銭湯再生請負人が銭湯から地域活性化 -5ページ目

ガス代VS電気代VSかき氷

この戦いに勝利しなければ経営は続かない。

 

2倍を超えたガス代は、猛暑で落ちてくるはずです。

猛暑なので、値上がりの続く電気代はさらにエアコン使用であがってきます。

 

下がる予定のガス代VS上がる予定の電気代。

客数は増えない前提となります。

(33℃を超えるとお客さんは減りますので)

 

いやさか湯の実数で言えば、

2月のガス代は130万円(前年同月は70万円)

7月は60万円を切りたい。(前年同月は30万円後半)

電気代を70万円程度に抑えられれば(前年同月は50万円程度)

経営は成り立ちます。

 

特殊なかき氷製造装置を使用しているので、

かき氷の売り上げが飛躍的に伸びております。

かき氷の粗利がどれだけ光熱費を埋められるか?

この夏の大きなテーマです。

 

光熱費が人件費を大幅に上回る現状。

 

補助金等は貰えれば助かるが、

補助金なければ事業が成り立たないのであれば持続可能な事業とはいえない。

 

温浴施設のクライアントさんでは、

会員のスマホ連動まで開始しました。

ここまでやっている店舗は生き残るでしょう。

 

厳しい環境下でこそ鍛えられると考える店だけが生き残る。

どうすれば、お客さんにまた来てもらえるのか?

光熱費を減らす方法はないか?(いやさか湯では検証中の新兵器あり)

ピンチを乗り越えるには、スタッフ全員でピンチを乗り切る意識での全体脳。

(汗出し、知恵出し、結束するのだ!)

 

副業を原則認めさせる政府方針って・・・・ミスリードとしか思えない。

人生いろいろで、いろんな輩がいるから世の中面白いことは判る。

 

でも、目の前の困難に力を合わせて向かっていくことが

仕事を通して個が成長していくのが事実である。

「人への投資」なんて言っているけど、彼らの言う「人への投資」って何なのだろうか?

 

環境によって大学にいけない世の中は改善すべきではあるけど、

全員大学に行く必要があるとは思えない。

(多様性を叫んでいるのと矛盾している)

 

東大卒でもロクでなしがいたし、(なぜか京大卒はナイスガイばかり)

中卒、高卒で仕事が出来て人間性もグッドな輩も多々いる。

 

少子化の問題は経済問題ではなく、

デートしない若者が増えているからでしょ。

恋や愛があって・・・・出産ではないか!

 

江本さんは「ベンチがアホで・・・」でやめたけど、

国民は「リーダーがアホで・・・」といってやめることは出来ないんだよなぁ。

 

 

無政府主義が揺らぐ

無政府主義者なので・・・・を選挙に行かない理由にしてきました。

 

各々が良識なる行動をすれば、規則だって不要!

というのが私の考え方です。

 

従業員やスタッフへの指示も基本的にマニュアルをつくらない。

当たり前のことを当たり前に実施する。

当たり前のレベルを上げていく。

 

そもそもマニュアルなんてつくったら、それをこなせばよいということになり、

ビジネスを通じて個人が成長しないじゃないか!

 

とはいうものの理想通りには行かないもので、

禁止事項やルールを定めなければならないこともあり

十二指腸潰瘍になったり1週間で治るはずの通風が禁酒してても1か月かかったり・・・

無政府主義とは気楽なものではなく、辛いものなのです。

 

ウクライナへの攻撃は、

ロシア国民の政治への無関心が要因とも言われている。

 

汗水流し、涙の数だけ成長する事実を教えることから逃げて

投資教育を子供達に推進する政治って何?

(頑張ったって儲からないから投資しなさいということになるよ)

 

消費税を下げるには、システム費用が膨大?

内税も多いし、税率設定を変えればよいだけ。

 

原発再稼働するなら、防衛費あげなきゃ危険ですよね。

(原発を狙われたら・・・・)

 

最低賃金を1,500円・・・企業には助成金って国営企業をつくりたいのか?

 

選挙にいかなければならない!

無政府主義などと言っていられない!

と考え方が変わってきましたが・・・・演説を聞きけば聞くほど矛盾だらけ。

投票先がみつからない。

 

体調不良は猛暑のせいだけではない。

 

 

入浴料500円 その後問題

東京都がようやく500円になる入浴料。

ここまでは、私も望んでいました。

 

・内税

・最低賃金1,041円

・上がり続ける燃料費

 

売り上げの中心を形成していたシニア層が、戻らない中で

サウナブームで何とか持ちこたえているのが現状。

 

サウナを有しない銭湯は極めて厳しい現状であるのは間違いなく、

値上げでしか日々の赤字を解消できない。

 

若い経営者がリニューアルして頑張っている銭湯があることは喜ばしいが、

8割近くは、家族経営で老朽化した設備と格闘する毎日。

 

週一の定休日を除き、日々のルーティンを繰り返す人生。

 

10年以上前に銭湯に目を向けて

いろんな浴場に足を運び感じたサービス業としてダメでしょ・・・その対応は!

という絶望と希望。

(希望:接客と掃除を改善すればお客さんは増える!)

 

営業時間は15時~23時くらいの店が多いが、

仕込みは昼から、掃除を終えるのは深夜4時ごろである。

 

これを夫婦だけで何十年も続けていれば、

絶望的な接客になりがちなのも責められない。

(だから、子供達は継がずに就職する)

 

浴場組合の定例会などは、事務的な連絡事項やポスターの配布等に終わり。

各浴場の数字の検証や取り組みの改善点に関する議論はなし。

こりゃ時間の無駄だなと感じていたこともありますが、

同じ仕事をしている地域の仲間と顔を合わせて世間話するのもよい習慣なのだとは

最近思うようにもなってきている。

 

日々のルーティンというのは、銭湯経営だけではなく

飲食店等も過酷であることは容易に想像がつく。

 

私がラグビーの試合に出たのは35歳まで。

3番という最も地味な力仕事のポジション。

バックスのように一発のクラッシュで靱帯損傷的なケガは少ないが、

常に、肩・腰・首・膝のどこか、または全部に痛みを抱えながらプレーをする。

(だから先場所強かった力士が精彩を欠くと、その辛さはわかる)

おっさんになってからもフロントローは仲良しなことが多いのもそんな理由だろう。

 

説明なしで、わかり合える同業者との交流も組合の意義である。

 

そんな私でも銭湯業務は、辛いなぁと思うことが多々ある。

体調が悪くても、掃除をして、仕込みをして店を開けなければならないのだ。

 

だからこそ、業務を標準化し家業から事業にしていかないと

銭湯事業は続かない。

 

週休2日、働き方改革とは無縁な業種からの脱却が必要なのであるが、

480円では何もできないのが現状であった。

 

都内平均の客数が135人くらいだから、月3,500人くらい。

20円の値上げで客数が落ちなければ約7万円の売り上げ増。

 

前年同月比で7万円以上は光熱費が上がっているから

この値上げは当然ではある。

 

問題は、その後。

500円までは上げて欲しい!と銭湯経営者は願っていたと思うが、

それ以上の値上げは望んでいないはず。

 

500円で光熱費上昇分をある程度埋めて、

客数を伸ばしていくには・・・・・・

試行錯誤を重ねて、よい結果が出た場合に、

それが答えとなる。