森達也さんの『A』『A2』から、私はとても影響を受けている。 | 生きる喜びを伝える伝道師〜くりはら せいこのブログ〜

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生きることは苦しみではなく喜びであるということを伝えています。
著書に、精神科医の齋藤学氏との共著『ヘンでいい。』

対話を使ったセラピー、魂のメッセージを伝えるソウルリーディング 、セルフラブグループ、笑いヨガリーダーなど、対面では東京を中心に活動中。

アマゾンプライムビデオで4月30日から
森達也さんの『A』『A2 』が見放題配信スタート。

 

以下、私の解説と感想。
 

オウム真理教事件の最中、
オウムを叩かないと人じゃない
みたいな空気が日本中を占めていた時、
 

ひとりオウムの施設の中から
マスコミや世間の狂気を描いた
ドキュメンタリー『A』。
 

当時、
テレビ業界のディレクターみたいな
仕事をしていた森さんは

オウムを叩かない映像を作り続けてクビになり、
自分のなけなしの貯金をはたいて、
自主ドキュメンタリー映画を作った。
 

この映画を作ったことで森さんは
何年も日本のテレビ界から干されていたが、
この自主映画が世界的に認められて、
今の森達也につながっていく。

 

『A』の続編として作られたのが『A2』。

私としては、こっちのほうが好き。
 

オウムの施設の周りで、
オウム反対運動をやっている近隣住民が、
オウム信者と仲良くなっていって、
本の貸し借りしている様子や
 

オウム施設のまわりを街宣車でまわっていた右翼が、
自分達もオウムと変わらないかもしれないとつぶやく。
 

オウム信者とも仲良くなってしまった森達也だが、
右翼とも仲良くなり、
街宣車に乗っているシーンに笑った。

 

フィクションじゃない。
ドキュメンタリーだ。

 

現実はいつも想像を超えている。
 

こんな映画見たことがなかった。

 

私は結構リアルタイムに観たんだが、
今見たらどんな風に思うんだろう。
 

このあと、
森さんの本をほとんど読んだが、
 

本の『A』『A2』には
映画の裏話が書かれていて面白かった。
 

まだ観ていなければ、是非。

 

見たけどまったく面白くなかった
という人もいるが、

私は面白かった、
というか救われた。
 

日本中がオウムを叩いていた時に、
ただひとり異なる視点を失わなかった人なので。

 

最近、
オンライン森達也塾というのがあったから
思わず参加してみたが、
以前ほど森さんのことを
面白いとは思わなくなっていたが、、、
 

私が進化したのか、
森さんが以前ほど独自でなくなったからなのかは
わからないが。

もしかしたら

孤立無援だったからこそ

その時にしか表現できないものがあり、

今のように多くの信奉者に
囲まれている森さんとは

表現の質が違ってきて

当然なのかもしれないが、、

しかし、
森さんはまじめに政治を語る
立ち位置ではないと思うんだが、

森達也塾ではそれが期待されているようで、

いつのまにこんな風に、、

と思った。
 

いずれにしろ、『A2』はおすすめ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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