NYダウ 52,485 +276.97 ( +0.53% )
  S&P500 7,489 +52.09 ( +0.70% )
  NASDAQ 25,373 +251.68 ( +1.00% )
 ドル/円(前週比 157.45 -6.39 ( -3.90% )

 

GOOGL Alphabet (15株) +22.47 +6.73 % +337.05 ( +638 )
NU Nu Holdings (500株) -0.16 -1.10 % -80 ( +1,105 )
MSFT Microsoft (15株) +13.62 +3.02 % +204.3 ( +689 )

 

新規・清算取引なし

 

 

'26. 7. 31 収支 +461.3㌦ ( +2,433㌦ )
'26. 7月間収支 +1,841.3㌦ 13勝 9敗 勝率 59.0 %
2026 年間収支 +9,241.7㌦ 84勝 61敗 勝率 57.9 %


 

 31日のNY株式市場は続伸。堅調な企業決算が好感され、一部の大手テクノロジー銘柄が買われ、主要株価指数を押し上げた。

 

 週間ベースでは、ダウが1.04%高と4週ぶり反発。S&P500が1.05%高、ナスダック総合が1.59%高と共に3週ぶり反発。

 月間ベースでは、ダウが0.32%高と4ヵ月続伸。S&P500は0.13%安、ナスダック総合は3.20%安と共に2ヵ月続落となった。

 年初来ベースでは、ダウが9.21%高、S&P500が9.41%高、ナスダック総合が9.17%高となっている。

 

 

 この日のマグニフィセント・セブン指数は3.20%高。アマゾン・ドット・コムが15.32%急騰。クラウドコンピューティング部門「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」の売上高の伸びが予想を上回った。

 一方、アップルは7-9月(第4四半期)の売上高の見​通しが市場予想を下回り、7.35%下落した。



 フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は0.07%高。月間ベースでは20.61%急落。リーマン・ショック時の2008年10月(21.97%)以来の下落率を記録した。それでも年初来では59.69%上昇している。

 

 AI関連需要は依然として旺盛なものの、テクノロジー株は激しいボラティリティーにさらされている。過去数カ月に株価が大きく上昇していたため、高い期待が織り込まれ、わずかな失望でも売りにつながりやすい。7月は特定の投資ファクターに基づくクオンツ戦略にとっても厳しい1ヵ月となった。

 

 ベスポーク・インベストメント・グループは、「投資家にとって最大の焦点は、AI関連セクターの下落が長期的な転換点なのか、それともポートフォリオのリバランスに過ぎないのかという点だ」と話した。その上で「企業決算は今回も非常に好調だった。一つの不確定要因は季節性だ。8月は株式市場が軟調になりやすい月として知られる。9月にはさらに悪化する傾向がある」と続けた。

 ネーションワイドは、最近のボラティリティーはAIストーリーの根本が崩れ始めているというよりも、ポジション調整による動きのようにみえると指摘。ただ、AI関連にはレバレッジを効かせた投資が多いため、値動きが増幅されやすいと付け加えた。

 

 

 

 トランプ大統領は31日、イランの交渉団に対する信頼を失いつつあると述べた。中東情勢の早期収束がなお見通せないことが浮き彫りになった。

 イランが今週、ヨルダンの米軍基地をミサイルで攻撃した点に言及し、「イランへの信頼を失いつつある。うそをつき、事実を曲解するためだ」と述べた。この奇襲攻撃により、数日間にわたる戦闘の中断は途切れた。
 トランプ氏は、「我々はイランを極めて激しく攻撃するつもりだ」とした上で、「イランはいずれ耐えられなくなる」との見方を示した。

 トランプ氏はまた、バンス副大統領、ウィトコフ特使、娘婿のジャレッド・クシュナー氏が、引き続き仲介者を通じて協議を続けていると明らかにした。ただ、その一方で、「イランはいつも話し合いを望むが、あまりにも頻繁に約束を破る。私を怒らせることしかしない」と不満を漏らした。

 

 5ヵ月に及ぶ戦争は、6月の停戦合意が崩壊して以降、今月に入って再び激化しており、近い将来に外交的な打開策が見いだされる兆しはほとんど見られない。
 双方の信頼関係は最低水準まで落ち込んでいるという。イラン指導部も米国側が約束を破っており、信頼できないと主張している。一方、トランプ氏は事態をエスカレートさせる構えを繰り返し示唆しているが、米国の兵器備蓄の減少が軍事行動を拡大する上で足かせとなっている。

 

 

 

 国債利回りは上昇。既に2007年以来の高水準にある30年債利回りは一時5.28%に達した。債券市場を最近揺るがしたインフレ懸念が再び強まった。2年債利回りは4.5bp上昇の4.29%、10年債利回りは6.1bp上昇の4.73%、30年債利回りは5.9bp上昇の5.27%。

 この日の国債売りは当初、米金融政策見通しに敏感な短期ゾーンが先行したが、その後は長期的なインフレ見通しを反映しやすい長期ゾーンにも売りが広がった。原油価格の上昇も国債売りに拍車をかけた。

 今週のFOMCで政策金利の据え置きに反対票を投じたFRB当局者3人はこの日、インフレへの対応が遅れれば、将来的に一段と積極的な金融引き締めが必要になる恐れがあると警告。

 クリーブランド連銀のハマック総裁は「高いインフレが長引くほど、それを抑えることはさらに困難になり、そのコストも大きくなり得る」とする声明を公表。

 ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁も別の声明で、高インフレが定着するリスクに対応するため、「インフレと雇用の動向に関するデータを見極めながら、段階的に金融引き締めを進める方が望ましい」との考えを示した。

 ダラス連銀のローガン総裁は、「早期に小幅な対応を講じれば、将来的により大幅な措置を講じる必要が生じる可能性を低減できるだろう」と声明で述べた。

 

 SMBCグループの金利ストラテジストは「投資家はインフレがしばらく高止まりするとみており、超長期債にはより高いリスクプレミアムを求めている」と指摘。「原油価格もリスク要因で、景気はかなり底堅い。不確実性が高いため、実需筋は超長期債の購入を控えている。インフレがさらに高進すれば損失を被る可能性があるためだ」と述べた。

 

 

 

 ニューヨーク(NY)時間31日の外国為替市場で、円はドルに対し1%以上急伸。終盤の取引で騰勢を強め、一時前日比1.4%高の157円28銭まで上昇。終値は157円40銭と5月以来の高値を付け、対ユーロでも1%余り上昇した。

 日本政府と日本銀行が同日のNY市場で円買い為替介入を実施したと、事情に詳しい市場関係者の1人が明かした。米国の当局も円相場を押し上げるために円買い介入を実施したと報じられている。

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は関係者3人の話として、米財務省は31日、ニューヨーク連銀を通じてユーロ売り・円買い介入を実施したと報じた。FT紙によると、日米が円相場を支えるために共同介入を行うのは約30年ぶりとなる。

 これに先立ち、関係者はブルームバーグに対し、ニューヨーク連銀は31日、米銀大手少なくとも2行に対し、ユーロ・円のレートを提示するよう要請したと明らかにし、ロイター通信は関係者の話として、米財務省が複数の銀行に対し、31日に円相場に介入する可能性があると通知したと報じた。

 

 ここ数日の日米当局の動きは、円安進行に協調して対抗する姿勢を示したものとなった。円は先週、1986年以来の安値水準まで下落。原油価格の上昇や日本の慢性的な財政赤字、米国など主要国との大幅な金利差が円相場の重しとなっている。

 

 日本の通貨当局は30日、約8兆4500億円規模の円買い介入を実施した可能性がある。これを受けて円は同日には一時3.3%高と急上昇したが、日銀が31日の金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めた後、上げ幅を縮めた。

 米CMEグループによると、30日の円急騰を背景に、円関連の取引高が約12年ぶりの高水準に達した。同日のドル・円の総取引高はCMEグループのプラットフォーム全体で約1580億ドルと、2014年10月以来の高水準を記録した。

 

 ただ、介入の効果は限定的だとの指摘も多い。円相場はここ数ヵ月で1986年以来の安値水準まで下落したが、原油価格の上昇や財政赤字、日米の大幅な金利差を背景に、依然として強い下落圧力にさらされている。

 ゴールドマン・サックスのチームは31日、介入について、「『持続可能な解決策』ではないものの有効であり、日本はこの政策を当面維持できるだけの十分な外貨準備を保有している」とリポートに記した。

 

 

 

 原油先物相場は反発。WTIは1.08ドル(1.26%)高の84.67ドル。北海ブレントが1.09ドル(1.20%)高の90.12ドル。武力衝突が長期化し、中東からのエネルギー輸送が一段と混乱するとの懸念が強まった。ロシアの黒海沿岸にあるカスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)の積み出し施設やその周辺で原油積載船への攻撃が相次いだことも、相場を押し上げた。

 

 週間ベースでは、WTIは4.64ドル(5.20%)安、北海ブレントが6.66ドル(6.88%)安と共に4週ぶりの反落となった。

 月間ベースでは、WTIが15.17ドル(21.83%)高、北海ブレントが17.17ドル(23.54%)高と共に大幅反発した。

 年初来ベースでは、WTIが27.25ドル(47.46%)高、北海ブレントが29.27ドル(48.10%)高となっている。

 

 7月にはエネルギー市場が軒並み上昇し、ディーゼルや天然ガスなども大幅に上昇した。米国とイランの暫定的な停戦合意が崩壊。イエメンを拠点とする親イラン武装組織フーシ派も戦闘に加わったことで、ペルシャ湾に加え、紅海の海上輸送リスクも高まった。さらに、サウジアラビア軍が米軍とともにイラクの親イラン武装勢力への攻撃に加わった。米国の原油在庫も減少が続いている。

 カザフスタン産原油の輸出の大半を担うCPCを巡っても、安全性への懸念が残る。欧州の製油所は、CPCを通じて輸送される原油への依存度が高い。事情に詳しい関係者によると、CPCは31日、輸送を無期限で停止するかどうか協議した末、継続を決めた。一連の攻撃について犯行声明は出ていないが、ウクライナはロシア領の黒海でタンカーを攻撃したことがある。

 

 TP ICAPのエネルギーアナリストは「世界の需給は一段と引き締まり、米国の余剰原油や石油製品が需給調整に充てられている。その結果、数週間前と比べても、米国の原油在庫は実需ベースで一段と速いペースで減少している」と指摘。「要するに、米国の需給環境は全般に強気を示唆している」と述べた。

 

 

 

 金相場は反落。前日の円買い介入を受けた円相場の上昇が一服し、ドルが6営業日ぶりに持ち直したことが意識された。

 金スポット価格はこの日、1オンス=4050ドル近辺まで下落。ただ、7月は月間ベースで上昇を維持。月間での上昇は2月以来となった。ただ、年初来ベースでは金先物は5.39%の下落となっている。

 金相場は5ヵ月前にイラン戦争が始まって以降、2割超下落している。エネルギー価格の高騰でインフレ圧力が強まり、金利が高止まりするとの見方が広がっていることが、利息を生まない金には逆風となっている。もっとも、ここ数週間は押し目買いも入り、4000ドルの節目を上回って推移している。

 

 

7月31日 セクター別騰落率

 

週間 セクター別騰落率

 

月間 セクター別騰落率

 

年初来 セクター別騰落率

 NYダウ 52,208 +613.92 ( +1.19% )
 S&P500 7,437 +121.48 ( +1.66% )
 NASDAQ 25,122 +679.24 ( +2.78% )
 日経平均 64,362 +2,494.59 ( +4.03% )
 ドル/円(15:30) 160.34 -3.26 ( -1.99% )

 

7832 バンダイナムコ HD (300株) -130 -2.74 % -39,000 ( +231,300 )
8136 サンリオ (2000株) -81 -5.98 % -162,000 ( +751,400 )
7974 任天堂 (200株) -466 -5.72 % -93,200 ( +106,200 )
7011 三菱重工業 (600株) +28 +0.75 % +16,800 ( -24,000 )
7012 川崎重工業 (800株) +79.5 +2.96 % +63,600 ( +34,400 )
6702 富士通 (400株) -243 -6.23 % -97,200 ( +147,200 ) 1Q決算
6506 安川電機 (300株) +323 +7.11 % +96,900 ( -99,600 )
5016 JX金属 (300株) +457 +13.68 % +137,100 ( +140,700 )

GOOGL Alphabet (15株) -3.05 -0.91 % -45.75 ( +301 )
NU Nu Holdings (500株) +0.45 +3.21 % +225 ( +1,185 )
MSFT Microsoft (15株) +60.56 +15.51 % +908.4 ( +485 )

 

清算

5016 JX金属 (200株/3,883円) +543円 +108,600円 ( +111,000円 )

 

(日本)
'26. 7. 31 収支 +31,600円 ( +1,398,600円 )
'26. 7月間収支 +1,015,750円 15勝 7敗 勝率 68.1 %
2026 年間収支 +4,384,550円 82勝 59敗 勝率 58.1 %

 

(米国)
'26. 7. 30 収支 +1,087.6㌦ ( +1,972㌦ )
'26. 7月間収支 +1,380.0㌦ 12勝 9敗 勝率 57.1 %
2026 年間収支 +8,780.4㌦ 83勝 61敗 勝率 57.6 %

 

 

