第16話の撮影が折り返しに入った?
どうもしゅご神でしゅ。
8月も今週で終わりなのですが、台風10号が間もなく上陸し、今週いっぱい各地で天気が荒れ模様。というか、今月やってくる台風、進路が全部おかしなことになっていませんかね?急に右に曲がったり、左に寄ったと思ったら、そこから右に切り替えして来るし。そのまま右へ流れてください←
済んでいる地域は、割と平和な場所なのだが、今回の台風は日本列島ほぼ全部通る勢いなので、雨戸閉めておかないと。というか、今週休みと出勤を1日おきなんだけど、後半下手に外出できないから家で缶詰めじゃないですか!!まぁ外に出るとお金使っちゃうから、キープするためにはいいんだけどさ…。一応食料も買ったし、今週を無事に乗り切れるのだろうか?
さて本題。
遅れ気味になっているプラモ劇場の撮影。1番長丁場となる第16話の撮影なんですが、撮影できるパートから順番に撮影して行っています。第8話で4パートに分けたのが、第16話では6パートに分かれることに。そのうちの4パートが撮影が終了(あるパートだけはすぐ終わる長さ)し、画像をPCに取り込んだところまできました。先行カットを1枚ペタリと↓
迅雷、アーキテクト、そしてレイブレード・インパルスが向かう先は…?
しかし、肝心なのが残り2パート。そのうちの1パートが、出演者用のパーツ作成しないといけないので、それがないと撮影ができないんですよね。まあすぐできるから、時間はかからないんだけど、そのパーツ仕上げようとすると、ツヤ消ししたいけど、今週は天気荒れ模様だからツヤ消しできないんだよね。最悪数日放置すれば撮影にも耐えれるかな…?
それが終わった後は、撮影パートが長ければ、大型キットを多数登場させるパートもあるので、撮影はまだまだ続きそうです。なんとか9月中旬までには完了したいところだけど…。どうなるんだろう。次の第17話用のキットも作らないといけないからなぁ。なので、新作キットはずっと箱に封印したまま…(;^_^A
というか、9月頭はブログ開設記念日もあるから、それ用の撮影もやらないとなぁ。いやはや、やることが多いねぇw
とにかく、物語も終盤に近付いている第16話の撮影も折り返し地点。多数のゲストキャラも用意しているので、誰が出てくるのかお楽しみ。順当に行けば、第16話は12月に公開となります。12月…その時、一体何をやっているんだろうねぇ…。
プラモ劇場版世界をかける少女 登場人物:エクスパンダー
「更新履歴」
2023
9/7
アメインゴースト
10/6
パラポーン・センチネル、トラックダウン、アーキテクトフレーム
11/8
バンプアップ・エクスパンダー、ジェスター、パラポーン・ジャッジヘッド
12/4
マガツキ橘花、アヤツキ(綾)、ヴェルルッタ、ヴァルチャー
2024
1/10
FAフレズヴェルク
3/7
マガツキ橘花、アヤツキ(綾)(冬服)、FAマガツキ、クイーンズガード、スパルタン、ビアンコ
4/3
フレズヴェルク=アーテル、ブレイディハウンド・バンイップ・ブーメラン・ニュウレン、アメインゴーストMk-Ⅱ
6/7
ハシュマル、ボルトレックス、ボルトレックス・ラース、FAフレズヴェルク・ルフス
7/23
真賀月椿(制服、戦闘服)
8/24
FAフレズヴェルク=アーテル
「犯罪組織エクスパンダー」
15年前の戦争でヴァリアントフォースの中に組み込まれていた、バンプアップ・エクスパンダーが率いるチーム。戦争終結後、ヴァリアントフォースは壊滅したもののエクスパンダーが戦力を集め、犯罪組織として世界に牙をむいている。
「バンプアップ・エクスパンダー」
犯罪組織エクスパンダーを統括するガバナー。部下からはボスと呼ばれており、かつての大戦でも猛威を振るっていた。長年身を潜めている間、戦力を集め、人類に再び牙をむく。部下からの信頼は厚いが、弱いと判断した場合は部下であっても容赦なく切り捨てる。異世界から来た翔子たちに興味を示し、捕獲を命じる。
「ジェスター・オルタナティブ」
犯罪組織エクスパンダーの幹部の1人にして参謀。情報収集を主に担当し、ボスであるエクスパンダーには絶対的な忠誠を誓っている。猪突猛進のジャッジヘッドの行動に、度々頭を悩ませているらしい。
「パラポーン・ジャッジヘッド」
犯罪組織エクスパンダーの幹部の1人。暑い装甲と強力なアックスを片手に敵陣に切り込む切り込み隊長的な存在。断罪することを好むらしく、捕虜にした相手をアックスで落とすことが最高の瞬間と感じており、下手をすればエクスパンダーよりヤバイガバナー。
「アメインゴースト」
翔子たちの前に立ちふさがったロボット。この世界でのフレームアームズやヘキサギアでもない、アメインと呼ばれるシリーズ。所属不明ということで、どこの企業のロボットなのかが謎に包まれている。
翔子曰く、元の世界のとあるロボットアニメに登場するロボットそのまま(ただし色は違う)の見た目で、自立志向型AIのプロトタイプを搭載しており、戦闘しながら相手のことを学習することから、長期戦に持ち込まれると不利になると言われている。
「アメインゴーストMk-Ⅱ」
ヴァルキュリアセイバーに片腕を切り落とされて以来、自己修復と改修が完了したアメインゴーストの新たな姿。アンバランスだった本体がシンメトリーとなり、サブアームまでが追加となり、手数が多く予想外の動きをするようになった。前回戦った翔子のデータも学習しており、終始圧倒していた。
「(左)ブレイディハウンド・(中央)バンイップ・ブーメラン・(右)ニュウレン」
ファクトリーアドバンス襲撃の際、翔子が撃退した機体。3種合計およそ60体が派遣された。翔子曰く、いずれも某ロボットアニメの各国の主力機体とのこと。予想として、財団Bから支給されたものと推測されている。
「パラポーン・センチネル」
ヴァリアントフォース時代から作られてきたエクスパンダーに所属する一般兵士。人数も多くおり、また使い捨てにされる駒扱い。
「トラックダウン」
犬型の小型ヘキサギアとして運用されているエクスパンダーの戦力の1つ。尻尾に装備される銃は標準のライフルからグレネードなどバリエーション多数。
「アーキテクトフレーム」
ファクトリーアドバンスで製造運用されているフレームアームズの基礎フレーム。街の警備で配置されているが、エクスパンダー側で運用されているケースが多数。パラポーン・センチネルとセットで活動していることが多い。
「真賀月椿」
真賀月道場の1人娘。幼い頃から剣道を叩き込まれており、同年代で都内で敵う者はほぼおらず、対等に渡り合えるのは、吾妻楓くらいと言われている。エクスパンダーの襲撃時に拉致され、ある実験の実験台として使われる日々を送っていた。
「マガツキ橘花」
フレームアームズのマガツキをベースに作られたフレームアームズ・ガールの1人。アヤツキ(綾)とは姉妹関係で、橘花の方がお姉さん(自称)。仕える姉に対しては絶対的な忠誠を誓っていることもあり、決めたことは簡単には曲げない頑固な一面もある。曲者ぞろいのエクスパンダーの組織内でも苦労している。
