東京第3ハッキョ 新校舎建設物語 14 (チャリティー焼肉モインの様子) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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東京第3初級ハッキョ 新校舎建設 いよいよスタートです。 

 

東京第3ハッキョ仮校舎へ引越し (東京朝高卒業生・チソンも参加) 

 

東京第3ハッキョ引越しの様子 2 (集合写真はこちら) 

 

東京第3ハッキョ 新校舎建設物語 4 (歴代役員懇親会&地鎮祭の様子) 

 

東京第3ハッキョ 新校舎建設物語 5 (歴代役員懇親会の様子②&実行委員長と教育会会長) 

 

東京第3ハッキョ 新校舎建設物語 6 (板橋同胞フェスティバル実行委員会&現場視察①他) 

 

東京第3ハッキョ 新校舎建設物語 7 (学校・理事会・建設委員会の手堅いフォロー) 

 

東京第3ハッキョ 新校舎建設物語 8 (板橋 朝・日友好親善の集いの様子) 

 

東京第3ハッキョ 新校舎建設物語 9 (建設委員会の様子&今の第3ハッキョの様子) 

 

東京第3ハッキョ 新校舎建設物語 10 (第4回板橋実行委員会の様子) 

 

東京第3ハッキョ 新校舎建設物語 11 (板橋同胞フェスティバル集合写真はこちら) 

 

東京第3ハッキョ 新校舎建設物語 12 (現場から報告①&板橋同胞フェスティバルの様子) 

 

東京第3ハッキョ 新校舎建設物語 13 (板橋実行委員会の様子)

 

の続き

 

 

 

まずは

 

 

 

 

姜 明秀委員長のFBより 6月23日アップ分)

 

 

 

東京第3ハッキョ チャリティー焼肉モイン

 

 

 

本日、アボジ会主催、オモニ会後援の第3学校チャリティー焼肉モイム🥩
収益は全額、コマサッカー大会やバスケヘバラギCUPなどのクラブ活動支援へ✨
仕入れゼロのビールを3本1000円で買い、更に3000円の参加費を払い、中間報告では26万円の純利でした💰
保護者の熱意の賜だと思います👍

 

 

 

 




(日宇氏のFBより)




母校、東京チェーサム新校舎建設物語

*いつものように長めです。

その46・アボジ会主催のチャリティー焼肉(6月23日・日曜日)


 スタート二〇分前に着いたが、すでにテントの中は肉を焼く煙りが充満していた。

 ちびっ子サッカー大会や夏の合宿支援のためのアボジ会主催のチャリティー焼肉モイム(集い)、今年は新校舎建設中だというので仮校舎がある東京中高のバスケットボール場で催された。 

 アボジたちの親睦を深める場でもある。アボジたちは学年別に、オモニたちは別のテーブルで七輪を囲んでいた。


 ほぼ満席、顔見知りの豊島支部委員長に促され席に着く。

 「新校舎建設真っ盛り…東京中高での最初で最後の…アボジ同士の交流も深め…」

 梁会長の短い挨拶につづき、崔直前会長が「目標は二〇万円です。思いっきり飲んで…」と乾杯の音頭を取った。


 偶然隣に座ったアボジとは「気まずい思い出」がある。

 私・「娘さんは…」

 アボジ・「保育士になるって大学に…」

 その子が東京チェーサムを卒業する年、『風景』でアンケートを行い、誌面に結果を載せながら、その子の回答だけが抜けてしまったのだ。すでに配布後だった。寂しい思いをさせてはと、刷りなおして再配布するという苦い出来事があった。

 「朝大生活をエンジョイしているようで…夏休みには…」と、娘の話を楽しそうにするアボジの姿に心が和らいだ。


 暫くすると、目が合うたびに声をかけてくる、高二の男子生徒がいつものように笑顔で近づいてきた。握手からハグ。バスケをしている。また背が伸びたようだ。

 そんな二人の様子を隣に座ったあのアボジが不思議そうに見ている。息子だというのだ。


 五年生のとき、朝大にチェーサムの児童と一緒に社会見学に行った時のことを話した。軽音楽団が演奏を始めるとこの子ともう一人の子が二人で舞台上に上がり左右に手を振り、踊り始めたのだ。引率の先生は一瞬困り顔、朝大生は大笑い。その写真は、『風景』の表紙に。忘れられない出来事である。そんなこともあって、彼がチェーサムを卒業し、東京中高に進学後も声をかけあうように。そんな経緯を話す。「姉弟だったなんて…」。アボジは屈託のない笑顔で焼き肉を頬張る息子を頼もしそうに見つめていた。


 テントの前で、練習を終えたサッカー部とバスケット部の児童が紹介され、大きな声でうたい始めた。オモニたちは一斉にスマホで子どもたちの姿を追うが、アボジたちはチャリティーへの協力ということでか、振り向きもせず、飲み続けていた。そのアボジは四年生の少し大柄な息子を末っ子だと自慢げに紹介してくれた。とても仲のいい、清々しい家族だ。


 アボジ会の副会長と学年別の代表が一言ずつ。

 「楽しく過ごして、児童たちのためになるのなら」、「学校のために一生懸命…」、「学校を支えるためにできることは…」、「大山に戻れる日が…とてもうれしい」、「子どもたちが通うチェーサムのために力を合わせて…」、「よろしく…コマッスムニダ」

 「引っ越しのときは積極的に協力を…」との言葉に、建設が順調に進み、一日も早い新校舎落成への期待を感じた。

 「まだ、目標までは…どんどん飲んで…」。そんな言葉もアナウンスされていた。

焼き肉を食べ終わった児童たちは一斉に運動場に駆け出していっていた。

××

 家に戻って、その時の『風景』を取り出してみた。二〇一三年九月に刊行した21号だ。「東京近隣の朝鮮学校・周辺ストーリー」のコーナーに「五年生が朝大で社会実習」とのタイトルで載っていた。

 

「…講堂に移動して、軽音楽団の公演。…二人の男子児童は始めから手拍子を打ち、腰をフリフリしていた。『ウルジマセヨ(泣かないで)』と、曲目が告げられると、児童からは『ウルジアナヨ(泣きません)』だ。

 そのうち、その二人が舞台に上がり、他の児童を呼び込んでいた。ノリノリだ。…そんな児童の姿を見ていた大学生は、『そこまでやるか』というまなざしで、それでも嬉しさを隠せずにいた。…案内を務めていた金先生は、『こんなにノリノリの舞台は初めてだ…』と、驚いていた。」


 『風景』の積み重ねがもたらしてくれた思わぬ嬉しさだ。エピソードが時間を経て、新しいエピソードを生んでいく。書き続けることの大切さを実感した。


*加筆して『朝鮮学校のある風景』56号に掲載します。





 

 

 

 

お疲れ様でした。

 

 

 

新校舎楽しみですねー

 

 

 

また情報入りましたらアップしますねー