 30日のNY株式市場は大きく反発。マイクロソフトが決算を受け、急伸したほか、大手半導体銘柄が持ち直し、主要株価指数を押し上げた。強気相場を牽引してきたAIトレードにはなお上昇余地があるとの見方から、押し目買いが入った。

 

 フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は8.19%高と6営業日ぶりに上昇。前日にテクニカル上の調整局面に入っていたナスダック100指数は3.36%反発した。

 半導体株は月間ベースではなお21%安。2008年以来の大幅下落となる見通しだ。AI関連需要は依然として旺盛だが、激しいボラティリティーにさらされている。過去数カ月に株価が大きく上昇していたため、高い期待が織り込まれ、わずかな失望でも売りにつながりやすい。

 

 

 米国とイランは空爆の応酬で約5ヵ月に及ぶ戦闘が再び激化した。米軍はイラン軍の数十ヵ所を攻撃、イランはヨルダンやクウェートの基地を標的に報復したほか、エジプトではLNG運搬船2隻がドローン攻撃を受けるなど、戦火は中東全域へ拡大している。

 停戦交渉は継続しているものの両国の隔たりは大きく、ホルムズ海峡は閉鎖状態が続き、原油・LNG供給の減少やエネルギー価格の上昇、地域経済への深刻な影響が広がっている。

 

 

 

 マイクロソフトが15.51%急伸し、2008年10月以来の大幅高となった。これにより時価総額は約4500億ドル増加。増加額はエヌビディアが昨年記録した約4400億ドルの増加を上回り、史上最大となった。

 クラウド事業「Azure(アジュール)」の4-6月(第4四半期)売上高が前年同期比43%増加し、四半期ベースでは2022年初め以来の高い伸び率となったほか、今年の設備投資を従来の計画水準に維持する方針を示したことも買い安心感につながった。

 

 メタ・プラットフォームズは7.95%下落。7-9月(第3四半期)の売上高見通しが、市場予想を下回る内容となった。また、巨額のAI投資から利益が生まれる兆しについて、マーク・ザッカーバーグCEOは、その期待を持続させるような説明をほとんど示さなかった。

 

 

 この日の引け後には、アマゾン・ドット・コムとアップルが決算を発表した。

 

 アマゾン・ドット・コムが発表した4-6月(第2四半期)決算で、クラウド事業の売上高の伸びが5四半期連続で加速。AI需要拡大への対応に向けた積極投資が十分な成果を生まないのではないかとの投資家の懸念を和らげた。

 クラウド部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高は前年同期比37%増の422億ドルと、アナリスト予想406億ドルを上回った。AWSは売上高全体の約2割を占め、営業利益の大半を稼ぐ主力事業で、2021年10-12月(第4四半期)以来、最も高い増収率となった。

 アマゾンは2026年の設備投資額の見通しを、従来の2000億ドルから2200億ドルへ引き上げた。アンディ・ジャシーCEOは、その大半をAI関連に充てる考えを示し、「当社はAIの転換期において、極めて有利な立場にある」と強調した。

 こうした支出により、フリーキャッシュフローはマイナスとなった。四半期末までの過去12カ月間のフリーキャッシュフローは76億ドルの流出となった。

 株価は時間外取引で9%超上昇した。

 

 アップルの7-9月(第4四半期)の売上高見通しは9-11%増となる見通しを示したが、部品不足が重しとなり市場予想12.1%増を下回った。業界全体で続く供給制約の影響が想定以上に大きいことが示された。7-9月は「iPhone」の次期モデル発売直後の四半期となる見通し。

 同社はコンピューター向けプロセッサーの確保に苦戦しており、メモリー価格の高騰への対応にも追われている。この状況を受けて先月にはパソコン「Mac」とタブレット「iPad」を値上げした。

 供給不足により、Mac miniやMac Studioといった主力コンピューターの納期も長期化している。ティム・クックCEOは決算説明会で、供給制約が今四半期にMac、iPhone、iPadにさらに広がるとの見方を示した。また、為替変動も業績の伸びを抑制していると述べた。

 業績見通しへの失望感を背景に、同社の株価は時間外取引で6%超下落した。

 

 

 

 経済分析局(BEA)が発表した、2026年4-6月期(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率1.5%増と前四半期2.1%増から減速し、市場予想2.0%増を下回る伸びにとどまった。

 一方で個人消費は3.2%増と前四半期0.5%増から上向き、市場予想2.3%増も上回った。企業の設備投資は8.4%増と前四半期10.6%増からは減速したものの堅調な支出が継続した。

 貿易の変動は全体のGDPをゆがめることがあるため、エコノミストはより基調的な需要を示す民間国内最終需要に注目している。この指標は第2四半期に3.9%増加し、第1四半期の2倍を超える伸びとなり、2023年第1四半期以来の高い伸びを記録した。

 統計が浮き彫りにしたのは、イラン戦争による悪影響にもかかわらず堅調を維持している経済の姿だ。戦争を背景に物価は押し上げられ、センチメントは弱くなったものの、第2四半期終盤にはガソリン価格が低下し、税還付や企業による販売促進の追い風が家計の支出を助けた。

 

 GDP統計で設備投資は第2四半期も成長を牽引した。巨額のAI投資が引き続き重要な役割を果たし、工業や輸送関連の機器が需要を集めている。

 

 純輸出は第2四半期のGDP算出に対して1ポイントのマイナス寄与となった。新たな関税措置を控えた駆け込み輸入や、設備投資の急速な拡大など、複数の要因を反映した可能性が高い。

 在庫もGDPを0.67ポイント押し下げ、多くの企業が戦争を背景に在庫を取り崩したことを示唆している。

 BEAの報告によると、非住宅の設備投資は年率8.4%増加した。産業用機器への投資は2011年以来の大幅な伸びとなり、輸送機器への支出は2年ぶりの大幅増となった。情報処理機器およびソフトウエアへの支出も、伸びは鈍化したものの、引き続き力強く増加した。

 

 サンタンデールUSキャピタル・マーケッツの米国担当チーフエコノミストは、統計の詳細について「予想より著しく強い」と評価する。「エンジン全開とまでは言わないが、単なるAIブームのけん引だけではないことは確かだ」と述べた。

 

 

 

 米商務省が発表した6月の個人消費支出(PCE)価​格指数は、前月比0.1%低下と5月0.5%上昇から低下に転じ、市場予想と一致。2020年4月以来の低水準となった。前年同月比でも3.7%上昇と5月4.1%上昇から伸びが鈍化し、市場予想と一致した。5月は2023年4月以来の大幅な伸びを記録していた。ただ、伸びは前月から​鈍化したものの中東での戦​闘再燃で原油価格が上昇してお⁠り、この鈍化は一時的なも​のにとどまる可能性が高い。

 変動の大きい食品・エネルギーを除‌くコ⁠アPCE価格指数は、前月比で0.1%上昇と5​月0.3%上昇か​ら伸びが⁠鈍化し、市場予想0.2%上昇を下回った。前年同月比でも3.3%上昇と5月3.4%上昇から伸びが鈍化、予想とは一致した。

 個人消費支出は前月比0.3%増加と前月0.9%増から鈍化し、市場予想0.4%増を下回った。イン​フレ調整後の個人消費​支出⁠は0.4%増加と前月と同じ伸びとなった。

 個人所得は0.2%増と前月は0.7%増から鈍化し、市場予想0.3%増を下回った。インフレ調整​後の可処分所得は0.3%増加した。

 貯蓄率は2.7%と前月の2.8%か​ら低下し、22年6月以来の低水準となった。

 

 

 

 新規失業保険申請件数(7月25日終了週)は、前週比9000件増の19万7000件。市場予想20万1000件を下回った。前週は1969年終盤以来の低水‌準と⁠なっており、今回の増加は前週の落ち込みを部分的に打ち​消す形と​なっ⁠た。7月は自動車メーカーが一時​的に操業を停止す​るた⁠め、申請件数が振れやすい傾向があ⁠る。

 NYダウ 51,594 -1,153.18 ( -2.19% )
 S&P500 7,316 -112.63 ( -1.52% )
 NASDAQ 24,442 -433.97 ( -1.74% )
 日経平均 61,867 +433.24 ( +0.71% )
 ドル/円(15:30) 163.60 +0.05 ( -0.03% )

 

7832 バンダイナムコ HD (300株) -8 -0.17 % -2,400 ( +270,300 )
8136 サンリオ (2000株) +10.5 +0.78 % +21,000 ( +913,400 )
7974 任天堂 (200株) +159 +1.99 % +31,800 ( +199,400 )
7011 三菱重工業 (600株) -4 -0.11 % -2,400 ( -40,800 )
7012 川崎重工業 (800株) +9 +0.34 % +7,200 ( -29,200 )
6702 富士通 (400株) +58 +1.51 % +23,200 ( +244,400 )
6506 安川電機 (300株) -85 -1.84 % -25,500 ( -196,500 )

GOOGL Alphabet (15株) +3.00 +0.90 % +45 ( +347 )
NU Nu Holdings (500株) -0.64 -4.36 % -320 ( +960 )
MSFT Microsoft (15株) -2.81 -0.71 % -42.15 ( -423 )

 

新規

5016 JX金属 (500株/3,328円) +12円 +6,000円 ( +6,000円 )

清算

6702 富士通 (200株/3,902円) +58円 +11,600円 ( +122,200円 )
6506 安川電機 (100株/4,520円) -109円 -10,900円 ( -67,900円 )

 

(日本)
'26. 7. 30 収支 +59,600円 ( +1,421,300円 )
'26. 7月間収支 +984,150円 14勝 7敗 勝率 66.6 %
2026 年間収支 +4,352,950円 81勝 59敗 勝率 57.8 %

 

(米国)
'26. 7. 29 収支 -317.1㌦ ( +884㌦ )
'26. 7月間収支 +292.4㌦ 11勝 9敗 勝率 55 %
2026 年間収支 +7,692.8㌦ 82勝 61敗 勝率 57.3 %

 

 

 29日のNY株式市場は大きく下落。FOMCが利上げを見送った一方、当局者の間で利上げ支持が広がっていることが示唆されたことから、相場は乱高下した。

 ハイテク銘柄の比重が大きいナスダック100指数は2.06%安。6月2日に付けた最高値から11.3%下落し、テクニカル上の調整局面入りとなった。

 フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5.33%下げて、5営業日続落。6月22日に付けた最高値から28.6%下落している。

 

 

 トランプ大統領は29日、ヨルダンの米軍基地が攻撃を受けた報復として、イランを「激しく攻撃する」「痛い目に遭うだろう」と述べた。最近は戦闘が小康状態だったが、中東では再び緊張が走った。

 28日夜には米軍がイランから攻撃を受けたと明らかにし、数日間続いていた攻撃の停止は終わりを迎えていた。一方、イラン国営IRIBニュースは29日、米国がイランの西アゼルバイジャン州の1ヵ所を攻撃したと報じた。

 イランのメディアは、イスラム革命防衛隊(IRGC)が「米国の攻撃的な行動」への報復としてヨルダンの基地を標的にしたと報じたが、詳細は明らかにしなかった。

 米国とサウジアラビアはまた、イラク国内でイランの支援を受ける武装勢力を攻撃した。これに先だって、サウジアラビアは、同国の石油施設を狙ってイラクの武装勢力が発射したドローンを迎撃したと発表していた。イラクのシーア派民兵組織「人民動員隊(PMF)」によれば、米国とサウジアラビアによる攻撃で20人が死亡した。メヘル通信によると、IRGCの隊員4人も死亡した。

 

 

 個人投資家の売買動向にも注目が集まっている。バンダ・リサーチによると、28日には「新型コロナ禍に伴う相場急落以来最大となる個別株の売り越し」を記録した。売りはメモリー関連株に集中したとし、「売り越し額上位8銘柄だけで市場全体の純流出額を上回った。それ以外の個別銘柄全体では買い越しだったことを意味する」と分析した。

 

 

 

 引け後には、マイクロソフトやメタ・プラットフォームズが決算を発表。投資家からの評価は割れた。

 

 マイクロソフトはクラウド事業「Azure(アジュール)」の4-6月(第4四半期)売上高は前年同期比43%増加。2022年初め以来で最も高い四半期ベースの伸び率となり、市場予想平均の約40%増を上回る伸びとなった。26年6月通期では、初めて1000億ドルを突破した。

 エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)はアナリスト向け説明会で、クラウド事業の売上高の伸びが今四半期にさらに加速し、約45%に達すると予想。「需要は引き続き供給能力を上回っている」と述べた。

 フッド氏はまた、同社が今年の設備投資を従来の計画水準に維持する方針を示した。これを受け、時間外取引で約8%上昇した。巨額投資への懸念から、株価は29日の通常取引終値まで年初来約19%下落していた。

 同社全体の売上高は18%増の900億ドルと、市場予想平均の877億ドルを上回った。1株利益は4.81ドルで、市場予想の4.25ドルを上回った。このうち1株当たり33セントは、AI開発企業アンソロピックへの投資の評価益が寄与した。

 

 メタ・プラットフォームズが発表した7-9月(第3四半期)の売上高見通しが、市場予想を下回る内容となり、AIへの巨額投資を巡る投資家の懸念が一段と強まった。

 7-9月期の売上高は610億-640億ドルの見通し。見通しの中央値はアナリスト予想平均の632億ドルを下回った。メタは広告事業で、データセンターやスマートグラスを含むAI関連製品・インフラへの大型投資を賄っている。