「アヤツキ(綾)」
フレームアームズのマガツキをベースに作られたフレームアームズ・ガールの1人。橘花とは姉妹関係。橘花とは反対で、お調子者なところもあり、よくケンカを吹っ掛けることから、姉や橘花を困らせていることもある(らしい)。人前ではアヤツキではなく、綾と略称で呼ばれている。
「フレズヴェルク=アーテル」
フレズヴェルクシリーズをベースに作り出された、自称最強のフレームアームズ・ガール。フレズヴェルク=アーテルの武装をベースにしており、大型のベルリスマッシャーを中心に戦う。轟雷に非常に興味を持ち、バトルする時を心待ちにしていた。
「ヴェルルッタ」
ルミティアが追いかけている小悪魔にして、七魔槍の1人。ルミティア曰く、あちこちで小さないたずらをすることを好み、いろんな場所で迷惑をかけているらしく、ルミティアに捕獲命令が出ている。数々の戦い(?)を経て、因縁関係まで発展している。今はエクスパンダーに身を寄せ、楽しいことをするため作戦に協力している。
「ヴァルチャー」
エクスパンダーが保有するフレームアームズの1体。変形機構も備わっており、柔軟な身のこなしを可能としており、本来のヴァルチャーではない性能を出している。素早く予測困難な動きで相手を翻弄する。
プラモ劇場版世界をかける少女 第12話
かつての大戦の決戦の舞台は、地球上ではなく月だったことは、この世界の住人であれば誰しもが知っていること。
今まで動きがなかった月が動く時、戦いは最後のステージへと、戦士たちをいざなっていく。
「ということなので、しばらくの間身を隠していなさい。そして時が来た時は、よろしく頼みますよ」
「はい」
「では、行ってきます」
レーナ『え?月から接近する物体?』
トール『このタイプ、見たことがない。進路は?』
トール『このまま進めば…って、ここに来るだと!?』
レーナ『すぐに迎撃を!』
「聞こえますか?ファクトリーアドバンス」
レーナ『通信?』
「今そちらに向かっているヘキサギアです。私に敵意はない。そちらに直接話がある」
トール『あのヘキサギアから通信だ。ガバナーがいるのか?』
「なおガバナーはいない」
トール『はあ!?ヘキサギアがしゃべっているのか!?』
レーナ『…あなたは誰ですか?』
「月面の狐、とだけ今は言っておきます。至急あなたたちに伝えなければならないことが…!」
トール『おい、あのヘキサギアに接近する反応があるぞ!』
レーナ『フレズヴェルク!?しかもこれは、アーテル!?』
「エクスパンダーから刺客を送り込んできましたか。なんとか振り切ります」
トール『おいおい、大丈夫かよ』
レーナ『こちらから援護します!』
トール『援護と言っても、空中を飛べるスティレットとバーゼラルドのギアは修理中だぞ?轟雷は空を飛べないし』
翔子『なら、ここはルミアの出番ね』
レーナ『翔子さん。今どちらに?』
翔子『月面から何かが出てきたってニュース見て、空見てたらフレズヴェルクが出ていくのを見えたから、今ルミアに全速力で追いかけてもらってる』
ルミティア「先輩!捕捉しました!フレズヴェルクを退ければいいんですね!?」
翔子『そうよ。空から降りてきたヘキサギアを救出して!』
ルミティア「わかりました!!」
ルミティア「先輩からブーストしてもらったから、力がみなぎってくる!」
ルミティア「やあああっ!!」
「お見事」
ルミティア「うまくいってよかった。怪我はないですか?」
「あなたの活躍で、無事でした」
ルミティア「それはよかった。えっと、ファクトリーアドバンスに用があるんですよね?案内します」
「よろしくお願いします」
~ファクトリーアドバンス ラボ~
ユウ「何々?ヘキサギアが月面から来たの?」
リカ「そうらしいよ~」
ユウ「しかもルミティアが、フレズヴェルク=アーテルを撃破したって…いつの間に力付けたのよ」
ルミティア「先輩がブーストしてくれたおかげだよ」
ナルミ「それで、そのヘキサギアは」
あお「今レーナさんが話を聞いてる。みんなも呼んでほしいって」
ルミティア「先輩には私から連絡を入れました」
あお「何故か成子坂製作所にも入れてほしいって言われたから、さっき入れておいたけど」
ルミティア「(月面から来たヘキサギア…一体何者なんだろう)」
数時間後…
翔子「で、これが月面から来たというヘキサギアか」
鈴香「狐、ですね」
テイルズ「初めまして。私は、ウィアード・テイルズ。テイルズと呼んでください」
響子「ガバナーがいないって言うけど、まさか意思を持ったヘキサギアというやつ?そんなのいるの?」
翔子「あたしは聞いたことないけど、その辺はどうなの?レーナ」
レーナ「意志を持つヘキサギアは初めて見ました。だいたいがトールのようなガバナーが操縦するものですし」
テイルズ「そうですね。私はその中でも特殊なヘキサギアです。マザーによって生み出された観測者です」
楓「マザーって…まさか、先の大戦の?」
トール「てことは…やっぱりエクスパンダーか!?」
ルミティア「でも、それだとフレズヴェルク=アーテルに狙われていた理由がわからないですよ。仮に同じ組織なら、何故攻撃されるようなことに」
テイルズ「…まずは、私のこと、いや、私たちのことについて話しておく必要がありますね」
ナルミ「私たちというのは?」
テイルズ「そもそも皆さん、Tエネルギーは何から得られるものですか?」
ユウ「Tクリスタルでしょ?」
テイルズ「では、そのTクリスタルはどこで見つかりましたか?」
リカ「ん~っと、確か30年前にある場所で発見されて、それを量産に成功したから、今い~っぱいある」
テイルズ「Tクリスタルは地球で見つかった物と思いますか?」
あお「え?発掘で見つかったとかじゃないの?」
テイルズ「Tクリスタルは、地球で採掘された物ではありません」
ジャンヌ「地球の物ではない?では、宇宙から来たというのですか?」
テイルズ「そうですね。宇宙と言っても、遥か遠い銀河の向こうですが」
翔子「銀河の向こう…外宇宙とかかしら?」
テイルズ「察しがいいですね、世界をかける少女」
翔子「あら?あたしの肩書を言ったかしら?」
テイルズ「…あなた達を呼んだのは、私です」
翔子・鈴香・響子「えっ!?」
ルミティア「先輩たちをこの世界に呼んだ!?」
テイルズ「どうやら願いが通じたようですね。この混沌の戦いを終わらせたいという願いが」
翔子「いつどこで世界が繋がるかわからないけど…なるほど、そういうことか」
響子「いや1人で納得してないでわかるように説明してよ」
翔子「あたし自身確証はないけど、世界が繋がるきっかけとして、誰かの強い願いが引き寄せたっていうケースもあるのよ。今回はそのパターンだっていうことよ」
ジャンヌ「あの、先ほどから何の話をしているのかしら?」
楓「翔子さんたちをこの世界に呼んだ?まるで異世界人みたいな言い方ですね」
翔子「あー一部には言ってなかったかな?あたしらは、元々この世界の住人じゃないのよ」
トール「そういえばそんなこと言っていたな」
