦に切り替えたのだと思いますが、モリアーナをマークする形で追走し、直線に入ってゴーサインを出したものの、モリアーナのスリップストリームを最後まで取る事が出来なかった事も災いし、結局、伸び切れぬままの 8着敗退となり、昨年よりも 1ポジション落とす結果となりました。 レース後、レジェンド「初めて(の騎乗)なので比較はつきませんが、切れる脚が出せずに最後までジリジリとした感じになりました。この馬の決め手が出す事が出来なかったし、結果を出せず残念です。」とコメント。 過去の戦績から見ると、ナミュールは秋から冬の辺りに好成績を残している事を考えると、暑さ関係に、ちょっと弱いのかもしれませんか?。 アンカツさんは「ナミュールは状態が苦しかったかな。ゲート然り、直線抜けてくる脚がなかった。」と分析していました。

後、お馴染み、霞 券五郎先生の動画を。

 

 

 

さて、遅くなりましたが、12日に、'24年10回目のイベント行きとして、名古屋の大高緑地公園で行われた、「第22回名古屋ランナーズカップ大会」に挑戦して来ました。
 

 

 

 

年に 2回(← 1月と 5月。)、開催されている、「名古屋ランナーズカップ」ですが、毎度、書いている通り、開催場所である大高緑地公園のコースはアップダウンが多く、とにかくタフなコースであり、ゴールした後は「まー、参加したない。」と思うものの、何だかんだで次回も参加するという、正に大高のコースの魔の魅力に取り付かれたようである。
ただ、タイム的には最初に挑戦した時に、いっちょ前にクオーターで63分台と上々なタイムを出したのも運のツキで、それ以降は大高のコースの本性(?)が出て来たようで、回を重ねる毎にタイムは悪くなっていく。 2回目以降は、65分台から70分台の間で推移している。 今年 1月に挑戦した時は身体の内外面の調子が悪く、ゴールには入ったものの68分台と冴えない結果に。

 


厳しい大高のコースに、どう立ち向かっていくかを考えつつも、どうにか、仕事をこなして行き、大会 2日前の10日には仕事後に「Villa」東海店に行って、 3度目のケアを行う事に。
 

 


(↑左から、松本さん、猪野さん、梅原さん。)
 


(↑左から、猪野さん、松本さん、杉江さん。)

今回は、 4月からメンバーとなった、猪野さんが担当してくださりましたが、私の肩の固さに驚きつつも「こりゃ、攻めがいがあるわ~。」とセラピスト魂が燃えたようで。
今後は何回かかけてで肩の固さを解して行く方向になりそうです。
そして、「Villa」の帰りに、「CoCo壱」でカレーカレーを買うのも定番。

 


帰りは遅くなってしまうけど、身体が楽になるので、今後も定期的に行く事になりそうです。 で、大会当日の12日は、 5:45に起きて、朝のルーティン&身支度などを整え、 7時前に自宅家を出たんですが、朝食おにぎりは地元のコンビニ🏪で買います。

 

 


購入後、地元の最寄り駅から電車に乗り、途中駅で特急電車に乗り換えましたが、その前に途中駅で缶コーヒーコーヒーを。
 


特急電車で神宮前駅へ向かい、ホームを移動して、 7:25発の急行 吉良吉田行きに乗車して鳴海駅まで行き、そこから、 7:38発の普通 東岡崎行きに乗り換えます。
 

 

 


次の駅である左京山駅で降りて、何時通り、トコトコと歩きつつ、会場に到着。  何時も通り受付を済ませて、ゼッケン等を貰います。
 

 

 


前回の長良川でポイントカードが紙からLINEカードに替えられなかったので、改めて、申請を行ったものの、どうやら、今回の大会では過去のポイントは引き継げない形なので、ポイントは、これまでと変わらずだったが、まあ、仕方ない。
とりあえず、簡易荷物置き場(←ブルーシートが置いてある。)に荷物を置いたけど、雨雨の可能性があったので、以前、地元のマラソン大会で貰ったプラスチック包装紙にリュックを入れ、その外から貰ったビニール袋に入れるという念の入用にしておきました。
その後は恒例の準備運動をしましたが、今回も最強市民女性ランナー~Aさん直伝(?)の準備運動もしています。

 


準備運動を行って、後はスタートを待つだけですが、ふと、見ると、ランコレスタッフでもあり、今回の大会のMCを務めるTomoさんの姿を見つけたので挨拶。
事前のSNSで、今回は 3月の「名古屋ウィメンズマラソン大会」で目標の 3時間50分切りを達成出来なかった罰ゲームで、ディズニーアニメのアリエルのコスプレをして、3.5kmの部で走るとの事。 ただ、MCの時は普通の恰好という事だそうですが。
更に、昨年 9月の「岡崎リバーサイドマラソン大会」で知り合った、Mさんも見えたので挨拶。 Mさん「勇者の父ちゃん」という設定でコスプレ姿でやって来たんだけど、見方によっては僧侶のコスプレ???。(ばきっ!) Mさんも 3.5kmの部で走られるとの事で、暫く、 3人で雑談を楽しんでたけど、 9時になったので、開会式が始まります。

 

 


今回は大会メインスポンサー~「ナカジツ」の社長様も来られていて、社長様も 3.5kmの部とファミリーランの部では、お子様と出られるとの事。
また、今回も「ナカジツ」のイメージキャラである「チューカイくん」の着ぐるみも。

 


開会式が終わって、再び、MさんTomoさんと話してたけど、ここで、Mさんが 6月に茨城に転勤となり、暫くは名古屋に戻る事がないとの事だけど、愛知県のrun大会には時間を見つけて参加したいと、おっしゃってました。 また、この時に、この大会で知り合った、Fさんも来たので、挨拶を交わしつつ、会話に加わる事に。
Fさんは 2月に簡単な手術を受けたとの事で、体調的には完全ではないけど、会場までは近い場所に住んでいるとの事で参加したとの事。 まあ、知り合いが同じ大会に出てくれるのは有難い限りです。 会話の途中で、一旦、Tomoさんが中抜けし、暫くしたら、アリエルのコスプレでやって来たけど、ちょっと驚きました。 果たして、これで走れるんかと思ったけど、恰好などは、後で動画を貼り付けておきます。
Tomoさんが開会式の中で大会ルールなどを言ってましたが、今回も 3.5kmの部とクオーターの部が 9:30にスタートし、 5分後の 9:35にハーフの部がスタートする段取り。 一応、スタートの 5分前にはスタート地点へとTomoさんが言っていたので、 9:25までにスタート地点に移動し、 3.5kmの部のランナー達がスタートした後にスタート地点に並びます。

 

 

 


前回同様、とにかく、呼吸を整えてリラックスさせて、9:30にスタート。走る人DASH!走る人DASH!走る人DASH!

 


毎度の事ながら、大高のコースは、こんな感じ。
 


以前にも書いてますが、大高は 1周=約3500mのコースを 3周する形ですが、とにかく、前回みたいな速く入る事はしないように、ゆっくり目&自分のペースで行こうと思いつつ、走りを進めていく。
更に前回も書いたけど、大高のコースは上り坂が 5つあり、感覚的IM激坂ランク度を最初から言えば、「2.5」「 1」「 1.5」「 2」「 2.5」とハード。 特に 2つ目はカーブしながら上るんでキツい。

 


対して、下り坂は 2つしかないものの、ここで飛ばすと終盤にブレーキがかかるのは目に見えている。 だからこそ、気が抜けない。
身体の痛みがあるので、何時ものように、ゆっくり目に走って行きましたが、最初の 1kmがRuntastic携帯(←一応、グロスタイム計測で以下も同じ。)での計測では 6分19秒と、大体、思っていた通りの速さに入って行きました。 しかし、 2つ目の上り坂を上った際に、結構、キツかった事を考えると、今のペースで走ったら持たない可能性も・・・。
それでも 1周回目のタイムはギリギリながらも22分を切った形。 給水所でスポドリを飲んで、 2周回目に入る。 やはり、アップダウンの激しい大高のコース故、段々と脚色が重くなっている感もある。 2周回目の 2本目の上り坂の所で 4kmを通過したけど、ラップタイムは 6分26秒と、少しダウン。 ただ、上り切れば、少しだけ平坦コースを走って急激な下り坂に入るので、ここでタイムを稼ぎたい所だが、張り切り過ぎてしまうと 3周回目に持たないから、慎重に下って行った事もあり、あまり、タイムは縮めれず。  3本目の上り坂の途中で 6kmを通過したものの 6分14秒と悪くはないが良くもない。

 


それでも、どうにかこうにか、終盤の下り坂&上り坂をこなして、 2周回目を終了。
スタート地点手前でMさんから激励を受けたけど、「もう、キツい~。」と返したくらいに身体的にはキツかった。 それが証拠に 2度目の給水を受けて、 3周回目に入ってから、すぐに足に違和感を感じてしまい、たまりかねてストップしてしまった。

 


こうなったら、もう、元には戻れない。 だけど、前向きに考えて、上り坂区間は無理せずに早歩きして、下り坂や平地区間では出来る限り走るようにする。 このパターンで、ノタノタとだけど進んで行く。 案の定、 8kmのラップタイムは 7分30秒台になってしまったが、こればっかりは仕方ない。 とにかく、前へ前へと進んで行き、何とかかんとか、 4つ目の上り坂区間を歩いていると、ある女性ランナーさんと並んだので、たがいにエールをしながら進んで行き、少しだけ身体的に余裕が出来たので、走り始めたが、その女性の方は後から知り合いとなるAさんでした。 残り 1kmを切った所で、後は最後まで遅くてもいいから走り切ろうと考え、クタクタな身体に鞭を打って走り続ける。 最後の下り坂区間で10kmの標識を通過。 ラップタイムは 6分39秒と盛り返してはいるが、普段の事を考えたら、メチャクチャ遅い。 それでも、もうすぐ終わるからと気持ちを切り替えて、最後の上り坂区間を走る。 まあ、 3周回とも、Fさんとエール交換したんだけど、Fさんも、かなり、厳しい走りをしているように見えたけど、それは、こっちも同じ。
再び、Mさんの声援を受けて、バテバテになりながら、何とか、ゴールに辿り着きました。

 