 投資家の間では、メタがAI投資を最終的にどう回収するのかとの疑問が広がっている。今年に入り、マーク・ザッカーバーグCEOが設備投資計画の上限を1450億ドルまで引き上げた際には、投資家の警戒感が強まった。メタは29日、通期の設備投資見通しを1300億-1450億ドルとした。上限は据え置く一方、下限を従来の1250億ドルから1300億ドルへ引き上げた。

 4-6月期のフリーキャッシュフローは7億8400万ドルに落ち込み、2022年7-9月期以来の低水準となった。SNS企業からAI企業への転換が背景にある。

 株価は時間外取引で一時7%超下落した。年初来では11%下落している。

 

 スマートフォン用半導体で世界最大手のクアルコムは、今四半期の利益見通しについて市場予想を下回る弱気な見方を示した。部材不足やコスト上昇が打撃になっていることが浮き彫りになった。

 クアルコムは、想定以上にスマートフォン市場の低迷の影響を受けている。同社はコスト上昇分の一部を顧客に転嫁していると説明。これにより、利益率は時間の経過とともに回復するとの見方を示した。

 同社は、アンドロイド搭載スマートフォン向け売上高が2026年度に約20%減少すると予想している。また、アップルからの受注減少が想定以上のペースで進んでいると警告。アップルは、クアルコム製半導体から自社設計半導体への切り替えを進めている。

 一方で明るい材料として、同社は中国のスマートフォンメーカー向け端末関連売上高について、「第3四半期に底を打ち、第4四半期には前四半期比で2桁成長に回帰する」との見方を示した。

 株価は時間外取引で4%超下落した。

 

 

 

 FOMCは28-29日に開いた定例会合で、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を3.5-3.75%のレンジに据え置いた。据え置きは5会合連続。ただ、ダラス連銀のローガン総裁、クリーブランド連銀のハマック総裁、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁の3人は、0.25ポイントの利上げを主張して反対票を投じた。

 投票結果は意見の相違を映し出し、再燃するインフレを抑えるには利上げが必要との認識が一部当局者の間で強まっていることが示された。

 ウォーシュFRB議長は「一部の家計や企業、市場関係者の間では、5年にわたる高インフレを受けて、FRBは2%を超えるインフレ率を事実上容認しているとの誤った認識が根強く残っている」と指摘。「改めて強調したい。インフレの緩やかな目標など存在しない。少なくとも、この委員会の下では、暗黙の緩やかな目標も存在しない」と述べた。

 

 ウォーシュ議長はインフレ率をFRBの目標である2%へ戻す方針を掲げているが、そのために利上げを実施するとは明言していない。29日の記者会見で、この点について問われると、利上げの可能性に従来より踏み込んだ発言をした。

 議長は「インフレ率が見通し期間を通じて高止まりするようであれば、金利はその対応策の一つになり得るが、それだけが手段というわけではない」と述べた。

 今回利上げを見送った理由については、前回会合以降、市場金利が上昇しており、市場が中央銀行の役割の一部を果たしているとの認識を示した。その背景として、将来の政策金利見通しに関するガイダンスを縮小する自身の判断を挙げた。

 さらに「市場に影響を与えようとする姿勢を一部後退させたことで、市場は自ら判断を下した」と説明。「米国債の利回り曲線全体で名目金利に対する市場の見方は上方修正された」と述べた。

 

 ウォーシュ議長率いるFRB当局者はインフレ抑制への強い姿勢を改めて強調したものの、声明文は、前回6月会合後に公表された内容とほぼ同一だった。

 経済活動は、中東紛争に一部起因する高い不確実性があるにもかかわらず、「堅調なペース」で拡大しつつあるとの認識を繰り返したほか、設備投資と生産性の伸びが力強いとの見方も維持した。インフレ率については、2%目標に比べて高止まりしているとの判断を維持。FOMCは「物価安定を実現する」との文言を維持した。

 

 

 

 国債利回りは、9月利上げ観測が後退したのを受け、金融政策に敏感な2年債利回りは低下。一方、インフレ懸念から30年債利回りは急上昇し、2007年以来の高水準となった。2年債利回りは1.5bp低下の4.27%、10年債利回りは7.3bp上昇の4.68%。30年債利回りは11.2bp上昇の5.20%。

 

 ウォーシュ議長は声明発表後の記者会見で、金利据え置きは金融当局が対応を怠っていることを意味するものではないと強調し、インフレ抑制に引き続き取り組む姿勢を改めて示した。

 ウォーシュ氏は、市場は今後、経済指標からのシグナルに基づいて、より自由に相場を形成するようになるとの考えを強調。フォワードガイダンスを抑制したことで、「市場参加者は審判ではなく、ボールを見てプレーすることを学びつつある」と述べた。また、前回の記者会見以降に金融環境が引き締まったことについて、「インフレ対応を実現する能力と手段があることに安心感を与えてくれた」と語った。

 

 金利スワップ市場では現在、9月の次回会合での米利上げ確率を約60%とみている。12月の利上げは完全に織り込まれている。

 

 米財務省が来週公表する四半期定例入札に関する声明について、JPモルガン・チェースのストラテジストは、国債発行額の拡大を示唆する方向への文言変更を見送る見通しだと指摘した。中間選挙を前に債券市場を動揺させる事態を避ける狙いがあるという。
 「11月の中間選挙まで残り3カ月となる中、長期債利回りは上昇を続けている」と指摘。「ベッセント財務長官が長期債利回りの引き下げを重視していることを踏まえれば、財務省は長期国債の増発が近づいていることを明確に示すのは避けたいと考える可能性がある」と続けた。

 

 

 

 原油先物相場は4営業日ぶりに急反発。WTIは5.20ドル(6.56%)高の84.46ドル。北海ブレント先物は6.65ドル(7.91%)高の90.74ドル。中東での空爆が再燃したうえ、米政府統計で国内原油在庫が数年ぶりの低水準に落ち込んだことが示され、供給減少への懸念が強まった。

 原油相場は今月、大きく乱高下している。一時は米国とイランの敵対関係が再び激化し、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が対サウジ海上封鎖を表明したことで、戦闘が紅海へ拡大するとの懸念が広がり、原油価格は急騰した。しかし、その後は緊張緩和を受けて下落に転じていた。

 投資家は、戦争終結に向けた外交の動きに加え、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡などで混乱がなお続いている兆候にも注目している。

 北海ブレントのコールスキュー(将来の原油価格上昇に賭けるコールオプションに支払うプレミアム)は、4月下旬以来の高水準となった。

 

 米エネルギー情報局(EIA)が29日公表したデータによれば、先週の米原油在庫は720万バレル減と、6月中旬以降で最大の減少幅。欧米の供給余力が限界に近づきつつあるとの懸念を裏付けた。一方で、留出油の在庫は増加。製油所が燃料生産を最大化するため、高い稼働率を維持したことが背景にある。

 ホワイトハウスは燃料価格の抑制に向け、戦略石油備蓄(SPR)の放出を続けており、備蓄量は1980年代以来の低水準となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 日経平均は3日ぶり反発。前日の米株安を受けた売りが先行したが、前日に好決算を発表したアドバンテストが急伸し、AI・半導体株全体に見直し買いが波及した。半導体株比率が高い韓国総合株価指数(KOSPI)に連動する場面が多く、KOSPIが強含んだ場面ではリスク許容度が回復した海外投機筋による日経平均先物への買いが加速し、上げ幅は一時1400円を超えた。

 

 175円安でスタートした後、前場中盤に1490円高​の6万2924円まで上昇。前日に決算を発表したアドバンテストが大幅高となり、​指数を押し上げた。

 後場に入ってからは上げ幅を縮小する場面⁠もあったが、大引けにかけては小幅高で一進一退が継続。30日、31日と国内で大手半導体​企業の決算発表を控え、様子見ムードが広がった。物色面では、決算を手掛かりにし​た売り買いが活発となった。

 

 アドバンテストは10.85%高で終え、1銘柄で日経平均を約660円押し上げた。日経平均は前日までの2日間で3500円近く下落していたため、短期目線の投資家による自律反発狙いの買いも入りやすかった。30日朝の韓国サムスン電子の決算内容に安心感が広がったことも、AI関連銘柄や日経平均先物への買いを誘った。

 

 朝方の日経平均の下げ幅は300円を超える場面があった。29日の米株式市場で主要株価指数は大きく下落。米国とイランの衝突激化や、FRBの金融政策の不透明感から売りが膨らんだ。

 午後はKOSPIも下落に転じ、東京市場でも主力銘柄の一角に戻り待ちの売りが出て日経平均は伸び悩んだ。

 

 TOPIXは0.54%安と反落。プライム市場売買代金は12兆6645億円。値上がり534(34%)、値下がり993(63%)、変わらず28銘柄。

 グロース市場250指数は0.13%高と3日ぶりに小幅反発。日経平均が反発し、グロース250指数も連れ高した。もっとも、国内の長期金利が上昇するなか、PERの高いグロース株の多い新興市場には相対的な割高感を意識した売りが出やすかった。

 

 NYダウ 52,747 +537.24 ( +1.03% )
 S&P500 7,428 +15.60 ( +0.21% )
 NASDAQ 24,876 -55.17 ( -0.22% )
 日経平均 61,434 -930.73 ( -1.49% )
 ドル/円(15:30) 163.55 -0.16 ( -0.10% )

 

7832 バンダイナムコ HD (300株) +225 +4.98 % +67,500 ( +272,700 )
8136 サンリオ (2000株) +52.5 +4.07 % +105,000 ( +892,400 )
7974 任天堂 (200株) +327 +4.27 % +65,400 ( +167,600 )
7011 三菱重工業 (600株) -65 -1.71 % -39,000 ( -38,400 )
7012 川崎重工業 (800株) ±0 ±0.00 % ± 0 ( -36,400 )
6702 富士通 (600株) +144 +3.89 % +86,400 ( +331.800 )
6506 安川電機 (400株) -127 -2.67 % -50,800 ( -228,000 )

GOOGL Alphabet (15株) +7.15 +2.19 % +107.25 ( +302 )
NU Nu Holdings (500株) +0.15 +1.03 % +75 ( +1,280 )
MSFT Microsoft (15株) +4.25 +1.09 % +63.75 ( -380 )

 

新規・清算取引なし

 

 

(日本)
'26. 7. 29 収支 +234,500円 ( +1,361,700円 )
'26. 7月間収支 +924,550円 13勝 7敗 勝率 65 %
2026 年間収支 +4,293,350円 80勝 59敗 勝率 57.5 %

 

(米国)
'26. 7. 28 収支 +246.0㌦ ( +1,201㌦ )
'26. 7月間収支 +609.6㌦ 11勝 8敗 勝率 57.8 %
2026 年間収支 +8,010.0㌦ 82勝 60敗 勝率 57.7 %

 

 

 28日のNY株式市場は高安まちまち。半導体銘柄から景気敏感株への資金シフトの動きが加速し、S&P500種株価指数は上昇。堅調な企業決算や原油価格の下落も追い風になった。

 

 時価総額の影響を除いたS&P500種均等加重指数は過去最高値を更新。

 一方、半導体株は売られ、ナスダック100指数はテクニカル上の調整局面入り目前となった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.49%安。AIブームの持続性を巡る懸念が強まり、半導体株は月間ベースでは2002年以来の大幅安となる見通しとなっている。前四半期に過去最高の上昇率を記録していたこともあり、AIへの巨額投資が高いバリュエーションを正当化できるのか懐疑的な見方が強まっている。

 

 

 半導体株の売りは、市場で最も資金が集中していた投資テーマの一つに対する投資家心理が急速に冷え込んだことを浮き彫りにした。29日にはマイクロソフトとメタ・プラットフォームズ、30日にはアップルとアマゾン・ドット・コムが決算を発表する予定。

 

 

 

 国債利回りは3日連続で低下。米国とイランの協議進展で中東地域でのタンカー航行が再開されるとの期待から、原油価格が大幅に下落し、米国債相場を押し上げた。2年債利回りは4.3bp低下の4.28%、10年債利回りは4.5bp低下の4.60%、30年債利回りは4.6bp低下の5.09%。

 金利スワップ市場では、FRBが今週利上げに踏み切る確率をなお約40%と織り込んでいる。9月の利上げは完全に織り込まれている。

 

 最近の米国債相場の上昇にもかかわらず、ブルームバーグの米国債指数の月初来リターンはなお0.8%のマイナスとなっている。投資家は中東情勢が世界のインフレや景気に及ぼす影響を引き続き警戒している。トランプ大統領はイランとの戦闘終結に向けた外交協議に言及する一方、戦闘再開の可能性についても警告し続けている。

 こうした不透明感は、ウォーシュFRB議長就任後2回目となる今週のFOMCを前に、市場で明確なコンセンサスが形成されていない一因だ。ウォーシュ氏は金融政策の先行きを示唆する発言を意図的に避けている。

 エコノミストの大半は政策金利の据え置きを予想しているものの、FRBで投票権を持つメンバーの一部が利上げを主張して反対票を投じる可能性がある。

 

 市場からは「極めて異例の状況だ」との指摘。「過去10年ほどを振り返ると、FRBは政策変更の方向性を事前に十分示唆してきた。投資家は金融政策の先行きについて手掛かりを示さないウォーシュ体制への対応を迫られている」との声が聞かれた。