楓「そ、そうでしたか…」
テイルズ「話がそれましたね。Tクリスタルが何故外宇宙からやってきたのか。それは、我々ヘキサギアを作った人類の故郷である惑星での出来事。あんな兵器を生み出してしまったのが始まりだった」
これは、遥か遠い銀河のある惑星での話。そこはTクリスタルが大量に発掘される惑星であり、それを用いて生活していた。
だが、Tクリスタルを独占しようという者たちが現れた。彼らは「ヴァリアントフォース」と名乗り、Tクリスタルを独占し始めた。ヴァリアントフォースの暴挙を阻止しようと、反対する者たちが手を取り合った。彼らは「リバティー・アライアンス」と名乗り、やがて両者が対立することになった。
Tクリスタルから生み出された兵器、ヘキサギア。そしてそれを操る操縦者ガバナー。両者が同じ兵器を生み出し、惑星全体はTクリスタルを巡っての戦争となった。
そんな戦いが続く中、ヴァリアントフォースは更なる兵器の開発に出た。無尽蔵に兵器を作り出すシステムを開発することに成功し、さっそく兵器の大量生産に取り掛かった。
だが、そのシステムは暴走し、意思のない無人の兵器が次々と量産され、その数はやがて両軍の兵力を上回ることになった。最初は小型だけだったが、そのうち中型、はては大型の兵器までが次々と投入され、無人の兵器集団は第3勢力として戦争に加入。泥沼の戦いに発展していった。
その第3勢力は、開発者からあるコードネームを与えられていた。その名は、
テイルズ「ヴァイス」
楓「ヴァイス!?ヴァイスって、あのヴァイスですか!?」
ルミティア「楓さん、すごく驚いていますね」
楓「…ヴァイスというのは、先の大戦の終戦から5年後、今からで言うと10年前。地球圏に飛来した無人兵器なんです。その対処に、わたしたちの先代のアクトレスが中心となっていました」
レーナ「あの頃は、先の大戦で戦ったフレームアームズもヘキサギアも万全の状態ではなく、ヴァイスに対抗できる手段が限られていた時代でした。ですが、研究によってアリスギアが開発され、それを装着できるアクトレスがヴァイスの迎撃に当たっていたんですよね」
翔子「(そのヴァイスは、人類が地球を捨てて脱出せざるを得ない相手で、地球から脱出した人類が逃避行している最中に、アリスギアの開発に成功し、人類はヴァイスと戦う力を得た。それが、あたしの世界のある、楓たちアクトレスが活躍するゲームの舞台設定。この世界でもヴァイスの襲来はあったようだけど、人類はまだ地球に留まっている。まぁこの辺が違うのも、異世界あるあるってやつね)」
テイルズ「そのヴァイスも、5年ほど地球圏に飛来していたましたが、やがてその数は少なくなっていき、今となってはヴァイスが出てくる方が珍しいということになっています」
楓「今でも一部のアクトレスが哨戒任務を継続しています。先月、大型のヴァイスコロニーが発見されたことで、各企業のアクトレスが招集され、ヴァイスコロニー攻略作戦が発令されました」
橘花「楓もそれに参加していたのね」
楓「はい。なので、しばらく地球を離れて、ヴァイスコロニー攻略に赴いていました」
綾「なるほどね」
テイルズ「生産工場とかも叩いていますし、しばらくはヴァイスの脅威はないでしょう。ですが…」
翔子「あんたたちの故郷に、ヴァイス製造の工場があると?」
テイルズ「はい。ただ遥か銀河の彼方なので、仮に地球に送り出そうとしても、かなりの時間がかかるはず。なので、その辺は心配はないでしょう」
楓「そうですか…」
あお「でも、ヴァイスの脅威はなくても、エクスパンダーの脅威は残ったままだよ?」
テイルズ「エクスパンダーは、かなり古くから存在するガバナーです。それも、初期の戦争から」
響子「ということは、遠い惑星での戦いからずっと戦っているの?」
テイルズ「そうですね。あの時からずっと。それだけガバナーの中でも、高い戦闘能力を持った個体でもあります」
トール「いくらあいつが強くても、無尽蔵に出てくるヴァイスには敵わないか」
テイルズ「はい。ヴァイスの攻撃によって、両軍は甚大な被害を受けました。そして一時休戦をした両軍は、Tクリスタルを可能な限り持ち出して、惑星の管理をしていたAIの発展型の全知全能のAI、通称マザーと共に宇宙に飛び出しました。第2の故郷を探すために。敵味方関係なく、長い戦いで傷ついたガバナーたちも、コールドスリープの手段を使って、長い長い眠りにつきました。そして、先祖たちがこの銀河系にたどり着いた頃、ある事件が起きました」
鈴香「その事件というのは?」
テイルズ「愚かなことに、また独占が始まったのです。ヴァリアントフォースの」
橘花「…それを指揮していたのが、エクスパンダー」
綾「あいつ自身がそう言っていたな。自信満々に」
テイルズ「再び争いが始まり、先祖たちはある惑星にたどり着いた。それは、月でした。月に不時着した先祖たちは、あの時の戦いの決着という名目で、月で戦いを始めた]
テイルズ「だが、リバティー・アライアンスのガバナーたちによって、Tクリスタルは地球へ流れ着き、ヴァリアントフォースは月に取り残される形となった。その後、リバティー・アライアンスのガバナーたちは、地球の人類に、Tクリスタルを託し、その量産に成功して、今の地球がある。というわけです」
あお「なんか授業で習った内容と違う部分が多すぎる…」
楓「そうですね。表ざたにできない事情などがありますが」
テイルズ「その後、マザーはリバティー・アライアンスを裏切り者と認定し、その潜伏先である地球を占拠するために、月でヴァリアントフォースの戦力を整え、地球に送り込んでいった。そして」
ナルミ「かつての大戦が始まった、というわけですか」
テイルズ「はい。私は月からずっと大戦の行く末を見届けていました。開戦から月での最終決戦までを」
翔子「月での決戦ってどういう風に終わったの?まどかたちから聞いた話だと、月で爆発があった後、あっけなく終戦したって聞いたけど」
テイルズ「…これは軍事機密が含まれていますが、お話してもいいのですか?レーナ少佐」
レーナ「…ここまで来たなら、知っておいてもいいと思います」
テイルズ「わかりました。リバティー・アライアンスは、フレームアームズとヘキサギアを月へ送り出し、マザー攻略を開始。その中心となったフレームアームズが、ゼルフィカール」
バーゼラルド「フレームアームズのばーぜの強化形態だね」
テイルズ「その戦闘中、ゼルフィカールは謎の現象により、新たなフレームアームズへと進化を遂げた。その名は、「レイファルクス」」
翔子「レイファルクス…(そういえば、そんなプラモデルあったわね)」
テイルズ「レイファルクスは、すべてのエネルギーを小枠し、敵味方すべてを行動不能にできるほど強力で、マザーもそれに逆らえず、あっという間に機能を停止させられた。マザーが機能を停止したことで、マザーと繋がっていたガバナーやヘキサギアなども次々に機能を失ってしまい、ヴァリアントフォースの戦力は壊滅。これが、かつての大戦の終戦の瞬間でした」
