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プラモ劇場版 世界をかける少女KOTOBUKIYAの世界編←NEW 2023/9/6よりスタート!
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終盤の撮影に向けての準備
第16話撮影完了
どうもしゅご神でしゅ。
撮影撮影撮影って、散々言っていた第16話。撮影を始めてから約1か月。恐らく今回のプラモ劇場の中で、最も長い撮影が完了し、この記事を書く数十分前に、編集が完了しました。
あまりにも長いため、今まで前半後半と2パートに分けていたのが、まさかの3パートになりました。それくらいになることは予想していましたけど、どこで区切ろうかが悩むところ。ともあれ、長い撮影がやっと終わり、ひと段落といったところ。これで今年の分は間に合ったのですが…油断していると、すぐ追いつかれるので、第17話の撮影に必要なものを用意しないと。
一部だけチラっと。トールとドゥルガー、そしてベルに続くまどかたち?一体どこへ向かっているのか。
第16話では、これまで関わってきた登場人物たちが再登場したり、新規で登場したりなど、いろんなキャラが登場します。ここで、もうすぐ1年前になる東京遠征の現地取材が役に立つときが………?更新までしばしお待ちを。
第17話は、あるもの以外は出そろっている。再び撮影ベースを設置しないといけないし、変形組み換えなどで時間がかかるシーンもあるから、撮影だけでもまた1ヶ月はかかりそうだ。
しゅご神ブログ16周年
プラモ劇場版世界をかける少女 第12話の裏話
裏話も12回目。もう毎月の更新が下旬になりつつあるけど、そろそろ公開スケジュールが撮影スケジュールに追いつきつつあります。こりゃまずいですわ…。ひとまず12話の裏話スタートです。
「KOTOBUKIYAの世界の時系列」
月からの使者、ウィアード・テイルズによって明かされたこの世界の秘密。それが一気に押し寄せるかのように語ってもらいました。作った自分も流れがわからなくなるから、Excelでさくっとまとめたのがあるので、それをお見せしようかと。見にくい場合は拡大してもらえると…?
*年数や出来事はKOTOBUKIYAの世界で起きたことのため、現実の歴史とは全く異なるのでご了承を。
まずは物語が始まるかなり前、Tクリスタルが他の星で発見。Tクリスタルを巡っての戦争、ヴァイスの誕生、ガバナーたちが星を脱出して、地球にやってくるまで。そして地球を巻き込んだ戦争が再び起きてから、終戦までの間がこんな感じとなります。
次に終戦後から、2023年に入るまでの出来事。ヴァイスが地球圏に襲来、その後犯罪組織エクスパンダーが誕生し、サンマグノリア共和国を占拠される頃辺り。
そして、2023年に入ってから、物語が始まり、第12話までの出来事。細かい日にちなどは一部表記していますが、他はざっくりとした日にちだけにしています。
なお、お気づきの方もいると思いますが、細かい日にちがわかっている中で、轟雷の起動日は、現実での記念日となっています。そして、翔子たちがこの世界にやってきた日にちも、過去の裏話で載せたものとなっています。こういう細かい設定とかを考えるのも大変だけど楽しいものです。
「Q:一部ゲームの画像が紛れ込んでいるような?A:はい、使っていますw」
第12話で、なんかプラモじゃないなんかのゲームみたいな写真が数枚使われているけど?と思ったでしょう。あくまでイメージ的なやつです。
Tクリスタル、ヴァイスの製造プラント、ガバナーが地球へやってくるシーンに、いいものがなかったのですが、ちょうど使いやすいのがあったんですよ。
私が毎日やっているファンタシースターオンライン2ニュージェネシス(通称PSO2NGS)。そのフィールドやムービーシーンが、今回の解説にピッタリな材料だったので、スクリーンショットを撮影して使わせてもらいました。
困った時は、ゲームの画像ですね←おい
「先の大戦の結末」
決戦の舞台が月で、フレームアームズのゼルフィカールとマガツキが激突したこのシーン。実は、レイファルクスの説明書に書いてあるストーリーをそのまま使わせてもらいました。ゼルフィカールの装備はどうだったかわからないけど、とりあえずバーゼラルド+追加装備という構成で出しました。Tクリスタルが関わる世界設定も、この話を読んだことで思い浮かんだことです。
「本来のアリス・ギア・アイギス」
このシーンで翔子も語った、「そのヴァイスは、人類が地球を捨てて脱出せざるを得ない相手で、地球から脱出した人類が逃避行している最中に、アリスギアの開発に成功し、人類はヴァイスと戦う力を得た。それが、あたしの世界のある、楓たちアクトレスが活躍するゲームの舞台設定」と言っていましたが、これが本来のアリス・ギア・アイギスのざっくりとした世界観。
今作では、ヴァイスはガバナーたちの星で誕生した兵器となっていますが、本来なら人類が地球を捨てて脱出する選択を取らされた相手となっています。本家のストーリーはあまりやっていないので、ヴァイスとは一体何なのかがまだ把握できていないため、今作ではこのような設定をもうけさせてもらいました。
そしてアリス・ギア・アイギスは、シャードと呼ばれるいわば移民船団みたいな船で数世紀にわたって人類が生活しているので、アリス・ギア・アイギスが参戦した場合、舞台はシャードになっていないと…なんて思うかもしれませんが、そこは世界をかける少女特有の本来の設定を捻じ曲げる力が働いています(どんな力だよ)。実際、あちら側でFAガールと創彩少女庭園はコラボしているけど、同じ世界観で登場しているようですし、異世界から転移してきたっていうパターンではないんですよね。アリス・ギア・アイギスの世界のFAガールと創彩少女庭園って感じでしょうか?
