銭湯再生請負人が銭湯から地域活性化

銭湯 経営者のみなさまへ








客数が減っているのに集客施策を打ち出すことができない。


  • 課金サウナを導入したが、売上げにつながらない、客単価UPにつながらない。

  • 廃業するにしても、お金がかかり二の足を踏む。

  • 売上が減少しているので設備投資ができない。

  • 奮起してお客様を呼び込もうとしても、どのようにしたらいいかまったくわからない。


そんな“ないないづくし”で将来に


不安を感じていませんか?



はじめまして、銭湯再生請負人@平野善之(ひらのよしゆき)と申します。





私は今まで、48件の温浴施設の開業からシステム立上げまで


を成功させてきました。





民間企業である日帰り温泉やスーパー銭湯での実績です。


私は“衰退産業”である銭湯に、行列をつくる一発逆転の


方法なんて無いと思っていました。





しかし……。





なぜ、私が旧態依然とした銭湯にビジネスチャンスあり!

と確信したのか?少しお付き合いください。





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03-6240-2128


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ここがよい!が生き残り?

錦糸町は多種多様な飲食店があるので

外食が多い私にとっては、とてもよい町。

 

小学生の娘の機嫌が悪いと「焼肉」で解決することが多い。

 

美味しい焼肉屋さんもたくさんあるのですが、

娘は和民焼肉を指名し譲らない。

 

オープン当初から利用しているので娘にとってホーム感があるのでしょう。

会計の度にコスパを絶賛する私を見ているのも加点要素か?

 

小学生の息子を持つ親友。

この親友はアクティブで、いろんな風呂屋で入浴を楽しみ

旅行やキャンプにも積極的。

 

全国各地の温浴施設で入浴している、親友の息子は

「いやさか湯がナンバー1」と公言する。

 

そういわれれば嬉しいけれど、

実情はボロボロで息絶え絶え。

広さしか自慢できない銭湯である。

 

何故いやさか湯がナンバー1なのか?

 

スタッフは店の近くに居住する主婦でフレンドリーなので

小学生からすれば安心感があるのではないだろうか?

 

浴場は、全世代がそれぞれワイワイがやがや寛いでいるので

小学生からすれば緊張感がなくて自身も寛げるのではないだろうか?

 

ジャケットを着なければ入店ができない高級クラブよりも

サンダルで入れるスナックのような感じでしょうか?

 

最近は少なくなったが、

私が自店のフロントに立つときは顔を知ってるお客さんには

「いやっしゃいませ」ではなく「毎度!」で対応している。

 

ビジネスとは顧客創造。

顧みてくれるお客さんをつくっていくことである。

 

銭湯は500円。

生活習慣として利用してもらうことでしか生き残れない。

 

叙々苑ではなく、和民焼肉がいい!

高級フレンチではなく、居酒屋がいい!

 

ホーム感による寛ぎでしか銭湯は生き残れないような気がします。

 

もちろん設備投資をすればお客さんは増えますが、

単価が500円ですからね・・・・・・・。

 

銭湯経営の世代交代

時の流れと自分の能力を冷静に見極める必要がある。

 

銭湯経営を始めた9年前。

年中無休で朝6時~営業し、

シャンプー・ボディソープの設置

ドライヤー無料、綿棒設置、命令的な禁止事項貼り紙撤去、飲料水の無料提供。

 

温浴施設ではあたりまえの事を銭湯で実施し、お客さんはどんどん増えた。

 

のべ4店経営し、閉店した2店のお客さんが今でも遠路

既存店に来てくれたりする。

 

そんな喜びが自身の能力を錯覚させているのである。

 

風呂屋経営では、

家に風呂があるのに来てくれる方にどれだけ感謝の気持ちを伝えることができるか?

まずは、キレイに掃除をすること・・・・・・オモイが伝わらなきゃお客さんは来ない!