ゴールして、計測チップを外し、スタッフさんから記録証を貰います。
 


タイムは68分28秒と、今年 1月の第21回よりも僅か 3秒だけ、遅いタイムだったんだけど、 1月の時は身体に内外面の問題があったとはいえ、キチンと走り切れた結果に対し、今回は身体的には「Villa」のケアで身体的には軽くなっていたけど、「全世界的鬼ごっこrun」のダメージが敢然には回復していなかった事もあって、最終周回で歩いてしまったものの、そこそこの形で、まとめられた訳だから、まあ、まとめれた感もなくはない。
後、MさんAさんの励ましにも救われた形ではありましたがね・・・。

で、記録証以外のタイムですが、Runtastic携帯による、なんちゃってのグロスでの計測記録は、距離は10.61kmで、タイムは68分35秒。

 

 

 

 

 


ラップタイムは・・・。
スタート→1000m 6分19秒 [ 6分20秒]
1000m→2000m 6分05秒(12分24秒) [12分18秒]
2000m→3000m 6分11秒(18分35秒) [18分36秒]
3000m→4000m 6分26秒(25分01秒) [25分04秒]
4000m→5000m 6分20秒(31分21秒) [31分20秒]
5000m→6000m 6分14秒(37分35秒) [37分39秒]
6000m→7000m 6分29秒(44分04秒) [44分41秒]
7000m→8000m 7分37秒(51分41秒) [50分59秒]
8000m→9000m 6分30秒(58分11秒) [57分07秒]
9000m→10000m 6分39秒(64分50秒) [63分24秒]
10000m→10610m(ゴール) 3分35秒(68分35秒)[66分21秒・10430m]

平均タイム= 6分21秒。 平均消費カロリー= 810kcal。 平均速度= 9.30km/h。 最高速度=13.00km/h。 走行距離= 10.61km。(←正式には、10.549km。)

GPS腕時計⌚による、なんちゃってのネットでの計測記録は、距離は10.25kmで、タイムは68分21秒でした。

 

 


ラップタイムは・・・。
スタート→1000m 6分30秒 [ 6分24秒]
1000m→2000m 6分12秒(12分42秒) [12分37秒]
2000m→3000m 6分18秒(19分00秒) [18分54秒]
3000m→4000m 6分41秒(25分41秒) [25分38秒]
4000m→5000m 6分35秒(32分16秒) [31分57秒]
5000m→6000m 6分28秒(38分44秒) [38分27秒]
6000m→7000m 7分07秒(45分51秒) [45分07秒]
7000m→8000m 7分27秒(53分18秒) [51分58秒]
8000m→9000m 6分46秒(60分04秒) [58分21秒]
9000m→10000m 6分44秒(66分48秒) [64分40秒]
10000m→10250m(ゴール) 1分33秒(68分21秒)[66分14秒・10250m] 

平均タイム= 6分40秒。 平均消費カロリー= 650.4kcal。 平均速度= 8.90km/h。 走行距離=10.25km。(←正式には、10.549km。)

両方とも、[]内は、昨年 5月の「第20回名古屋ランナーズカップ大会」での通過タイム。

大会全体の記録は、こちらから。

第22回名古屋ランナーズカップ全結果



厳しい大高のコースなのは、過去に何度も走っているから承知しているものの、-5日の「全世界的鬼ごっこrun大会」のダメージは残っていた事も考え、ゆっくり目に入ったのものの、身体的には重かったのと曇天とはいえ湿度もあったのか、段々と余力がなくなり、増田さんの声援は受けたものの、 3周回目の時は歩かざるを得ない部分もありました。
最後の方で、Aさんの声援も頂けたおかげで、ゴールには入れたので、走りとしては最低だったけど、タイム的には 1月と変わらずだったのが不思議。
クオーターを走るのは、今の所、ここと岡崎くらしかないので、慣れてない部分もあるのかもしれないけど、ここを走り切れたら、どこでも走れるという部分もあるので、今後も精進して行ければと思います。

走り終えてから、まずは、Mさんと後からゴールしたAさんと雑談。 その後、Aさんのラン仲間であるNさんと、Fさんもゴールしたので、少しばかり、雑談した後に簡易荷物置き場からリュックを取り出し、暫くは辺りをプラプラしてたら、普段の恰好に戻った、Tomoさんを発見。 暫くは話をしつつ、パチリカメラ

 

 


その後、再度、MさんAさんNさんFさんが一様に集まったので、雑談を交えつつ、浅井さんの一言で、 5名でパチリカメラ
 


この 5名で、「Team We met at a odaka」(←私たちは大高で出会いました。)というLINEグループが結成されました。
まあ、こういう大会でランナーさんと知り合えるのも、すごくいい機会だと思ってます。
お昼になって、Mさんをはじめ、 4名の方が会場を御無礼して行きましたが、私は、もうちょい会場に残って、Tomoさんと雑談しつつ、サウルスレースの模様を見てたんだけど・・・。

 


 

 

 

 

 

 


約40匹(?)のサウルスが集まるのは、結構、シュールで凄い感じがしたし、更に、その恰好でラジオ体操第1を行ってるのも驚きでした。
このレースに参加する方曰く、「足を動かす範囲が狭いので走りにくい。」と言ってたけど、実際に走ってる(?)シーンを見てると、結構、大変そうだなと思いつつ、こちとらは身体的にガタガタなんで、飲み物を 2つ、飲みながら、午後のキッズランとファミリーランも見る事に。

 

 

 


ファミリーランに参加した方の動画があげられてましたが、本当に速い。
1500mを 6分台でゴールに入るんだから、凄いとしか言いようがない。 私なんて、どんなに頑張っても1500mは最速でも 9分を切るのがMAXだからなあ・・・。

後、Tomoさんがアリエルのコスプレをしている動画も。

 


14時前にファミリーランの部が終わったのを潮に会場を御無礼し、左京山駅まで、トコトコと歩いて行って、14:30発の普通 岩倉行きに乗り、鳴海駅で14:34発の急行 弥富行きに乗り換えて神宮前駅で下車し、駅構内の飲食店で恒例の唐揚げを購入。
 

 

 


再び、ホームに戻って、14:45発の特急 名鉄岐阜行きに乗り換えて、金山駅に行き、そこから地下鉄に乗り換えて矢場町駅まで向かった後、まずは行きつけのスタバで携帯用の充電器の充電も兼ねて、一落ち着き。
 


何で、矢場町まで来たかというと、 5年ぶりに栄及び名駅周辺で行われた「第14回栄ミナミ音楽祭2024」にSNSで繋がっている佐倉ユキ姉さんが、パルコ前で16時からライブに出られるとの事なんで、観に行ったという訳。 16時前に会場に行くと、早くも姉さんがリハーサルを行っていた事もあってか、多くのファンの方で、ごった返してた。
16時からライブが始まると、とにかく、ファンの応援というか、熱(あつ)が凄すぎて、面食らったというのが事実。



姉さんが歌ってるシーンもパチリカメラ

 


 

 

 

 

 

 


約30分弱のライブが終わり、物販に入ったけど、運良く、前の方で並んでいた事もあり、 1枚だけ、マキシシングルを買い、姉さんにサインを頂きながら、ちょいとばかり雑談を。
一応、mixi9月生まれ同盟という事で姉さんを知り、以降、「X」(←旧Twitter)でも絡んで頂いてる事などを話させて頂きました。 その後は姉さん単独をパチリカメラ

 

 


本当は「姉さんライブノート」にコメントを書きたかったけど、時間の都合で、今回は断念せざるを得ず、急いで矢場町駅に戻って、まずは金山駅に戻り、その後は地元方面の電車に乗って、地元の最寄り駅から自転車自転車に乗り、何とか、17:30に自宅家に着きましたが、もう、身体的にはバテバテ。 それもあったのと仕事も立て込んだ事で、なかなか、ブログを書けなかったりもした訳ですが・・・。

 

 

さて、明日(19日)ですが、府中~東京競馬場で、 3歳牝馬クラシックレース第 2弾でもある、「第85回優駿牝馬(オークス)競走」〔2400m・芝(Bコース)・東京・GⅠ・18頭〕が行われます。
 

 

 


(↑昨年の覇者、番のリバティアイランド。)

まだ、先週(12日)の「第19回ヴィクトリアマイル競走」の結果すら、書いてない状況ですが、先に予想の事を書いて行きます。
毎年、書いている事ですが、例年、書いている事ですが、イギリスの「オークスステークス競走」を範とし、樫の女王を決める、このレースですが、1996年(平成 8年)に、それまで、「オークス」と同距離で行われた、「エリザベス女王杯競走」が、 3歳牝馬限定戦から、古馬牝馬も含めた、牝馬チャンプ決定戦&2200mへの距離短縮に衣替えし、その代わりとして、2000m戦の「秋華賞競走」が設定されて以降、「オークス」は、 3歳牝馬クラシックの中では、一番、距離が長くなったので、ある意味では、一番タフで厳しいレースになったのではないかと思います。
また、府中の2400mはスタンド前からの発走。 例年だったら大観衆の前での発走だけあって、それに堪えきれず、レース前からテンションが上がり、実力を発揮せずに終わってしまうケースもあります。

また、一昨年のサウンドビバーチェのように本場馬入場後に放馬してしまい、馬を捕まえて馬体検査を行った結果、競走除外となって発走時間が大幅に遅れ、結局、レース途中で放送が終わるという、後味の悪い結末になった事もあるので、昨年は、幸いには、そのような事はなかったものの、ゼロではないので、今年も、そういう事がないように祈りたいものです。


と、いう事で、今年なんですが、まずは恒例の枠順から。

 


エントリーした時点でフルゲート18頭ぴったりだったため、全馬が出走出来るという幸運もありましたが、中心は、やはり「桜花賞競走」(仁川[阪神]・1600m戦)出走組のような感じかなと。
とはいえ、全馬が2400m戦は初めてであり、中には1800m以上の距離を経験した馬もいるという。 とはいえ、ポテンシャルが高い馬にとっては、初距離でもキッチリとこなせる可能性もある訳だと思うし、スタンドからの歓声にも動じない、気持ち的にもどっしりとした馬が強いかもしれない。
スポーツ新聞の印や人気指数を見る限りでは、今年も核(コア)となる馬に集中している感じもあるし、このレースの優先出走権を得た馬 8頭のうち、「桜花賞競走」で 2着表彰台を得たアスコリピチェーノは「NHKマイルカップ競走」に出走し、 5着入賞のエトヴプレも回避したため、 6頭が出走しますが、やはり、これらを中心にした方がエエかもしれないと思いつつ、中味のない頭を使って・・・、こんなように印を付けてみました。