響子「そう聞くと、確かにあっけない終わり方ね」
テイルズ「ですが、マザーが機能を停止するその前に、支配下に置いていたガバナーやヘキサギアとはリンクを解除し、再起動するその日を迎えるまで地球に潜伏させていたのです。その中に、エクスパンダーもいました。彼は地球に残った兵力を集め、密かに力を蓄えてきた。そして、レーナ少佐。トール。あの時を迎えた」
トール「あの時って…サンマグノリア共和国を襲撃した時のことか?」
テイルズ「そうです。何故サンマグノリア共和国が狙われたのか。ご存じですか?」
レーナ「あの時は、周辺国家とかを無差別に攻撃をしていたから、その流れだと」
テイルズ「いいえ。サンマグノリア共和国を狙う理由は、たった1つです。サンマグノリア共和国が、Tクリスタルを持ったリバティー・アライアンスが降り立った地だからです」
トール「…そんな話聞いたことないぞ?」
レーナ「私もです」
テイルズ「一部の者にしか伝わっていない話なのかもしれませんね。Tエネルギーの解析や量産が始まったのは、サンマグノリア共和国。そこには、今でも多くのクリスタルやエネルギーなどが保管されていますし、ヘキサギアやガバナーなども量産できる設備もたくさんある。エクスパンダーが喉から手が出るほど欲しがるのも当然です」
トール「そんな大事なところを俺たちは奪われたのか」
テイルズ「現在はエクスパンダーの占領下にありますが、マザーを止めれば、奪還するのも難しくはないでしょう。そして、マザーを止めたレイファルクスも機能を停止した後、リバティー・アライアンスに回収され、その謎に満ちた機体の解析に当たった。だが」
トール「だが?」
テイルズ「研究チームは、レイファルクスの解析研究をしていく中で、レイファルクスを模倣しようと考えたものが出てしまった。その機体は、ヤクトファルクスと名付けられ、レイファルクスと同様に研究がされてきた」
テイルズ「しかし、2か月ほど前、エクスパンダーが研究所に奇襲をかけ、ヤクトファルクスを強奪しようとしましたが、ヤクトファルクスはそのまま研究所を飛び出して行方をくらましてしまった」
レーナ「今でもヤクトファルクスの行方は分かっていませんが…」
テイルズ「ヤクトファルクスは月に…マザーの元にいます。マザーは模倣体とはいえ、かつて自分の機能を停止に追い込んだフレームアームズを呼び込んだ。そして、ヤクトファルクスを支配下に置いています」
翔子「マザーは機能を停止させられたんでしょ?なんで動いているのよ」
テイルズ「機能を停止したとはいえ、それは一時的なもの。復旧に時間はかかったものの、マザーは再起動をした。そして今…マザーは再び地球を支配しようと総攻撃の準備に取り掛かっています」
レーナ「直接伝えたいことって、それですか?」
テイルズ「通信などでは、マザーに妨害されてしまう。だから、私は直接ここに赴いた。マザーを止められる可能性を秘めた者たちが集まるファクトリーアドバンスに」
翔子「でも、あんたがここに直接行くことは、マザーにだって知られているんでしょ?」
テイルズ「ですね。だから、地上からフレズヴェルク=アーテルを差し向けたのでしょう。マザーの管理下にあるガバナーやヘキサギアなどは、マザーの指示に従うしかないのですが、私は行動に制限はされていない。こうなることも計算済みだと思いますが…あなた達にはちゃんとお伝えしておきたいのです」
トール「それで、総攻撃はいつ始まるんだ?」
テイルズ「そこまではなんとも…ですが、近いうちに実行に移すと思われます」
ナルミ「迎え撃つために準備をしないといけませんね」
ルミティア「けど、マザーがいるのは月ですよね?すごく遠いところまでどうやって」
テイルズ「そこは私にお任せを。月まで直接転送できる準備をしておりますので」
翔子「レーナ、時間がないわ。とりあえず、各企業とかから応援とか頼めないの?」
レーナ「この話をどこまで信じてもらえるかですが、そんなこと言っている場合ではありませんね。早急に対策会議をします」
翔子「ねぇ、テイルズ。あなたは何故マザーに逆らってまで、あたしたちの元へ来たの?」
テイルズ「…長年観測していてわかったことがあります。地球はいい星です。データでしか得られていませんが、先祖たちが住んでいた星は、戦争の影響で大気汚染もひどく、普通の人が住めない星になってしまった。技術を持ち込んだのはこちらではありますが、あのような星にしてはならない。地球には私たちの先祖たちの星の二の舞になってほしくない。今のマザーとその配下たちは、その悲劇を繰り返そうとしている。だから、止めたいのです」
翔子「…その願いが、あたしらを引き寄せたってところか」
響子「その期待に応えないとね」
鈴香「はい!」
翔子「あたしらも準備をしましょう。来る決戦に備えて」
ウィアード・テイルズの話によると、マザーの総攻撃は近いうちに行われる。一同はその時に備えて、準備を始めるのだった。
あお「とは言ったものの、私何もやることないね」
ナルミ「買い出しくらいでしょうか」
あお「だよねー。ごめんね、付き合ってもらって」
ナルミ「私もあおの役に立ちたいですから」
あお「ほんといつもありがとね、ナルミ。そういえば、あれから身体はどう?なんともない?」
ナルミ「はい。あれから更なる調整をしてもらいましたので、いつでも全力で戦えます」
あお「頼もしい限りで。スティ子とバーゼも、装備新しくしてもらっているし、今頃テスト飛行とかで大忙しね」
ナルミ「今度の戦いは大規模戦闘になることは間違いありません。万全の状態で挑まないと」
あお「私も武器とかいっぱい作っておいた方がいいのかな?」
ナルミ「それがいいですね。さっそく帰って作りましょう」
あお「あんまり得意じゃないけど、そうは言ってられないよね」
ドンッ
あお「うわっ!?」
ナルミ「あお!?」
あお「あだっ!!」
あお「いったぁ~!!」
??「ごめん、前見てなくて…」
ナルミ「あなたは…フレズヴェルク!?」
フレズヴェルク「あれ…轟雷?」
あお「あなた、どうしてここに!?また轟雷を襲うつもり!?」
フレズヴェルク「ち、違う!というか…轟雷、腕直ってる」
ナルミ「…は、はい。直してもらいました」
フレズヴェルク「そっか…それなら、また全力でバトルできそうだね。この前は、そうじゃなかったから」
あお「…なんでそこで安心するの?」
フレズヴェルク「…言っても信じてもらえるかわからないけど。なんかあの時のボクは、ボク自身じゃない感じがして」
あお「自分自身じゃない?」
ナルミ「どういうことですか?」
フレズヴェルク「あの時、確かに轟雷とバトルしたデータはある。だけど、本当に自分がバトルしていたのかがわからなくなってきたんだ」
あお「覚えてないの?あの時のバトルを」
フレズヴェルク「…あの時だけじゃない。なんか、ここ最近のデータも途切れ途切れで、おかしいんだよ。ボク、なんかおかしくなっちゃったのかな?」
ナルミ「…もしかすると」
あお「何か思い当たることでも?」