という感じの第12話でした。今まで単語とかしか出てこなかったことが、ここで一気に語られるお話でした。そして、この第12話を持って、第2部が終了になります。次回、第13話からは、ついに第3部(最終章)へ突入します。ウィアード・テイルズから再起動したマザーが地球に再び総攻撃を仕掛けることを告げられた翔子たち。自分たちが今できることをして、来る決戦に備える。
この世界を救うため、約束を果たすため、囚われの人を助けるため、それぞれの想いを胸に、戦士たちは最後の戦いへ挑みます!第13話もお楽しみ!
第16話の撮影が折り返しに入った?
どうもしゅご神でしゅ。
8月も今週で終わりなのですが、台風10号が間もなく上陸し、今週いっぱい各地で天気が荒れ模様。というか、今月やってくる台風、進路が全部おかしなことになっていませんかね?急に右に曲がったり、左に寄ったと思ったら、そこから右に切り替えして来るし。そのまま右へ流れてください←
済んでいる地域は、割と平和な場所なのだが、今回の台風は日本列島ほぼ全部通る勢いなので、雨戸閉めておかないと。というか、今週休みと出勤を1日おきなんだけど、後半下手に外出できないから家で缶詰めじゃないですか!!まぁ外に出るとお金使っちゃうから、キープするためにはいいんだけどさ…。一応食料も買ったし、今週を無事に乗り切れるのだろうか?
さて本題。
遅れ気味になっているプラモ劇場の撮影。1番長丁場となる第16話の撮影なんですが、撮影できるパートから順番に撮影して行っています。第8話で4パートに分けたのが、第16話では6パートに分かれることに。そのうちの4パートが撮影が終了(あるパートだけはすぐ終わる長さ)し、画像をPCに取り込んだところまできました。先行カットを1枚ペタリと↓
迅雷、アーキテクト、そしてレイブレード・インパルスが向かう先は…?
しかし、肝心なのが残り2パート。そのうちの1パートが、出演者用のパーツ作成しないといけないので、それがないと撮影ができないんですよね。まあすぐできるから、時間はかからないんだけど、そのパーツ仕上げようとすると、ツヤ消ししたいけど、今週は天気荒れ模様だからツヤ消しできないんだよね。最悪数日放置すれば撮影にも耐えれるかな…?
それが終わった後は、撮影パートが長ければ、大型キットを多数登場させるパートもあるので、撮影はまだまだ続きそうです。なんとか9月中旬までには完了したいところだけど…。どうなるんだろう。次の第17話用のキットも作らないといけないからなぁ。なので、新作キットはずっと箱に封印したまま…(;^_^A
というか、9月頭はブログ開設記念日もあるから、それ用の撮影もやらないとなぁ。いやはや、やることが多いねぇw
とにかく、物語も終盤に近付いている第16話の撮影も折り返し地点。多数のゲストキャラも用意しているので、誰が出てくるのかお楽しみ。順当に行けば、第16話は12月に公開となります。12月…その時、一体何をやっているんだろうねぇ…。
プラモ劇場版世界をかける少女 登場人物:エクスパンダー
「更新履歴」
2023
9/7
アメインゴースト
10/6
パラポーン・センチネル、トラックダウン、アーキテクトフレーム
11/8
バンプアップ・エクスパンダー、ジェスター、パラポーン・ジャッジヘッド
12/4
マガツキ橘花、アヤツキ(綾)、ヴェルルッタ、ヴァルチャー
2024
1/10
FAフレズヴェルク
3/7
マガツキ橘花、アヤツキ(綾)(冬服)、FAマガツキ、クイーンズガード、スパルタン、ビアンコ
4/3
フレズヴェルク=アーテル、ブレイディハウンド・バンイップ・ブーメラン・ニュウレン、アメインゴーストMk-Ⅱ
6/7
ハシュマル、ボルトレックス、ボルトレックス・ラース、FAフレズヴェルク・ルフス
7/23
真賀月椿(制服、戦闘服)
8/24
FAフレズヴェルク=アーテル
「犯罪組織エクスパンダー」
15年前の戦争でヴァリアントフォースの中に組み込まれていた、バンプアップ・エクスパンダーが率いるチーム。戦争終結後、ヴァリアントフォースは壊滅したもののエクスパンダーが戦力を集め、犯罪組織として世界に牙をむいている。
「バンプアップ・エクスパンダー」
犯罪組織エクスパンダーを統括するガバナー。部下からはボスと呼ばれており、かつての大戦でも猛威を振るっていた。長年身を潜めている間、戦力を集め、人類に再び牙をむく。部下からの信頼は厚いが、弱いと判断した場合は部下であっても容赦なく切り捨てる。異世界から来た翔子たちに興味を示し、捕獲を命じる。
「ジェスター・オルタナティブ」
犯罪組織エクスパンダーの幹部の1人にして参謀。情報収集を主に担当し、ボスであるエクスパンダーには絶対的な忠誠を誓っている。猪突猛進のジャッジヘッドの行動に、度々頭を悩ませているらしい。
「パラポーン・ジャッジヘッド」
犯罪組織エクスパンダーの幹部の1人。暑い装甲と強力なアックスを片手に敵陣に切り込む切り込み隊長的な存在。断罪することを好むらしく、捕虜にした相手をアックスで落とすことが最高の瞬間と感じており、下手をすればエクスパンダーよりヤバイガバナー。
「アメインゴースト」
翔子たちの前に立ちふさがったロボット。この世界でのフレームアームズやヘキサギアでもない、アメインと呼ばれるシリーズ。所属不明ということで、どこの企業のロボットなのかが謎に包まれている。
