郷の住人
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放牧スタート

今日から放牧のスタート 里山放牧・・・の前に 堤防の草刈りからです


郷の住人-牛さん  郷の住人-牛さん
いつものように 敦賀の滝沢牧場さんから 2頭の繁殖牛が 来ました


1頭は 昨年も来た牛さんで3歳 2度目のお産になります もう1頭は 2歳で

今回が初めてのお産だそうです


昨年同様に堤防からスタート “何日もつやろぉ” ほやねぇ 2週間・・・どうかなぁ

先週 電気牧柵を設置していて 草が減ったのぉ と話していました


とくに ススキ


放牧は7年目になりますが 林の中の放牧では 3年目にはススキは姿を消し

日当たりの良い堤防でも 5年目ともなると かなり減ってしまいました


クズも少し減ってきているようです 草刈り機で刈っていた時には 変わらず・・・

というより どんどん増えていくような感じでしたが 牛さんの食べ方は不思議です


牛さんを見ながら シカのことを考えてみると 山中の下層植生は消えていくのが

分かるような気がします シカも反芻をしますから 牛さんから学べるかも・・・ね


でも家畜として 人馴れしているから やっぱシカのことは


                            シカから・・・ やねぇ

田植え・・・

今年の “くらなび農園” 5月の連休には スタートしていました


郷の住人-くらなび農園  郷の住人-くらなび農園
ここは 個人用の畑 “初めてなんで なに植えよぉ~” 食べたいものをどうぞぉ


そして6月 恒例の田植え “たんちょうモチ米” 参加家族も増えて大賑わい


郷の住人-くらなび田植  郷の住人-くらなび田植
いつも“深いのぉ~この田んぼ”と言われてましたが 今日は“な~に浅なったの”


田んぼは作っていけば 稲株が固めてくれるんですよぉ そろそろ締まってくるころ

というより 深さに慣れてきた方が 正解かもね 足元がふらつかなくなりましたよ


初めて参加の方が “カエル居るんですか・・・ カエル だめなんです~” え~っ

田んぼにカエルがいなかったら 米も出来ませんよぉ


な~に 噛み付きゃしませんてぇ・・・ “・・・えぇ”


しかも この田んぼ 干そうと思って4月に溝を作ってましたら なんと ついに・・・

泥鰌を発見しました デジカメでなくクワを持っていたので 画像は無いんですが


無農薬で3年続けてきましたから 姫ゲンゴロウから始まって オケラやら何やら

水生昆虫が多くなっていましたが まさかのドジョウ・・・


しかし いったい 何処からやってきたのでしょうか 

                               飛ぶわけないし・・・ ねぇ

今日は

見ませんでしたが

居たんです・・・ほんとに

準備・・・

モォ~ 7年目を迎えることに・・・ 牛さんの林内放牧です


先週“河和田東部美しい山里の会”の総会がありまして 例年通り6月から放牧


郷の住人-電気柵設置

 その準備には まず電気柵設置


 それも イノシシ対策から先行して


 イノシシ用の2段張りを 1㎞以上


 林内で 設置しました


 草が伸びたら 牛さんの投入です


毎年のことなので みんな慣れたものです 草を刈って ポールを打ち込んで

フックを付けて 線を張る・・・ 参加できたのは9人でした


途中 イノシシの堀跡が山際に たぁ~っぷりあるところがあるんですが まだ

出てはいない きっと 昨年 電気柵に触ったイノシシなんでしょう


ここの里の怖さを 充分味わったかのようです


作業していて 目の前の田んぼは田植えも終わり 暑そうな日差しを浴びてます

“ここは涼しいで まだ楽やのぉ~” ほやって 林の中で正解やったのぉ


今年は 「里山」の話題が多い福井県 ここの山際もきれいになってきたので

これからは 林内放牧と言わず 里山放牧と言うように

                           しましょう・・・ かぁ

ケモノたち・・・

GWの中休みですが もう4月も終わり 駆け込みアップ・・・3本です


郷の住人-竹やぶ  山際の道路沿いに


 電気柵を設置していたが


 毎年・・・イノシシ出没


 なので林内を勧めました


 竹やぶはエサ場ですね


なので 竹やぶも守ろうと さらに上に電気柵を設置・・・

それにしても この擦り付け跡 いったい何年使っているんでしょうねぇ



郷の住人-テン  郷の住人-電気柵設置
ここは 初めての電気柵設置ということで 張り方のポイントを説明しながら

設置作業 それを見に来たのはテン でしたが 相手はイノシシですよぉ



郷の住人-サル  郷の住人-ネギ被害
最後は サル 20頭ほどの群れ 周りに人がいないので 堂々と出てきます

食べているのはネギ 白い部分だけ食べるんですね・・・


見てないで追い払いなさ~い って・・・ いやぁ 数が多いと ちょっとぉ

まずは しっかり守ってくださ~い 一応 車で近付いたら逃げていきました


各地で さまざまな生き物との軋轢 人間はもう怖くない

                            のでしょう・・・ かぁ

昭和の日・・・

ご無沙汰です 早いもので4月も「昭和の日」を迎えてしまいました

昭和の話でいろいろ出ていますが イノシシやシカなど 鳥獣被害の分野でも
分岐点だった と未来には語られるのでしょう

昭和38年に 狩猟法が鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律 と保護が主となります
生き物たちにとっては 安全な環境に向かうことになったのです

