私はいつから怒りを手放したんだろう。 | 生きる喜びを伝える伝道師〜くりはら せいこのブログ〜

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生きることは苦しみではなく喜びであるということを伝えています。
著書に、精神科医の齋藤学氏との共著『ヘンでいい。』

対話を使ったセラピー、魂のメッセージを伝えるソウルリーディング 、セルフラブグループ、笑いヨガリーダーなど、対面では東京を中心に活動中。

私はいつから怒りを手放したんだろう。
それを考えている。

20年以上前は、
ビル5つぶっ壊しそうなほどの
怒りに支配されていた。笑い泣き

親、兄弟、社会に対して
ハラワタがねじれそうなほどの
怒りがあった。キメてる

 

でも、今、それが

なくなっちゃったんだよねー

 


父親を十数年前に

自分で自宅で看取り、

3年前には母親が少女に戻って

向こうの世界に行き、


弟とはいろいろあって

すでに関係は途絶えているけど、

もはや怒りはない。


怒りどころか、

愛おしさしかない。


よく生き抜いてくれましたね、

みたいな。

精一杯生き抜いたね、と。


感謝なんて言葉は大嫌いだけど、

ある意味、感謝みたいな。


親だって、所詮、不完全な人間で

彼らだって親から無条件に

愛されたわけではなかろうに、

彼らなりにできることをやったんだよ

って知っているから。


不十分ながらも

不完全ながらも

彼らなりに一生懸命に生きたと

知っているから。


こう思うようになったのは

「こうあるべき」というのを

手放したからだと思う。


「こうあるべき」を手放する前は

なんだかんだと

常に自他を査定し、

コントロールしようとしていた。


コントロールなんてしないでも

すべては完全だと

思い出すのに時間がかかった。



いま、親に怒りを抱いている人を

否定しない。


怒りを否定すると

またもや

怒りは悪いものだ、

怒っている自分はダメだという

他者批判、自己批判の

ループに入っていく。

   

たぶん、自己否定に入るから

苦しくなるんだよね。



だから

おすすめなのは、

怒っている自分を

高いところから俯瞰しつて見つつ、

一方では自分の喜びに

フォーカスする習慣をつける。


怒りを抱いている自分を赦しつつ、

他の視点も持つ。


ま、そんなに簡単じゃない

ということもよく知っているけど。


私自身が、結構難しくて、

この視点を持てるようになるまで

かるく10年以上は、かかっているけど。



思い返せばいろいろやったなー。


アンガーマネジメントだとか

精神分析とか、

布団を叩いて怒りのエネルギーを

解放するセラピーだとか、

ロールプレイだとか、

インナーチャイルドワークとか

ヒーリングだとか

心を落ち着かせる瞑想だとか、

ありとあらゆることを。


まーでも

メリットデメリットから言ったら、

いくら怒っても

それで自分が幸せになるわけではないから、

自分を幸せにするために

エネルギーを使った方がいいと思うわけ。


怒りが世界を変える原動力だ

という考え方を以前はしていた。

私も市民運動に

関わったことがある人間だからね。


だけど、

怒り以上に喜びの方が、

もっと世界を変えうるのだと知った。


これは悪い、

ではなく、

自分はこんな世界に喜びを感じると

そこから動く。



もう一度書く。


こうあるべきを手放すこと。

そして、嫌な相手からは静かに離れること。

自分が楽しいと思うことをすること。


自分の中に湧いてくるもろもろの感情を

深刻ではなく、

面白がってながめること。



これだけなんだけどね、

実際には。


だけど、たぶん、

これが一番難しい。




本文とは関係ないけど、

たまにはケーキも美味しい。


自分が食べたいものを

自分にギフトする。



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