 

◎印=番 ステレンボッシュ
○印=番 クイーンズウォーク
▲印=番 チェルヴィニア
▲印=番 スウィープフィート
△印=番 ライトバック
△印=番 タガノエルピーダ
×印=番 ミアネーロ
×印=番 アドマイヤベル

本命は、 「桜花賞」馬に敬意を表し、番のステレンボッシュにしました。

 


2歳暮れの「阪神ジュベナイルフィリーズ競走」(仁川・1600m戦)では優勝請負人~クリストフ・ルメール騎手が騎乗してインから伸びて来たものの、アスコリピチェーノを捉える事が出来ず、 2着惜敗に終わりましたが、前走の「桜花賞競走」では優勝請負人が怪我のため、ジョアン・モレイラ騎手に乗り替わったものの、馬場の四分所を鋭く伸びて先頭に立ち、アウトから追いかけて来たアスコリを 4分の 3馬身差降して、リベンジを晴らす形になりました。 これでキャリア 5戦で全て 2着以内&表彰台圏内という抜群の成績を残して 2冠に挑む形になりましたが、今回は「winning keiba」の美浦支部長(?)でもある戸崎圭太騎手に乗り替わるという形に。 とはいえ、馬のポテンシャルは高いと思うし、戸崎騎手も今年の「皐月賞競走」(中山・2000m戦)をジャスティンミラノで制して勢いノリノリ状態であるというのもプラスかと思いますが、一応、府中のコースは 2歳時にマイルの条件競走を勝っているので問題はないと思いますが、2000m以上の距離の経験がないので、その辺りを克服出来るかどうかがカギとなって来るのではないかと思いますが・・・。

次に対抗は番のクイーンズウォークにしました。

 


前走の「桜花賞競走」では、過去 3戦のような走りが出来ず、苦しい走りとなってしまい、不完全燃焼の 8着敗退に。 「アンカツ」こと、元騎手の安藤勝己さんは「内枠で走りにくそうだった。」と分析していましたが、レース後に鞍上のアイスマン~川田将雅騎手は「今回の敗戦を良い経験にして、次に向かっていくための準備と思うしかない。」とコメントしてましたし、関係者も『桜花賞競走』よりは、こちら向きだと思っている。」と言っていたので、今回は期待大だと思います。 府中のコースは 2月の「クイーンカップ競走」(府中・1600m戦)で優勝しているので、左回りも問題はないと思いますので、府中の広い馬場を武器に伸び伸びと走ると共に「桜花賞競走」のリベンジを晴らして欲しいかなと期待しています。

更に、 3番手評価である、▲印評価は番のチェルヴィニアと番のスウィートフィートにしました。

 

 


まず、チェルヴィニアですが、クイーンズ同様、前走の「桜花賞競走」で13着敗退と残念な結果になってしまったのですが、その時の鞍上だった、バウルジャン・ムルザバエフ騎手は「直線に入って、反応がなかった。休み明けの影響かもしれません。」とコメントしてましたが、この 1戦でガラッと変わってきた可能性はあると思うし、鞍上が負傷が癒えた、優勝請負人に戻った事も好材料かなと思います。
また、左回りのコースは 3戦して 2着以内に入っているし、府中のコースは 2歳時に「アルテミスステークス競走」(府中・1600m戦)で優勝経験もあるので、問題はないでしょう。
課題はデビュー以来、マイル戦しか経験がなく、一気に距離が半マイル伸びる2400m戦でも通用するかどうかでしょう。
一方のスウィープフィートは今年になって、それまで騎乗していた女性騎手~永島まなみ騎手からレジェンド~武 豊騎手に乗り替えとなり、「桜花賞競走」トライアル「チューリップ賞競走」(仁川・1600m戦)に優勝した事で、その勢いでクラシック制覇を目論んだものの、前走の「桜花賞競走」では 4着入賞と最低限の結果は残したものの優勝には届きませんでした。 しかし、レース後のレジェンド「このメンバーでも十分にやれた事は収穫。」と言ってたので、今回も期待したいですが、「折合いが難しい馬でもある。」レジェンドが言っていたのが不安な部分。 しかも、初めての東上であり、左回りコースも初めて。
結構、課題が多い部分もありますが、調教自体は悪くなかったので、後は上手く折合いがつければ、結構、勝負出来るのではないかと思います。

次に、△印評価は、番のライトバックと番のタガノエルピーダにしました。

 

 


まず、ライトバックですが、 2月の「エルフィンステークス競走」(淀[京都]・1600m戦)で優勝、「桜花賞競走」で 3着表彰台を獲るなど、ポテンシャルの高さを証明したと言っていいですし、アンカツさんも「過程を思えば、スウィープフィートを抑えたし立派な内容。順調なら『オークス』でも有力だと思う。」と太鼓判を押してたくらい。
府中のコースは 2歳時に「アルテミスステークス競走」で 4着入賞と最低限の結果は残しているものの、左回りコースでは新潟の新馬戦(1800m戦)で優勝しているので苦手意識はないはず。 後は2000m以上の距離でも対応出来るかどうかでしょう。 一方のタガノエルピーダですが、トライアル「チューリップ賞競走」で 4着入賞だったものの、優先出走権を得る事が出来なかったため、「桜花賞競走」出走を諦め、断念桜花賞と言われている「忘れな草賞競走」(仁川・2000m戦)に挑んで、キッチリと優勝を飾った事は大きかったと思います。 この時は、それまで騎乗していた団野大成騎手からアイスマンに替えての結果でしたが、今回はアイスマンがクイーンズウォークに騎乗のため、牝馬に定評のあるミルコ・デムーロ騎手のテン乗りとなりましたが、これが、どう転ぶかでしょうか。 それと、タガノもスウィープ同様、初の東上&左回りコースという点は不安部分ではありますが、そのような状況でも自分のポテンシャルを発揮出来るかどうかという点が、今回にとっては大事なミッションになりそうですけど。

そして、心情的評価である、×印評価は、番のミアネーロと番のアドマイヤベルにしました。

 

 


まず、ミアネーロはキャリア 3戦と少ないですし、一貫して中山のコースしか走ってないですが、 2戦目のマイル戦こそ 5着敗退と終わりましたが、前走の「フラワーカップ競走」(中山・1800m戦)でキッチリと優勝している事からも判る通り、ポテンシャルは高いかなと思います。 マイル戦で苦戦したため、「桜花賞競走」には向かわずに、ここに照準を合わせて来た感も大きいですが、鞍上が、先週に大仕事をやってのけて、ノリノリ状態である津村明秀騎手ですし、調教では左回りコースでも、しっかりと走れるかという点も確かめての走りではあったものの、問題はなかったので、本チャンでも結果は残せるのではないかと思います。 一方のアドマイヤベルですが、キャリア 4戦の全てが左回りコースであり、そのうちの 3戦が府中のコース。 しかも全て表彰台圏内に入っているという堅実派。
トライアル「フローラステークス競走」(府中・2000m戦)も 5番手から追い込んで来て勝ってるので、2000m戦でも結果を残せる事は証明出来たと言っていいでしょう。
府中コースの経験が豊富という点もプラス材料ですし、後は2010年(平成12年)のサンテミリオン以来となる、トライアル本チャンという連勝でのクラシック制覇を成し遂げて欲しいという期待も込めてみました。

と、いう事で、予想印での予想は以上ですが、印を付けてない馬の中で、気になるのは、番のコガネノソラ。

 


トライアル「スイートピーステークス競走」(府中・1800m戦)を勝っているという点もあるし、キャリア 6戦中、悪くても 4着入賞で後は全て表彰台圏内&現在 3連勝中という事もあるので勢いという点では旨味があるなと思います。
ただ、 2戦目のマイル戦以外は全て1800m戦に絞って出走しているという事もあるのと初重賞挑戦&2000m以上の距離も初めてという点がネックかなと思いますが、府中のコースで優勝経験もあるし、鞍上の石川裕紀人騎手のクラシック初優勝も見てみたいという期待も込めてみようかと思います。

後は勝負度外視として、③番のエセルフリーダも注目してみようかと。

 


まだ、 1勝クラスの条件馬なので、優勝争いに加わるのは難しいと思いますが、武藤親子で挑む今回、どこまでバトル出来るかという所ですが、デビュー以来、一貫して2000m戦に挑んでいる事からも判る通り、明らかに、ここを狙って来ているという訳でもあるので、個人的には入賞圏内に入れば御の字かなと見ています。

後、 6月23日に行われる「ファン投票競走第65回宝塚記念競走」〔2200m・芝(外回り)・京都・GⅠ〕のファン投票の受付が 5月16日から 6月-2日までの間で行われています。

 


今年は仁川でなく淀で行われるのですが、例年、ファン投票に応募しているものの、過去に 1度だけ、タオルが当たった事はあるけど、なかなか、当たらない。(ワラ) でも、今年も応募はしてみようと思います。

 

 

さて、大分、遅くなりましたが、-5日ですが、名古屋市の名城公園でオンラインマラソン第11弾となる「第11回WINGS for LIFE WORLD RUN 2024大会」に挑戦して来ました。

 

 

 

 

この大会は一昨年(2022年・令和 4年)に初めて参加した事があるので、今回は 2年ぶり 2度目の参加。 きっかけは、一昨年 4月の「第 2回長良川リバーサイドマラソン大会」に挑戦した際に、この大会のチラシを貰ったんですが・・・。

 

 

 

Wikipediaによると、この大会は、エナジードリンクで、お馴染みの「Red Bull」創設者が設立した、脊髄損傷の治療研究を支援する非営利団体「WINGS FOR LIFE財団」を支援するためのランニングイベントであり、全世界の参加費総額と同額がRed Bullを通じて同団体に寄付され、脊髄損傷の治療研究に役立てられる。第 1回大会は2014年(平成26年)に開催され、日本は2015年(平成27年)と2016年(平成28年)の 2回、滋賀県高島市が開催地に選ばれているとの事。(←参加費は今回から3900円と値上げ。)
で、一昨年の時は名古屋地区の会場が「豊田スタジアム」だったため、場所的には遠く、仕方なく地元の運動公園での、ぼっちrunになりましたが、どうにか、13kmくらいまで走る事が出来ました。 昨年も参加したかったけど、天候が悪かったために断念。 今回は名古屋地区の会場が先述の通り、名城公園になったので、練習で走った事もあるし、手頃な場所でもあるという事から参加する事にした訳です。
ただ、スタートが20時と遅いので、何時も利用しているランニングステーション~「さら名城」は使用出来ないのが残念ではありましたが。