そして 高度経済成長の中 エネルギーの変化によって 薪炭の使用が激減
山林では 多くの生き物が食料としている ドングリを付ける樹木が残された

30~40年も切られなかった 薪炭の材料であるクヌギやコナラは大きくなり
多くの実をつけることに つまり 生き物のエサは増えたんです

しかも 植林からも時間が経ち 人が山に入る必要も無くなってしまいました 
生き物にとっては 山は安全になり 食べ物が増えて 至る所がエサ場です

さらに 人間は山村や山際から街へと移動し 里まで明け渡してしまいました
次の世代 孫の世代は どこまで渡しているのでしょう

やはり昭和は 生き物たちの世界にとって 大きな分岐点・・・
さぁ 平成の時代も4半世紀 これからは
                          シカ サル・・・ だぁ

電気柵設置・・・

今年も 電気柵の設置が始まりました なんと1時間30分で終了


郷の住人-電気柵設置

 新記録かな・・・


 もう8年目だから


 みんなも慣れたもの


 サッサ サッサ と


 進んでいきます


“お~い 間隔が近すぎないかぁ” ポールが足らなくなるぞ~


“少し 抜いてくわぁ” 凸凹だけ 気ぃ付けてのぉ


“分かってるぅ~って” ほぉ~かぁ


張り終わり 帰りに “ここ足らんぞぉ~” 足した方が良いのぉ


“抜きすぎたんにゃわ” そんなもんやと思った・・・


うん こんなもんやぁ~ ・・・って

                 いつもの調子やぁ・・・

年度末・・・

もう3月も終わりですかぁ 早いものですね


このところ 年度末の駆け込み・・・ なぁ~んて言っちゃいけませんが

雪も融け 田んぼの繁忙期の前に イノシシ対策研修会の連続でした


郷の住人-電気柵設置研修会  郷の住人-電気柵設置研修会
能登の某所 稲架場が多くあるところです 初めての電気柵設置なので

イノシシの行動を説明しながら 20名近くの方々で設置体験研修


“こんね簡単なら もっと早くにすればよかった・・・” はい そうなんですよ

一昨年 ここに見に来た時には イノシシがもう入ってましたから 昨年は と

思ってたんですが・・・ まぁ 今年はできたので よかったですね


しかも この機種は 盗難防止機能が装備された最新作 出来立てほやほや

ひと気のない所には ちょうど良いタイミングでした



そして一昨日は能登でも 別の某所で研修会 って なぎさドライブウェイの所


郷の住人-なぎさドライブウェイ  郷の住人-研修会
昨年も呼ばれて 集落ぐるみ対策と電気柵の話をしました 今年もとのことで

とにかく“敵を知る”ことから イノシシの行動と痕跡を中心に 話してきました


昨年の参加は30人程度でしたが 今年は70人近く 会場も大部屋に変更され

被害の拡大で 関心のある人が増えた 被害意識の共有が広がれば話は早い


みんなで係る みんなで守る みんなで闘う それが獣害対策の基本です


質問も多数

捕獲の話では 周り中エサだらけなのに 怖い檻に入るイノシシは2割程度

ある人が言うには これは間抜けなイノシシだそうです そして2割は賢い奴で

こいつはどうにも入ってくれない 残りの6割が普通のイノシシだそうです


合わせて8割のイノシシを捕まえることが大事 それには 周り中のエサだらけを

無くすこと 防御が進めば 怖い檻のエサでも 普通のイノシシも欲しくなるもの


電気柵では ショックはどのくらいかと聞かれ 車のドアで受ける静電気程度

ただ 裸足で鼻先で受けたら・・・ “お~ そうかぁ” 一度やってみてください


“イノシシに出会ったら襲われないか” イノシシは まず逃げる とにかく逃げる

それが習性です が 逃げ場がないときには 何をするかわからないので注意

ただ イノシシの方が先に人を感知しますから 人間だぞぉ~って叫んでみては


終わってから “各所で数年前からイノシシが移動してきて 被害が出始めた

地元の人から色々聞かれても 詳しく答えられなくて 現場の話は助かります”