 

 

 

 原油先物相場は3日続落。WTIは3.35ドル(4.06%)安の79.26ドル。北海ブレント先物が4.27ドル(4.83%)安の84.09ドル。米国とイランが互いに攻撃を控え、中東情勢の緊張緩和への期待が強まり、売りが優勢となった。

 トランプ大統領がワシントンでイスラエルのネタニヤフ首相と会談する予定を前に、和平協議に向けた進展への期待から持ち高調整が進んだ。トランプ氏は前日、イランとの協議が進展する「十分な可能性がある」と述べていた。

 

 CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダーは、破綻した過去の覚書(MOU)に言及した上で、「今日の値動きは、イランと湾岸協力会議(GCC)との間で、新たなMOU、あるいはより広範な緊張緩和の枠組みがまとまるとの期待が再び高まったことが背景にある」と指摘。「今回の動きは、原油の実需改善というよりも、ポジション調整や市場心理に大きく左右されている」と述べた。

 

 原油相場は今月、大きく変動している。当初は米国とイランの対立が再び激化し、戦闘が紅海に拡大したことを受けて急上昇した。その後は緊張緩和を背景に、ここ数日で急落。ただ、ホルムズ海峡を通過するタンカーの航行はなお正常化しておらず、市場参加者は引き続き慎重な姿勢を維持している。

 最近の相場急落は複数のテクニカル要因によって増幅されている。データによるとトレンドフォロー型の商品投資顧問業者(CTA)の北海ブレント原油の買い持ち比率は28日時点で62%と、27日終了時点の73%から大幅に低下した。価格下落が続けば、さらに強気ポジションが解消される公算が大きい。

 

 ただ、中東情勢の緊張は依然として続いている。サウジアラビアのエネルギー施設を捉えた衛星画像では、最近の攻撃を受けて複数の地点から煙が上がっている様子が確認された。攻撃による影響はなお明らかになっておらず、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジへの攻撃再開を表明して以降、サウジ政府もエネルギー生産への影響についてコメントしていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 日経平均は続落。5月20日(5万9804円41銭)以来約2ヵ月ぶりの安値となった。日経平均は前日に2500円超下落したとあって朝方は自律反発狙いの買いが先行したものの、買い一巡後は次第に売りが優勢になった。

 韓国総合株価指数(KOSPI)が午後にサーキットブレーカーが発動され一段安となる場面では、東京市場でもAI・半導体関連銘柄に売りが膨らみ、日経平均の下落幅は一時1900円を超えた。

 

 369円高と反発して寄り付き、773円高の6万3138円まで上昇した。韓国SKハイニックスの第2四半期(4-6月)決算を受けた株価の初期反応が買いとなったことが安心感につながった。ただ、SKハイ​ニックス株の上昇は短時間で失速してマイナスに転じ、一時19%安に下げを拡大。サム​スン電子株もつれ安となり、韓国KOSPIは一時12.6%急落。その後は下げ幅を縮小し5.98%安で終えた。

 

 国内のAI・半導体関連株も総じて大幅安となり、日経平均の下げを主導。引き続き韓国株との連動性が高く、午後には1916円安の6万448円まで下げ幅を拡大したが、​大引けにかけて韓国株が下げ渋ると日経平均も下げ幅を縮めた。

 

 28日の米株式市場でナスダック総合は5日続落し、約3ヵ月ぶりの安値まで下落した。半導体メモリー関連が大幅安となった。

 28日夕に四半期決算を発表した半導体製造装置のKLAが同日夕の米株式市場の時間外取引で急落したことから、日本の半導体関連株の重荷となった。外資系証券の目標株価引き下げが観測されたキオクシアは一時15%超下落したほか、イビデンやスクリンも大幅安となった。

 

 熊本県で28日に最大震度7を観測した地震に関連して、工場の設備に被害が出た日本紙や事業所の稼働を停止している東京エレクトロンなどが売られた。

 熊本県では2016年4月に発生した震度7の熊本地震では自動車関連の工場などに被害が出た。現在は台湾積体電路製造(TSMC)など半導体関連の集積も進んでおり、半導体関連のサプライチェーンへの影響を懸念する見方が出ている。

 市場では「世界的な半導体株安のなかで熊本での地震が重なったことは半導体株の売り材料にされやすい」との声が聞こえた。

 

 中東情勢の緊張が再び高まったことも投資家心理を悪化させた。米中央軍が28日、中東に駐留する部隊がイランから複数の弾道ミサイルの攻撃を受けたが、全て迎撃したと発表した。

 イエメンの親イラン武装組織フーシが紅海でサウジアラビアの石油タンカーに弾道ミサイルを発射したと表明したと報じられた。日本時間29日午前の取引で米WTIの期近物が一時83ドル台と、前日の清算値から5%上昇する場面があった。

 

 一方、日本市場全​体では「底堅さもうかがわれる」との見方もあった。東証プライム市場の値下がり銘柄数は全体の約3割にとどまり、TOPIXは小幅ながら反発して終えた。

 AI・半導体関連株からディフェンシブ銘柄への資金シフトが意識された。日経平均とTOPIXの比率を示すNT倍率は15.46倍に低下し、200日移動平均線を下回った。

 

 TOPIXは0.26%高と反発。プライム市場の売買代金は13兆1999億円と6月23日(13兆7350億円)以来の大きさとなった。値上がり1044(67%)、値下がり491(31%)、変わらず23銘柄。

 グロース市場250指数は1.54%安と続落。2025年12月以来7ヵ月ぶりの安値水準となった。AI・半導体関連株への売りで日経平均が一時1900円あまり下げるなど投資家心理が悪化し、新興株にも売りが優勢だった。グロース市場では宇宙関連の下げが目立った。

 

 NYダウ 52,210 +262.83 ( +0.51% )
 S&P500 7,413 +1.20 ( +0.02% )
 NASDAQ 24,932 -43.74 ( -0.18% )
 日経平均 62,364 -2,566.27 ( -3.95% )
 ドル/円(15:30) 163.70 +0.13 ( +0.08% )

 

7832 バンダイナムコ HD (300株) +103 +2.33 % +30,900 ( +205,200 )
8136 サンリオ (2000株) +45 +3.61 % +90,000 ( +787,400 )
7974 任天堂 (200株) +228 +3.07 % +45,600 ( +102,200 )
7011 三菱重工業 (600株) -86 -2.21 % -51,600 ( +600 )
7012 川崎重工業 (800株) -60 -2.19 % -48,000 ( -36,400 )
6702 富士通 (600株) +218 +6.26 % +130,800 ( +245,400 )
6506 安川電機 (400株) -501 -9.53 % -200,400 ( -177,200 )

GOOGL Alphabet (15株) +6.82 +2.13 % +102.3 ( +195 )
NU Nu Holdings (500株) +0.44 +3.12 % +220 ( +1,205 )
MSFT Microsoft (15株) +7.40 +1.94 % +111 ( -444 )

 

新規・清算取引なし

 

 

(日本)
'26. 7. 28 収支 -2,700円 ( +1,127,200円 )
'26. 7月間収支 +690,050円 12勝 7敗 勝率 63.1 %
2026 年間収支 +4,058,850円 79勝 59敗 勝率 57.2 %

 

(米国)
'26. 7. 27 収支 +433.3㌦ ( +955㌦ )
'26. 7月間収支 +363.6㌦ 10勝 8敗 勝率 55.5 %
2026 年間収支 +7,764.0㌦ 81勝 60敗 勝率 57.4 %

 

 

 27日のNY株式市場は小幅に高安まちまち。朝方には買いが先行し、3指数ともに1%前後上昇していたが、その後は前週末の終値を挟んだ動きとなった。

 S&P500構成銘柄の326銘柄(64.8%)は上昇したものの、半導体銘柄の売りに押された。

 

 

 フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.23%安。一時は5.1%下げる場面もあった。エヌビディアが総額7500億ドル超に上る可能性がある新たなAIインフラ関連案件を進める中、同社のデフォルト(債務不履行)に備えるクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の保証コストは急上昇した。

 

 欧州市場でオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが8.42%急落したことも響いた。中国政府系企業が液浸型深紫外線(DUV)露光装置の製造を開始したとの報道をきっかけに、半導体製造装置銘柄が軒並み売られた。

 

 

 中国が国内で開発した液浸型深紫外線(DUV)露光装置の製造を開始したと、米ニュ​ースサイトのインフォメーションが27日報‌じた。同装置はオランダの半導体製造装置大手ASMLが長年、市場を独占してきた。

 報道によると、これらの装置​は年内に中芯国際集成電路製造(SMIC)、華虹半導​体、長鑫存儲技術(CXMT)など中国の大手⁠半導体メーカーに納入される見通し。

 今回の技術的進歩は将来的に中国市場でASMLの立場を脅かす可能性がある。ただ、同シス​テムは性能や信頼性の面で依然として劣り、​量産化にはさらなる試験が必要とされ、当面はASMLの優位‌性は⁠揺るがないとみられている。

 当初の生産は限定的で、今年は約5台、2027年には約20台となる見込み。液浸型DUV装置はシリコンウエハーに回路パターンを転写する装置で、輸出​規制により極​端紫外線(EUV)⁠露光装置の調達が絶たれた中国の半導体メーカーにとって、利用​可能な最先端の露光装置となってい​る。中国は国⁠産EUV装置の開発も進めているものの、依然として試作段階にとどまる。

 米国が外国製露光装置の対中輸⁠出・​保守サービスに対する規制​強化を検討する中、今回の技術は中国の半導体メーカーに​重要装置の代替調達先を提供する可能性がある。

 

 

 

 トランプ大統領は27日、米国とイランが中東での紛争終結に向けた外交協議を進めていると明らかにした。ただ、交渉が合意に至らなければ、双方は再び戦闘に戻ると警告。「何かがまとまる可能性は十分ある。そうなれば、それでいい。まとまらなければ、我々はこれまでしきたことを再開するだけだ」と述べた。

 トランプ氏はこれまで、イランへの「大規模」攻撃を繰り返し警告してきた。今回の発言は、当面の軍事的エスカレーションへの懸念を和らげるものとなった。もっとも、同氏はこれまでも「協議は進展しており、合意は近い」と繰り返し述べてきたが、その後も戦闘は続いた。

 

 米国とイランは26日夜まで、3夜連続で互いへの攻撃を見送った。ただ、米国とイランの間で実質的な交渉が行われていたかどうかは明らかではない。
 イラン外務省のバガエイ報道官は27日、「仲介国が現在の情勢に関する米国側のメッセージを伝える可能性はある」としつつも、正式な交渉は現在行われていないと述べた。
  一方、イランとオマーンの交渉担当者は、ホルムズ海峡の航行再開に向けた合意を目指し、協議を重ねている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

 

 ただ中東地域の緊張はなお高い。イエメンを拠点とする親イラン武装組織フーシ派は27日、サウジアラビアの石油施設をドローンで攻撃したと主張したが、攻撃の時期については明らかにしなかった。サウジアラビアは25日朝以降、イエメン側からの攻撃について発表していなかったが、27日、イラクから石油施設に向けて発射された複数のドローンを迎撃したと発表した。

 アクシオスは26日、米中央軍のブラッド・クーパー司令官が空爆は効果の限界に達したとして停止を勧告したと、地域関係者の話として報じた。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、軍事顧問らがホワイトハウスに対し、迎撃ミサイルの在庫が減少していることを理由に紛争をエスカレートさせないよう進言したと報じた。

 

 イラン軍は、トランプ氏が攻撃を見送る決定を受け、中東地域の米軍基地や部隊への報復攻撃を停止したと明らかにした。イランは、米国が攻撃を見送るまでの約2週間、クウェートやバーレーン、ヨルダンなどにほぼ連日攻撃を仕掛けていた。

 一方で、イランはホルムズ海峡の扱いに変更はないとしており、通航前に許可を得ていない商船を標的とする可能性が高い。ホルムズ海峡を通航する船舶の数は、ごくわずかな水準のままだ。米国もイランの港湾に対する封鎖を維持している。

 イラン国営テレビは27日、イラン当局がオマーン沿岸に近い南側航路を航行していた6隻の船舶を引き返させたと報じた。また、事情に詳しい当局者の話として、このうち1隻で「事案」が発生したとしている。

 イラン外務省報道官は27日、「我々は米国が戦争のタイミングを決めることをこれまでも、今後も許さない。国益上必要であれば、いつでも自衛する。適切と判断すれば、外交手段も必ず用いる」と語った。

 

 

 

 トランプ大統領は27日、‌米国の政策金利は世界で最も低水準にあるべきだと述​べ、FRB​に対し利下げを求めた。

 ト⁠ランプ氏は「金利は引き下げられなければならない。​米国より金利が低い​国々がある。米国の金利は世界で最‌も低⁠水準にあるべきだ」と述べた。

 5月に就任したウォーシュFRB議長については「素​晴らしい​人物だが、⁠ウォーシュ議長には理事会があり、​その理事会のメンバ​ーは⁠極めて政治的だ」と指摘。自身はウォーシュ氏が⁠何を​したいと考え​ているか理解していると語った。

 

 

 

