NYダウ 39,806 -196.82 ( -0.49% )
 NASDAQ 16,794 +108.91 ( +0.65% )
 日経平均 38,946 -122.75 ( -0.31% )

 

4371 コアコンセプト・T (1700株) +74 +3.47 % +125,800 ( -96,900 )
9022 東海旅客鉄道 (300株) -1 -0.03 % -300 ( -43,800 )
9684 スクウェア・エニックス (300株) -84 -1.68 % -25,200 ( -252,300 )
7342 ウェルスナビ (800株) -14 -1.06 % -11,200 ( -176,000 )
5136 tripla (800株) +58 +3.96 % +46,400 ( +160,000 )
9236 ジャパンM&A S (600株) -97 -4.64 % -58,200 ( -6,000 )
ガンジスの恵み/投信 (134口) +308 +1.69 % +41,272 ( +1,466,496 )
ドイチェ・インド株式/投信 (84口) +294 +0.90 % +24,696 ( +1,721,160 )

Microsoft (10株) +5.13㌦ +1.22 %  +51.3㌦  ( +1,577㌦ )
Samsara (140株) +0.24 +0.59 %  +33.6 ( +1,863  )
Adobe (10株) +1.26 +0.26 %  +12.6 ( -104 )
Lennar (30株) -2.21 -1.33 %  -66.3 ( +121  )

 

新規・清算取引なし

 

 

(日本)
'24. 5. 21 収支 +143,268円 ( +2,772,656円 )
'24. 5月間収支 -111,158円 7勝 6敗 勝率 53.8 %
2024 年間収支 +545,626円 51勝 41敗 勝率 55.4 %
(米国)
'24. 5. 20 収支 +31.2㌦ ( +3,458㌦ )
'24. 5月間収支 +1,809.6㌦ 9勝 5敗 勝率 64.2 %
2024 年間収支 +341.3㌦ 50勝 46敗 勝率 52.0 %

 

 20日のNY株式市場は高安まちまち。ナスダック総合は終値ベースでの過去最高値更新となった。エヌビディアの決算発表を控えテクノロジー株に買いが入った。

 

 S&P500テクノロジー指数が主要11セクターの中で上昇率トップとなった。エヌビディアが2.49%上昇するなど、半導体株の上げが寄与した。エヌビディアは少なくとも証券会社3社が目標株価を引き上げた。

 マイクロン・テクノロジーもモルガン・スタンレーが投資判断を「アンダーウエート」から「イコールウエート」に引き上げたことを受けて2.96%上昇。フィラデルフィア半導体指数(SOX)は2.15%高となった。

 一方、JPモルガンが4.50%下落し、ダウを圧迫。同社のジェイミー・ダイモンCEOが計画よりも早期に退職する可能性を示唆したと受け止められたほか、足元の株価では大量の自社株買いはできないとの見方を示し、売りが優勢となった。

 

 

 22日発表予定のエヌビディアの決算は、ウォール街とハイテク業界の両方にとって注目のイベントとなる。これまで強気相場を引っ張ってきたAIを巡る熱狂の中心にいるのが同社だ。投資家は、ジェンスン・フアンCEOによる業績ガイダンスとともに、同社製チップへの旺盛な需要を再確認できるような証拠を待ち望んでいる。

 エヌビディアは単独でS&P500指数の上昇分の約4分の1を占める。同社にマイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ、アルファベットを合わせた5銘柄では、同指数上昇の約半分を占めている。

 市場では、「今週の経済カレンダーは比較的軽めであり、企業決算が市場の動向を牽引することになる。その筆頭にあるのがエヌビディアだ」との声が聞かれたほか、「90年代後半のシスコ以来、1つの銘柄が市場全体の見通しにこれほど大きな影響を持つことは記憶にない」と指摘。「昨年5月のエヌビディアの決算発表はAIの将来について最も懐疑的な投資家さえも注目させた」との声も聞かれた。

 

 