 

 

で、今回は事前にクリニック病院で診療があったので、ギリギリまで「第29回NHKマイルカップ競走」をテレビテレビで見た後に自宅家を出て地元の最寄り駅から電車に乗って金山駅まで向かい、そのまま、クリニック病院へ。
 






今回は先述の通り、診療と薬を貰うだけなんで、あっという間に済み、地下鉄金山駅から名城公園に移動します。

 


着いたのが17時ころなんで、受付が始まるまでに、まだまだ、時間がある。 そこで近くのスタバでアイスドリップコーヒーのみで時間を過ごします。
 


その後は名城公園内にある施設~「となりの」の 2階に臨時に設けられた受付でゼッケン等を貰います。
 

 

最初は申込番号のゼッケンを貰ったものの、それでは判別がつかないせいか、ゼッケン番号の物に変更したというオチはありましたが。
 


受付を済ませた後は、一旦、下に降りて着替えを済ませ、何時もの準備運動を行いましたが、当然、最強市民女性ランナー~Aさん直伝(?)の運動も。
 


準備運動を終えて、再び、 2階に上がり、荷物をスタッフさんに預けてしまった後は、スタートまで何もする事がないので、コース周辺を走ったり、周辺などをパチリカメラ
 

 

 

 


「となりの」の 2階から名古屋城がパチリカメラ出来るのも貴重な経験でした。
それと何時もなら、このような大会に参加する際は以前から書いてるけど、元「ENDLESS」LADY高村 舞さんから「大会の時は『ENDLESS』のTシャツで参加だよ~。」と言われてはいるんだけど・・・。

 


今回も夜ランなんで、一昨年同様、明るい色のTシャツで走ろうと思い、エントリー時にクーポンによってタダで購入した大会専用のTシャツを着る事に。
 


もっとも、Lサイズを頼んだはずがMサイズが届き、どうしようかと思ったが、着てみると、何とかなる。 後で、別のランナーさんにも聞いたら、「Lサイズでも、少し小さく感じる。」と言ってたくらいではありましたが。
それと、一昨年の時に買った夜ラン用のLEDアームバンドは、今回は使いませんでした。

 


19時からスタッフさんによる諸注意などを聞きます。
 


そこから、19:30からスタート地点に集合との事で、ぞろぞろとスタート地点に。
今回は約150名くらいのランナーさんが名城公園に集まったようで、いやが上にも盛り上がる感が。 それまではスマホ携帯を充電しながら時を過ごしてたけど、スタート 7分前になって、ぼつぼつとアーケード前にランナーが集合したけど、皆さん、テンション上げ上げ状態なんで、半分、収集がつかん状態に。 それでも、スタッフさんの指示で何枚か集合写真をパチリカメラしたら、もう、スタート30秒前。

 


今回も応援サポーターはBS-NHKで放送されている「ランスマ倶楽部」などにも出ている、最強ランナーの福島和可菜さんが担当。
 


バーチャルキャッチャーカーの声も前回同様、FMヨコハマなどでパーソナリティを務めている柴田 聡(さとる)さんが担当されます。
 


そして、20時丁度にスタート。 走る人DASH!走る人DASH!走る人DASH!

 


今回のコースは、基本的には名城公園のランニングコースだが、一部、広場の一部をコースに仕立てた、 1周=1200mのショートコース。
 


当初は 1周=1500mの予定だったけど、短くなりました。
で、改めてだけど、このrun大会の特徴は、通常のマラソンやランニングイベントのようなゴール地点は存在しない(←厳密には上限距離が設定されるが、後述のキャッチャーカーに捕まらずに完走するためには、ウルトラマラソン100kmロードの世界最高記録を上回るペースで走る必要がある)ので、その代わりとして、選手がスタートしてから30分後にキャッチャーカーという車両がスタートし、選手を追いかけるようにコースを走行する。

 

 

キャッチャーカーに追いつかれた選手はその時点で競技終了となり、それまでに走行した距離が自身の記録となる。スタート直後のキャッチャーカーは時速14kmで走行するが、スタートから 3時間後までは時速は 1kmづつ上がり、それ以降は時速は 4kmづつ上がる。
アプリ上でもバーチャルキャッチャーカーが走行し、GPSで計測される参加者が走った距離がキャッチャーカーの走行距離を下回った時点で競技終了となる。
と、いう事で、競技としては非常に珍しい『自分の後ろからゴールが追いかけて来る。』イベントであり、言わば『全世界で同時に行われる、キャッチャーカーから逃げ続ける鬼ごっこ。』とも言える訳なので、どんなペースで行ったらいいかが読み辛い。
一昨年は 1人でのrunだったので、自然と自分のペースを守れるけど、今回は大勢のランナーが走るので、やはり、普段のrun大会同様、ピッチが高くなる。
それと、前回は大会用のアプリで計測したけど、これはTATTA携帯同様、途中で何度か画像が消えてしまうので、そのたびにラップタイムをスクショしたり、スイッチを押して状況を見る形になったけど、今回は、以前、コソ練でRuntastic携帯とデータを連携する形にしたので、ラップタイムはゴール後にも見れるから、その点は安心だけど、一応、スイッチを押して状況を確認する事はしました。 とはいえ、最初の 1kmのラップタイムが 5分39秒と速過ぎ。 本当なら、稲沢のように 2km以降はラップを遅くしようと思ってたけど、周りのランナーさんを見ていると、イケイケドンドンで行っちゃってるもんだから、こうなると、速いペースで行かざるを得なくなる。 2km以降もラップ 5分40秒台前後で進んだので、 5周回目に入って、少し経った所で 5kmを通過しましたが、累計タイムは28分38秒と速過ぎた。 このツケは 6周回目に入ってから一気に来た。 ガクッとペースが遅くなってしまい、脚色も重くなり、ラップタイムも 6分台に入ってしまう。 ランナーの中には既に歩いている方々もいましたが、声をかけたりして励ましつつ、他のランナーさんからエールを返してもらった事で元気を貰ったりしてました。 しかし、走る距離が伸びるたびにラップタイムは落ちて行き、10km通過した時点では累計タイムは61分に近い状態。

 


給水エリアに近づく度に紙コップに入っている飲み物のうち、レッドブルは口に含み、水の方は首や膝にかけるなどしてリフレを図る。
今回も 1km毎に福島さんからの激励コメントが聞こえて来るんだけど、前回ほどではないものの、たまにオーバー過ぎる激励があったりするんで、聞こえるたびに「んなもん、あらへんわ!。」とかツッコミを入れて走ってました。 しかし、それでもラップタイムは着実に落ちて行き、10周回を終えた時点で、ついに足が限界になって歩き出してしまった。

 


前回みたいに、自分なりのペースで行ってれば、歩く事なんてなかったけど、こうなっては仕方ない。 せっかく、12km超まで行ってるんだから、せめて、一昨年の記録は更新したいと思い直し、11周回目は歩いたり走ったりを繰り返す。 その時に何度もラップされてる男性ランナーさんに 4度目のラップをされたけど、見てる限り、余裕の走りをしている。
これくらいの感じでなければアカンよなあと感じつつも、どうにか13kmまで引っ張れたが、ラップタイムは歩いたりした影響で 7分38秒とガタガタ。 んだけど、ここまで来たら、もうちょい行けるやろと思い直し、再び、走り続けるが、ヒタヒタとバーチャルキャッチャーカーが近づいて来る。
最初は 8kmを通過した時点で、 3km後方の地点にいると柴田さんの声が聞こえて来たが、これが、 2km、 1km、500m、300m、150mという形で近づいてくるのだが、前回は出来るだけ抗う余力が残ってたけど、今回は全くと言っていい程、余力がなかった。
それでも、前回の記録~13.29kmを、チョイ超えた所で・・・。

 


と、いう事で、今回の結果は、距離は13.37km、タイムは85分25秒で終了という事になりました。
 


今回は、目標設定距離を14.5kmとしてたんですが・・・。
 


残念ながら、今回は目標を越える事が出来ませんでした。 まあ、反省点などは、「まとめ」の方で書こうかと思います。

と、いう事で、今回の結果ですが、Runtasic携帯での計測は、前回のコソ練から、Wingsのアプリとデータ提携を行ったため、公式タイムとリンクしています。

 

 

 

 

 


ラップタイムは・・・。
ス6タート→1000m 5分39秒
1000m→2000m 5分41秒(11分20秒)
2000m→3000m 5分39秒(16分59秒)
3000m→4000m 5分41秒(22分40秒)
4000m→5000m 5分58秒(28分38秒)
5000m→6000m 6分07秒(34分45秒)
6000m→7000m 6分26秒(41分11秒)
7000m→8000m 6分40秒(47分51秒)
8000m→9000m 6分32秒(54分23秒)
9000m→10000m 6分35秒(60分58秒)
10000m→11000m 7分14秒(68分12秒)
11000m→12000m 6分48秒(75分00秒)
12000m→13000m 7分38秒(82分38秒)
13000m→13370m 2分47秒(85分25秒)

平均タイム= 6分23秒。 平均速度= 9.4km/h。

参考として、GPS腕時計⌚での計測では、かなり、スイッチを止めたのが遅くなった事もあり、距離は13.52kmで、タイムは98分06秒。

 


 

 

 


ラップタイムは・・・。
スタート→1000m 6分14秒
1000m→2000m 6分04秒(12分18秒)
2000m→3000m 5分50秒(18分08秒)
3000m→4000m 6分11秒(24分19秒)
4000m→5000m 6分25秒(30分44秒)
5000m→6000m 6分19秒(37分03秒)
6000m→7000m 6分48秒(43分51秒)
7000m→8000m 6分51秒(50分42秒)
8000m→9000m 6分42秒(57分24秒)
9000m→10000m 6分59秒(64分23秒)
10000m→11000m 7分29秒(71分52秒)
11000m→12000m 7分55秒(79分47秒)
12000m→13000m 8分35秒(88分22秒)
13000m→13520m 9分44秒(98分06秒)(←かなり、ロスタイムあり。)

平均タイム 7分15秒。 平均消費カロリー 857.9kcal。



今回は、とにかく、前半のペースが速過ぎた。 10km-runと予め判っているような形なら、後半もガマン出来たかもしれないが、今回のようなケースでは、何時、レースが終わるか判らないので、その辺りのペース配分も大事というのを再認識しましたが、そこは先述した通り、 1人で走るのと大勢で走るのとの違いかもしれないけど、それこそ、「全世界的鬼ごっこrun」ともいえる所以なのかもしれません。



と、いう事で、今回は、これにて、終了。

 


で、帰りですが、小休止して地下鉄名城公園駅に戻って金山駅まで戻り、そこから名鉄に乗り換えて、地元の最寄り駅に戻り、地元のコンビニ🏪まで行って、画像のモノを買い・・・。
 


さっさと自宅家に帰りましたが、コンビニ🏪で食べ物を買ったものの、全くと言っていい程、食欲がないため、おにぎりおにぎりと、お茶漬けだけで済ませました。
 


後、今回の大会のライブストリーム動画が、ようつべにありましたが、全編が英語です。(←日本の会場は東京会場の模様が映ってました。)
 


それと、完走証もダウンロード出来ました。
 


走る人DASH!走る人DASH!走る人DASH!