 国債利回りは低下。米国が対イラン攻撃を一時停止して原油価格が下落したことや、FOMC会合を前にこの日実施された2年債入札(690億ドル規模)が堅調な需要を集めたことで、国債価格が押し上げられた。2年債利回りは1.0bp低下の4.32%、10年債利回りは3.0bp低下の4.65%、30年債利回りは2.4bp低下の5.13%。

 市場ではFRBが今週利上げに踏み切る確率をなお約3分の1と見込んでいる。ただ、足元の利回り上昇を受けて2年債入札には旺盛な需要が集まった。一方、同日実施された5年債入札への需要は振るわなかった。

 7月利上げの可能性を巡り、市場は依然として不確実性が高い状態にある。翌日物金利スワップ(OIS)は、FRBが今週の会合で0.25ポイントの利上げを実施する確率をなお4割近く織り込んでいる一方、エコノミストはほぼ全員が据え置きを予想している。市場では9月までの利上げが完全に織り込まれている。

 

 

 

 原油先物相場は続落。7月中旬以来、3ヵ月超ぶりの大幅安となった。WTIは6.70ドル(7.50%)安​の82.61ドル。北⁠海ブレントが8.42ドル(8.70%)安の88.36ドル​。

 米国とイランは3夜連続で互いへの攻撃を見送り、原油供給の逼迫懸念が和らいだ。一時混乱していたカザフスタンの原油輸出ターミナルでタンカーの積み込みが再開されたことも材料視された。

 原油相場は、米国が13夜連続で行ってきた対イラン攻撃を先週金曜日以降見送っていることを受けて下落した。イランも報復を控える姿勢を示し、ホルムズ海峡を巡ってオマーンと協議した。一方、サウジアラビアはその後、石油施設を狙ってイラクから飛来したドローンを迎撃したと明らかにした。

 トランプ大統領は、ニュースサイト「アクシオス」とのインタビューで、イランへの攻撃を一時停止したのは、交渉に改めて機会を与えるためだと述べた。その後、記者団に対し、イランとの協議で「何かがまとまる可能性は十分ある」と語った。

 原油先物は月初から20%超上昇している。イエメンを拠点とする親イラン武装組織フーシ派が、紅海経由のサウジ産原油の輸出を脅かしているためだ。紅海は、戦争によってホルムズ海峡を通る輸送に支障が生じて以降、代替ルートとして重要性を増している。5ヵ月に及ぶ紛争は、原油在庫の減少や燃料価格の上昇を通じて、インフレ加速への懸念を強めてきた。

 先週の原油価格上昇を受け、相場下落を見込む弱気の投資家が売り持ちを積み増した。米商品先物取引委員会(CFTC)が24日に公表した建玉データで明らかになった。

 TDセキュリティーズの商品戦略グローバル責任者はCFTCのデータについて、「投資家は在庫が危機的な水準まで減少するとの懸念から買い持ちを積み増した一方、本格的な戦争は回避されるとの見方から、それを上回るペースで売り持ちを増やした」と説明。その上で、「原油価格の高騰は米国にとって政治的な負担が大きい。さらに、迎撃ミサイルの不足が伝えられていることも、軍事的なエスカレーションを難しくしている」と述べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 日経平均は急反落。約2ヵ月ぶりの安値水準を付けた。28日の韓国総合株価指数(KOSPI)急落や27日の米半導体株安を受けて半導体メモリー大手のキオクシアをはじめとする半導体関連銘柄が軒並み売りに押され、日経平均の下げ幅は一時3000円を超えた。

 

 391円安でスタートした後、下げ幅を拡大し、3007円安の6万1923円まで下落。日経平均が6万2000円を割り込むのは、5月22日以来となった。指数寄与度の大きい半導体​関連銘柄の下げが継続し、相場を押し下げた。

 後場中盤以降、日​経平均は下げ渋ったが、6万2300円近辺を軸に軟調な推移が継続。一方、内需株の一角が買われ、グロース株からバリュー株への資金シフトが続いているとの見方があった。

 

 この日の韓国株式市場でKOSPIが10.84%急落。一時は取引を中断する「サーキットブレーカー」が発動された。27日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2.23%安となった。

 中国企業との競争激化懸念もあって半導体装置株が売られた。半導体メモリー大手のキオクシアは節目の5万円を割り込み、ストップ安水準で配分された。

 

 米ニュースサイトのジ・インフォメーシ​ョンによると、中国は国内で開発した液浸型深紫外線(DUV)露光装置の製造⁠を開始した。前日の海外市場では、オランダの半導体製造装置大手ASMLが急落した。

 DUV露光装置はASMLのほか、ニコンやキヤノンが主な供給元となっている。

 

 ゴールドマン・サックス証券のブルース・カーク氏は、日本株相場が急落した2024年夏の再来への備えが必要と警告したうえで、ヘッジファンドの日本株に対するエクスポージャー(資産残高)の動向や、信用取引による買い残高の多さから「株式の持ち高は、2年前と比較して大幅な調整に対してより脆弱な状態だ」と指摘した。

 

 TOPIXも2.52%安と大幅反落。プライム市場の売買代金は9兆1959億円。値上がり480(30%)、値下がり1047(67%)、変わらず31銘柄。

 グロース市場250指数も2.64%安と反落。1月5日に付けていた677.63を下回って年初来安値を更新した。プライム市場の主力のAI・半導体株が軒並み安となったことで個人の投資家心理が悪化し、新興市場銘柄にも売りが波及した。

 

 NYダウ 51,947 +235.60 ( +0.46% )
 S&P500 7,411 +3.68 ( +0.05% )
 NASDAQ 24,975 -161.87 ( -0.64% )
 日経平均 64,931 +320.04 ( +0.50% )
 ドル/円(15:30) 163.56 -0.22 ( -0.14% )

 

7832 バンダイナムコ HD (300株) +308 +7.49 % +92,400 ( +174,300 )
8136 サンリオ (2000株) +86 +7.42 % +172,000 ( +697,400 )
7974 任天堂 (200株) +462 +6.63 % +92,400 ( +56,600 )
7011 三菱重工業 (600株) -54 -1.37 % -32,400 ( +52,200 )
7012 川崎重工業 (800株) -51 -1.83 % -40,800 ( +11,600 )
6702 富士通 (500株) +203 +6.19 % +101,500 ( +107,000 )
6506 安川電機 (400株) +140 +2.74 % +56,000 ( +23,200 )

GOOGL Alphabet (15株) -- -- % -- ( +93 )
NU Nu Holdings (500株) -- -- % -- ( +985 )
MSFT Microsoft (15株) -- -- % -- ( -555 )

 

新規

6702 富士通 (100株/3,403円) +79円 +7,900円 ( +7,900円 )

 

(日本)
'26. 7. 27 収支 +449,000円 ( +1,130,200円 )
'26. 7月間収支 +692,750円 12勝 6敗 勝率 66.6 %
2026 年間収支 +4,061,550円 79勝 58敗 勝率 57.6 %

 

(米国)
'26. 7月間収支 -69.7㌦ 9勝 8敗 勝率 52.9 %
2026 年間収支 +7,330.7㌦ 80勝 60敗 勝率 57.1 %

 

 

 日経平均は反発。米国によるイラン攻撃の一時停止を受けた原油安を背景に景気敏感株​が買われた一方、AI・半導体関連株の一角には売りが膨らみ、日経平均は方向感を欠き、小幅なレンジ内での推移が続いたが、TOPIXは終日底堅く推移した。

 

 553円高で寄り付いた後、マイナス圏に転じ、487円安の6万4123円まで下落。その後プラス転換したものの、狭いレンジ内でもみ合う展開となった。

 日経平均の上値は重かった。前週末の米株式市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4%あまり下落。ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)によるAI投資が過剰だとの懸念がくすぶるなか、アドバンテストやソフトバンクグループ、キオクシアといったAI・半導体関連株が売られた。

 

 米紙ニューヨーク・タイムズは25日、トランプ大統領が検討してきたイランへの大規模攻撃を当面見送る方針だと報じた。ロイター通信によると、26日にイラン高官は米国の攻撃停止が続く間はイランも攻撃を控えると語った。

 両国の戦闘終結に向けた協議進展の期待も残るなか、日本時間27日の取引でニューヨーク原油先物が大きく下落。景気や企業業績の下振れリスクは後退するとの見方が日本株の買いを誘った。

 

 TOPIXは1日​を通して底堅く推移した。米WTI原油先物が83ドル台に下落する中、景⁠気敏感株に買いが入った。週後半に米FOMCや日銀金融政​策決定会合を控え、金融政策を巡る思惑から金融株もしっかりだった。

 東証プライム市場では値上がり銘柄数が全体の9割近くを占めた。ソニーグループや日立など株価の出遅れが目立っていた銘柄に買いが集まった。コナミやバンダイナムコ、任天堂といったゲーム関連株が大幅高となるなど、売られていた銘柄を買い戻す「リターン・リバーサル」の動きも鮮明になり指数を下支えした。

 

 TOPIXは1.37%高と反発。プライム市場売買代金は9兆3556億円。値上がり1397(89%)、値下がり139(8%)、変わらず22銘柄。

 グロース市場250指数も1.28%高と反発。トランプ大統領がイランへの大規模攻撃を当面見送る方針と伝えられ、投資家心理が改善。指数は前週末24日に1.91%下落しており「押し目とみた買いが入ったのも相場を支えた」との声もあった。

 

  NYダウ 51,947 +235.60 ( +0.46% )
  S&P500 7,411 +3.68 ( +0.05% )
  NASDAQ 24,975 -161.87 ( -0.64% )
 ドル/円(前週比 163.85 +1.43 ( +0.88% )

 

GOOGL Alphabet (15株) +2.05 +0.65 % +30.75 ( +93 )
NU Nu Holdings (500株) -0.10 -0.70 % -50 ( +985 )
MSFT Microsoft (15株) +0.12 +0.03 % +1.8 ( -555 )

 

新規・清算取引なし

 

 

'26. 7. 24 収支 -17.4㌦ ( +522㌦ )
'26. 7月間収支 -69.7㌦ 9勝 8敗 勝率 52.9 %
2026 年間収支 +7,330.7㌦ 80勝 60敗 勝率 57.1 %


 

 24日のNY株式市場は高安まちまち。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が再開するとの期待から、原油価格上昇が一服。米企業収益の底堅さを示す兆候が下支えする一方、半導体株は売られた。

 

 S&P500構成銘柄の内、363銘柄(72.2%)が上昇したが、同指数はほぼ横ばいで終えた。一方、フィラデルフィア半導体指数(SOX)は4.25%続落した。

 

 LSEGによると、これまでに2026年第2四半期の決算を発表したS&P500構成銘柄132社の内84.8%がアナリスト予想を上回っており、これは長期平均の67%と比較して高い数値となっている。

 

 

 週間ベースでは、ダウが0.38%安と3週続落。S&P500は0.61%安、ナスダック総合は2.13%安と共に2週続落で終えた。

 SOXは前週に週間ベースで約10%下落。2025年4月の関税を巡る混乱以来の大幅安となり、6月22日に付けた過去最高値から20%超下落し、弱気相場入りしていたが、今週は1.24%高と2週ぶり反発となった。

 

 

 

 中東情勢を巡っては、米国とイランの仲介協議への期待が相場に一定の安心感をもたらした。中国の働きかけを受けて、パキスタンが交渉再開に向けた道筋を模索していると、ロイター通信が報道。一方、米紙ニューヨーク・タイムズは、トランプ大統領が対イラン攻撃強化の是非を巡り、側近らと協議すると報じた。

 

 

 

 米国は日本を含む主要な貿易相手国・地域の大半からの輸入品に対し、少なくとも10%の関税を課す。トランプ大統領の関税の壁を再構築するこれまでで最大の措置となる。連邦最高裁によって一部が崩された関税政策を立て直す。

 新たな関税は、約60の国・地域がサプライチェーンにおける強制労働の防止を十分に徹底せず、その結果、米国の労働者に不利益を与えたとされる問題に関する調査を受けて導入される。強制労働を制限する措置を導入していると判断された約10の貿易相手からの輸入品には10%の関税を課す。対象にはメキシコ、英国、カナダ、インドが含まれる。

 23日に連邦官報に掲載された内容によると、欧州連合(EU)および台湾からの輸入品に対する関税率は10%を上限とする。また、日本、スイス、韓国からの輸入品については、米国との通商合意に適合する形で、原則として12.5%が上限となる。

 その他数十の国・地域からの輸入品には12.5%の関税を課し、一部については他の関税が上乗せされる。今回の算定方式では、米国内で生産できない製品や、関税賦課で経済全体に混乱が生じる恐れのある製品などについては、一定の関税免除も認められる。

 

 

 

 7月のS&Pグローバル総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)は、前月比1.7ポイント上昇の53.6。市場予想52.2を上回り、8ヵ月ぶりの高い伸びを示した。サービス業への国内需要が堅調で、製造業生産の鈍化やサプライチェーンの遅延拡大、コスト上昇の影響を相殺した。

 サービス業PMIは前月比2.4ポイント上昇の53.6と市場予想51.5を上回った。一方、製造業PMIは53.8と前月から0.1ポイント低下し、市場予想54.4も下回った。

 サービス業PMIは昨年11月以来の高水準となった。サッカーW杯や米独立記念日(7月4日)の祝賀行事を背景に、ホスピタリティー業界などサービス業への需要が押し上げられた。

