銭湯再生請負人が銭湯から地域活性化 -4ページ目

新社名 雑草

自転車×温泉をコンセプトにしたスパイクル事業。

9月9日のオープンに向け、木の根が立ちはだかる。

整地で鍬を入れると雑草の根に阻まれる。

根は強く、長く、深い。

そう簡単には除去できない。

 

あまりの手強さに・・・感動すら覚える。

頼まれてもいないのに、しっかり根を張る雑草。

 

雑草魂!という意味が身に染みる。

 

一週間前に刈ったはずなのに・・・・もう芽が出る。

雑草・・・恐るべし。

尊敬する気持ちさえ生まれてきている。

 

チャレンジ精神

お客様第一主義

誠実

 

これを企業理念にしてきましたが、

雑草のような強さ!

を加えようかな。

 

若い起業家が社名の相談に来たら、

「WEEDS」を薦めよう。

 

 

 

ゆるキャンとは

ミスを取り返すのは大変。

 

SPACYCLE事業(自転車×温泉)のキャンプ場整地。

この草刈りは業者へ依頼。(それなりの費用がかかりました)

 

草刈り後に、幅1M程度の溝が横断していることが判明。

その溝を刈った草で埋めるように指示。

ここまで依頼した業者にお願いしました。

 

ところが、その溝は豪雨時の水の逃げ場所であり・・・・

埋めることは厳禁と判明。

自力で埋めた草をかき出すハメに

かき出した草は自分で処理しなければなりません。

最初は、トラックで搬出し、近隣で焼却しましたが、

搬出する手間がかかりすぎるので

その場焼却に変更。

野焼きをすれば雑草も生えにくくなる効果にも期待。

そして整地・・・・

キャンパーの知人に「地面が平じゃないキャンプ場は舐めている!}

「お金を取る資格がない!」と聞いていたので

手作業で整地作業を開始。

 

これが簡単ではなく・・・

大きな石や根っこが作業を阻みます。

一人作業で丸々一週間。

壊れた鍬4本。

小山が4つあり、それを崩し平にする作業です。

ようやく平にすることが出来ました。

ここ数日は雨や涼しい日で助かりましたが、

炎天下の中での作業では、疲れすぎて食欲もなく水分補給のみ。

結果・・・帯状疱疹を目じりに発症しながらの作業となりました。

日差しで首の皮まで焼けてしまい軟膏+首タオルのスタイル。

 

一人作業でしたので、いろんなことを頭に浮かべながら・・・・・

 

腰・肩の痛みには「これは夏合宿でありキツクテ痛くて当たり前!」

先が見えなくて精神的にきつい時は、

「風呂掃除を頑張ってくれているスタッフの顔を思い浮かべ」

頑健な木の根との闘いは、

「ブラジル移民の方々は、この何百倍の試練だったはず」と想い

大きな石を前にしては「デッドリフトに置き換えてパワーを捻出」

大石除去に成功した時には、「1本だけならまだスクラムを組めるぞ!」と錯覚。

 

何とかHPの撮影までたどり着きました。

キャンプ飯の目玉としては丸鶏

これを楽しんでもらいたい!

 

今回のチーム編成は、

4人のスペシャリストで構成されております。

風呂:私(風呂というか力仕事になっているが)

設計:30年の付き合いの親友

WEB:イベント集客のプロ

自転車:オーストラリア横断者

 

WEB担当者は、音楽と映画に詳しく

我々の現状のような映画で「ゆるキャン」作品があるとのこと。

少し、体を休める必要があるので視てみようかな。

温泉×自転車の新事業

温泉×自転車 銭湯再生請負人《温泉×自転車》がコンセプトのサイクリスト向けプロジェクトを始動|株式会社シュリーマンのプレスリリース (prtimes.jp)

 

↑8月1日にプレスリリースをいたしました。

 

銭湯をのべ4店経営し、(現在は墨田区「松の湯」と鶴見「いやさか湯」)

西に新規開業情報があれば駆け付け、東にリニューアル情報があれば駆け付け、POSシステムの提案や券売機の販売等してきました。

 

この二年半で小さな取引を含めれば

温浴施設のクライアントが10店以上閉店。

感染症による客数減と上がり続ける光熱費で疲弊していく温浴業界。

サウナブームによる来店者増も、

お金を使ってくれる層の売り上げ減を埋め切れていない施設が多い現状。

 

最低賃金は上がり、働き方改革といったマヤカシで経営環境は極めて厳しい。

(今こそ失われた30年を取り戻す頑張りが必要なはず)

 

「割に合わない」という表現でしょうかね。

風呂屋事業は。

感染リスクにさらされながら、無休で湯を沸かし、掃除をするわけです。

 

厳しい情勢の中、プーチンによる戦争。

自国主義の世界的な風潮。

 

衰えたとはいえ、一般的な日本人男性の30代くらいの体力は

あるはずの私も十二指腸潰瘍になったり、大酒していないのに

通風が出たり(1か月以上なおらない発症は初)・・・・精神的負荷の大きさを痛感します。

 

故:中村哲さんの著書を読んで人としての正しさを考えたり、

エディ・ジョーンズや岩出監督に学んだりする中で

何のために風呂屋をやっているのか?

風呂屋を通じて何がしたいのか?

なんて考えたりしていたわけです。

 

結論は「湯治」

57歳で逝った母親のガン。

遅れて逝った父親のガン。

ノーリスクでのガンへの対抗措置は体温を上げること。

もっともイージーな体温上昇は大きな風呂での入浴。

 

秋田の玉川温泉や鳥取の三朝温泉のような場所を作れないか?

心の拠り所があれば抗がん剤治療よりも効果がある場合も少なからずある。

 

そこで、ある温泉で「湯治場」の開業準備に入っていたのですが、

超えられない壁ではないが、簡単には超えられない課題があり

停滞しておりました。

湯治のプランニングをしている中で、

世間様に知っていただく方法として自転車を利用することにしました。

(湯治というワードでの検索件数が少ないのです)

サイクリングで、訪れた場所にあった温泉が湯治場だった。

身内や知人にガンを患う人が少なからずいるでしょうから・・・拡がる。

このような構想があったのです。

 

千葉県香取市の温浴施設カーニバルヒルズで

テントサウナのバージョンアップ作業をしていた時のことです。

一通りの作業を終えて向かい側の牧草育成地を眺めながら風を浴びて

何とも爽快な気持ちになっていました。

その時に、「ここでやってみようか!」と思い浮かんだのです。

 

泉質は療養泉に認定されているし、

東関道は渋滞しないので、一時間半みれば通えるし、

偶然にも母親の地元だし・・・・・

 

早速、カーニバルヒルズに提案するとOKが出て

9月の開業に向けて準備を進めているところです。

2mくらいまで伸びた草刈りからスタートです。

地面の凸凹を何で埋めようか?

と悩むやいなや・・・・ウッドチップの提供先が見つかり安堵。

立ち上げメンバーにはデザイナーもいるので

いかしたロゴも完成しました。

 

地域の事業所も挨拶にいくと好意的であり、

横のつながりが強くないことも判明してきたので

当社が積極的な役割を担い地域経済にも貢献していく所存です。

(亡き母への親孝行のモチベーションは強い!)