ナルミ「翔子やマガツキ姉妹ならこう言うと思います。エクスパンダーに調整されているんじゃないかって」
フレズヴェルク「調整?」
あお「…そうだね。今までの話を聞くと、その線もあり得るかもね」
ジェスター「その通り」
ナルミ「エクスパンダー!」
ジェスター「ここにいましたか、フレズヴェルク。さあ、帰りますよ」
フレズヴェルク「嫌だ!帰ったらボクを調整するんだろ!?」
ジェスター「…それ以外ありますか?」
ナルミ「やっぱり…」
あお「無理やり調整して戦わせているの!?」
ジェスター「フレームアームズ・ガールとは、そういうものではないのですか?それはあなたにも言えることですよ?轟雷」
ナルミ「私は無理やり戦わされてはいません。自分の意志で戦っています。あおやこの街の人を守るために」
ジェスター「そうプログラムされているとしても?」
ナルミ「…何を言おうと、私は私です」
フレズヴェルク「(自分の意志…)」
ジェスター「そうですか。そう思うのも結構です。では、フレズヴェルク」
ナルミ「フレズヴェルク!行ってはだめです!」
ジェスター「おっと、動かないでください。ここで無駄な兵力は使いたくないので。動かないでいただければ、この場は見逃します」
ナルミ「っ…」
フレズヴェルク「わかった。帰るよ」
あお「でも、戻ったら!」
フレズヴェルク「ボクを調整できる研究員は、今エクスパンダーにいる。ファクトリーアドバンスに行ってもボクを調整できないし、あそこを離れたところで、どうせ連れ戻されるんだ」
フレズヴェルク「でも、轟雷!次に会う時は、思いっきりバトルしようよ!自分の意志で!」
ナルミ「フレズヴェルク…わかりました。受けて立ちます」
ジェスター「…それでは、残り少ない時間を有意義に過ごすことをお勧めしますよ」
あお「行かせちゃってよかったのかな?」
ナルミ「わかりません。ですが、今はこうするしか…」
ナルミ「(フレズヴェルク、次会う時には必ず、エクスパンダーからあなたを救い出してみせます)」
来る決戦の時。エクスパンダーとマザーによる一斉攻撃の開始が、刻一刻と迫る。
この世界の行く末は、世界をかける少女とこの世界の戦士たちに託される。
第13話へ続く
次回予告
エクスパンダーが総攻撃を仕掛ける情報が入った。ついに決戦の時を迎える。翔子たちは、この戦いに完全勝利するため、月のマザーの停止とエクスパンダーの撃破を同時進行で行うことに。この世界の未来を決める戦い、勝利を掴むのはどちらの陣営か?
次回、プラモ劇場版 世界をかける少女 KOTOBUKIYAの世界編
第13話「ムーンベース攻略戦」
ギーツのSHFどうするよ?
幽霊のプラモ探しに行ったりそこにあったのかとか
となりにゲームセンターがあり、お店の規模もそこそこ?岐阜よりかは狭い、のはしゃーないけど。さて、300ポイント一体何に使うか。というか、何か買う物があるのか?いや、思いついた物があり、探すこと10分くらい…ようやく発見しました。
最近の遊戯王は全然知らないが、リツカをベースにこれのプラモを作っている人もいるし、なんかいいキャラだと思ったので買ってみた。未開封だったので、それほど気にするところはなかったかな。最近スケールフィギュア手を付け過ぎかな…?
大吉日の日に
さて前置きが長くなりましたが、28日は駅から近いアパホテル駅前中央口で1泊。その隣にはもう1件アパホテルがあるんだけど、ほぼ目と鼻の先なんだよねw
この吉日が重なるこの日。いろんな売り場では、多くの人が訪れたことでしょう。しっかし7億か…。当たったら当たったで、えらいことになりそうだな。(;^_^A 今回はこの大富豪へのチャンスを手にするのは、一体誰なんでしょうね?
さて、この売り場に来るのはいいけど、ここで1つ問題が発生した。それは…
時間が余り過ぎた。ということ。
実はここの滞在時間は1時間以上は覚悟していたんだけど、あっさり終わってしまい、9時前にどーしようかとスマホゲーのデイリーをやりつつ休憩しながら考えていた。考えた結果、4月にも訪れた神社を訪れ、これからのことがうまくいくよう参拝をしてきた。6月の終わりから誕生日の前後まで、ほんとロクでもないことが起き、新たな1年の出鼻をくじかれてしまったからね。そして、ちゃっかり家族LINEで、あることを告白した。そう、ここ最近記事でも愚痴っている、今の仕事を辞めることです。さらっと本音もぶちまけました。母が1番反対するだろうとは思っていたけど、まさかの反応を示したことが1番驚きでした。まぁ、これは想定外だったけど、この段階で半分はクリアしたと言ってもいいかも。
い、いやぁさすがに中に入るのはアレだったので、外だけにしておきましたわ(笑)お昼前ということもあり、この時はまだ混んではいなかった。
お昼の後は、大阪に来たらあのお店に行かないと!けど、この日は月曜日。あいにく定休日なのでそのお店には行けず…仕方ないので、コトブキヤ日本橋店へお邪魔してきました!大阪に来たらここには立ち寄らずにはいられません!しかし、探していたものがまさかの品切れ。これは予想外。今は買う物を絞り込んでいることもあって、過去最低金額のお買い物で幕を下ろしました。
コトブキヤ日本橋の後は、まだ時間もあったので、ジョーシンと駿河屋だけ覗き、探していたものがないかを確認した後、予定の時間に迫っていたため、なんばから大阪駅へ戻り、簡単なお土産を見繕いつつ、そのまま荷物を回収するため一度京都へ。夕方前だと、電車はそれほど混んでいないので、スムーズにいけた。
荷物を預けた京都駅のロッカーへ行き、後ろを振り返ると、そこにも宝くじ売り場があったのですが、京都の中でも名前が挙がる場所ということもあってか、15時くらいの段階で、すごい人が並んでいました。さすがにあれは…と眺めつつも、予定より早い電車に乗り、この日の遠征は終了となった。
プラモ劇場版世界をかける少女 第11話の裏話
裏話も11回目となりました。今回はリアルで色々ありすぎていつもの更新よりずれてしまったけど、忘れずにやっていきましょう。7月中に更新するはずが、下旬はあれこれあって忘れていたわ…。
「もう1つのリボルビングバスターキャノンの製作を手伝ったのは?」
ハシュマル戦において、翔子がファクトリーアドバンスからリボルビングバスターキャノンを借りてきたが、フレズヴェルク=ルフスによって破壊されてしまったが、轟雷が使用したリボルビングバスターキャノンは、あおが作ったと語った。ただ1人で作ったわけではなく、友人の手助けあってと言っていたが、あおの友人といえば…?もう言わなくてもわかりますよね。ちなみに、今後顔出しもあります。
「当初ハシュマルのコアになる予定だった人物」
ある監禁場所での1シーン。ここでチラっと出てきたこの人物。訪れたガバナーが殿下と呼んでいたこの人物。この後ろ姿だけで、配役が誰なのかはわかるかと思いますが、顔出しはもう少し先のお話。当初、この人物がハシュマルのコアとなる予定だったが、色々修正をかけたおかげで、ハシュマルのコアにならずに済んだ、というべきなのか?