翔子曰く、元の世界のとあるロボットアニメに登場するロボットそのまま(ただし色は違う)の見た目で、自立志向型AIのプロトタイプを搭載しており、戦闘しながら相手のことを学習することから、長期戦に持ち込まれると不利になると言われている。
「アメインゴーストMk-Ⅱ」
ヴァルキュリアセイバーに片腕を切り落とされて以来、自己修復と改修が完了したアメインゴーストの新たな姿。アンバランスだった本体がシンメトリーとなり、サブアームまでが追加となり、手数が多く予想外の動きをするようになった。前回戦った翔子のデータも学習しており、終始圧倒していた。
「(左)ブレイディハウンド・(中央)バンイップ・ブーメラン・(右)ニュウレン」
ファクトリーアドバンス襲撃の際、翔子が撃退した機体。3種合計およそ60体が派遣された。翔子曰く、いずれも某ロボットアニメの各国の主力機体とのこと。予想として、財団Bから支給されたものと推測されている。
「パラポーン・センチネル」
ヴァリアントフォース時代から作られてきたエクスパンダーに所属する一般兵士。人数も多くおり、また使い捨てにされる駒扱い。
「トラックダウン」
犬型の小型ヘキサギアとして運用されているエクスパンダーの戦力の1つ。尻尾に装備される銃は標準のライフルからグレネードなどバリエーション多数。
「アーキテクトフレーム」
ファクトリーアドバンスで製造運用されているフレームアームズの基礎フレーム。街の警備で配置されているが、エクスパンダー側で運用されているケースが多数。パラポーン・センチネルとセットで活動していることが多い。
「真賀月椿」
真賀月道場の1人娘。幼い頃から剣道を叩き込まれており、同年代で都内で敵う者はほぼおらず、対等に渡り合えるのは、吾妻楓くらいと言われている。エクスパンダーの襲撃時に拉致され、ある実験の実験台として使われる日々を送っていた。
「マガツキ橘花」
フレームアームズのマガツキをベースに作られたフレームアームズ・ガールの1人。アヤツキ(綾)とは姉妹関係で、橘花の方がお姉さん(自称)。仕える姉に対しては絶対的な忠誠を誓っていることもあり、決めたことは簡単には曲げない頑固な一面もある。曲者ぞろいのエクスパンダーの組織内でも苦労している。
「アヤツキ(綾)」
フレームアームズのマガツキをベースに作られたフレームアームズ・ガールの1人。橘花とは姉妹関係。橘花とは反対で、お調子者なところもあり、よくケンカを吹っ掛けることから、姉や橘花を困らせていることもある(らしい)。人前ではアヤツキではなく、綾と略称で呼ばれている。
「フレズヴェルク=アーテル」
フレズヴェルクシリーズをベースに作り出された、自称最強のフレームアームズ・ガール。フレズヴェルク=アーテルの武装をベースにしており、大型のベルリスマッシャーを中心に戦う。轟雷に非常に興味を持ち、バトルする時を心待ちにしていた。
「ヴェルルッタ」
ルミティアが追いかけている小悪魔にして、七魔槍の1人。ルミティア曰く、あちこちで小さないたずらをすることを好み、いろんな場所で迷惑をかけているらしく、ルミティアに捕獲命令が出ている。数々の戦い(?)を経て、因縁関係まで発展している。今はエクスパンダーに身を寄せ、楽しいことをするため作戦に協力している。
「ヴァルチャー」
エクスパンダーが保有するフレームアームズの1体。変形機構も備わっており、柔軟な身のこなしを可能としており、本来のヴァルチャーではない性能を出している。素早く予測困難な動きで相手を翻弄する。
プラモ劇場版世界をかける少女 登場人物:リバティー・アライアンス
「更新履歴」
2023
10/6
源内あお(夏服)、ナルミ(夏服)、轟雷(素体&武装形態)、ポーンX1:トール、アーキテクトフレーム
11/8
ユウ、リカ(夏服)、レーナ
2024
3/7
源内あお、ナルミ、ユウ、リカ(冬服)、スティレット、バーゼラルド、吾妻楓、磐田
4/3
迅雷、アーキテクト、吾妻楓(ギア装備)
6/7
チーム成子坂、チーム叢雲、チームバーベナ、ヘヴィーアーマータイプ:ルーク
8/24
マテリアシロ&クロ、ウィアード・テイルズ
「ファクトリーアドバンス」
リバティー・アライアンスに所属する企業の1つで、フレームアームズの基礎とも言えるアーキテクトフレームの製造管理を行っている会社。近年はサポート型アンドロイドの開発に着手し、フレームアームズ・ガールを生み出す。
「源内あお」
若葉女子高校1年生。ファクトリーアドバンスの見学の時、轟雷をたまたま起動させることに成功したことにより、轟雷のマスターとなる。細かいことは苦手で、少々めんどくさがりな所があるが、轟雷たちFAガールのことはちゃんと面倒を見ることを決めている。おいなりさんが好物。
プラモ劇場版世界をかける少女 第12話
かつての大戦の決戦の舞台は、地球上ではなく月だったことは、この世界の住人であれば誰しもが知っていること。
今まで動きがなかった月が動く時、戦いは最後のステージへと、戦士たちをいざなっていく。
「ということなので、しばらくの間身を隠していなさい。そして時が来た時は、よろしく頼みますよ」
「はい」
「では、行ってきます」
レーナ『え?月から接近する物体?』
トール『このタイプ、見たことがない。進路は?』
トール『このまま進めば…って、ここに来るだと!?』
レーナ『すぐに迎撃を!』
