予想通りに2週あいて3週目に杉元くん率いる選抜組に焦点が当たりました。

 

 

やはり杉元くんは銅橋の後ろにスプリンターを付けることにしました。

 

 

本来は、黙って体の大きい銅橋くんにマークするように指示すればよいのですが、

正直な杉元くんは王者箱根学園の銅橋くんに交渉を持ちかけました。

 

その前に、ここで力の劣る選抜が消耗の激しいスプリンターを出すことは、

3日間の完走を目指すことを考えた場合には不利になります。

 

しかし、総北での約2年間を総北優勝のメンバーとして活躍することを

夢見ていた杉元くんは、メンバーに最高の闘いを見せるために

2人のスプリンターを投入します。

 

 

そこでの交渉は

 

 

かなり格下の選抜チームが、困った時に箱学を必ず助けることを

条件に出します。

 

弱虫ペダルでのチーム力は、主人公軍団の総北と箱学が飛び抜けて

いるのでいて、個人でも京都伏見の御堂筋くんくらいしか

助ける余裕がないのが現実です。

 

銅橋くん自体が、この交渉でのメリットが何もないことが分かっていますが、

「マジメなやつは嫌いじゃない!」と杉元くんを認め、

銅橋列車が爆走することになりそうです。

 

ちょっと不真面目な天才の箱学キャプテン真波のことを

いつも疎ましく思っているのが本心と判りますねwww

 

ここ2年間優勝を逃している箱学です。

3年生の銅橋くんも最後のインターハイなので絶対に

負けられません。

 

総北のインターハイ3年間を俯瞰して見てきた

杉元くんの経験は、必ず生きると直感したのでしょう。

 

また、総北との協調ができないのならば、箱学と組むという選択が、

最初からあったのだと思います。

 

インターハイは3日間の長い闘いになりますので、

体力を温存する為に、数チームが協調した方が有利になります。

 

そう思うと、作者の渡辺先生が、

杉元くんをレギュラーから外したのは

レースの経験も知識も高い今泉くんや勝負勘のある

鳴子くんがいては、杉元くんは単なるルーラー(風よけ)

になるしかありません。

 

もうすでに杉元くんは鳴子くんのような勝負勘を見せつけました。

 

そして、隊列を整理してリザルト勝負が終わった後の

スプリンターが休めるように指示したのは、

優勝経験チームのアシスタントを経験したことのある

杉元くんの司令塔としての才能なのでしょう。