 

さて、明日(12日)ですが、府中~東京競馬場で、古馬牝馬のチャンプ決定戦~「第19回ヴィクトリアマイル競走」〔1600m・芝(Bコース)・東京・GⅠ・18頭〕が行われます。
 

 

 


(↑昨年の覇者、番のソングライン。)

毎年、書いているけど、改めて。 1996年(平成 8年)に、新たな 3歳牝馬限定戦及び 3歳牝馬クラシック 3冠目として、2000m戦の「秋華賞競走」が誕生したのに伴い、それまで、3歳牝馬限定戦及び 3歳牝馬クラシック 3冠目となっていた、2400m戦の「エリザベス女王杯競走」が古馬に門戸を開放&距離を2200mに短縮した事で、新たな牝馬限定のGⅠ競走が誕生しました。 しかし、2200m戦の「エリザベス女王杯競走」は 3歳牝馬も出走出来る&その年の最強牝馬決定戦の色合いも強い。 それに時期も秋である事から、春の時期& 4歳以上の牝馬限定のチャンプ決定戦であり、それまで古馬牝馬は牡馬勢と一緒に戦わざるを得ない状況だった事から、古馬牝馬限定の頂点を決めるレースも必要ではないかという意見もあって、このレースが誕生したと思います。 回数は今年で19回目と歴史は浅いものの、既に一線級の実力を持っている牝馬(←例えば、ウオッカやアパパネ、アーモンドアイなど。)はもちろん、新たなGⅠ競走のタイトルを加えるチャンスがある訳だし、また、これまで、惜敗を繰り返してきた実力牝馬(←例えば、ホエールキャプチャやヴィルシーナ、ノームコアなど。)にとっては悲願であるGⅠ競走を取る事が出来るチャンスであるという事から、毎年、難しいレースである事を再認識させられます。

ただ、名だたる牝馬が優勝する事はあっても、馬券的には表彰台圏内に人気薄の馬達が入って、大荒れになるというのもしばしば。
これも、毎年、書いてる事だけど、大荒れな結果になった典型例として、2015年(平成27年)の時には、先行馬 2頭が粘り切って、表彰台を獲得したため、 3連単で、2000万円超の大万馬券になったという事もあるくらいだったんで、予想的にも難しいかなと思います。


で、今年なんですが、まずは枠順から。

 

 

今年は核(コア)となる、お馬さんはいるにはいますが、昨年のような、一歩、抜きん出ている馬は少ないかなと思います。 スポーツ新聞の印や人気指数などを見ると抜きん出ている馬は 2頭、いるけど、絶対的かというと、「う~~ん・・・。」と直感的には思うのですが、あっさりと決まってしまうかもしれない。 でもマイル戦という所がミソで、昨年のレースからしても想定外の結果に終わってしまった、お馬さんも何頭かいる事から、やはり、牝馬の重賞競走という点も含めて、どう、ひっくり返る可能性もあるものの、今年は、レベル的に、一歩、抜きん出ている馬を中心に予想印を付けてみました。 但し、今年は15頭なんで、 3番手評価の▲印は 1頭に絞ります。



 

◎印=⑩番 ナミュール
○印=⑥番 マスクトディーヴァ
▲印=⑤番 ウンブライル
△印=③番 スタニングローズ
△印=⑦番 ハーパー
×印=②番 フィアスプライド
×印=⑬番 モリアーナ

本命は⑩番のナミュールにしました。

 


昨年の、このレースでは雨降りだったのを嫌ったのか 7着敗退、同馬場&同距離で行われた「安田記念競走」では最下位の18着敗退に終わりましたが、秋になって、ジョアン・モレイラ騎手に乗り替わった「富士ステークス競走」(府中・1800m戦)では優勝を飾り、その勢いで、その次の「マイルチャンピオンシップ競走」(淀[京都]・1600m戦)ではライアン・ムーア騎手に乗り替わって挑む予定でした。 しかし、ムーア騎手が別のレースで落馬負傷してしまい、急遽、藤岡康太騎手に再乗り替わりとなったものの、あっと驚く大仕事を行って優勝を飾るという離れ業を演じました。
その後は香港とドバイと 2戦、海外で走って、 3着& 2着と連続表彰台を獲って、好調を維持しつつ、今回は昨年のリベンジを晴らすには十分な感じで挑めそうです。
入賞圏外は多少はあるものの、元々から堅実に走る馬であり、府中のマイル戦は優勝経験もあるので心配はないと思いますが、大仕事を行った藤岡康太騎手は、先月の落馬事故で他界してしまい、今回はレジェンド~武 豊騎手で挑む。 レジェンドにしては藤岡康太騎手の分も含めて、今回の騎乗に挑む事だし、先述の通り、堅実な走りをする馬なので、おそらく、馬場状態も良いでしょうから、今回も好勝負&堅実な走りが出来るものと期待したいと思います。

次に対抗は番のマスクトディーヴァにしました。

 


昨年の「ローズステークス競走」(仁川[阪神]・1800m戦)では、 1分43秒 0という驚異的なレコードタイムで優勝し、「秋華賞競走」(淀・2000m戦)では最強牝馬~リバティアイランドには敵わなかったものの、上り 3Fタイムは最速の33秒 5を叩き出しての 2着表彰台を獲得。 今年初戦は今回と同馬場&同距離の「東京新聞杯競走」でしたが休み明けと初の府中に戸惑ったのか、 6着敗退に終わったものの、トライアル「阪神牝馬ステークス競走」(仁川・1600m戦)をキッチリと勝って、今回の本チャンに挑んで来ました。 実力的にも十分だと思いますが、後は入賞圏外に終わった府中のコースを、どう攻めてリベンジを晴らすかでしょう。 左回りコースは桶狭間(中京競馬場)で優勝しているから苦手意識はないと思いますので、牝馬同士のバトルなら、堂々とバトルが出来るのではないでしょうか。

更に 3番手評価である、▲印評価は番のウンブライルにしました。

 


やはり、昨年の「NHKマイルカップ競走」(府中・1600m戦)でアウトから追い込んで来て、シャンパンカラーには敵わなかったものの、堂々の 2着表彰台を獲った事が印象に凄く残っています。
 


その後、長期の休養を経てからの、今年 2戦は偶然にもマスクトディーヴァと同じローテになり、「東京新聞杯競走」では 9着敗退、「阪神牝馬ステークス競走」では 2着表彰台と、どちらもマスクトディーヴァの後でゴールという形に。 ちょっと、マスクトに関して苦手意識を持ちつつあるかなと思うのですが、今回は得意の府中のマイルコースなので、ポジションを、ひっくり返せる事は十分に可能だと思うから、表彰台圏内はもちろん、優勝争いにも加わる可能性は大きいとも見ています。

次に△印評価は③番のスタニングローズと番のハーパーにしました。

 

 


まず、スタニングローズは、一昨年の「秋華賞競走」(仁川・2000m戦)を優勝して以降、その後の 4戦がサッパリで、最上位は昨年の「中山記念競走」(中山・1800m戦)の 5着が最上位。 今年初戦の「大阪杯競走」(仁川・2000m戦)は長期の休み明けだった事もあって 8着敗退ではありますが牡馬勢を相手にシングルフィニッシュしている点を考えれば、やはり、ポテンシャルは高いと見ていいでしょう。 今回は牝馬同士のバトルではあるものの、昨年の、このレースでは12着敗退と冴えなかったんですが、左回りの府中のコースは一昨年の「優駿牝馬(オークス)競走」(府中・2400m戦)で 2着表彰台に入っているので問題はないとも思うので、やはり、久々のマイル戦だったという事が原因ではないかと思います。 今回は昨年に比べれば、 1回しか使ってないので、ゆったりとしたローテが功を奏しているのか、調教の段階のデキは良いという関係者のコメントからすれば、入賞圏内は来るかなと思いつつ、出来たら表彰台圏内に入れば良きだと思います。
一方のハーパーは、昨年の牝馬クラシックでリバティアイランドには敵わなかったものの、全て入賞圏内& 2度、表彰台圏内に入るという実績を見せているし、古馬牝馬とのバトルなった「エリザベス女王杯競走」でも 3着表彰台に入るなど、堅実な成績を残しました。
ただ、秋になって使い詰めであった事と、強力な牡馬勢が相手となったせいか、昨年の「有馬記念競走」(中山・2500m戦)と今年の「大阪杯競走」では、どちらも入賞圏外( 9着&13着)に敗れてしまう形となりました。 まあ、「大阪杯競走」の敗退はスタニング同様、休み明け初戦だったという点からしても仕方ない部分はありますが、府中のマイル戦は昨年 2月の「クイーンカップ競走」で優勝しているので苦手意識はないと思うし、また、テン乗りとなる鞍上の剛腕~池添謙一騎手にしてみれば、牝馬GⅠ 6大競走の完全制覇達成の期待もある。
ウンブライルに騎乗する、アイスマン~川田将雅騎手も、この記録に王手をかけているけど、池添騎手は王手をかけてから、かなりの長い期間が経っている点もあるので、まずは池添騎手に達成して欲しいという期待感も込めてみたいと思います。

そして、心情的評価である×印評価は、迷った結果、②番のフィアスプライドと番のモリアーナにしました。

 

 