イノシシは分からないことだらけですから 専門的集団が必要なんですよ

移動もですが 分かった頃の異動の方も 問題なのかもしれませんねぇ


そういえば 4月から能登有料道路が 「のと里山海道」となって 無料化だぁ

なんだか しょっちゅう走り回りそう

                 だなぁ・・・

無料だと

皆 走るでしょうね

今度は 混むんだろうか・・・

バクバク・・・

今年はいつまでも寒くなく 雪も解け もう電気柵の設置が始まりました

鯖江市の三里山周辺 竹藪の中には イノシシの食事跡が大量にありました


郷の住人-タケノコ堀跡  郷の住人-タケノコ堀跡
“もう こんね食べてるんにゃぁ~” “早から 出てるんにゃぁ~” ですね


まだまだ土の中で これから育って 雨が降るたびに 土から顔を出すタケノコ

いち早く見つけて 若いうちに食べまくる イノシシとはとても競争にならない


まぁ あと1月もすれば 次々顔を出す その頃には おこぼれ頂戴でしょうか


郷の住人-電気柵設置

 そんなイノシシに 電気ショック


 何とか ここで 触らせるぞぉ~


 設置作業も 慣れたものです


 注意することは・・・ う~ん


 やっぱ 高さかなぁ


作業しながら気付いたのは 下の林と竹藪 もしかして 下に 居たり・・・して

う~ん 来年は朝のうちに 一度追い上げてからやった方が

                            いいかも・・・ ねぇ

とりどり・・・

花粉症も黄砂も気にしていられず 現場での研修会の連続でした まずは・・・


郷の住人-電気柵設置研修会  郷の住人-抜け道
電気柵設置研修会 さばえのけものアカデミーでの現場研修会です

経験者も 初めての人も イノシシ目線で電気柵を設置していきました


ここの現場で見つけたのは 右の画像 はい 何かが抜けている ・・・それは

イノシシも1歳なら通れる が 小動物のタヌキかな 杭には擦れた跡がある


昨日は 山で対策をしたいというので 竹藪から入って 山を探索しました


郷の住人-竹藪の擦り付け跡  郷の住人-落ち葉の下は・・・
福井市の某所 この竹には擦り付けの痕跡 ずいぶんと長く使っているようだ

周りにはイノシシの堀跡が大量にあって もちろんタケノコも かなり食べている


が 枯葉だけが モソモソどけられている所もたくさんあるんです いったい・・・

何を探しているの・・・ 枯葉の下にはドングリ 実は 今もドングリを食べている


タケノコとドングリ 地元の人の驚きは “これでは 山がエサだらけやぁ~”

はい 里で騒いでいるどころではないでしょ ここでも十分育っているんですよぉ

今は ここがエサ場で これが無くなる頃に 里のエサ場を思い出す・・・かもね


今日は もう何年も対策をしているが なかなか上手くいかないところに・・・

どこ・・・ とは言わないで 一応気を使ってますよ でも 解る・・・かも


郷の住人-潜り込み抜け道  郷の住人-電気ショックの怖さ
電気柵で上手くいかなかったので フェンスを導入 そして 下からの潜り込み


フェンスやネットなどは 侵入の邪魔はできますが 怖くないので何でもするんです

この箇所も 電気柵の時から抜けられていたようで イノシシの執念に屈しました


なので 再び 恐怖を 痛みを 教えてやりましょう と電気柵を設置しました

それも イノシシの行動を理解して設置しないと 同じ結果になりかねないので

ケモノ道の探索から 進入路を考えて 地元の意地を発揮してもらいました


ここは最近 毎日出てきている所でしょう さぁ 明日から

                            どうなり・・・ ますやら

久しぶり・・・

ご無沙汰です 更新もせず 何してるの~ ってとこです

あっという間に 2月が過ぎてしまいました 月一更新は 初ですかねぇ


郷の住人-さばえのけものアカデミー  まずは さばえのけものアカデミー


 開校されて ネタは豊富なんですが


 時間が・・・ 気持ちが・・・

 一日のペースにも・・・ 余裕がなかった


 なので 4回の講座の画像も

 これしか ない・・・のです


あとは “イノシシ解体実習” と “電気柵ビリビリ作戦” に参加すること・・・かな


昨日は 砺波市の研修会に行ってきました


郷の住人-砺波市研修会

 昨年も呼んでいただいて 会場も同じ


 まずは イノシシの痕跡と行動から


 イノシシ目線の電気柵設置の話


 そして 集落ぐるみ対策 でした


 驚きは 70名ほどの参加者です


ほぼ満席というか 後ろの方では 壁際に椅子が追加されて 並んでいる

昨年と比べて ずいぶんと関心が高くなっている・・・ってとこでしょう


そんななか いきなり “捕獲檻が使えん・・・” “柵はどうするのか教えろ~”と

なんだか熱い思いで始まりました


“とにかく今日の話を聞いてください・・・”と なんだかハードルを上げられた感じ

なので まずはイノシシの認識を変えるように 歴史の部分を 急遽入れ込みです


それでも 終わりの質問では “捕獲檻はどうする・・・” あのぉ 捕獲をどんなに

叫んでも 周り中エサだらけでは 檻になんか入りません 防御と捕獲は一対です


里のエサを取られなくなれば 檻の中にある糠のようなものが ご馳走になります

檻は怖いものだと思っていますから 怖さよりエサの魅力がないと 入りませんよ

まぁ 捕獲は経験で解ってきますから まずは狩猟免許を取ってください


“市やJAがすれば・・・” 人にやれと言う話は誰も聞きません わしがやるから~

と言えば はい サポートしますよ~ と返ってくるもんです


最後に 熱い激論をしていただきましてありがとうございました と 〆られました


いやぁ 熱かったですねぇ 「欲しいときに欲しい情報を・・・」ですから 今こそ

正確な情報を どんどん伝えていく時期です きっと上手く

                                   いきます・・・ よぉ

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