弱虫ペダル3年目のファーストリザルトもあと700mになりました。

 

概ねファーストリザルトはスタートから15kmくらいのところにあり、

最初の5kmはデモンストレーションなので、ゆっくりと走ります。

 

そして、残り2kmくらいから全力スプリントに入ります。

 

今回は、前年覇者の銅橋くんと

 

 

 

お調子者の鏑木くんです。

 

この2人は宿命のライバルで、性格的にも体質的にもスプリンターです。

 

でも、スプリンターは早ければ速いほど、ロングライドやクライミング(登り)

は反比例して弱くなります。

 

 

1年目のファーストリザルトを激戦で勝利した田所先輩でさえ、

翌日に体調を壊して、自力でスタート出来ませんでした。

 

今回のファーストリザルトに決定力があるとはいえ

オールラウンダーの段竹くんをスプリントに何故、

誘ったのでしょうか?

 

 

それは初めてのレースに戸惑う段竹くんに自信を付けさせるためでしょう。

 

スプリンターの弱点は、ペース配分が出来ないことです。

もちろん冷静に闘えれば、スプリンターでもそのくらいの

配分は出来ます。

 

その配分が出来なかったのが、1年上の青八木先輩ですが、

親友の手嶋キャプテンの指示で、最強クラスのスプリンター

になりました。

 

段竹くんが、銅橋くんたちに遅れたのは、感覚的にペース配分を

考えたため、ペースアップしなかったのでしょう。

 

銅橋くんは王者箱根学園の副キャプテンですが、

キャプテンの真波くんは戦略をつくれる性格ではありません。

 

箱学の司令塔が銅橋くんを止めたかったのですが、

力関係でスプリントに参加させてしまったのです。

 

なので、残り700mで雉くんが追い付いたのは、

二人のペースが上がっているのではなく、

むしろペースダウンしているのではないのでしょうか。

 

 
そうでないと、段竹くんや杉元くん率いる選抜メンバーがスプリントに
参加させる意味がありません。
 
 
 
全力を出してもそれが成功に導かれるとは限りません。
全力を出しても前に進んでいるとは限らないのです。
 
杉元くんは、ファーストリザルトを初出場のスプリンターを2人
送り出しました。
 
杉元くんは2年間に渡り身近でレースを見続けています。
逐次詳細を得ながらサポートしてきました。
 
鏑木くんがファーストリザルトを盗りに行くと、
かならず銅橋くんも冷静でなくなるはずと読んでいるのでしょう。
(オーバーペースになる)
 
総北の3年生坂道くん、今泉くん、鳴子くんは1年生の時から
レギュラーなので、全体をみたことがありません。
 
箱学の真波くんも京伏の御堂筋くんも1年生からレギュラーです。
スプリンターの銅橋くんはポジション的に戦略を考える
ことはありません。
 
雉くんはマウンティンバイクでは全国覇者ですが、
さすがにロードを知り尽くしているとは思えません。
 
全てを知る男、杉元くんはどんな戦い方をイメージしているのか、
とても楽しみです。