 一方、製造業PMIは低下し、3月以来の低水準となった。

 

 S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「7月はサプライチェーンの遅延が気がかりなほど深刻化した。それに伴って物価上昇圧力が再び強まり、企業活動の伸びや需要を抑制した」と指摘。

 「ここ数日の中東情勢は、こうしたサプライチェーンや物価を巡る懸念をさらに増幅させ、短期的な景気見通しの下振れリスクを高めたとみられる。7月の指数上昇は、改善トレンドの始まりではないことが示唆される」と付け加えた。

 米国とイランの軍事衝突はここ数週間に激化し、主要な物流ルートに混乱をもたらした。世界の原油供給が制約され、物価上昇圧力が強まっている。

 

 総合PMIの投入コストは昨年5月以来の高水準となった。エネルギー価格や輸送費の上昇、関税などが影響した。企業はコスト増を顧客に転嫁しており、販売価格は約4年ぶりの大幅な伸びとなった。

 サプライチェーンへの圧力も強まっている。製造業では供給業者の納期が2022年8月以来の速いペースで長期化した。

 こうした逆風にもかかわらず、企業活動全体の拡大を受けて企業景況感は改善し、企業は人員採用を再開した。サービス業、製造業ともに雇用は緩やかに増加した。

 「7月は採用再開という心強い動きがみられた。雇用は3カ月ぶりに増加した」とウィリアムソン氏は述べた。

 

 

 

 6月の新築一戸建て住宅販売件数(季節調整済み、年率換算)は前月比1.6%増の62万8000戸と3ヵ月ぶりに増加。市場予想60万7000戸を上回った。

 住宅ローン金利が高止まりし、消費者心理は弱いものの、住宅建設業者が大幅な値引きを提供したことで押し上げられた。

 住宅販売価格の中央値は前年同月比2.7%下落して39万8300ドル。過去6ヵ月で5回目の下落となった。
 6月の販売件数回復には大幅値引きが反映された公算が大きい。住宅建設業者は低迷する市場で需要を喚起するため、販売奨励策や値下げを続けている。

 16日に発表された7月の米NAHB住宅市場指数は、年初来の最低水準と一致。初めて住宅を購入する層を重点市場としている米住宅建設大手DRホートンは、2026年の販売見通しを下方修正した。建設業者はこのところ、住宅在庫の積み上がりを解消しようと、建設ペースを抑えている。

 新築住宅在庫は前年同月比3.2%減の48万5000戸。現在の販売ペースで見た場合、在庫消化に要する期間は9.3ヵ月となる。

 

 

 国債利回りは総じて低下。原油価格の上昇が一服したことでインフレ懸念が和らぎ、国債の買いが戻った。2年債利回りは1.2bp低下の4.33%、10年債利回りは1.2bp低下の4.68%、30年債利回りは0.1bp上昇の5.16%。

 米金利市場では、原油価格の下落を受けて利上げ観測が後退。7月29日のFOMC会合では約10bpの利上げを引き続き織り込む一方、2027年半ばまでに2回を超える利上げの織り込みは後退した。
 ただ足元では、米金利のボラティリティーが高まっており、為替相場にも大きな影響をもたらしている。ウォーシュ議長の新体制下で、FRBの金融政策の行方を巡る不透明感がこれまで以上に強まる中、債券市場の値動きが大きくなっている。

 米国債市場の予想変動率を示す代表的な指標であるICE BofA・MOVE指数は、5月以来の高水準に上昇。昨年11月以来の長期上昇局面となる見通しとなる。

 

 

 

 ニューヨーク外国為替市場で、ドル・スポット指数はほぼ変わらず。週間では0.7%上昇と約1ヵ月ぶりの大幅高。地政学リスクの高まりを背景に、安全資産とされるドルへの逃避買いが膨らんだ。

 円は対ドルでほぼ変わらずの163円80銭台と、約40年ぶりの安値圏で推移した。163円60-80銭台の狭いレンジで方向感のない動きとなった。ただ、週間では0.9%値下がりし、約2ヵ月ぶりの大幅下落となった。日本の当局者による口先介入を受けても、円安に歯止めがかかっていない。

 

 CIBCキャピタル・マーケッツのストラテジストは「ドルはFOMC会合を前に堅調に推移している。原油相場の上昇に加え、トランプ政権の新関税によって供給要因によるインフレリスクが高まっているためだ」と指摘。「FRBがこれを先取りして今月利上げに踏み切るかどうかの議論が、市場では浮上している」と述べた。

 

 ドルに対するセンチメントは総じて強気を維持している。米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、投機筋は7月14日時点で、ドル高で利益を得られるポジションを約392億ドル相当積み上げている。これは2015年以来の大幅なドル買い越しとなる。

 TDセキュリティーズのストラテジストは「ドルのロングポジションは積み上がっているものの、極端な水準ではない。原油価格や地政学リスク、FRBの金融政策の行方を巡る不透明感が続けば、ドルのロングポジションはさらに積み上がる余地がある」と指摘。「7-9月期(第3四半期)もドル高モメンタムが続くと予想している」と述べた。

 

 

 

 原油先物相場は6日営業日ぶり反落。WTIは2.88ドル(3.12%)安の89.31ドル。北海ブレント先物が3.91ドル(3.88%)安の96.78ドル。中東で戦闘が続く中でも原油輸送は途切れていないとの見方や、米国とイランの和平協議の再開に向けて、パキスタンが仲介を模索していると報じられたことも材料視された。

 一方、週間ベースでは、WTIが6.82ドル(8.27%)高、北海ブレントが8.68ドル(9.85%)高と共に3週続伸で終えた。

 

 紅海でタンカーが攻撃されたことを受け、ブレント原油価格は前日に100ドル台に乗せたが、利益確定の売りなどテクニカル要因も重なり反落した。米国とイランの対立が急速に緩和する可能性に備え、トレーダーは過去最多の規模でオプションを積み増している。
 原油物流が大きく混乱していないことも、相場の下押し要因となった。イエメンの親イラン武装組織フーシ派はサウジアラビアの海上輸送封鎖を目指しているが、同国産の原油数百万バレルが紅海沿岸から引き続き出荷されている。供給への懸念は後退し、原油相場は30%を超えていた月初来からの上昇幅を縮小した。

 TDセキュリティーズのコモディティー戦略グローバル責任者は「原油市場は買い一服の状態だ」と指摘。「バベルマンデブ海峡を通る輸送はこれまでのところ大きく混乱していない」と述べた。またサウジアラビアはエジプトを横断するスエズ・地中海パイプラインを活用するほか、超大型原油タンカーの積載量を減らしてスエズ運河を通航させるなど、代替手段も講じている。

 トランプ米大統領が新たな関税措置を導入したことも、相場の重荷となった。関税によるインフレ再燃懸念を背景に世界的に国債利回りが上昇し、燃料需要を下押しするとの見方が広がった。

 

 

 

 金相場は小幅反発。金スポットはおおむね1オンス=4060ドルを上回って推移した。アジア取引時間中には一時0.7%下落する場面もあったが、その後上昇に転じた。週間では金先物は1.29%高となった。

 米国とイランの軍事衝突再燃を背景に、エネルギー価格が上昇基調にあり、インフレ圧力を高めている。底堅い米労働市場も相まって、追加利上げ観測は強まっている。利回りを生まない金には、金利上昇は逆風となる。

 

 

7月24日 セクター別騰落率

 

週間 セクター別騰落率

 NYダウ 51,711 -506.93 ( -0.97% )
 S&P500 7,408 -90.66 ( -1.21% )
 NASDAQ 25,137 -553.21 ( -2.15% )
 日経平均 64,611 -1,811.45 ( -2.73% )
 ドル/円(15:30) 163.78 +0.71 ( +0.44% )

 

7832 バンダイナムコ HD (300株) +18 +0.44 % +5,400 ( +81,900 )
8136 サンリオ (2000株) +16.5 +1.44 % +33,000 ( +525,400 )
7974 任天堂 (200株) -32 -0.46 % -6,400 ( -35,800 )
7011 三菱重工業 (600株) +15 +0.38 % +9,000 ( +84,600 )
7012 川崎重工業 (800株) +4.5 +0.16 % +3,600 ( +52,400 )
6702 富士通 (500株) +35 +1.08 % +17,500 ( +5,500 )

GOOGL Alphabet (15株) -24.40 -7.13 % -366 ( +62 )  Q2決算
NU Nu Holdings (500株) -0.32 -2.21 % -160 ( +1,035 )
MSFT Microsoft (15株) -8.76 -2.24 % -131.4 ( -557 )

 

新規

6506 安川電機 (400株/5,199円) -82円 -32,800円 ( -32,800円 )

 

(日本)
'26. 7. 24 収支 +29,300円 ( +681,200円 )
'26. 7月間収支 +243,750円 11勝 6敗 勝率 64.7 %
2026 年間収支 +3,612,550円 78勝 58敗 勝率 57.3 %

 

(米国)
'26. 7. 23 収支 -657.4㌦ ( +539㌦ )
'26. 7月間収支 -52.3㌦ 9勝 7敗 勝率 56.2 %
2026 年間収支 +7,348.2㌦ 80勝 59敗 勝率 57.5 %

 

 

 23日のNY株式市場は続落。ハイテク大手の決算を受け、AIへの巨額投資に対する懸念が再燃したほか、中東情勢を受けた原油価格の急騰も投資家心理の重荷となった。

 

 マグニフィセント・セブン指数は4.78%下落。2025年4月4日(5.77%安)の関税ショック以来の大幅安となった。前日引け後に発表されたアルファベットとテスラの決算を受け、株式相場を押し上げてきたAIブームが持続するのか懐疑的な見方が広がっている。

 

 

 アルファベットは7.13%安。22日夕発表の2026年4-6月(第2四半期)決算でAI関連需要が牽引し、クラウド事業の成長が加速し、売上高などは市場予想を上回った。一方、26年12月期通期の設備投資の見通しを引き上げたほか、設備投資の拡大などを背景にフリーキャッシュフロー(FCF)が初めてマイナスになったこと‌が嫌気された。

 

 テスラは14.52%急落。前日発表の四半期決算では売上高総利益率が前年同期から悪化し、FCFが2年超ぶりにマイナスに転じた。AIやロボティクス向けに設備投資を増やす方針も示した。

 

 

 

 トランプ大統領は、イランへの攻撃を強化する構えを示すとともに、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海を航行する船舶にさらなる攻撃を行った場合、イランに責任を負わせると表明。ニュースサイトのアクシオスは、トランプ氏が過去になかったような「大規模な攻撃」を検討しており、「近く決断を下す」と述べたと伝えた。

 イランの支援を受けるフーシ派はこれに先立ち、サウジアラビアの石油タンカー2隻を攻撃したと主張している。同組織による攻撃は数ヵ月ぶりで、世界のエネルギー供給をすでに混乱させ、債券市場を動揺させている米国とイランの対立に、新たな戦線が開かれた。

 

 米中央軍は23日、Xへの投稿で、ホルムズ海峡で商船を攻撃するイランの能力を低下させることを目的とした攻撃を13日連続で実施したと明らかにした。

 

 

 

 新規失業保険申請件数(7月18日終了週)は、前週比2万2000件減少の18万7000件。市場予想21万件を下回り、1969年以来の低水準となった。

 

 

 

 国債利回りは上昇。原油高に伴うインフレ圧力の増大で、FRBが早ければ来週にも利上げに踏み切るとの見方が強まっている。2年債利回りは5.1bp上昇の4.35%、10年債利回りは4.1bp上昇の4.70%、30年債利回りは2.0bp上昇の5.16%。

 

 2月下旬に始まった米国債相場の下落は今月に入り勢いを増し、利回りは大きく上昇。FRBの政策見通しに特に敏感な2年債利回りは、一時7bp上昇の4.37%と、2025年初頭以来の高水準を付けた。 

 市場では9月に0.25ポイントの利上げが実施されるとの見方が織り込まれ、スワップ市場では10月の利上げも完全に織り込まれている。年末までには計0.45ポイントの金融引き締めが想定されている。

 

 

 欧州中央銀行(ECB)は中銀預金金利を2.25%に据え置くことを全会一致で決定。ただ、ラガルド総裁は「インフレ見通しには上振れリスクがある」と述べ、9月の利上げに含みを持たせた。一部当局者から今行動すべきかどうかの議論が提起されたことも明らかにした。

 関係者によると、ECB当局者はユーロ圏のインフレ見通しが大幅に改善しない限り、9月に利上げする構えだという。現時点での情報やデータ、特にイラン戦争やその経済的影響を踏まえると、物価上昇圧力を抑制するためには0.25ポイントの追加利上げが必要になる可能性が高いと同関係者は語った。

 

 

 23日の米金融市場では、中東情勢の悪化懸念に伴う原油価格の一段高を背景に、米金利が上昇し、外国為替市場では、中東情勢の緊迫化を受けた有事のドル買いが続いており、ドル買い・円売りの勢いが強まった。ドル/円相場は一時163円99銭まで円安が進行。円は対ドルで約40年ぶり安値圏で推移している。

 円の総合的な強さを示す指標も警戒信号を発している。日本銀行が公表する名目実効為替レート(NEER)は、今年に入って過去最低を相次いで更新。ユーロや英ポンド、アジアの主要通貨に対しても円安が進んでおり、円の弱さが幅広い通貨に及んでいることを示している。

