昭和の日・・・ | 郷の住人

昭和の日・・・

ご無沙汰です 早いもので4月も「昭和の日」を迎えてしまいました

昭和の話でいろいろ出ていますが イノシシやシカなど 鳥獣被害の分野でも
分岐点だった と未来には語られるのでしょう

昭和38年に 狩猟法が鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律 と保護が主となります
生き物たちにとっては 安全な環境に向かうことになったのです

そして 高度経済成長の中 エネルギーの変化によって 薪炭の使用が激減
山林では 多くの生き物が食料としている ドングリを付ける樹木が残された

30~40年も切られなかった 薪炭の材料であるクヌギやコナラは大きくなり
多くの実をつけることに つまり 生き物のエサは増えたんです

しかも 植林からも時間が経ち 人が山に入る必要も無くなってしまいました 
生き物にとっては 山は安全になり 食べ物が増えて 至る所がエサ場です

さらに 人間は山村や山際から街へと移動し 里まで明け渡してしまいました
次の世代 孫の世代は どこまで渡しているのでしょう

やはり昭和は 生き物たちの世界にとって 大きな分岐点・・・
さぁ 平成の時代も4半世紀 これからは
                          シカ サル・・・ だぁ