10年近く応援していた、弱虫ペダルの人気キャラクター杉元君(3年生)が、

最後のインターハイ校内選別レースで2年生の段竹選手に負けてしまいました。

 

 

杉元君は、中学校の時からロードレースを始めていた経験者で、

千葉では名門の総北高校に進学しました。

 

1年生の時は「ボクは経験者だから何でも聞いて!」が口癖で、

未経験者でも天才的クライマー(登りに強いライダー)である主人公

坂道君にいつも上から目線でいるけれども、才能もないくせに努力もしない

ダメキャラでした。

 

 

 

しかし、同級生には中学時代に東日本チャンピオンの今泉君や関西で有名なスプリンター

鳴子君、主人公の坂道君がインターハイで優勝するところから、

杉元君はインターハイ出場のため努力し始めます。

 

5月の連休の時に1年生だけが参加するレースに、2年生ながら参加を直訴します。

優勝すればインターハイメンバーになれるという条件も勝ち取ります。

 

そこで優勝したのは1年生の鏑木君で2位が杉元君でした。

でも、今回負けた段竹君には勝利しています。

 

インターハイのメンバーは6名ですが、坂道君・今泉君・鳴子君は確定です。

鏑木君も間違いないでしょう。

 

残り1枠は伝統的に総北高校では1年生レース優勝者がなっていますので、1年生から

出場します。(3年前は古賀、2年前は今泉、昨年は鏑木)

 

なので、すでに5枠が決まっています。

 

その残りの1枠を杉元君と段竹君が争うことになっています。

2年間の頑張りで差を広げたつもりが、逆に段竹君に逆転されてしまいました。

 

私は、杉元君のインターハイで走る姿を10年間追ってきただけに

もう弱虫ペダルは見たくないと思いました。

 

それも巻頭カラーで落車からのリタイアです。

そうしたら今朝のYahoo!ニュースの記事です。

 

「人生は不平等に出来ている!」

 

確かに杉元君は、練習により粘り強さは身に着いたが、瞬発力や勝負強さなど

天性の才能には恵まれませんでした。

 

逆にそのような才能はあるがメンタルの弱かった段竹君は、

杉元君との勝負の中で開花させていきました。

 

杉元君は2回のインターハイでサポートの中心メンバーでした。

 

自転車レースは、走りながら食事をしたり、落車したときの代車調達やパンク修理。

タイム差の連絡、相手チームの編成状態などを自転車が走り抜ける数秒で伝えなければなりません。

 

近年、箱根駅伝でも11人目のメンバーが注目されています。

 

 

杉元君のインターハイは決して終わった訳ではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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