 アトランタ連銀のボスティック総裁は、インフレが今後も低下し続けると考えているとし、当局の金融政策スタンスは景気抑制的だとしたうえで、インフレ率が目標の2%に戻る軌道に乗っているとFRBが確信するにはしばらく時間がかかると述べた。

 クリーブランド連銀のメスター総裁は、政策は景気抑制的だが、当局者は金利を調整する前にインフレの動向についてより多くの証拠を待つ必要があると述べた。

 バーFRB副議長(金融規制担当)も、年初来数ヵ月間の米国のインフレ指標は「期待外れ」で、FRBが金融政策を緩和するためには必要な証拠が不足していると述べた。

 ジェファーソンFRB副議長は、このところ複数のインフレ指標で鎮静化が示されていることは喜ばしいが、インフレ率が2%回帰への持続可能な軌道に戻ったかを判断するには時期尚早だと述べた。

 

 国債利回りは上昇。投資家が国債を売却して新発の社債を購入したとみられる。この日に発言機会のあった米金融当局者からは、政策金利については基本的に様子見の姿勢が繰り返された。

2年債利回りは2.5bp上昇の4.852%、10年債利回りは2.7bp上昇の4.449%。

 メモリアルデー(戦没者追悼記念日)を含む週末を控えて今週は起債案件の前倒しが見込まれており、投資適格級社債の発行が相次ぐ。

 クレジットサイツの米投資適格債・マクロ戦略責任者は「今朝は企業の起債がやや活発化しているように見え、それがテクニカルな観点から市場全体の重しになっている可能性がある」と指摘。「経済カレンダーは軽い一方で米金融当局者発言が目白押しとなるなか、先物市場で売りが優勢になった」と述べた。

 

 

 原油先物相場は4日ぶり反落。WTIは0.28ドル(0.35%)安の79.30ドル。原油価格はレンジ内の動きにとどまった。OPECプラスの会合を6月1日に控え、方向感が見えにくかった。主要なボラティリティー指標は約5年ぶりの低水準となった。

 原油市場関係者は中東情勢を引き続き注視している。週末にはイランのライシ大統領とアブドラヒアン外相がヘリコプター事故で死亡したほか、サウジアラビアではサルマン国王(88)の健康状態が懸念されている。

 ただ、アナリストらは、石油の政策や輸出に影響が及ぶ公算は小さいとして、これらイベントが原油先物市場に与える影響はそれほど大きくないとの見方を示している。

 

 

 

 

 日経平均は反落。前日の米ハイテク株高の流れを受けて朝方には上げ幅が一時250円を超えたが、米半導体大手エヌビディアの決算などの注目イベントを控え、次第に伸び悩む展開となった。次第に戻り待ちや利益確定の売りに押される展開となり、午後に下げに転じた。国内の長期金利上昇も株式相場の重荷だった。

 

 162円高と底堅くスタート。前場では一時276円高となる場面がみられたが、後場ではマイナス圏に転落し、127円安の3万8942円で安値を付けた。日経平均は前日に心理的節目の3万9000円を約1ヵ月ぶりに回復しており、達成感から利益確定売りが出やすいとの見方があった。

 FOMC議事要旨、エヌビディアの決算を控えているため、ポジション傾けづらいとの声もあった。

 

 国内の長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは0.980%と11年ぶりの水準に上昇。日銀による金融政策の正常化観測から金利の先高観が根強く、株式相場の上値を抑えた。

 

 TOPIXは0.30%安と4日ぶり反落。プライム市場の売買代金は3兆9173億円と4月25日以来、約1ヵ月ぶりに4兆円を下回った。値上がり575(34%)、値下がり1006(61%)、変わらず68銘柄。

 グロース市場250指数は1.41%安と反落。国内債券市場で長期金利が上昇傾向にあるなか、相対的な割高感が意識されやすい新興株には売りが優勢だった。日経平均が朝高後下げに転じるなど相場全体の地合い悪化も重荷となり、グロース250指数は今日の安値で終えた。