ここがよい!が生き残り? | 銭湯再生請負人が銭湯から地域活性化

ここがよい!が生き残り?

錦糸町は多種多様な飲食店があるので

外食が多い私にとっては、とてもよい町。

 

小学生の娘の機嫌が悪いと「焼肉」で解決することが多い。

 

美味しい焼肉屋さんもたくさんあるのですが、

娘は和民焼肉を指名し譲らない。

 

オープン当初から利用しているので娘にとってホーム感があるのでしょう。

会計の度にコスパを絶賛する私を見ているのも加点要素か?

 

小学生の息子を持つ親友。

この親友はアクティブで、いろんな風呂屋で入浴を楽しみ

旅行やキャンプにも積極的。

 

全国各地の温浴施設で入浴している、親友の息子は

「いやさか湯がナンバー1」と公言する。

 

そういわれれば嬉しいけれど、

実情はボロボロで息絶え絶え。

広さしか自慢できない銭湯である。

 

何故いやさか湯がナンバー1なのか?

 

スタッフは店の近くに居住する主婦でフレンドリーなので

小学生からすれば安心感があるのではないだろうか?

 

浴場は、全世代がそれぞれワイワイがやがや寛いでいるので

小学生からすれば緊張感がなくて自身も寛げるのではないだろうか?

 

ジャケットを着なければ入店ができない高級クラブよりも

サンダルで入れるスナックのような感じでしょうか?

 

最近は少なくなったが、

私が自店のフロントに立つときは顔を知ってるお客さんには

「いやっしゃいませ」ではなく「毎度!」で対応している。

 

ビジネスとは顧客創造。

顧みてくれるお客さんをつくっていくことである。

 

銭湯は500円。

生活習慣として利用してもらうことでしか生き残れない。

 

叙々苑ではなく、和民焼肉がいい!

高級フレンチではなく、居酒屋がいい!

 

ホーム感による寛ぎでしか銭湯は生き残れないような気がします。

 

もちろん設備投資をすればお客さんは増えますが、

単価が500円ですからね・・・・・・・。