 

とそれなりの自信があったが・・・・気が付きました。

もう54歳になろうとする私ではダメなのです。

 

本店にしている松の湯(墨田区)は、

30代女性がマネージメントしてくれてます。

浴場に関しては、ほぼ素人です。

ですが、客数はジワジワ増加し、新たな顧客創造をしてくれてます。

ツイートには「100以上のいいね」がつく日もあります。

 

本人と打ち合わせをすると

私のマーケティングは古く、Z世代には響かないことがわかります。

 

それもそのはず、会社勤めであれば

私自身が、そろそろ役職定年のお年頃なのです。

 

若き日の勤め人時代の自分を振り返っても

30代のバリバリの先輩は尊敬できても50代の管理職に対しては

「営業力ないなぁ」と思ってました。

 

私の考え方を実践させるのではなく、

30代の力を発揮してもらう経営に変えていくことが

浴場の生き残り!

 

 

 

 

 

ガス代VS銭湯経営モチベーションの戦い

映画「湯道」でもテーマになっておりましたが、

銭湯は昭和の遺物?

憩いの場?

休みなく働き続けても経営は厳しく・・・・子供に継がせたくない店主の遺言。

 

最低賃金が1,072円、タバコが580円、入浴料金が500円である。

 

いまだに薪で沸かす墨田区の松の湯は一見、経営が成り立っているが

15時のキックオフに向けて昼過ぎにはカマに火を入れる。

廃材を切断する作業は営業中も続き、23時半まで廃材をくべる。

廃材が集まらない時は、トラックで木場まで回収に走る。

これを最低賃金で算出すれば1日2万円弱の人件費がかかる。

賃金の発生しない私とカマジイがいなければ成り立っていない。

 

一方、ガスで沸かす鶴見の「いやさか湯」

漏水の影響で190万円まで跳ね上がったガス代が、落ちつくことに期待していたが

100万円は切らなかった・・・・。。

家賃、人件費等を含み経費は月500万円に近くまで上昇。

小さな故障個所の修繕も費用面で厳しい状況。

 

経営的に最も簡単な解決策は廃業。

持続可能のコンセプトを外せば家族経営。

光熱費上昇を上回る客数増加(これには大胆な設備投資は必要)

 

設備投資をすれば、当然のことながら損益分岐が上がる。

 

お客さんからたくさんの「ありがとう」の言葉をいただき

お客さんの笑顔に触れることができ

一定のお客さんの居場所、憩いの場になっていることは事実である。

 

大田区の「美奈見の湯」「入船湯」を閉店するときは悲しかった。

(賃貸での設備劣化が閉店の理由)

 

 

春近し、水温が上がれば!

エアコン不要まで気温が上がれば!

光熱費対策には最も有効なのは気温の上昇。

 

新築であれば、いくらでも設備的に打ち手はあるが、

3億~4億をかけて20万円/日の売り上げを取りに行くのはお金が余っている人。

(セブンイレブンは50万円/日超えていて開業費用は数千万でOKでしょ)

 

ごちゃごちゃ言っているのならば廃業すればよい!

というようにはならないのが浴場経営。

 

壁絵の写真は、いやさか湯です。

地元の小学6年生が卒業記念の取り組みで描いてくれた壁絵です。

 

これから中学生になり、受験組と別れ

高校生になれば地元の友達との交流は減り、

大学生になると交友関係は全国、全世界となり

社会人になれば仕事関係の人間関係が中心の生活になっていきます。

 

それでも、地元は地元で愛おしく

利害関係なく心許せる友は地元に多いはず。

 

じゃぁ風呂屋でね。

と自分の手で描いた壁絵がある風呂屋。

が存続しており集まれたら!

 

ガス代が高いから廃業しちゃったってよ。

俺たちが壁絵を描いた風呂屋。

では悲し過ぎる。

 

強いモチベーションを与えてくれた

馬場小学校6年2組の子供達!

ありがとう!

 

いやさか湯の社長は今年54歳になるので、

君たちがおっさん、おばちゃんになった時は、

この世にはいないけれど・・・・・

 

大人になった君たちが

いやさか湯で湯上りビールで楽しそうにしている姿を

あの世から見るのが楽しみです!

(できれば天国からね・・・・)

 

 

 

 

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