まず、フィアスプライドはデビュー以来、一貫して1600mか1800mの距離に絞って出走している感がありますが、大体、入賞圏内に入っているという堅実派。
特に暮れに行われる「ターコイズステークス競走」(中山・1600m戦)について、一昨年は単勝12番人気ながら 3着表彰台、昨年は優勝請負人~クリストフ・ルメール騎手に乗り替わって優勝するという離れ業を演じました。 今年初戦として選んだのは牝馬限定の「中山牝馬ステークス競走」(中山・1800m戦)では初の56kgの斤量も堪えたのか、 9着敗退に終わりましたが、この斤量で走ったという点は、今回にとってはプラスと言って良いかなと思えますし、今回も優勝請負人が騎乗するという点に取っても追い風でしょう。 ただ、府中のコースは1800m戦しか経験がなく、マイル戦では初めてという点が、どう響くかなと思いますが、左回りコースでも結果を残しているので問題はないと思います。
一方のモリアーナは近走 6走の成績からして、ほぼ、安定した成績を残しているし、距離的にも2200mまでなら、どんな距離でも対応出来るという点は強みかなと思います。
これは、今回と同馬場&同距離で行われた昨年の「NHKマイルカップ競走」から手綱を取っている「パパ横山」~横山典弘騎手に変わってから、結果を残しているという点もあるでしょう。 「NHKマイルカップ競走」は初騎乗だった事もあって 6着敗退でしたが、以降は全て入賞圏内に入っており、昨年秋初戦の「紫苑ステークス競走」(中山・2000m戦)で優勝しているし、今年初戦の「阪神牝馬ステークス競走」でも 3着表彰台に入っている事からも頷けれるでしょう。 今回は 1年ぶりの府中のマイル戦ですが、 昨年 2月の「デイリー杯クイーンカップ競走」ではハーパーの 3着表彰台に入っているので苦手意識はないと思いますから牝馬同士のバトルであれば、今回も期待大だと思います。

と、いう事で、予想印での予想は以上ですが、付けなかった、お馬さんの中で気になる馬は番のコンクシェル。

 


コンクシェルはデビュー以来、2000m戦の出走はあるものの、基本的には1800m以下の距離のレースに絞って出走している感もあります。 昨年のクラシックレース「桜花賞競走」(仁川・1600m戦)と「秋華賞競走」に出走したものの、どちらも二桁着順(15着&18着敗退。)だったのですが、昨年暮れの条件レースで優勝してから、ようやく、軌道に乗りつつあるようで、前走の「中山牝馬ステークス競走」でも優勝を飾った事で、軌道に乗ったから勢いに入りつつあるのかなといった具合です。 ちなみに府中のマイル戦は、 4戦して 2度、表彰台圏内に入っているので苦手意識はないはず。 3度目のGⅠ競走挑戦で悲願の入賞圏内以上に入るかどうか、期待したいと思います

 


さて、遅くなりましたが、ナンバー2917のブログにも書いた通り、-5日、府中~東京競馬場で、 3歳マイル決定戦とも言える、「第29回NHKマイルカップ競走」〔1600m・芝(Aコース)・東京・GⅠ・18頭〕が行われました。
 

 

 


予想印の予想などは、ナンバー2917のブログに書いたので省きますが 、今年は昨年の 2歳牡馬&牝馬のチャンプが出走して来たので、例年よりは盛り上がり感が増した感じになりましたが、今回も混戦模様の感じがしたので、どの馬にも勝機があるとは思いましたが、果たして、今年の 3歳マイルの王座を勝ち取ったのは・・・。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今年は、単勝 2番人気だった、番のジャンタルマンタル[牡3](57.0kg 川田将雅騎手騎乗)が、 1分32秒 4のタイムで優勝しました。
 


レースは、バラついたスタートとなり、番のアルセナールがスタート失敗という形で出遅れ。 逆にジャンタルマンタルは好スタートの形で先頭に立つ勢いを見せましたが、インから番のマスクオールウィン、番のキャプテンシー、⑤番のボンドガールが先陣争いを繰り広げる。 結局、インからキャプテンがハナを奪い、ボンドが番手につける。 マスクが差がない 3番手につけ、マンタルがアウト、④番イフェイオンがインで並ぶ形で追走するが、間に番のアスコリピチェーノが付ける形に。 その後ろはインから⑥番のロジリオンがイン、番のエンヤラヴフェイスがアウトで並んでいるが、最内から番のノーブルロジャーが絡んで行く。 更に福永祐一調教師管理馬となった、番のチャンネルトンネル、番のゴンバデカーブースがピタッと並んで続き、差がなく、番のダノンマッキンリー、③番のディスペランツァ、番のウォーターリヒトが続き、後方はインに番のアレンジャー、アウトに番のユキノロイヤルが並び、アルセナール、番のシュトラウスという展開だ。
勝負所の大欅を過ぎた辺りが、大体、半マイル地点ですが、46秒 3と、昨年と同タイムで通過したので、まずまずのペースではないのか。 もっとも昨年は稍重馬場で今年は良馬場なので、ペースとしては普通だろう。 4コーナー手前では逃げるキャプテン、差がなくマスク、マンタル、ボンド、アスコリ、エンヤラヴがトレインを形成する形で進みながら、 4コーナーを回って直線へ。
直線に入って、逃げるキャプテンに対しインにボンド、アウトにマスクが並び形で追い始めるがマスクのアウトからマンタルがギアを入れ替えて追い上げを開始。 逆にアスコリは馬群に包まれる形で身動きが取れず、鞍上のルメール騎手は、ギャンブルでキャプテンとマスクの間に捻じ込む形で上がろうとする。 このイン強襲の影響でイフェイオンの鞍上の西村騎手が、少し立ち上がる感じとなり、更にアスコリのインにいたキャプテンの鞍上のミルコ・デムーロ騎手とボンドの鞍上の武 豊騎手が危険を察知して追うのを止めるような形になったように見えました。 この辺りは後に指摘をする方もいたようです。
アスコリが前に出るのに苦労している感にマンタルが一気に先頭に立つ。 その後ろはアウトにロジリオンとゴンバデ、インではマスクが粘る中、最内を突いて、ようやくアスコリがギアを入れ替えて猛追するが、マンタルは更に加速して差を広げており、態勢は決した。
マンタルが後続に 3馬身の差をつけての完勝劇でゴールに入り、 2番手はロジリオンのインからアスコリが交わして、 2歳牝馬チャンプの意地を魅せた形にはなりました。
ロジリオンが 3着表彰台に入り、アウトから来たゴンバデが 4着、そして、イフェイオンが 5着と入賞圏内を確保しました。
史上初となった、このレースでの 2歳牡馬牝馬のチャンプが相見えるバトルとなりましたが、結果的にはマンタルが強さを魅せつけた感がありました。
正直、 2月の「共同通信杯競走」で頭を上げながらアウトから追い込んで 2着敗退になった時は左回りコースが不得手なのかと思ったりしましたが、やはりマイル戦であれば、左回りも関係なかったという結論になったようです。
また、知り合いの関西の方がレース後に「直線でアスコリ(の進路)を蓋して追い出したのが勝因。」とコメントしてましたが、それはありだと思いますし、鞍上のアイスマン~川田将雅騎手の騎乗テクニックがモノを言ったのではともいえるでしょう。
レース後のインタビューでアイスマンは「本当によく頑張りました。(この馬が一番強いと)お見せできればという話をしていましたが、1600mで走ることに関しては絶大なる自信を持っていますので、この同世代であれば、普通に走りさえすれば負けることはないと思っていました。 ただ、『皐月賞競走』からの中 2週というところで、疲れがどうなのかなというのは一番の懸念点でしたが、それでもこうやって勝ち切ってくれましたので、やはり素晴らしい走りができる馬だなと思います。」と馬の頑張りを評価した後に「馬のリズムを大事にしながら、とてもリズムよく走ってくれましたし、と雰囲気よく道中回って来れたので、もう負けることはないなと思いながら道中乗れるくらい、素晴らしい雰囲気でしたので、後はもう無理しない程度に、とはいえGⅠ競走なので、最後までしっかり走りきってという所でした。 適距離ではない『皐月賞競走』でもあれだけ頑張って、素晴らしい走りをしてくれていましたけれど、これから、よりこのマイルという距離で、この馬が日本で一番強いんだというレベルまでいければいいなと思っています。」とコメントし、ゆくゆくはマイルのてっぺんを目指す事もコメントとして残していました。
そうなると、気持ち的には古馬や外国馬とのバトルとなる 6月の「安田記念競走」に出て欲しい部分もありますが、管理調教師の高野友和調教師は「今後は夏休みといいますか、馬の回復にあてたいと思います。距離に関してはもう少し長いところもこなせると思っていますし、馬の成長次第で考えていきたいと思います。」と慎重なコメントをしたので、まあ、選択肢としては、国内では「マイルチャンピオンシップ競走」「天皇賞(秋)競走」辺りが目標になりそうかなと。 あるいは暮れの香港遠征もあるやもしれません。
元騎手で「アンカツ」の愛称で親しまれている安藤勝己さんはマンタルの優勝について、「好ダッシュから非の打ち所がない運び。追い出しを待った事でルメール騎手を焦らせたし、川田騎手とのコンビでかなりの所までいける。オレは『ダービー』でもやれたと思っとるけど。」とコメント。 今日のような走りなら優先出走権を持っている「東京優駿(日本ダービー)競走」でも好勝負出来ると太鼓判を押してましたが、関係者のコメントを見る限りでは(「日本ダービー」に)出る見込みはないかもしれませんねえ。

恒例の全着順。 (←左から、着順・枠番・馬番・馬名・性齢・負担重量・騎手名・タイム・着差・コーナー通過順位・推定上がり3Fタイム・馬体重・調教師名・単勝人気)