「真賀月椿は当初FAガールとしての登場予定だった」
第10話~第11話にかけてようやく顔出しとなった真賀月椿。配役はフレームアームズ・ガールのマガツキなのだが、当初は真賀月椿ではなく、フレームアームズ・ガールのマガツキとして出す予定でした。ただ当初は、プラモデルが入手しづらい状況下でもあり、初版のFAガールマガツキは生産数も少なかった?こともあり、プレ値で出回るのしか見たことがないため、手が出せれるのかが微妙なところだった。しかしマガツキの瞳デカールやマガツキのコトブキヤ特典の色違いの頭部、姉妹であるアヤツキがマガツキのパーツ流用しているということから、塗装さえすれば、マガツキの再現はできるということから、出演に踏み込めれました。ただこれは22年の話で、24年現在は、再販もされているから、ノーマルのマガツキも容易に入手しやすい状況でしょう。
で、最初の話に戻すと、フレームアームズ・ガールのマガツキとして出す方向性だった場合、フレームアームズ・ガールの学習という名目で、楓との模擬戦などを経て経験を積むという感じの関係性で出す予定でした。けど、どういう風の吹き回しか、FAガールとしてではなく、普通の人間として出す方向性に変更。名前も、苗字はマガツキから真賀月(まがつき)に。椿というのは、橘花が、花関連の名前ということから、パっと思いついたのが椿だったので、真賀月椿が誕生しました。この辺は、多分当初アニメを見ていた「くノ一ツバキの胸の内」の登場人物の名前が、姉妹みたいな話があったから、椿たちもそんな感じに…って思っていたんでしょうね。
と、内容は少なめでしたが第11話はこれくらいでしょうか?今回は、マガツキ姉妹たちの過去話がメインでしたが、序盤当たりの謎だった部分がようやく語られました。けど、ここから更なる謎へと迫っていきます。
その語り部は、月からやってくる…。月からの使者は何を語るのか?第12話をお楽しみ。
早朝から爆上してガッチャしてきた&気になる物が届いた
この記事を書いている7月26日は、この時期恒例の仮面ライダー&スーパー戦隊の夏の映画が公開。今年は、仮面ライダーガッチャードと爆上戦隊ブンブンジャー。いつもなら、月曜日の最初の時間に見に行くのですが、来週月曜日はある用事を入れてしまったので、今年の夏の映画はかなり後になりそうだと思っていたが、今日が休みだと判明した時、こりゃネタバレ喰らう前に、朝一で見に行くっきゃねえな!と思い、毎度おなじみの家から1番近いコロナワールドで上映時間を確認したら、1番最初がまさかの8時20分からという…。
とりあえず、いつものように席を予約して行ってみた。朝最初の映画って、毎度人が少なく、いても5~6人前後、ある時なんて貸し切り状態の時もあった。が、今回は映画公開初日にして夏休み中。(映画公開時期はだいたい夏&冬休みの時期だが)朝一とはいえ、自分を入れるとだいたい15~20人くらい入っていました。こりゃ珍しい←おい
支援メカ
プラモ劇場版世界をかける少女 第11話
彼女たちが交わしたある約束。
それがある限り、あの人は無事。
だが、悪の組織の親玉というのは、こういう約束を平気で破ってくる。
そういうものだと、翔子は言う。
エクスパンダーの裏切り行為、それが橘花とアヤツキにもたらすものとは?
鈴香「あの人が、真賀月椿さん」
響子「橘花と綾にそっくりね」
椿「…」
橘花「姉さま、一体どうして…」
綾「ま、待て!!椿姉を返せ!!」
橘花「姉さま!!姉さまー!!」
綾「椿姉…」
橘花「そんな…姉さま…」
響子「…」
翔子「…レーナ、とりあえずミッションは完了。ファクトリーアドバンスに帰還する。マガツキ姉妹も一緒にね」
レーナ『わかりました』
モビルアーマーハシュマル討伐戦は、こうして幕を閉じた。
幸い街には被害は出ず、住民の避難も解除され、日常が戻りつつあった。
そんな中、翔子たちはマガツキ姉妹と生体コアとして利用されたヴェルルッタを連れてファクトリーアドバンスに帰還した。
~ファクトリーアドバンス~
轟雷「みんな、お帰りなさい」
スティレット「轟雷!」
バーゼラルド「ごーらい!」
スティレット「このアホっ子!あんたいつまで寝てたのよ!こっちは心配したんだからね!?」
轟雷「ご心配をおかけしました」
バーゼラルド「ごーらい、装甲が変わってる!」
轟雷「今日から私は、轟雷改です」
翔子「改造した後の定番の名前ね。ていうか、リボルビングバスターキャノンがもう1つあるなら言ってよね」
あお「あれは私が作ったの」
翔子「あおが!?」
あお「まぁ、友達に手伝ってもらったっていうのはあるけど」
轟雷「それでも、あおが作った武器が、街を守ったんです」
あお「守ったのは轟雷だよ。ありがとね」
轟雷「はい!」
レーナ「皆さん、お疲れさまでした。それぞれ休憩を取ってください。それと」
橘花・綾「…」
レーナ「フレームアームズ・ガールのマガツキ橘花とアヤツキですね?あなたたちには、色々聞かないといけません。ひとまず拘束をさせてもらいます」
響子「2人はどうなるんですか?」
レーナ「悪いようにはしません。落ち着いたら、皆さんにも話を聞いてもらいましょう。とりあえず、轟雷たちと一緒にメンテナンスルームに」
橘花・綾「え?」
レーナ「お姉さんのこともありますが、まずはあなた達の状態を万全にさせてください」
橘花「…ありがとうございます」
綾「…ございます」
レーナ「それと、ヴェルルッタさん、でしたね?彼女は医療室へ」
ルミティア「ヴェルちゃん、行こう」
ヴェルルッタ「…わ、わかったから、引っ張らないでくれ」
~エクスパンダー~
エクスパンダー「ヴェルルッタの奴、あの場面でハシュマルを制止しやがったのか」
ジェスター「…ハシュマルはもう作れないですね」
ジャッジヘッド「ボス、マガツキ姉妹とヴェルルッタが戻ってこない」
エクスパンダー「3人まとめてファクトリーアドバンスに捕まったか。まあいい。その程度のやつなど、この組織にいらん」
椿「…」
エクスパンダー「で、お前はどうだ?あんな無様な戦いを見せて。再調整が必要だな。あいつと一緒で」
椿「(橘花…綾…私は…)」
??「あれを使ったのですか…?」
??「どうやらそのようです」
??「なんと愚かな…」
??「幸いリバティー・アライアンスが撃破に成功し、街にも被害はでなかったようです」
??「そうですか…それがせめてもの救いですか」
??「はい。殿下、いましばらくのご辛抱を。すべての準備が整い次第、お迎えに上がります」
??「…よろしくお願いします」
??「急がねばな」
翌日、再びファクトリーアドバンスに集まった一同は、橘花とアヤツキから話を聞くことになった。
翔子「ヴェルルッタはどう?」