 ニューバーガーのシニアポートフォリオマネジャーは「円はドルだけでなく、幅広い通貨バスケットに対してみても実質的な価値の下落が続いており、日本の当局にとって懸念材料となり得る」と指摘した。

 

 

 

 原油先物相場は大幅に5日続伸。WTIは5.36ドル(6.17%)高⁠の92.19ドルと6月4日​以来の高値。北海ブレントが6.62ドル(7.04%)高の100.69ドルと清算値としては5月22日以来の高値となった。一時は8%余り急伸し、102ドルちょうどを付ける場面もあった。

 フーシ派による攻撃で、米・イラン戦争は新たな戦線が開かれた格好となった。米国とイランの戦闘激化を受け、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡では既に船舶の通航に支障が生じていた。同海峡の航行がほぼ停止状態となる中、紅海ルートは代替の輸出ルートとして重要性を増していた。

 CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダーは「焦点はサウジアラビアの対応に移っている」と指摘。その上で、「原油輸送ルートをスエズ運河経由に振り替えることは可能だが、小型船を使わざるを得ず、航海日数も長くなるため、効率的な解決策ではない」と述べた。

 

 現物原油価格も、原油先物価格の上昇に歩調を合わせて上昇した。世界で最も重要な現物指標とされるデーテッドブレントは、5月下旬以来初めて1バレル=105ドルを上回った。


 世界的に原油在庫が減少するなかで、カザフスタン産原油の大半を輸出するロシア黒海沿岸のターミナルへの相次ぐ攻撃も懸念材料となっている。複数の地域で地政学的緊張が高まっていることを背景に、ブレント先物は月初から35%超上昇している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 日経平均は大幅反落。前日の米株式市場でハイテク銘柄が主導する形で主要株価指数が下落した流れを受け、海外勢による株価指数先物やAI・半導体関連銘柄への売りが優勢となった。主力銘柄のキオクシアや韓国総合株価指数(KOSPI)が大幅安で推移したことに加え、中東情勢への懸念が高まる中で原油​価格や金利の上昇が警戒され、リスク回避が広がり、下げ幅は一時2200円を超えた。

 

 838円安でスタート後、下げ幅を拡大した。AI・半導体関連株を中心に軟調となり、安値圏での推移が続き、午後には2221円安の6万4201円まで下落した。

 韓国では、SKハイニックスなどを対象とした個別株レバレッジ型上場投資信託(ETF)について、投資家への取引規制の強化を前倒しで実施すると発表されたことを受け、KOSPIが5%超急落。日本のキオクシアも連れ安した。国内長期金利が上昇したことで株式の相対的な割高感を意識した売りも出やすかった。

 

 中東情勢の不透明感が高まる中、北海ブレント先物が5月以来となる100ドル​の節目を上回り、金利も上昇基調となる中、リスク回避が強まった。

 ト⁠ランプ大統領は23日、イランとフーシ派に対する「大規模な軍事的報復」を警告。新たな​トランプ関税への警戒感もくすぶった。

 

 医薬品や食料品といったディフェンシブ株の物色が目立​ったが「積極的に買われているというより避難先を探す動きのようだ」との見方があった。来週には日米の中央銀行による金融政策決定会合​に加え、日米韓でメモリーメーカーやハイパースケーラーといったAI関連企業の決算発表を控え​ており、持ち高調整も意識された。

 メモリー関連では韓国SKハイニックス(29日)やサムスン電子(30日)、日本のキオクシア‌(31日)が決算を発表。ハイパースケーラーでは、メタ・プラットフォームズやマイクロソフト(30日)、アマゾン・ドット・コム(31日)が決算発表を予定する。

 

 TOPIXは1.05%安と4日ぶり反落。プライム市場の売買代金は8兆4378億円と約2ヵ月ぶりの少なさだった昨日(8兆5663億円)を下回り、薄商いが続いた。値上がり632(40%)、値下がり877(56%)、変わらず49銘柄。

 グロース市場250指数も1.92%安と反落。日経平均が急落し、新興株市場でも投資家心理の悪化を映した売りが優勢だった。日銀の早期利上げ観測が浮上するなかで国内長期金利が上昇し、新興株市場には相対的な割高感を意識した売りも出やすかった。

 

 週間ベースでは、日経平均が0.73%高、TOPIXが2.35%高と共に3週ぶり反発。グロース250は1.30%安と3週続落で終えた。

 

7月24日 業種別騰落率

 

週間 業種別騰落率

 NYダウ 52,218 -6.06 ( -0.01% )
 S&P500 7,498 -10.24 ( -0.14% )
 NASDAQ 25,690 -146.30 ( -0.57% )
 日経平均 66,422 +307.00 ( +0.46% )
 ドル/円(15:30) 163.07 -0.03 ( -0.02% )

 

7832 バンダイナムコ HD (300株) -2 -0.05 % -600 ( +76,500 )
8136 サンリオ (2000株) +11.5 +1.02 % +23,000 ( +492,400 )
7974 任天堂 (200株) -2 -0.03 % -400 ( -29,400 )
7011 三菱重工業 (600株) +38 +0.98 % +22,800 ( +75,600 )
7012 川崎重工業 (800株) +44.5 +1.63 % +35,600 ( +48,800 )
6702 富士通 (500株) -67 -2.02 % -33,500 ( -12,000 )

GOOGL Alphabet (15株) -5.06 -1.46 % -75.9 ( +428 )
NU Nu Holdings (500株) +0.12 +0.83 % +60 ( +1,195 )
MSFT Microsoft (15株) -7.41 -1.86 % -111.15 ( -426 )

 

新規・清算取引なし

 

 

(日本)
'26. 7. 23 収支 +46,900円 ( +651,900円 )
'26. 7月間収支 +214,450円 10勝 6敗 勝率 62.5 %
2026 年間収支 +3,583,250円 77勝 58敗 勝率 57.0 %

 

(米国)
'26. 7. 22 収支 -127.0㌦ ( +1,197㌦ )
'26. 7月間収支 +605.1㌦ 9勝 6敗 勝率 60 %
2026 年間収支 +8,005.6㌦ 80勝 58敗 勝率 57.9 %

 

 

 22日のNY株式市場は小幅に反落。巨大テック企業の決算本格化を前に警戒ムードが広がった。中東情勢の緊迫化を受けて原油が一段高となり、国債利回りを押し上げた。円は1ドル=163円台前半と、約40年ぶりの安値圏にとどまった。

 

 マグニフィセント・セブンは、エヌビディア以外、0.6%-2.6%安と全て下落。マグニフィセント・セブン指数は0.96%下落した。一方でエヌビディア株が2.3%上昇するなど半導体株は持ち直した。

 

 ソフトウエア株は再び売られた。OpenAIがカスタマーサポートや営業など内部プロセス自動化などの業務を担うAIエージェントを展開・管理するための新たな企業向けプラットフォーム「Presence」を発表。従来型のソフトウェアビジネスモデルの信頼性が損なわれるとの思惑が再燃した。

 

 

 通常取引終了後には、アルファベットとテスラが決算を発表。

 

 アルファベットの4-6月(第2四半期)のクラウド売上高は247億7000万ドルとなり、前年同期比82%増加。市場予想は224億6000万ドルを上回った。クラウド事業の受注残は5140億ドルとなり、前四半期の約4600億ドルから増加した。

 ただ、AI向け計算能力の拡充を加速するとともに、クラウド顧客からの売上高拡大を図る取り組みを反映し、26年の設備投資を1950億-2050億ドルと見込み、従来計画の最大1900億ドルから引き上げた。アナリスト予想(約1860億ドル)も上回ったことが嫌気され、時間外取引で約4%下落した。

 

 テスラの4-6月(第2四半期)決算は、好調な自動車販売を記録したにもかかわらず、利益が市場予想を下回った。ロボティクスや自動運転、AIを柱とする新規事業の育成を進めているが、今回の決算はその取り組みに水を差す内容となった。

 発表資料によると、調整後1株利益(EPS)は33セントと、アナリスト予想51セントを下回った。また、フリーキャッシュフローは10億9000万ドルのマイナスと、2年超ぶりにマイナスに転じた。

 タネジャ最高財務責任者(CFO)は、今年の設備投資を含む支出総額が250億ドルを超えるとの見通しを改めて示した。決算説明会で、自動車、バッテリー、ロボットの生産能力を約6カ所の工場で拡大する計画に伴い、この支出は今後数年にわたりさらに増加すると述べた。

 自動運転支援機能「フルセルフドライビング(FSD)」のサブスクリプション契約数は約150万件に増加し、前年同期比56%増となり、4-6月期の売上高は282億ドルと市場予想を上回ったが、株価は時間外で一時約5%下落した。

 

 

 1ヵ月前に株価を過去最高値へ押し上げたAIブームへの熱狂は薄れつつあり、AI投資のリターンに対する市場の視線は厳しさを増している。マグニフィセント・セブンに関する指数は、年初来のパフォーマンスがS&P500種を下回っており、ここ4年にわたり市場をけん引してきた流れに変化が生じている。

 UBSグローバル・ウェルス・マネジメントによると、足元で半導体株の勢いに陰りが出始めたことを受け、市場ではAI関連投資の持続性が大きなテーマとなっている。
 「AIの成長ストーリーに対する建設的な見方は崩していないが、半導体からハードウエア、大型テック株、さらに業界内のディフェンシブ分野まで、AIのバリューチェーン全般へのバランス投資を選好する」と同氏は指摘。その上で、「投資家はAI以外にも投資を分散させるべきだ」と述べた。

 

 

 

 中東情勢も引き続き焦点となっている。米・イランともに早期の和平協議再開に否定的な見方を示す中、双方とも戦闘を激化させている。トランプ大統領はこの日、イランがホルムズ海峡で船舶を攻撃すれば、その度に橋や発電所を爆撃するとSNSへの投稿で警告。攻撃の対象にはイランの首都テヘランも含まれると述べた。
 イランはこれに対し、米国が橋や発電所を攻撃した場合、「この地域にあるインフラや橋梁、さらに米国が権益を持つエネルギー施設を攻撃する」と主張した。タスニム通信が報じた。

 

 

 国債利回りは上昇。中東情勢の悪化を意識した原油価格の上昇を受けて、インフレ加速によりFRBが利上げを迫られるとの懸念が重しとなった。2年債利回りは4.0bp上昇の4.30%、10年債利回りは3.0bp上昇の4.66%、30年債利回りは1.9bp上昇の5.15%。

 2年債利回りは4.3%を上回り、2025年2月以来の高水準を付けた。一方、30年債利回りは5%を上回る状態が続いており、金融危機の兆候が出始めた2007以来となる長期の高止まりになっている。

 中東情勢の緊迫は金利上昇への懸念も深めている。短期金融市場では、1週間後に控えたFOMC会合での利上げを約30%、金利据え置きを約70%の確率で織り込んでいる。
 ただ、会合直前になってもこれほど見方が割れるのは近年では極めて異例だ。金融政策の先行き指針を示すフォワードガイダンスに否定的なウォーシュ議長の新体制下で予測が困難になっている。

 米財務省が実施した130億ドルの20年債入札(リオープン)では、最高落札利回りが5.163%と、2020年に20年債が再導入されて以降で2番目の高水準だった。
 最高落札利回りは入札前取引(WI)水準の5.158%を上回り、需要が想定をやや下回ったことを示した。20年債利回りは入札時点で前日比約2bp上昇していたが、市場の反応は限定的だった。

 

 

 

 原油先物相場は4日続伸。WTIは2.49ドル(2.95%)​高の86.83ドル。北海ブレントが3.06ドル(3.36%)高の94.07ドルと、約6週間ぶりの高値となった。取引時間中に一時95.47ドルの日中高値を付けた。期近物と3ヵ月物のスプレッドは9.26ドルに拡大し、5月22日以来の高水準⁠となった。 

 米国とイランが和平交渉実現への期待を後退させる見方を示し、世界的な供給混乱への懸念が一段と強まった。

 

 トランプ大統領はイラン軍が「ホルムズ海峡で船舶に向けて発砲するたびに」、米国はテヘラン周辺も含めた「橋または発電所を一つ必ず爆撃し破壊する」とSNSに投稿。またイエメンの親イラン武装組織フーシ派が、紅海で船舶の航行を妨害した場合にも、米国は報復する考えを示した。紅海はホルムズ海峡を迂回する原油の輸送ルートとして、重要性を高めている。

 イランは現在、米国と交渉を行っておらず、メッセージのやり取りだけが可能な状態だと、メヘル通信が伝えた。中東ではここ数日、敵対行為が激化しており、ホルムズ海峡のオマーン沖ではタンカー3隻が攻撃を受けた。

 米軍によるイラン攻撃に加え、フーシ派が紅海で船舶への攻撃を再開する姿勢を示したことや、カザフスタン産原油の大半を輸出するロシア黒海沿岸の拠点で混乱が生じたことを受け、石油供給の逼迫懸念が強まっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 日経平均は反発。前日の米半導体株高の流れを引き継ぎ、AI・半導体株を中心に買いが優勢だった。この日の韓国株が上昇したことも追い風となり、リスク許容度が改善した海外短期筋などの買いが加速した。日経平均の上げ幅は一時900円を超えたが、その後は利益確定売りや戻り待ちの売りが上値を抑えた。