01 8桃 ⑯ ジャンタルマンタル 牡3 57.0 川田将雅 1:32.4  3-3 33.9 492(+2) 高野友和 2
02 7橙 ⑭ アスコリピチェーノ 牝3 55.0 クリストフ・ルメール 1:32.8 2 1/2 5-3 34.2 480(+2) 黒岩陽一 1
03 3赤 ⑥ ロジリオン 牡3 57.0 戸崎圭太 1:32.9 クビ 8-6 34.0 482(-6) 古賀慎明 10
04 6緑 ⑫ ゴンバデカーブース 牡3 57.0 ジョアン・モレイラ 1:32.9 クビ 9-9 33.9 466(+6) 堀 宣行 4
05 2黒 ④ イフェイオン 牝3 55.0 西村淳也 1:33.2 1 3/4 6-6 34.4 480(+8) 杉山佳明 13
06 4青 ⑦ チャンネルトンネル 牡3 57.0 岩田望来 1:33.3 クビ 11-10 34.2 470(-6) 福永祐一 12
07 2黒 ③ ディスペランツァ 牡3 57.0 鮫島克駿 1:33.3 ハナ 12-10 34.1 518(+4) 吉岡辰弥 6
08 5黄 ⑩ ウォーターリヒト 牡3 57.0 菅原明良 1:33.4 1/2 12-10 34.2 458(-4) 河内 洋 14
09 8桃 ⑱ アルセナール 牝3 55.0 横山武史 1:33.4 ハナ 17-17 33.8 454(+2) 木村哲也 5
10 4青 ⑧ エンヤラヴフェイス 牡3 57.0 菱田裕二 1:33.4 クビ 6-6 34.6 490(+2) 森田直行 18
11 8桃 ⑰ ユキノロイヤル 牡3 57.0 石橋 脩 1:33.5 クビ 15-14 34.1 446(+2) 小野次郎 17
12 1白 ② ノーブルロジャー 牡3 57.0 松山弘平 1:33.5 クビ 9-10 34.3 482(+4) 吉岡辰弥 7
13 1白 ① ダノンマッキンリー 牡3 57.0 北村友一 1:33.6 クビ 12-14 34.2 474(+6) 藤原英昭 8
14 6緑 ⑪ アレンジャー 牡3 57.0 横山和生 1:33.6 クビ 15-14 34.2 460(±0) 昆 貢 15
15 7橙 ⑮ マスクオールウィン 牝3 55.0 岩田康誠 1:34.0 2 1/2 2-2 35.7 494(+4) 牧 光二 16
16 7橙 ⑬ シュトラウス 牡3 57.0 北村宏司 1:34.0 ハナ 18-18 34.1 518(-2) 武井 亮 9
17 3赤 ⑤ ボンドガール 牝3 55.0 武 豊 1:34.9 5 3-3 36.4 452(+2) 手塚貴久 3
18 5黄 ⑨ キャプテンシー 牡3 57.0 ミルコ・デムーロ 1:35.7 5 1-1 37.4 466(-2) 松永幹夫 11

タイム
ハロンタイム 12.3 - 10.7 - 11.3 - 12.0 - 12.0 - 11.4 - 11.2 - 11.5

上り 4F 46.1 - 3F 34.1

コーナー通過順位
3コーナー 9,15(5,16)14(4,8)6(2,12)7(1,3,10)-(11,17)18-13
4コーナー (*9,15)(5,14,16)(4,6,8)12(2,7,3,10)(1,11,17)18,13

さて、ジャンタルマンタルが得意のマイル戦でキッチリと勝利を飾った、今年でしたが、まず 2着表彰台に入った、番のアスコリピチェーノですが、一応、表彰台圏内に入った事で先述の通り、 2歳牝馬チャンプの意地は魅せたものの、最後の直線での走りは、やや、強引すぎる部分があったかなと思います。
マンタルの上手いブロックで、鞍上の優勝請負人~クリストフ・ルメール騎手にしてみればインに入ったとはいえ複数の馬達の馬郡の中に入ってしまい、袋小路になってしまったので、どうすれば良いか、ルメちゃんにしてみれば迷った部分はあったでしょう。
結果としては馬郡をこじ開けるように中に入り込む形を取らざるを得なかったため、複数の馬達の進路が狭くなってしまった原因にもなったやも・・・。(←後でパトロールフィルムが映ってた動画を確認したら、アスコリの他にマスクもイン側にヨレてしまった事も原因があったかもしれません。)

 


レース後に優勝請負人「すごく良い競馬をしてくれましたし、良いポジションを取れました。最後は狭くなりましたが、また良い脚を使ってくれました。1600mはベストで、もう少し長くても大丈夫です。」とコメントしましたが、ペナルティを喰らった事が、ちょっと残念だったやもですが。

次に 3着表彰台に入った、番のロジリオンでしたが、ノーマークにしたのが、正直、恥ずかしいくらいの好走だったと思います。 確かにデビュー以来、全て入賞圏内に入っている堅実派であるのですが、前走の「ファルコンステークス競走」で府中と同じ左回りの桶狭間(中京競馬場)で入賞圏内ギリギリの 5着敗退だったという点がネックだったのは否めなかったなあと。 中団に位置して直線ではマンタルの後ろを通る事で上手くスリップストリームを使って加速をつけて伸びて来た感がありました。 最後はインから来たアスコリに交わされたものの表彰台圏内に入ったのは頭が下がる思いです。
鞍上の戸崎圭太騎手は「会見でも言っている通り、馬は成長していました。競馬は元々上手でしたし、フットワークも良かったので、ある程度良いレースが出来るのではないかなと思っていました。競馬もやはり上手でしたし、強い相手に頑張ってくれています。」と、馬のポテンシャルの高さを再認識した感じです。
また、アンカツさんは表彰台に入った 2頭については「アスコリピチェーノはピュッと反応できないところあるんだよな。ただ、あれだけの接触があって諦めた所を馬なりで差してくるんやもん。距離は延ばして大丈夫だし、今回は負けて強しもいいところ。ワンタイミング進路を待っとればマッチレースやった。 ロジリオンは最高に乗ってたけど、アスコリとの能力差を感じた。」とコメント。

更に 4着入賞を果たした、番のゴンバデカーブースも中団に位置して直線でも馬場の三分所を通って伸びては来ましたが、表彰台圏内の 3頭が鋭く伸びて来たのに対し、ゴンバテはジリジリとしか伸びて来なかったのは、キャリアの少なさと休み明けいきなりの実戦だったからかもしれませんか。 鞍上のジョアン・モレイラ騎手は「この馬はまだキャリア 2戦しかしておらず、GⅠ競走へのチャレンジは大きなステップアップでした。休み明けを考えれば落ち着いていましたし、レースを 2回しか使っていないとは思えないおとなしさを見せてくれました。リズム良くレースが出来、直線で外に出してからは長く脚を使ってくれました。最後は脚が上がってしまいましたが、いい内容だったと思いますし、これから更に成長していってくれると思います。」と将来も成長のポテンシャルはあるのではとコメント。
そして、 5着入賞を果たした、④番のイフェイオンですが、前走の「桜花賞競走」からポジションを 6つ上げた事で、ひとまず、リベンジを晴らした形にはなったものの、前の馬 2頭の内側にささってしまった影響を受けたのは仕方ないとはいえ痛かったと思います。 それがなかったら、表彰台圏内も有り得たと思うものの、それでも立て直して入賞圏内に入った事を考えた訳ですから、頑張ったと言えるでしょう。
鞍上の西村淳也騎手は「一度『桜花賞競走』を使って、良い意味でガス抜きになりました。返し馬は少しファイトしていましたが、レースは手の内に入っていました。女の子ですが、これだけ良いメンバーで掲示板を取れましたし、今後の未来は明るいと思います。楽しみです。」と今後も期待出来るコメントをしていました。

また、調教師となった福永祐一調教師が初めてGⅠ競走に送り込んだ形となったのが、番のチャンネルトンネルでしたが、 4コーナーで中団よりも少し後ろのポジションになったものの、直線では隙間を縫う形でジワジワと伸びて来たものの、イフェイオンに並ぶ直前でゴールとなってしまい、入賞圏内には入れずの 6着敗退に。
ただ、福永調教師は「まだ完成途上で、最後よく差を詰めてくれた。期待通りの内容。(初GⅠ競走でしたが)特に他のレースと変わらなかったですね。」とコメントし、鞍上の岩田望来騎手は「キツいローテーションの中、テンションが爆発することなくレースを迎えられました。ギリギリの状態の中、いい内容でよくここまで頑張ってくれました。秋にパワーアップした姿を見せられれば。」と秋に期待出来るコメントをしていました。

一方、期待していた、③番のディスペランツァでしたが、直線では前のゴンバテをマークする形で追ったものの、アウトにいたウォーターリヒトにインに寄られてしまい、進路をカットされてしまった所があったみたいで、逆にマークしていたゴンバテとの差が広がってしまったのが痛かったかもしれません。 鞍上の鮫島克駿騎手も「外に出して、いざ伸びかけるというときに、内の馬が外に出てきて、僕の馬の目の前に入って、引っ張らなくてはいけない不利がありました。内枠でしたが、最後はしっかり外に出して末脚を生かしたいなと思っていたので、外に出し切った所でのあの不利は痛かったです。」と無念のコメントをしていたくらいだったので、あれがなければ入賞圏内に入れた可能性はあったでしょう。 次戦以降の巻き返しに期待します。

後、直線でアスコリとマスクの内側の斜行のとばっちりを受けた形となった、番のボンドガールと番のキャプテンシーも今回のレースについては不満もあるでしょうが、まあ、両馬ともペースを作る形となっていたので、直線では余力的にも厳しかったかもしれません。
まず、17着敗退となったボンドの鞍上であるレジェンド~武 豊騎手は「直線で内から抜け出しかけて、いい形だったんだけどね。アンラッキーだったね。」とコメントし、最下位の18着敗退となった、キャプテンの鞍上のミルコ・デムーロ騎手は「調教の段階からテンションが高かったですね。途中まで行きっぷり、手応えが良かったのですが、直線に向いてからファイトしてくれず、不利もありました。」とコメントしてはいましたが・・・、心中や如何にという所でしょうか。

後は、お馴染み、霞 券五郎先生の動画を。

 

 

 

 

さて、遅くなりましたが、-1日に千葉県船橋市にある船橋競馬場で、「農林水産大臣賞典第36回かしわ記念競走」〔1600m・ダート・船橋・Jpn-Ⅰ・13頭〕が行われました。
 

 

 

 


(↑昨年の覇者、②番のメイショウハリオ。)

春のダートマイル王決定戦という位置づけである、このレースではありますが、以前から、 6月末頃に行われる「帝王賞競走」(大井・2000m戦)の前哨戦という位置づけに加え、それまで 5月末近くに行われていた「さきたま杯競走」(浦和・1400m戦)が今年から 6月中旬に移り、Jpn-Ⅰ競走に格上げされた事から、「さきたま杯競走」のステップレース的要素も加わった形になりました。
ちなみに、今年の、このレースの出走馬はJRA所属馬が限度枠一杯の 6頭に対し、地方馬は 7頭と、 4年前の、このレースにおいて、出走馬が 7頭で地方馬が 1頭だけという異常事態よりはマシではありました。
ただ、JRA勢が、今年の「フェブラリーステークス競走」を制した番のペプチドナイルをはじめ・・・、

