年度末・・・ | 郷の住人

年度末・・・

もう3月も終わりですかぁ 早いものですね


このところ 年度末の駆け込み・・・ なぁ~んて言っちゃいけませんが

雪も融け 田んぼの繁忙期の前に イノシシ対策研修会の連続でした


郷の住人-電気柵設置研修会  郷の住人-電気柵設置研修会
能登の某所 稲架場が多くあるところです 初めての電気柵設置なので

イノシシの行動を説明しながら 20名近くの方々で設置体験研修


“こんね簡単なら もっと早くにすればよかった・・・” はい そうなんですよ

一昨年 ここに見に来た時には イノシシがもう入ってましたから 昨年は と

思ってたんですが・・・ まぁ 今年はできたので よかったですね


しかも この機種は 盗難防止機能が装備された最新作 出来立てほやほや

ひと気のない所には ちょうど良いタイミングでした



そして一昨日は能登でも 別の某所で研修会 って なぎさドライブウェイの所


郷の住人-なぎさドライブウェイ  郷の住人-研修会
昨年も呼ばれて 集落ぐるみ対策と電気柵の話をしました 今年もとのことで

とにかく“敵を知る”ことから イノシシの行動と痕跡を中心に 話してきました


昨年の参加は30人程度でしたが 今年は70人近く 会場も大部屋に変更され

被害の拡大で 関心のある人が増えた 被害意識の共有が広がれば話は早い


みんなで係る みんなで守る みんなで闘う それが獣害対策の基本です


質問も多数

捕獲の話では 周り中エサだらけなのに 怖い檻に入るイノシシは2割程度

ある人が言うには これは間抜けなイノシシだそうです そして2割は賢い奴で

こいつはどうにも入ってくれない 残りの6割が普通のイノシシだそうです


合わせて8割のイノシシを捕まえることが大事 それには 周り中のエサだらけを

無くすこと 防御が進めば 怖い檻のエサでも 普通のイノシシも欲しくなるもの


電気柵では ショックはどのくらいかと聞かれ 車のドアで受ける静電気程度

ただ 裸足で鼻先で受けたら・・・ “お~ そうかぁ” 一度やってみてください


“イノシシに出会ったら襲われないか” イノシシは まず逃げる とにかく逃げる

それが習性です が 逃げ場がないときには 何をするかわからないので注意

ただ イノシシの方が先に人を感知しますから 人間だぞぉ~って叫んでみては


終わってから “各所で数年前からイノシシが移動してきて 被害が出始めた

地元の人から色々聞かれても 詳しく答えられなくて 現場の話は助かります”

イノシシは分からないことだらけですから 専門的集団が必要なんですよ

移動もですが 分かった頃の異動の方も 問題なのかもしれませんねぇ


そういえば 4月から能登有料道路が 「のと里山海道」となって 無料化だぁ

なんだか しょっちゅう走り回りそう

                 だなぁ・・・

無料だと

皆 走るでしょうね

今度は 混むんだろうか・・・