 

 305円高と堅調にスタートした後、午前中ごろには906円高の6万7022円まで上昇。その後は上げ幅を縮小したものの、小幅高の水準で​の底堅い値動きが続いた。

 

 22日の米市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は前日比0.44%高と小幅ながら続伸。米アンソロピックに出資すると発表したアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)などが買われた。半導体株の比重が高い韓国総合株価指数(KOSPI)の上昇率は4%を超え、歩調を合わせて日経平均も強含む場面がみられた。

 米国でAIインフラ需要の強さを意識させる材料が相次いだことも、日本のAI関連株の買いを後押しした。米アルファベットは22日に2026年12月期の設備投資額を上方修正し、27年12月期も「大幅に増やす」方針を示した。米オープンAIがデータセンター建設に数百億ドルを投じる計画とも伝わった。AIインフラ構築に不可欠な製品やサービスを提供する「AIツルハシ銘柄」が多いとされる東京市場では、需要拡大を見込んだ買いが優勢になった。

 

 一方、日経平均は朝高後、伸び悩む展開となった。キオクシアが朝高後下げに転じるなど、一部のAI・半導体株には上値の重さが目立ち始めている。

 また、米国とイランの軍事衝突が一段と激化するとの警戒感から、22日にニューヨーク原油先物相場は1ヵ月ぶりの高値を付けた。インフレ圧力の高まりを背景とした日銀の早期利上げ観測から23日の国内長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感も意識されやすかった。

 

 TOPIXも0.51%高と3日続伸。プライム市場の売買代金は8兆5663億円と5月18日(8兆1166億円)以来、約2ヵ月ぶりの少なさとなった。値上がり687(44%)、値下がり826(53%)、変わらず45銘柄。

 グロース市場250指数も0.43%高と反発。前日の米ハイテク株高を受けて半導体関連などが買われた。日経平均が上げ幅を縮小すると、グロース250指数も上値の重さが目立つ展開となった。

 

 NYダウ 52,224 +385.38 ( +0.74% )
 S&P500 7,509 +65.92 ( +0.89% )
 NASDAQ 25,837 +329.13 ( +1.29% )
 日経平均 66,115 -116.59 ( -0.18% )
 ドル/円(15:30) 163.11 +0.58 ( +0.36% )

 

7832 バンダイナムコ HD (300株) -92 -2.20 % -27,600 ( +77,100 )
8136 サンリオ (2000株) -48.5 -4.11 % -97,000 ( +469,400 )
7974 任天堂 (200株) +10 +0.14 % +2,000 ( -29,000 )
7011 三菱重工業 (600株) +40 +1.04 % +24,000 ( +52,800 )
7012 川崎重工業 (800株) +60.5 +2.26 % +48,400 ( +13,200 )
6702 富士通 (500株) +2 +0.06 % +1,000 ( +21,500 )

GOOGL Alphabet (15株) -4.84 -1.38 % -72.6 ( +504 )
NU Nu Holdings (500株) +0.40 +2.86 % +200 ( +1,135 )
MSFT Microsoft (15株) -4.54 -1.13 % -68.1 ( -314 )

 

清算

7832 バンダイナムコ HD (200株/4,098円) -89円 -17,800円 ( +52,000円 )
8136 サンリオ (1000株/1,130円) -50円 -50,000円 ( +233,200円 )
7974 任天堂 (300株/6,958円) -35円 -3,500円 ( -19,000円 )
6723 ルネサスエレクトロニクス (300株/4,355円) +320円 +96,000円 ( +64,500円 )

 

(日本)
'26. 7. 22 収支 -24,500円 ( +935,700円 )
'26. 7月間収支 +167,550円 9勝 6敗 勝率 60 %
2026 年間収支 +3,536,350円 76勝 58敗 勝率 56.7 %

 

(米国)
'26. 7. 21 収支 +59.3㌦ ( +1,324㌦ )
'26. 7月間収支 +732.2㌦ 9勝 5敗 勝率 64.2 %
2026 年間収支 +8,132.7㌦ 80勝 57敗 勝率 58.3 %

 

 

 21日のNY株式市場は4日ぶり反発。AIトレードにはなお上値余地があるとの見方から、半導体関連株を買い直す動きが広がり、相場を牽引した。

 

 

 前週末に弱気相場入りしていたフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5.21%上昇。 エヌビディアは1.97%高。最先端AIサーバー「ベラ・ルービン」が主要顧客に納入されており、近く実際の運用が始まる見通しを明らかにした。人員削減を発表したインテルは8.64%急騰した。

 半導体株が下げ止まりつつある理由の一つには、投機的なポジションの大半がすでに解消されたことがあるという。UBSのプライムブローカレッジ部門のデータによると、ヘッジファンドはモメンタム株と半導体株のロングポジションをグロスエクスポージャーの約5%相当縮小した。これは過去最大級の削減規模となる。

 

 

 

 米国とイランは攻撃の応酬を続けており、トランプ大統領は、イランとの早期協議に慎重な姿勢を示した。両国は攻撃の応酬を続けており、紅海ではイエメンの親イラン武装組織フーシ派が船舶の航行を脅かしている。

 トランプ氏は21日、フーシ派が紅海の航路を妨害すれば対応すると表明。ただ、具体策には言及しなかった。
 米国のイラン攻撃が続く中、仲介国は和平交渉の再開に向けた調整を続けている。世界のエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡や紅海での緊張の高まりを受け、原油価格は21日の取引で3日続伸。7月に入って約20%上昇した。

 

 トランプ氏はこの日、ホワイトハウスでレバノンのアウン大統領と会談。冒頭で記者団に対し「イランは必死に会談を望んでいる。しかし、本気で意味のある協議をする用意が整うまでは、我々は会うつもりはない」と述べ、攻撃を続ける考えを示した。

 一方でイランは、さらなる協議を求めているとする米国の主張を否定している。こうした中、仲介国は暫定和平合意の再建を目指して調整を続けており、イランのモメニ内相は21日にパキスタンを訪問した。しかし、これまでのところ進展は伝えられていない。

 

 

 

 国債利回りは上昇。10年・30年債利回りは約2ヵ月ぶりの高水準を付けた。原油価格の上昇を受けてインフレ圧力への懸念が強まり、FRBが利上げに踏み切るとの見方が広がった。2年債利回りは5.5bp上昇の4.26%、10年債利回りは3.4bp上昇の4.63%、30年債利回りは1.9bp上昇の5.13%。

 

 RBCキャピタル・マーケッツの金利ストラテジストは「この日の値動きは総じて、エネルギー価格が一段高の展開となっていることを反映したものだ」と指摘。「2年債利回りの4.20%、10年債利回りの4.60%という、テクニカル上の重要な節目を再び上回ったことに加え、夏場特有の薄商いも金利上昇に拍車をかけた」と述べた。

 金利先物市場では、FRBが7月のFOMC会合で政策金利を引き上げる確率を約20%と織り込んでいる。今月初めに付けた約50%からは低下したものの、利上げがなお選択肢だと市場がみていることを示している。 

 今月発表されたインフレ統計が相次ぎ予想を下回ったことで、国債相場は上昇していたが、このところの売りで上げを失った。
 ナティクシスのチーフ米国エコノミストは「エネルギー価格は変動が激しく、FRBは予想される総合CPI(消費者物価指数)の変動だけでなく、実際のデータを重視して意思決定を行うはずだ」と指摘。「もっとも、新議長の下でFRBがどのような判断を示すかは依然として不透明だ」と述べた。

 

 

 

 原油先物相場は3日続伸。WTIは1.68ドル(2.02%)上昇の84.91ドル。北海ブレント先物が1.79ドル(2.01%)高の91.01ドル。WTIは6月11日以来、ブレントは6月10日以来の高値で終えた。

 ホルムズ海峡や紅海の海上交通に対する脅威に加え、ロシア沿岸にあるカザフスタン産原油の主要輸出ターミナルを巡るリスクも材料視された。

 

 トランプ大統領は、過去数日で米兵3人が死亡したことを受け、イランは「報いを受けることになる」と警告。その後、米軍はイランの標的を攻撃した。イランへの攻撃は10日連続となる。イランもホルムズ海峡内でタンカーへの攻撃を続けている。 
 一方でサウジアラビアがホルムズ海峡を迂回して原油を輸出するルートである紅海に対し、イエメンのフーシ派は海上交通を封鎖すると警告。サウジ産原油を中国向けに輸送していた超大型原油タンカー1隻が、紅海でUターンしたこともすでに確認された。

 

 ゴールドマン・サックス・グループは、ホルムズ海峡の混乱が続けば、北海ブレント原油価格が10-12月(第4四半期)までに1バレル=120ドルを超える可能性があるとの見方を示した。ただ、これは同行の基本シナリオではない。中東情勢が緩和に向かうことを前提に80ドルと予想している。フーシ派による脅威は、その予想の上振れリスクとなっている。

 中東以外でも供給に混乱が広がっている。ロシアの黒海沿岸にあるターミナルでは、一連の攻撃で輸送に支障が生じた。同ターミナルは、世界有数の原油輸出国であるカザフスタン産原油の大半を積み出している。ウクライナは一連の攻撃への直接の関与は認めていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 日経平均は小幅反落。前日の米半導体株高を受けて買いが先行したものの、次第に上値の重さが目立った。相場上昇を牽引していたAI・半導体関連株に戻り待ちの売りが増えると日経平均は大引けにかけて下げに転じた。

 

 217円高でスタートした後、上げ幅を広げ、前場序盤に1360円高の6万7592円まで上昇。米ハイテク株高に加えて、韓国株高も投資家​心理を支え、AI・半導体株を中心に指数を押し上げた。

 「台湾積体電路製造(TSMC)は、2027年に半導体の生産受託価格を最大10%引き上げる」と日本経済新聞電子版が21日報じ、半導体の需要が強いとして関連株の買いを誘った。

 

 ただ、後場に入ると次第に伸​び悩む展開となり、下落に転じた。日本時間22日の取引で米ナスダック100指数先物がやや下げ幅を広げたほか、KOSPIも次第に上げ幅を縮小し、半導体関連株に利益確定売りが増えた。今週は日本株が戻りを試していたが、一段と買いを増やす材料に乏しいなかで戻り待ちの売りも出やすく、日経平均は大引け間際に200円あまり下落する場面があった。

 

 また今晩は、米国でアルフ⁠ァベット、テスラ、IBMなどの大手ハイテク企業の決算発表を控え、内容を見極めたいとす​る動きがみられた。中東情勢の不透明感が重しになっているとの指摘もあった。

 

 

 

 21日午前のニューヨーク外為市場で円相場が対ドルで下落し、163円台をつけた。1986年12月以来39年7ヵ月ぶりの安値となった。米国とイラン間で攻撃の応酬が続くなど、中東情勢の緊迫を受けた「有事のドル買い」が優勢となった。

 ドル/円は7月初旬につけた安値(162円84銭)からさらに水準を切り下げた。日本時間の21日午後5時時点では162円60銭前後で推移していたが、急速に下げ幅を広げた。

 トランプ大統領は20日、SNSで「イランが米兵を殺害するたびに、その代償を何倍にもして支払わせる」と投稿した。米国とイランの間で再び全面的な軍事衝突に発展するリスクが意識され、幅広い通貨に対してドルが買われている。

 親イラン武装組織フーシは20日、サウジアラビアに対して紅海を念頭に「海上封鎖」を即時実施すると宣言。エネルギー輸送が滞るとの見方から原油価格が上昇。原油を輸入に頼る日本の貿易赤字が膨らむとの思惑も円売り・ドル買いにつながった。

 米インフレ再燃への懸念も根強い。米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長は14日の米議会証言で「インフレの高止まりを容認しない」と話した。同日発表の6月の消費者物価指数(CPI)は前月から伸びが鈍化したものの「任務完了ではない」とも述べた。

 

 FRBに大幅利下げを求めてきたトランプ氏が指名したこともあり、市場にはウォーシュ氏も利下げを志向しているとの見方があった。その分、議会証言でのインフレ警戒姿勢はドルが底堅く推移する要因となった。
 主要通貨に対するドルの総合的な強さを示す「ドル指数」は足元で節目の100を超える高い水準で推移している。
 円も売り圧力が拭えない。主要中銀と比べた政策金利の低さのほか、貿易赤字や新NISA(少額投資非課税制度)を通じた個人投資家による海外株への投資など「構造的な円安要因」が意識されている。高市早苗政権が積極財政や、緩和的な金融環境を志向しているとみられており、円の押し下げ圧力になっている。

 政府・日銀は160円台をつけた4月末以降や、161円台まで下落した24年7月に円買い介入へ踏み切った。これらの水準を下回る歴史的な安値をつけたため、外為市場では再度の円買い介入に対する警戒感が出ている。

 

 

 

 TOPIXは0.45%高と続伸。プライム市場の売買代金は10兆4377億円。値上がり840(53%)、値下がり671(43%)、変わらず47銘柄。

 グロース市場250は1.07%安と反落。宇宙関連の一角は堅調だったが、日経平均が午後に下落に転じると、新興市場でも売りが優勢となった。市場からは「このところAI関連を中心に大型株のボラティリティーが大きいので、新興市場には買いが向かいづらい」との声が聞かれた。