NYダウ 40,003 +134.21 ( +0.34% )
  S&P500 5,303 +6.17 ( +0.12% )
  NASDAQ 16,685 -12.35 ( -0.07% )

 

Microsoft (10株) -0.78㌦ -0.19 %  -7.8㌦  ( +1,526㌦ )
Samsara (140株) +0.28 +0.69 %  +39.2 ( +1,829  )
Adobe (10株) +0.55 +0.11 %  +5.5 ( -116 )
Lennar (30株) +0.68 +0.41 %  +20.4 ( +187  )

 

新規・清算取引なし

 

 

'24. 5. 17 収支 +57.3㌦ ( +3,426㌦ )
'24. 5月間収支 +1,778.4㌦ 8勝 5敗 勝率 61.5 %
2024 年間収支 +310.1㌦ 49勝 46敗 勝率 51.5 %

 

 17日のNY株式市場は小幅に高安まちまち。ダウは終値で史上初めて4万ドル台に乗せた。

今週発表の4月CPIはインフレ再加速を示さず、インフレが落ち着く方向にあり、FRBが年内に利下げに転じるとの観測が再び高まった。米経済がソフトランディング軟着陸できれば、企業収益の改善が続くとの見方も株買いにつながった。

 市場の注目は、22日に発表される半導体大手エヌビディア決算に移りつつある。

 

 週間では、ダウが1.24%高と5週続伸。S&P500は1.54%高、ナスダック総合が2.11%高と共に4週続伸で終えた。

 

 

 個別では、ミーム株のゲームストップが19.73%安と3日連続で急落した。

「ミーム株」人気の火付け役とされるキース・ギル氏が12日、休眠状態だったXアカウントを約3年ぶりに再開。ゲームコントローラーを持って椅子に座っている男性が前方へ身を乗り出す様子が描かれたイラストをXに投稿したことをきっかけに、翌日からゲームストップの株価は2日間で一時3.7倍に急騰。その後3日間で高値から66%の急落となった。

 

 ソーシャルメディアのレディットは10.04%上昇。レディットのコンテンツをオープンAIのチャットボット「ChatGPT」などに取り込み、オンラインコミュニティーにAIの新機能を追加できるようにすると、オープンAIとの提携を発表した。

 

 

 ボウマンFRB理事は、インフレが「当面」高止まりするとの予想を改めて示したが、政策金利を現行水準に維持すれば、いずれは物価上昇圧力が後退するだろうと述べた。

 「今年4月までの平均のコア消費者物価指数(CPI)は年率ベースで4.3%上昇と、昨年下期の平均を大きく上回っており、当面はインフレの高止まりが続くと見込んでいる」と指摘。「政策金利が維持されれば、インフレはさらに鈍化するというのが引き続き基本シナリオだが、この見通しには多くの上振れリスクがある」と述べた。

 また、金融政策があらかじめ定められた軌道にはないことを強調。インフレ抑制における進展が停滞、ないし反転すれば、追加利上げに踏み切る用意があると述べた。

 

 

 国債利回りは上昇。大きな手掛かり材料はなく、前日の流れが継続した格好となり、午後に入って原油先物が一段高となったことを受け、利回りはさらに上昇した。FRBによる年内の利下げ回数を巡り、来週発表されるFOMC議事要旨が注目されている。2年債利回りは3.0bp上昇の4.827%、10年債利回りは4.7bp上昇の4.422%。

 今週発表された4月CPIの伸び鈍化を受け、FRBは9月に利下げを開始し、年内に2回を利下げを実施するとの観測が広がっている。

 財務省は来週22日に20年債(160億ドル)、23日に10年物価連動国債(TIPS)(160億ドル)の入札を実施する。

 

 原油先物相場は続伸。WTIは0.35ドル(0.44%)高の79.58ドル。週間では1.32ドル(1.69%)上昇。

今週は、米原油在庫の減少やインフレ沈静化の兆しが相場の追い風となった。一方、国際エネルギー機関(IEA)が需要の伸びが鈍化するとの見通しを示すなど、相場の下押し材料もあった。

 原油相場を動かし得る次の材料として、市場では6月1日に開催されるOPECプラスの会合に注目が集まっている。

 

5月17日 セクター別騰落率

 

週間 セクター別騰落率