衝撃の451 | 銭湯再生請負人が銭湯から地域活性化

衝撃の451

廃業が止まらない。

 

昨年の4月に473件あった都内の公衆浴場。

今や457件である。

 

目を背けたくなる光熱費。

最低時給1,072円の人件費。

これに加え設備劣化での再投資を余儀なくされれば

地価が高騰している現状で廃業の増加は当然である。

 

内風呂普及率100%に近い状況では

サウナブームに乗ったリニューアルでもしない限り客数増加は困難である。

 

江戸っ子気質のシニア世代は、

自宅に風呂があっても「俺は(あたしは)銭湯」という輩が一定数存在する。

しかしながら、そのカッコよいシニアも減っていく。

永遠の命はないのである。

 

絶対に生き残れる「総合格闘技型公衆浴場」の構想はあるが、

当社で実現させるまで秘密です。

 

銭湯を残すためには、都営、国営にするしかないとも思いますが、

内風呂普及率100%の中で税金を使うハードルは高い。

 

売り上げの90%超が入浴料であるから、客数を増やす以外に方法はない。

と数か月前まで決めつけておりました。

 

若い人とか間抜けなコンサルがグッズ販売!とか言っているのを聞けば

「そこじゃないんだよ。風呂屋ってーのは!」

 

「魂の清掃と感謝の接客」

これ以外の方法なんてありゃしない。

グッズを売る前に「当たり前のレヴェルを上げることだけ考えろ!」

と私は思っておりました。

 

・・・・が・・・・しかし・・・・

グッズは売れ、収益に寄与する事実を確認しました。

 

当社が本店にしている墨田区「松の湯」

熱意のある意見を否定したくなかったので、

グッズの製造・販売を任せてみると・・・・売れてます!

 

ご相談ください。(協力しますよ)

 

銭湯の売り上げは小さい。

(セブンイレブン60万円/日)

(飲食店12万円/日)

 

売り上げを大きくしなれば生き残れません。

やりましょう!

グッズ販売。

 

アニメイトというアニメのグッズを販売している店があるらしい。

小6の娘は、その店でお小遣いを消費しているとのこと。

 

CDが売れなくなった現在、

ミュージシャンもライブ会場で売れるグッズ売り上げが大切らしい。

 

バスに乗り遅れるな!