ルミティア「しばらく検査入院ということで、医療室で大人しくしています」
翔子「そう。さて…次はあんたたちのことね」
橘花「どこから話せばいいのかな…」
綾「色々ありすぎるからな」
響子「なら、あなたたちは、椿さんのことを姉と呼んでいたけど、あなたたちは、フレームアームズ・ガールだから、血縁とかはないよね?」
橘花「そうね」
鈴香「お二人と椿さん、かなり似ていましたけど」
橘花「似ているもなにも…私たちは、姉さまをベースに作られたフレームアームズ・ガールだからね」
響子「そうなの?」
綾「1年前だったか。私達が椿姉のところへ送られたのは」
~1年前~
椿「(また腕を上げたわね、楓。アクトレスもやっているから、さらに剣術に磨きがかかっていた。負けていられない)」
~真賀月道場~
椿「さて、道具の準備を…」
橘花・アヤツキ「お帰りなさいませ」
椿「ただいま」
椿「………って、あなたたち誰!?」
椿「(何故道場の中にいるの?それに…私そっくり?もしかして、都市伝説とかのドッペルゲンガーというものなの!?)」
橘花「お待ちしておりました。椿さん」
椿「道場には鍵をかけていたはず。何故中にいる?なんで、私とそっくりな顔をしている?」
アヤツキ「私たちは怪しいものじゃない。それに、鍵はちょっと手を加えれば簡単に開けれるよ?」
椿「…泥棒かしら?わざわざ住人の帰りをそこで待っているとは、どういうつもり?」
橘花「私たちは泥棒ではありません。あなたの護衛をするために、ここに来ました」
椿「護衛?」
橘花「最近、犯罪組織エクスパンダーと名乗る人たちに絡まれたことはありませんか?」
椿「エクスパンダー…そういえば、その名前を口にする不良とよく会ったわ。返り討ちにして警察に突き出しておいたけど」
アヤツキ「それも、一度や二度じゃないだろ?」
椿「…そうね。ここ半年ほど、1週間に1回のペースで現れたわね」
橘花「私達はあなたを守るために作られ、ここに来た。真賀月道場の師範代の願いによって」
椿「お父さんの?わざわざあなた達のような女の子を護衛に雇うなんて。(ん?今作られたって…)」
橘花「こう見えて、戦闘の心得は備わっています」
アヤツキ「ザコなら軽くあしらえるぜ?」
椿「…ふぅん。なら、こうしない?あなたたち2人でかかってきなさい。もし私に参ったと言わせれば、護衛を任せる。だけど、2人がかりで私を止められないのであれば、大人しく帰ることね」
アヤツキ「へぇ。普通の人間相手にやっていいのか?橘花」
椿「普通の人間?まるで自分たちは普通じゃない人間だと言いたいようね(さっき自分たちは作られたって言ってたのは聞き間違いじゃなかったのね)」
橘花「申し遅れました。私たちは…フレームアームズ・ガールと言います」
椿「フレームアームズ・ガール…?どこかで聞いたことが」
橘花「では、参ります!」
アヤツキ「お命頂戴!!」
椿「…まぁいいわ。かかってきなさい」
翔子「いや、あんたら最初から何やってるのよ」
橘花「姉さまの方からの提案で」
翔子「いやいや、あんたらのお姉さんも何やってるのよ」
響子「翔子が冷静にツッコミを入れてる」
鈴香「いつも響子さんの役目ですからね」
響子「そうね」
響子「………ん?」
リカ「ツッコミなら、いつもユウの出番だもんねー」
ユウ「いやー他にツッコミ役がいてくれて助かったわ。あたし1人じゃ追いつけないし」
響子「…あれ、私ツッコミ担当になってる?」
ジャンヌ「担当なのではなくて?」
翔子「あれはほっといて…で、結局その勝負はどうなったの?」
橘花「引き分け…ということになりました。正直、私たちの完敗でしたが」
綾「椿姉の強さは、その時から尋常じゃなかった」
楓「椿の実力はわたしも認めます。一歩気を抜けば、その隙をついてくる。剣道の試合とはいえ、油断できない人です」
橘花「姉さまは私達を受け入れてくれて、そこからよく一緒に行動するようになりました。その時から、商店街の人たちともよく交流させてもらったし」
綾「あぁ。作られたばかりの私たちにとって、初めてのことばかりだったしな。そういえば、商店街に行く頃に、私はアヤツキから綾と呼ばれるようになった」
橘花「さすがに人までアヤツキと呼ぶと、不審に思われると思って、姉さまが人前での呼び方を変えたんです。でも、それが今になっては定着している」
綾「ある意味、椿姉がくれた名前だからな」
翔子「…で、そんな仲睦まじい姉妹だけど、あたしたちと出会った時、あんたたちはエクスパンダー側にいた。何があったの?」
橘花「私たちが真賀月道場に住むようになってから半年。あいつが道場に来たんです」
楓「…あの時、ですか」
橘花とアヤツキが真賀月道場に住み始めてから半年後のある日…
橘花「綾、道具の準備は?」
綾「出来てる。商店街のおっちゃんのところからもらってきたやつ、ちゃんとあるぜ」
橘花「どれどれ…って、綾。道具一式足りなくない?」
綾「え?…うわ、本当だ。あの時ちゃんと数えたのに」
橘花「もぅ、仕方ないわね。すぐ取りにいくわよ。今から行けば間に合うわ」
綾「わかった」
??「すいません、ここは真賀月道場で間違いはありませんか?」
橘花「あ、はい。そうですが…!」
??「そうですか…それはよかった」
綾「おい、あいつは」
橘花「犯罪組織エクスパンダーのボス…!なんでここに」
エクスパンダー「俺も随分と有名になったもんだな。それはさておき…ここに道場師範代の娘がいると聞いた。半年前からずっと俺の部下が返り討ちに遭ってるって聞いてな」
橘花「あいにく、姉さまはいないわ」
綾「とっとと帰りな!」
エクスパンダー「そうか。それは残念だ。んじゃ……お前たちで釣るか」
橘花・綾「!」
椿「あら、楓。今帰り?」
楓「はい。これから道場へ向かう所です。先ほど商店街に寄ったら、発注した道具を一式渡し忘れたと」
椿「綾が忘れたのかな?しょうがない子ね」
楓「代わりに預かろうかと思ったけど、綾が取りに行くと言ってたそうなので、そのままにしておきました。入れ違いになるといけないから」
椿「そうなの。ところで…今日は負けないわよ、楓」
楓「はい。望むところです」
楓「…なんだか、道場の方が騒がしいですね」
「早く警察に連絡しろ!」
「なんなんだよ、あいつは!」
「今はあの子たちが時間を稼いでくれているが、いつまで持つか」
楓「あれは…道場の方たちじゃ」
椿「何があったの?」
「椿さん!それが、ガバナーが道場に来ていて」
「あいつエクスパンダーですよ!犯罪組織のボスの!」
楓「エクスパンダー!?」
橘花「ああああああっ!!」
楓「今の声は…!」
椿「橘花!」
夜露『はい、こちら成子坂製作所』
楓「あ、夜露ちゃん?時間がないからよく聞いて。真賀月道場でエクスパンダーを発見。これより迎撃に出るから」