「聞こえますか?ファクトリーアドバンス」
レーナ『通信?』
「今そちらに向かっているヘキサギアです。私に敵意はない。そちらに直接話がある」
トール『あのヘキサギアから通信だ。ガバナーがいるのか?』
「なおガバナーはいない」
トール『はあ!?ヘキサギアがしゃべっているのか!?』
レーナ『…あなたは誰ですか?』
「月面の狐、とだけ今は言っておきます。至急あなたたちに伝えなければならないことが…!」
トール『おい、あのヘキサギアに接近する反応があるぞ!』
レーナ『フレズヴェルク!?しかもこれは、アーテル!?』
「エクスパンダーから刺客を送り込んできましたか。なんとか振り切ります」
トール『おいおい、大丈夫かよ』
レーナ『こちらから援護します!』
トール『援護と言っても、空中を飛べるスティレットとバーゼラルドのギアは修理中だぞ?轟雷は空を飛べないし』
翔子『なら、ここはルミアの出番ね』
レーナ『翔子さん。今どちらに?』
翔子『月面から何かが出てきたってニュース見て、空見てたらフレズヴェルクが出ていくのを見えたから、今ルミアに全速力で追いかけてもらってる』
ルミティア「先輩!捕捉しました!フレズヴェルクを退ければいいんですね!?」
翔子『そうよ。空から降りてきたヘキサギアを救出して!』
ルミティア「わかりました!!」
ルミティア「先輩からブーストしてもらったから、力がみなぎってくる!」
ルミティア「やあああっ!!」
「お見事」
ルミティア「うまくいってよかった。怪我はないですか?」
「あなたの活躍で、無事でした」
ルミティア「それはよかった。えっと、ファクトリーアドバンスに用があるんですよね?案内します」
「よろしくお願いします」
~ファクトリーアドバンス ラボ~
ユウ「何々?ヘキサギアが月面から来たの?」
リカ「そうらしいよ~」
ユウ「しかもルミティアが、フレズヴェルク=アーテルを撃破したって…いつの間に力付けたのよ」
ルミティア「先輩がブーストしてくれたおかげだよ」
ナルミ「それで、そのヘキサギアは」
あお「今レーナさんが話を聞いてる。みんなも呼んでほしいって」
ルミティア「先輩には私から連絡を入れました」
あお「何故か成子坂製作所にも入れてほしいって言われたから、さっき入れておいたけど」
ルミティア「(月面から来たヘキサギア…一体何者なんだろう)」
数時間後…
翔子「で、これが月面から来たというヘキサギアか」
鈴香「狐、ですね」
テイルズ「初めまして。私は、ウィアード・テイルズ。テイルズと呼んでください」
響子「ガバナーがいないって言うけど、まさか意思を持ったヘキサギアというやつ?そんなのいるの?」
翔子「あたしは聞いたことないけど、その辺はどうなの?レーナ」
レーナ「意志を持つヘキサギアは初めて見ました。だいたいがトールのようなガバナーが操縦するものですし」
テイルズ「そうですね。私はその中でも特殊なヘキサギアです。マザーによって生み出された観測者です」
楓「マザーって…まさか、先の大戦の?」
トール「てことは…やっぱりエクスパンダーか!?」
ルミティア「でも、それだとフレズヴェルク=アーテルに狙われていた理由がわからないですよ。仮に同じ組織なら、何故攻撃されるようなことに」
テイルズ「…まずは、私のこと、いや、私たちのことについて話しておく必要がありますね」
ナルミ「私たちというのは?」
テイルズ「そもそも皆さん、Tエネルギーは何から得られるものですか?」
ユウ「Tクリスタルでしょ?」
テイルズ「では、そのTクリスタルはどこで見つかりましたか?」
リカ「ん~っと、確か30年前にある場所で発見されて、それを量産に成功したから、今い~っぱいある」
テイルズ「Tクリスタルは地球で見つかった物と思いますか?」
あお「え?発掘で見つかったとかじゃないの?」
テイルズ「Tクリスタルは、地球で採掘された物ではありません」
ジャンヌ「地球の物ではない?では、宇宙から来たというのですか?」
テイルズ「そうですね。宇宙と言っても、遥か遠い銀河の向こうですが」
翔子「銀河の向こう…外宇宙とかかしら?」
テイルズ「察しがいいですね、世界をかける少女」
翔子「あら?あたしの肩書を言ったかしら?」
テイルズ「…あなた達を呼んだのは、私です」
翔子・鈴香・響子「えっ!?」
ルミティア「先輩たちをこの世界に呼んだ!?」
テイルズ「どうやら願いが通じたようですね。この混沌の戦いを終わらせたいという願いが」
翔子「いつどこで世界が繋がるかわからないけど…なるほど、そういうことか」
響子「いや1人で納得してないでわかるように説明してよ」
翔子「あたし自身確証はないけど、世界が繋がるきっかけとして、誰かの強い願いが引き寄せたっていうケースもあるのよ。今回はそのパターンだっていうことよ」
ジャンヌ「あの、先ほどから何の話をしているのかしら?」
楓「翔子さんたちをこの世界に呼んだ?まるで異世界人みたいな言い方ですね」
翔子「あー一部には言ってなかったかな?あたしらは、元々この世界の住人じゃないのよ」
トール「そういえばそんなこと言っていたな」
楓「そ、そうでしたか…」
テイルズ「話がそれましたね。Tクリスタルが何故外宇宙からやってきたのか。それは、我々ヘキサギアを作った人類の故郷である惑星での出来事。あんな兵器を生み出してしまったのが始まりだった」
