あかちゃん便秘 乳児の場合 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

離乳食スタート前の、乳児の便秘なら、

どーしよっかね?

ってんで、女房と症例まじえて話してみました。

ちょうどそういう質問も患者さんからありましたんで。

特に、完全母乳(カンボといいます)でがんばるママは

それ以外をあたえることを嫌がります。

(乳児自体はそれ以外の食物を知りませんから欲しがりも

しません。 笑)

そういう場合、母乳を通してでしか栄養素はいかない。

よくみられるのが、ママも便秘してるってこと。

そういうわけで、ママにヨーグルトたべてもらったり、

母乳に乗って乳児に行きやすいんじゃないかと思われる、

水溶性の食物繊維を生で数日摂ってもらうと、

たいてい母児ともに解消する、というもの。

乳児の便秘、何日もでないと心配なんですが、出てみると

量はすごいものの、硬くてコロッコロってことは、まずみた

ことがないですね。意外なほどふつー。

あとはみなさんよくやる、肛門を指や綿棒で直接刺激。

こんなところでしょうかね。


なんでも言えることですが、「これで出た」のと「なんにも

しなくっても出た」を同じひとで比較することはできないんです。

もしかしたらちょうど(便が)出るタイミングで、なにかを

したのかもしれない、ってことです。再現性があれば

エビデンスがなくっても価値はあると思います。

でも、まったく同じ生活がありえませんし(時間が進み、成長

しちゃってますから)、モノとしてのからだだけでなく、乳児と

いえど、精神や意志が存在しますからね。興味やキゲンでも

便秘にも病気にもなれちゃうんですよね、実際。。

そして、対応は個別のもの。みんなちがうんです。

一般論が通じるのは、たいした割合じゃないんだな。

信頼できるひとのところに相談にいってください。

子育て相談は大下先生のところにね。

医療のことは助産院や保健所、小児科ですね。

それで対処のしようがあんまりないな、ってとき、便秘とか

病気じゃない疳の虫とかね、そこで鍼灸院って感じですよ(笑)。

わたし、病気治しキライだし(爆)。

上手に賢くね、まわりをつかってください。