夜露『え、楓さん?ギアなしで?』
楓「もし、その後わたしからの連絡がなかったら、待機中のアクトレスを真賀月道場に向かわせて。それじゃ」
夜露『か、楓さん!?』
椿「橘花!綾!」
綾「つ、椿…姉…」
橘花「来ちゃ、だめ…!」
エクスパンダー「ほぅ、お前が真賀月椿か?」
椿「うちの妹たちに何をしたの!?」
エクスパンダー「お前が帰ってくるまで、ちょっと相手をしてやったんだ。フレームアームズ・ガールっていうから、ちょっと期待したんだが」
エクスパンダー「所詮この程度か」
椿「橘花!」
楓「あれが犯罪組織エクスパンダーの」
椿「こんなところにボスがお出ましとはね…!」
楓「…2人で追い払うしかない」
椿「逃げたところで、追いかけてくる。なら」
椿「楓、これを使って」
エクスパンダー「ほう?やる気になったか?いいぜ、俺を楽しませてくれよ」
橘花「姉さま…!楓…!戦っちゃだめ!逃げて!」
楓「(ギアがなくても、追い払うことさえできれば)吾妻楓、推して参ります!」
椿「真賀月椿、いざ!」
ナルミ「それで…そのバトルはどうなったのですか?」
楓「…一言でいえば、惨敗でした」
楓「あの時のわたしと椿は、エクスパンダーに全く歯が立たず」
楓「わたしは先に気を失って、目を覚ました時は、病院のベッドでした。事の顛末は、あの後病室を訪れた橘花と綾に聞かされました」
橘花「姉さまは最後まで立ち向かったけど、エクスパンダーは姉さまの攻撃を全て見切って、簡単にねじ伏せた。あの姉さまがと思うと、信じられなかった」
綾「エクスパンダーの野郎、あの時必要以上に椿姉を攻撃しやがった。抵抗もできないのに…」
エクスパンダー「もう終わりか?」
椿「あっ、あぁっ…!」
綾「や、やめろ…!それ以上やったら、椿姉が…!」
エクスパンダー「壊れるか?人間は脆いからな!」
ゴキッ
椿「いやああああああっ!!」
橘花「姉さま!!」
エクスパンダー「…やれやれ。半年も部下を返り討ちにしてきたというから、どんな奴かと思ったが…期待外れだな」
椿「うっ…ぁっ…」
エクスパンダー「だけど…アレとの相性はよさそうだな。“同じ名前”だしな」
橘花「ま、待て…!」
エクスパンダー「こいつはいただいていく。返してほしいのなら…俺の組織に来い。お前たちもせいぜい可愛がってやるよ」
エクスパンダー「はっはっはっはっはっ!!」
綾「椿姉…!」
橘花「姉、さま…」
それから1時間後…
怜「中は静かだね」
夜露「…あ、あれは!」
夜露「楓さん!しっかりしてください!楓さん!!」
怜「こっちの2人は…確かフレームアームズ・ガール」
夜露「病院!救急車!」
橘花「修理が終わった私たちは、姉さまを取り戻すため、エクスパンダーのアジトを探した。数日後、エクスパンダーの幹部から迎え入れられ、私たちはアジトで姉さまと再会した。けど」
綾「何かの実験をされている感じで、もうボロボロだった。あんな椿姉見たくなかった」
トール「エクスパンダーの野郎…!」
橘花「そこで提案されたのが、エクスパンダーの一員として活動すれば、姉さまには手出しをしない。私たちはそれに従うしかなかった。姉さまのために、私たちが働けばと」
翔子「…けど、エクスパンダーは約束を破っていた」
綾「あぁ…」
鈴香「普通の人がフレームアームズの装甲を纏うことなんてできるんですか?」
レーナ「そういう研究もされていたとありましたが、まさかそれが完成していたということ…?」
楓「わたしやジャンヌは適性があるから、アリスギアやフレームアームズ・ガールのギアを装備できますが、椿にそんな適性があったなんて聞いたことないです」
翔子「調べたことがなかったから隠れ敵性持ち、もしくは…改造されたとか」
あお「か、改造!?」
ナルミ「そんなことが」
翔子「わからないわよ。普通の人間が改造手術とかを受けて、そういう力を手にしたとか。アニメやゲームとかでは、よくある設定とでも言うか…そういう施設とかは見なかったの?」
橘花「えぇ…フレームアームズの格納庫みたいなものは見たことはあったけど、そういう部屋とかは見たことないわ」
ユウ「見られたら、そこで約束破っているってことがバレちゃうからね」
リカ「隠してたんだよ、きっと」
レーナ「エクスパンダーのアジトの具体的な場所とかはわかりますか?」
橘花「富士山の麓よ。けど、私たちは毎回転送ポートから戻るから、具体的な場所までは…」
綾「その転送ポートも、向こう側から起動する仕組みになっていて、あたしらでは起動できないんだよ」
レーナ「やはり簡単にはいきませんか」
綾「面目ない」
鈴香「謝らないでください」
翔子「秘密基地が簡単にばれちゃ面白くないでしょ」
響子「面白くないって…」
リカ「でもここはバレてるよね」
ユウ「まぁ表向きはちゃんとした企業だしね」
翔子「…橘花、アヤツキ、あんたたちはこれからどうする?」
橘花「これから…」
レーナ「エクスパンダーに戻ったところで、あなたたちは処罰されるでしょう」
あお「向こうが約束を破っているなら、これ以上力を貸す必要はないって」
ナルミ「あおの言う通りです」
綾「でも、椿姉が何をされるか」
ジャンヌ「戻ったところで、扱いは変わることはないと思いますわ」
楓「エクスパンダーのことを考えると、あなたたちは調整されて、都合がいい使い捨てのコマにされます。今まで以上にひどい扱いされる」
ルミティア「そんなのだめですよ!」
トール「なら、選ぶ道は1つしかないだろ?」
鈴香「事情を知った今、私たちが争う理由はもうないと思いますよ」
響子「手伝わせてよ。あなたたちのお姉さんを助けるのを」
橘花「………します」
綾「…橘花?」
橘花「お願い…します…私たちの…姉さんを、助けて」
響子「やっと本音が聞けたね」
鈴香「助け出しましょう、椿さんを」
レーナ「橘花、アヤツキ。ファクトリーアドバンスはあなたたちを歓迎します」
橘花「(姉さま、少しの間ですが)」
綾「(辛抱してくれ。必ず助けに行くから)」
こうして、マガツキ橘花とアヤツキは、エクスパンダーを離脱。
ファクトリーアドバンスの監視を受ける形で、翔子たち側に付くのだった。
大切な姉、椿を助けるために。
「時は満ちた、というところでしょうか。私も動かなければ」
そして、事態は動き出す。
地球の外、月から…。
第12話へ続く
次回予告
突如月から飛び立ったヘキサギア。ガバナーがいない謎のヘキサギアは、ファクトリーアドバンスへ向かっていた。
ヘキサギアをファクトリーアドバンスへ招いた一同。狐のヘキサギアは、Tクリスタル、そしてかつての大戦の秘密を明かす。表ざたにできない、今まで隠された真実とは?
次回、プラモ劇場版 世界をかける少女 KOTOBUKIYAの世界編
第12話「月からの使者」