これは、遥か遠い銀河のある惑星での話。そこはTクリスタルが大量に発掘される惑星であり、それを用いて生活していた。
だが、Tクリスタルを独占しようという者たちが現れた。彼らは「ヴァリアントフォース」と名乗り、Tクリスタルを独占し始めた。ヴァリアントフォースの暴挙を阻止しようと、反対する者たちが手を取り合った。彼らは「リバティー・アライアンス」と名乗り、やがて両者が対立することになった。
Tクリスタルから生み出された兵器、ヘキサギア。そしてそれを操る操縦者ガバナー。両者が同じ兵器を生み出し、惑星全体はTクリスタルを巡っての戦争となった。
そんな戦いが続く中、ヴァリアントフォースは更なる兵器の開発に出た。無尽蔵に兵器を作り出すシステムを開発することに成功し、さっそく兵器の大量生産に取り掛かった。
だが、そのシステムは暴走し、意思のない無人の兵器が次々と量産され、その数はやがて両軍の兵力を上回ることになった。最初は小型だけだったが、そのうち中型、はては大型の兵器までが次々と投入され、無人の兵器集団は第3勢力として戦争に加入。泥沼の戦いに発展していった。
その第3勢力は、開発者からあるコードネームを与えられていた。その名は、
テイルズ「ヴァイス」
楓「ヴァイス!?ヴァイスって、あのヴァイスですか!?」
ルミティア「楓さん、すごく驚いていますね」
楓「…ヴァイスというのは、先の大戦の終戦から5年後、今からで言うと10年前。地球圏に飛来した無人兵器なんです。その対処に、わたしたちの先代のアクトレスが中心となっていました」
レーナ「あの頃は、先の大戦で戦ったフレームアームズもヘキサギアも万全の状態ではなく、ヴァイスに対抗できる手段が限られていた時代でした。ですが、研究によってアリスギアが開発され、それを装着できるアクトレスがヴァイスの迎撃に当たっていたんですよね」
翔子「(そのヴァイスは、人類が地球を捨てて脱出せざるを得ない相手で、地球から脱出した人類が逃避行している最中に、アリスギアの開発に成功し、人類はヴァイスと戦う力を得た。それが、あたしの世界のある、楓たちアクトレスが活躍するゲームの舞台設定。この世界でもヴァイスの襲来はあったようだけど、人類はまだ地球に留まっている。まぁこの辺が違うのも、異世界あるあるってやつね)」
テイルズ「そのヴァイスも、5年ほど地球圏に飛来していたましたが、やがてその数は少なくなっていき、今となってはヴァイスが出てくる方が珍しいということになっています」
楓「今でも一部のアクトレスが哨戒任務を継続しています。先月、大型のヴァイスコロニーが発見されたことで、各企業のアクトレスが招集され、ヴァイスコロニー攻略作戦が発令されました」
橘花「楓もそれに参加していたのね」
楓「はい。なので、しばらく地球を離れて、ヴァイスコロニー攻略に赴いていました」
綾「なるほどね」
テイルズ「生産工場とかも叩いていますし、しばらくはヴァイスの脅威はないでしょう。ですが…」
翔子「あんたたちの故郷に、ヴァイス製造の工場があると?」
テイルズ「はい。ただ遥か銀河の彼方なので、仮に地球に送り出そうとしても、かなりの時間がかかるはず。なので、その辺は心配はないでしょう」
楓「そうですか…」
あお「でも、ヴァイスの脅威はなくても、エクスパンダーの脅威は残ったままだよ?」
テイルズ「エクスパンダーは、かなり古くから存在するガバナーです。それも、初期の戦争から」
響子「ということは、遠い惑星での戦いからずっと戦っているの?」
テイルズ「そうですね。あの時からずっと。それだけガバナーの中でも、高い戦闘能力を持った個体でもあります」
トール「いくらあいつが強くても、無尽蔵に出てくるヴァイスには敵わないか」
テイルズ「はい。ヴァイスの攻撃によって、両軍は甚大な被害を受けました。そして一時休戦をした両軍は、Tクリスタルを可能な限り持ち出して、惑星の管理をしていたAIの発展型の全知全能のAI、通称マザーと共に宇宙に飛び出しました。第2の故郷を探すために。敵味方関係なく、長い戦いで傷ついたガバナーたちも、コールドスリープの手段を使って、長い長い眠りにつきました。そして、先祖たちがこの銀河系にたどり着いた頃、ある事件が起きました」
鈴香「その事件というのは?」
テイルズ「愚かなことに、また独占が始まったのです。ヴァリアントフォースの」
橘花「…それを指揮していたのが、エクスパンダー」
綾「あいつ自身がそう言っていたな。自信満々に」
テイルズ「再び争いが始まり、先祖たちはある惑星にたどり着いた。それは、月でした。月に不時着した先祖たちは、あの時の戦いの決着という名目で、月で戦いを始めた]
テイルズ「だが、リバティー・アライアンスのガバナーたちによって、Tクリスタルは地球へ流れ着き、ヴァリアントフォースは月に取り残される形となった。その後、リバティー・アライアンスのガバナーたちは、地球の人類に、Tクリスタルを託し、その量産に成功して、今の地球がある。というわけです」
あお「なんか授業で習った内容と違う部分が多すぎる…」
楓「そうですね。表ざたにできない事情などがありますが」
テイルズ「その後、マザーはリバティー・アライアンスを裏切り者と認定し、その潜伏先である地球を占拠するために、月でヴァリアントフォースの戦力を整え、地球に送り込んでいった。そして」
ナルミ「かつての大戦が始まった、というわけですか」