 


昨年の「JBCクラシック競走」を制した、番のキングズソードなど、実力ある実績馬が出て来ました。 一方、地方勢は、昨年の南関東クラシック 3冠馬番のミックファイアが大将格。
 


前走の「フェブラリーステークス競走」では入賞圏外には届かなかったものの、終始、最内から伸びて来る形での 6着。 今回はホームだし、前走同様、マイル戦である事と、鞍上を金沢のエース~吉原寛人騎手に替えて、必勝で挑む。 それ以外では、 3年前の「ジャパンダートダービー競走」でJRA勢相手に逃げ切った、番のキャッスルトップや、同じく 3年前の、このレースを制した経験のある、番のカジノフォンテン辺りが、どこまで踏ん張れるかに期待しつつ、パソコンパソコンでレースの模様を見たのですが・・・。
 

 

 

 


と、いう事で、今年は、番のシャマル[牡6](57.0kg 川須栄彦騎手騎乗)が 1分39秒 0のタイムで優勝しました。
 

 


レースは、シャマルが好スタートでハナを奪う形となり、番手はすんなりとペプチドナイルが取って、キングズソードが 3番手、番のクラウンプライドが 4番手とJRA勢が主導権を握る。 その後ろはインから番のウィリアムバローズ、アウトに番のオメガレインボー、番のギガキングが続き、少し離れて、番のギャルダル、ミックファイア、②番のタガノビューティ―が追走。 後は大きく離れて、カジノフォンテン、キャッスルトップ、番のリュードマンの順だ。
3コーナーに入っても、シャマルの逃げは快調で、 1馬身半の差をキープ。 ペプチド、キングズが追い、その後ろからはタガノがギアを入れ替えて追い上げ始める。 相変わらず、上位はJRA勢が上位を独占する形で 4コーナーを回って直線に入る。
直線に入ってもシャマルの逃げは衰えず、むしろ冴える一方でギアを入れ替えれ更に差を広げていく。 番手争いはインにぺプチド、キングズ、タガノの 3頭が互いに秘術を尽くして競うが、追い上げの強みでタガノが鋭く伸び、キングズとぺプチノを交わして 2番手に上がったが、ここまでで、シャマルが後続に 2馬身半の差をつけて、 3月の「黒船賞競走」(高知・1400m戦)に続いて、交流ダート重賞競走を連勝すると共に、人馬共に初のJpn-Ⅰ競走制覇を成し遂げました。 鞍上の川須栄彦騎手は騎手生活14年目にして、初のGⅠ競走制覇。 レース後のインタビューにおいては「最高の気分です。ラスト200mになっても後続の脚音は聞こえてこなかったので、離してるんだろうなと、最後までかみしめるように追いました。前走を勝って馬が自信を取り戻していたし、暖かくなってきて体調の方も更に上向いていました。雨もこの馬にとって追い風になってくれました。」と、初のGⅠ競走制覇に嬉しさを隠せない感じ。 管理調教師の松下武士調教師も「(雨で)天が味方してくれました。前走のダメージが少なかったので、仕上げはしやすかったです。スタートは一番速いと思っていたし、前のレースでも逃げ切りが多かったので行ってもらおうと思っていました。次走は状態を見て、『さきたま杯競走』へ(行こうと思います)。また、佐賀も勝っているコースなので、『JBCスプリント競走』[佐賀・1400m戦]も視野に入れたいです。」とコメント。 シャマルは不良馬場では 7戦 5勝と道悪得意という武器も効力があったかもしれません。 また、今年の「JBC」本シリーズの舞台となる佐賀のコースにおいても、 2年前の「サマーチャンピオン競走」で優勝経験があるので、秋の大一番にも期待を込めるコメントがあったのにも注目ですかね。 

最後の直線で追い上げたタガノが 2着表彰台を獲りましたが、猛烈な追い上げを魅せたものの、シャマルには届かず。 

 

 

鞍上の石橋 脩騎手は「よく頑張ってくれて、馬に感謝です。道中は上手く運べたし、進路も開いてくれました。でも、結果的に前残りでしたから。」と、前残りになった展開では、どうしようもなかったと感じつつも、パートナーを労うコメントをしていました。 確かに後半 3ハロンのタイム38秒 4とメンバー最速であった事と、昨年の「マイルチャンピオンシップ南部杯競走」(盛岡・1600m戦)と今年の「フェブラリーステークス競走」でともに 4着だったことを考えても左回りのマイルはベストで.今後も条件が整えば戴冠のチャンスがあると、Web-Furongでは評していました。

また、シャマルの番手につけていた、ペプチドが 3着表彰台に入ったものの、追走で手いっぱいだったような感じ。 鞍上の藤岡佑介騎手は「 1コーナーの手前でクラウンプライドに迷惑をかけてしまいました。」と頭を下げ、「最後は脚が上がってしまいましたが、道中は盛り返して頑張ってくれましたし、GⅠ馬の力を見せてくれたと思います。」とコメント。
この馬にとっては乾いた馬場の方が、より力を出せる能力があるようで、今回のような馬場では好走歴もあるとはいえ、苦しかったようです。 ただ、それでも表彰台に入ったのですから、巻き返しの余地は十分に残されているのではと。

一方、馬場の悪さに泣いたのが、単勝 1番人気に支持されたキングズソード。 道中も 3番手に位置して機を伺ったものの、直線に入ってもジリジリとしか伸びず、逆にタガノ、ペプチドの交わされる形の 4着敗退に。 鞍上のジョアン・モレイラ騎手も「この馬にとってベストの馬場ではなかった。」と無念そうにコメント。 確かに大外から 3番手に位置して、入賞圏内に入ったんだから、レース内容は悪くないし、マイルにも十分に対応できているものの、もう少しタフなレースになったほうが持ち味が生きるみたいで、今後は馬場や距離次第で見直しが可能かもしれないとWeb Furlongでは評してました。

そして、地方馬の最先着馬はミックファイアで入賞圏内ギリギリの 5着入賞。 スタート時で遅れてしまったのが、今後、悪いクセにならなければいいかなという課題はあるものの、道中の走りは悪くなかったと思うけど、道悪馬場になると、やや、分が悪かったか、追い上げては来たものの、JRA勢の勢いには敵わない形になったのは仕方ないかもしれない。
しかし、前走よりも 1ポジションアップしているし、少しづつではあるけど復調している気配を陣営は感じているようで、鞍上の吉原寛人騎手も「スタートが合わなかったのは運の部分もあったかと思います。ただ、雰囲気は良かったですし、先々も良くなる感じがありますね。秋には大仕事をやってくれそうです。」と手応えをつかんだ様子。完全復活なるか、今後の動向とレースぶりに注目してみたいと期待を寄せうるコメントをしていました。

 



後、個人的には 7着敗退だったものの、少しづつ、回復途上が見える、キャッスルトップも頑張ったかなと。 「ジャパンダートダービー競走」を制覇した後は長期のスランプに苦しんでる感はなくはないけど、今回は後方からの追い込みに賭け、結果的には失敗だったものの、地方勢では 2番目にゴールした事と後半 3ハロンのタイムが39秒 0であった事を考えれば、健闘したのではないかと思います。

恒例の全着順。 (←左から、着順・枠番・馬番・馬名[所属]・性別&年齢・負担重量・騎手名&所属・調教師・馬体重・タイム・推定上がり3Fタイム・単勝人気)

01 4青 ⑤ シャマル(JRA) 牡6 57.0 川須栄彦(JRA) 松下武士 505 +1 1:39.0  39.1 6
02 2黒 ② タガノビューティー(JRA) 牡7 57.0 石橋 脩(JRA) 西園正都 519 -1 1:39.5 21/2 38.4 5
03 7橙 ⑩ ペプチドナイル(JRA) 牡6 57.0 藤岡佑介(JRA) 武 英智 532 +4 1:39.7 3/4 39.4 3
04 8桃 ⑬ キングズソード(JRA) 牡5 57.0 ジョアン・モレイラ(JRA) 寺島 良 523 +3 1:39.8 3/4 39.4 1
05 5黄 ⑥ ミックファイア(大井) 牡4 57.0 吉原寛人(金沢) 渡邉和雄 491 +5 1:41.1 6 40.0 7
06 1白 ① ウィリアムバローズ(JRA) 牡6 57.0 坂井瑠星(JRA) 上村洋行 494 -6 1:41.1 アタマ 40.3 2
07 3赤 ③ キャッスルトップ(船橋) 牡6 57.0 山田義貴(船橋) 渋谷信博 457 -1 1:41.3 3/4 39.0 12
08 7橙 ⑪ ギガキング(船橋) 牡6 57.0 和田譲治(大井) 稲益貴弘 474 +3 1:41.7 2 40.6 8
09 6緑 ⑧ カジノフォンテン(船橋) 牡8 57.0 石崎 駿(船橋) 玉井 昇 544 +2 1:42.2 21/2 40.5 11
10 4青 ④ オメガレインボー(浦和) 牡8 57.0 野畑 凌(川崎) 小久保 智 471 +3 1:42.5 11/2 41.4 10
11 6緑 ⑨ ギャルダル(船橋) 牡6 57.0 矢野貴之(大井) 川島正一 508 +5 1:43.1 3 42.0 9
12 5黄 ⑦ クラウンプライド(JRA) 牡5 57.0 川田将雅(JRA) 新谷功一 497 -15[注] 1:43.2 1/2 42.3 4
13 8桃 ⑫ リュードマン(船橋) 牡7 57.0 笠野雄大(船橋) 玉井 昇 487 +1 1:43.5 11/2 39.4 13

[注] 番のクラウンプライドは前走が海外(サウジアラビア)のレースで馬体重が計測されなかったため、前々走(←「DIRT CHAMPIONS CUP競走。」)の時からの増減差で示した。

上り 4F 51.2 - 3F 39.1

ハロンタイム
12.0- 11.6- 12.0- 12.2- 12.1- 12.4- 13.1- 13.6

コーナー通過順
1角 5,10,13,7,4,1,11,9,6,2,8,3,12
2角 5,10,13,7,4,1,11,9,6,2,8,3,12
3角 5,10,13,1,7,2,4,9,11,6,8,3-12
4角 5,10,13,1,2,6,7,4,9,8,11,3-12