テイルズ「はい。私は月からずっと大戦の行く末を見届けていました。開戦から月での最終決戦までを」
翔子「月での決戦ってどういう風に終わったの?まどかたちから聞いた話だと、月で爆発があった後、あっけなく終戦したって聞いたけど」
テイルズ「…これは軍事機密が含まれていますが、お話してもいいのですか?レーナ少佐」
レーナ「…ここまで来たなら、知っておいてもいいと思います」
テイルズ「わかりました。リバティー・アライアンスは、フレームアームズとヘキサギアを月へ送り出し、マザー攻略を開始。その中心となったフレームアームズが、ゼルフィカール」
バーゼラルド「フレームアームズのばーぜの強化形態だね」
テイルズ「その戦闘中、ゼルフィカールは謎の現象により、新たなフレームアームズへと進化を遂げた。その名は、「レイファルクス」」
翔子「レイファルクス…(そういえば、そんなプラモデルあったわね)」
テイルズ「レイファルクスは、すべてのエネルギーを小枠し、敵味方すべてを行動不能にできるほど強力で、マザーもそれに逆らえず、あっという間に機能を停止させられた。マザーが機能を停止したことで、マザーと繋がっていたガバナーやヘキサギアなども次々に機能を失ってしまい、ヴァリアントフォースの戦力は壊滅。これが、かつての大戦の終戦の瞬間でした」
響子「そう聞くと、確かにあっけない終わり方ね」
テイルズ「ですが、マザーが機能を停止するその前に、支配下に置いていたガバナーやヘキサギアとはリンクを解除し、再起動するその日を迎えるまで地球に潜伏させていたのです。その中に、エクスパンダーもいました。彼は地球に残った兵力を集め、密かに力を蓄えてきた。そして、レーナ少佐。トール。あの時を迎えた」
トール「あの時って…サンマグノリア共和国を襲撃した時のことか?」
テイルズ「そうです。何故サンマグノリア共和国が狙われたのか。ご存じですか?」
レーナ「あの時は、周辺国家とかを無差別に攻撃をしていたから、その流れだと」
テイルズ「いいえ。サンマグノリア共和国を狙う理由は、たった1つです。サンマグノリア共和国が、Tクリスタルを持ったリバティー・アライアンスが降り立った地だからです」
トール「…そんな話聞いたことないぞ?」
レーナ「私もです」
テイルズ「一部の者にしか伝わっていない話なのかもしれませんね。Tエネルギーの解析や量産が始まったのは、サンマグノリア共和国。そこには、今でも多くのクリスタルやエネルギーなどが保管されていますし、ヘキサギアやガバナーなども量産できる設備もたくさんある。エクスパンダーが喉から手が出るほど欲しがるのも当然です」
トール「そんな大事なところを俺たちは奪われたのか」
テイルズ「現在はエクスパンダーの占領下にありますが、マザーを止めれば、奪還するのも難しくはないでしょう。そして、マザーを止めたレイファルクスも機能を停止した後、リバティー・アライアンスに回収され、その謎に満ちた機体の解析に当たった。だが」
トール「だが?」
テイルズ「研究チームは、レイファルクスの解析研究をしていく中で、レイファルクスを模倣しようと考えたものが出てしまった。その機体は、ヤクトファルクスと名付けられ、レイファルクスと同様に研究がされてきた」
テイルズ「しかし、2か月ほど前、エクスパンダーが研究所に奇襲をかけ、ヤクトファルクスを強奪しようとしましたが、ヤクトファルクスはそのまま研究所を飛び出して行方をくらましてしまった」
レーナ「今でもヤクトファルクスの行方は分かっていませんが…」
テイルズ「ヤクトファルクスは月に…マザーの元にいます。マザーは模倣体とはいえ、かつて自分の機能を停止に追い込んだフレームアームズを呼び込んだ。そして、ヤクトファルクスを支配下に置いています」
翔子「マザーは機能を停止させられたんでしょ?なんで動いているのよ」
テイルズ「機能を停止したとはいえ、それは一時的なもの。復旧に時間はかかったものの、マザーは再起動をした。そして今…マザーは再び地球を支配しようと総攻撃の準備に取り掛かっています」
レーナ「直接伝えたいことって、それですか?」
テイルズ「通信などでは、マザーに妨害されてしまう。だから、私は直接ここに赴いた。マザーを止められる可能性を秘めた者たちが集まるファクトリーアドバンスに」
翔子「でも、あんたがここに直接行くことは、マザーにだって知られているんでしょ?」
テイルズ「ですね。だから、地上からフレズヴェルク=アーテルを差し向けたのでしょう。マザーの管理下にあるガバナーやヘキサギアなどは、マザーの指示に従うしかないのですが、私は行動に制限はされていない。こうなることも計算済みだと思いますが…あなた達にはちゃんとお伝えしておきたいのです」
トール「それで、総攻撃はいつ始まるんだ?」
テイルズ「そこまではなんとも…ですが、近いうちに実行に移すと思われます」
ナルミ「迎え撃つために準備をしないといけませんね」
ルミティア「けど、マザーがいるのは月ですよね?すごく遠いところまでどうやって」
テイルズ「そこは私にお任せを。月まで直接転送できる準備をしておりますので」
翔子「レーナ、時間がないわ。とりあえず、各企業とかから応援とか頼めないの?」
レーナ「この話をどこまで信じてもらえるかですが、そんなこと言っている場合ではありませんね。早急に対策会議をします」
翔子「ねぇ、テイルズ。あなたは何故マザーに逆らってまで、あたしたちの元へ来たの?」
テイルズ「…長年観測していてわかったことがあります。地球はいい星です。データでしか得られていませんが、先祖たちが住んでいた星は、戦争の影響で大気汚染もひどく、普通の人が住めない星になってしまった。技術を持ち込んだのはこちらではありますが、あのような星にしてはならない。地球には私たちの先祖たちの星の二の舞になってほしくない。今のマザーとその配下たちは、その悲劇を繰り返そうとしている。だから、止めたいのです」
翔子「…その願いが、あたしらを引き寄せたってところか」
響子「その期待に応えないとね」
鈴香「はい!」
翔子「あたしらも準備をしましょう。来る決戦に備えて」
ウィアード・テイルズの話によると、マザーの総攻撃は近いうちに行われる。一同はその時に備えて、準備を始めるのだった。
あお「とは言ったものの、私何もやることないね」
ナルミ「買い出しくらいでしょうか」
あお「だよねー。ごめんね、付き合ってもらって」
ナルミ「私もあおの役に立ちたいですから」
あお「ほんといつもありがとね、ナルミ。そういえば、あれから身体はどう?なんともない?」
ナルミ「はい。あれから更なる調整をしてもらいましたので、いつでも全力で戦えます」
あお「頼もしい限りで。スティ子とバーゼも、装備新しくしてもらっているし、今頃テスト飛行とかで大忙しね」
ナルミ「今度の戦いは大規模戦闘になることは間違いありません。万全の状態で挑まないと」
あお「私も武器とかいっぱい作っておいた方がいいのかな?」
ナルミ「それがいいですね。さっそく帰って作りましょう」
あお「あんまり得意じゃないけど、そうは言ってられないよね」
ドンッ
あお「うわっ!?」
ナルミ「あお!?」
あお「あだっ!!」
あお「いったぁ~!!」
??「ごめん、前見てなくて…」
ナルミ「あなたは…フレズヴェルク!?」
フレズヴェルク「あれ…轟雷?」
あお「あなた、どうしてここに!?また轟雷を襲うつもり!?」
フレズヴェルク「ち、違う!というか…轟雷、腕直ってる」
ナルミ「…は、はい。直してもらいました」
フレズヴェルク「そっか…それなら、また全力でバトルできそうだね。この前は、そうじゃなかったから」
あお「…なんでそこで安心するの?」
フレズヴェルク「…言っても信じてもらえるかわからないけど。なんかあの時のボクは、ボク自身じゃない感じがして」
あお「自分自身じゃない?」
ナルミ「どういうことですか?」
フレズヴェルク「あの時、確かに轟雷とバトルしたデータはある。だけど、本当に自分がバトルしていたのかがわからなくなってきたんだ」
あお「覚えてないの?あの時のバトルを」
フレズヴェルク「…あの時だけじゃない。なんか、ここ最近のデータも途切れ途切れで、おかしいんだよ。ボク、なんかおかしくなっちゃったのかな?」
ナルミ「…もしかすると」
あお「何か思い当たることでも?」
ナルミ「翔子やマガツキ姉妹ならこう言うと思います。エクスパンダーに調整されているんじゃないかって」
フレズヴェルク「調整?」
あお「…そうだね。今までの話を聞くと、その線もあり得るかもね」
ジェスター「その通り」
ナルミ「エクスパンダー!」
ジェスター「ここにいましたか、フレズヴェルク。さあ、帰りますよ」
フレズヴェルク「嫌だ!帰ったらボクを調整するんだろ!?」
ジェスター「…それ以外ありますか?」
ナルミ「やっぱり…」
あお「無理やり調整して戦わせているの!?」
ジェスター「フレームアームズ・ガールとは、そういうものではないのですか?それはあなたにも言えることですよ?轟雷」
ナルミ「私は無理やり戦わされてはいません。自分の意志で戦っています。あおやこの街の人を守るために」
ジェスター「そうプログラムされているとしても?」
ナルミ「…何を言おうと、私は私です」
フレズヴェルク「(自分の意志…)」
ジェスター「そうですか。そう思うのも結構です。では、フレズヴェルク」
ナルミ「フレズヴェルク!行ってはだめです!」
ジェスター「おっと、動かないでください。ここで無駄な兵力は使いたくないので。動かないでいただければ、この場は見逃します」
ナルミ「っ…」
フレズヴェルク「わかった。帰るよ」
あお「でも、戻ったら!」
フレズヴェルク「ボクを調整できる研究員は、今エクスパンダーにいる。ファクトリーアドバンスに行ってもボクを調整できないし、あそこを離れたところで、どうせ連れ戻されるんだ」
フレズヴェルク「でも、轟雷!次に会う時は、思いっきりバトルしようよ!自分の意志で!」
ナルミ「フレズヴェルク…わかりました。受けて立ちます」
ジェスター「…それでは、残り少ない時間を有意義に過ごすことをお勧めしますよ」
あお「行かせちゃってよかったのかな?」
ナルミ「わかりません。ですが、今はこうするしか…」
ナルミ「(フレズヴェルク、次会う時には必ず、エクスパンダーからあなたを救い出してみせます)」
来る決戦の時。エクスパンダーとマザーによる一斉攻撃の開始が、刻一刻と迫る。
この世界の行く末は、世界をかける少女とこの世界の戦士たちに託される。
第13話へ続く
次回予告
エクスパンダーが総攻撃を仕掛ける情報が入った。ついに決戦の時を迎える。翔子たちは、この戦いに完全勝利するため、月のマザーの停止とエクスパンダーの撃破を同時進行で行うことに。この世界の未来を決める戦い、勝利を掴むのはどちらの陣営か?
次回、プラモ劇場版 世界をかける少女 KOTOBUKIYAの世界編
第13話「ムーンベース攻略戦」
プラモ劇場版世界をかける少女KOTOBUKIYAの世界編 TOP
通りすがりのヴァルキュリア、ついにプラモデルの世界へ!
実在するメーカー、コトブキヤから発売されているプラモデルたちが同じ世界で共存する謎の世界へ飛ばれた翔子たち。
犯罪組織エクスパンダーに立ち向かうリバティー・アライアンスに所属する企業と協力し、世界の混沌を駆逐せよ!
「登場人物」
「天空寺家」6/7更新
「リバティー・アライアンス」8/24更新
「一般」3/7更新
「エクスパンダー」8/24更新
「ロイヤルナイツ」5/10更新
「プロローグ」9/5更新
ある工場から模倣されたフレームアームズを回収するべくエクスパンダーが動く。今回の旅はここから始まる。
第1話「封じられた力」9/6更新
ショッピングモールへ向かっていたはずの翔子たちだが、気づけば散り散りになり、姿も変わっていた。今までの経験上、別の世界へと渡ったことを悟った3人は行動を開始。最初に出会うのは3人の女子高生と見たことあるロボットと天界から降り立つ天使だった。
第2話「セッションGO!」10/2更新
ルミティアの案内により、天空寺家とベルを見つけ、腰を落ち着かせる翔子たち。この世界の詳しい情報を集めようとしているとき、新たな出会いが待っていた。戦争が生み出した兵士ガバナー、そしてファクトリーアドバンスが生み出した防衛装備を搭載したサポート型アンドロイド、フレームアームズ・ガールだった。
第3話「ファクトリーアドバンス」11/4更新
あおたちに案内され、ファクトリーアドバンスに招待される翔子たち。そこで待っていたのは、轟雷と同じフレームアームズ・ガールのスティレットとバーゼラルド、そしてファクトリーアドバンスにはあまり関わりのなさそうな意外な人物、ヴィラディレーナ・ミリーゼだった。
第4話「修羅と忍者」12/2更新
ヴァルキリーファクトリーで鈴香と響子専用の装備が完成し、翔子以外の3人が戦えるようになったある日、アーキテクトフレームの点検で街を回ることに。そんな翔子たちに、エクスパンダーから差し向けられた小悪魔と忍者姉妹が襲い掛かる。
第5話「亡霊たちの奇襲」1/5更新
前回ヴァルチャーとの戦いで、戦乙女の力がないとこの先厳しいことを痛感させられた翔子。だがまだこちらで戦える力は完成せず。そんなある日、まどかたちと将来の夢の話題で持ちあがる中、エクスパンダーから刺客が送り込まれる。翔子はこの旅での最初の危機を迎える。
第6話「戦乙女」2/7更新
アメインゴーストに追い詰められ絶体絶命の翔子だったが、ギリギリのところでヴァルキリーファクトリーがヴァルキュリアセイバーのカードを完成させ、ついに変身が解禁された。これまで後手に回っていた翔子が、ここから攻めに転じる。KOTOBUKIYAの世界の住人よ、世界をかける戦乙女の力を見よ。
第2章開幕。戦力が整ってきた翔子たちは、次にマガツキ姉妹が姉と慕う人物、真賀月椿の捜索に乗り出す。その途中、椿を知るアクトレス、吾妻楓との出会いと、かつての大戦で猛威を振るったフレームアームズが襲い掛かる。
犯罪組織エクスパンダーのボスが、新戦力と共にファクトリーアドバンスを襲撃。迎撃に出る翔子たちだったが、戦況が悪化していく。1人また1人…ファクトリーアドバンス壊滅へのカウントダウンが進んでいく。
第9話「ロイヤルナイツ」5/5更新
突如介入してきたフレームアームズ・ガールのドゥルガー率いる少数精鋭部隊。彼女たちはロイヤルナイツと名乗り、エクスパンダーを撃退する。窮地を脱した翔子たちは、ロイヤルナイツの面々と対面する。彼女たちは敵か?味方か…?
ある日曜日、巨大兵器モ〇ルアーマーが進軍を開始。高尾山で迎撃作戦を展開する翔子たち。エクスパンダーとの激闘第2ラウンドが始まる!
第11話「鎧武者の素顔」7/20更新
フレームアームズのマガツキの中に入っていたのは、行方不明だった真賀月椿だった。この事態に橘花はエクスパンダーと交わした約束が破られたことを知る。椿と橘花と綾、仲睦まじい姉妹たちが何故エクスパンダーに参加しているのか?生活が狂ったあの日の出来事が語られる。
第12話「月からの使者」8/19更新
月からやってきた意志を持つヘキサギア、ウィアード・テイルズ。敵陣営所属にあるにも関わらず、ファクトリーアドバンスに接触をしてきたテイルズ。今、Tクリスタルと先の大戦の知られざる事実が観測者からが語られる。
第13話「ムーンベース攻略戦」準備中