12月12日に発表された今年の漢字は「熊」。

 熊に襲われた方もいたし、市街地に出没したりと、連日のようにニュースとなっていたから頷ける。

 でも、何だかピンと来ないのだ。

 どうしてだろう。

「わかった、新聞やテレビだと、カタカナで『クマ』と書いているからだ」

 そうそう。

 同じ生き物なのだけど、どうして漢字にしないのかな。

 常用漢字ではないのかと思ったが、そうではない。

 どうも、動物や植物は基本的にカタカナ表記にするルールがあるようで、それに従った結果らしい。

 個人的には、漢字の熊の方が怖そうな印象を受ける。

 ひらがな表記だと、さらに柔らかいイメージとなりそうだ。

 我が家では、キッチンでプーさんのマグネットが活躍している。

 「熊のプーさん」ではなく、「くまのプーさん」としたところに、戦略を感じたのは私だけだろうか。

 英語にすると、さらに親しみやすさが深まる気がする。

 テディベアなんて、アイドル的存在だもの。

 だけど、今年の漢字が意味する熊は、とても人とは共存できない。

 山登りは好きだが、当分はやめておこう。

 わざわざ、熊のテリトリーに侵入する行為は理にかなっていない。

 2026年はクマのニュースが減り、米が安定供給され、物価高が落ち着く年になりますように。

 お世話になり、ありがとうございました。

 

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意外と技術が要ること

 

 右足を骨折した。

 患部は膝のお皿で、手術が必要と言われ、元通りになりたくて受けた。

 4週間はサポーターに保護され、松葉杖に頼って生活をする。

 さて、仕事はどうしよう。

 幸い、繁忙期ではないため、しばらくはテレワークが許可された。

 でも、今日は日曜日。

 こんなにいい天気なのだから、松葉杖で街中を歩いてみようと思い立つ。

 日曜日の午後は、人も車も少なく歩きやすい。

 歩いてみると、アスファルトは滑りが悪いため、ケガした足では前に進まないことがわかった。

 フローリングの室内とは全然違うのだ。

 ならばと、サポーターのマジックテープを手でつかみ、足先を持ち上げるように動かせば、イメージ通りに歩ける。

「よーし、よし」

 駅までは遠いけれど、中間地点のコンビニまで行ってみよう。

 上り坂があったが、歩みに支障はない。

 カン、カンという、杖が道路を叩く音が延々と響く。

 向かい側から小型犬がやってきた。

 散歩の途中なのだろう。

 飼い主の女性に寄り添い、弾むような足取りで、ピョンピョンと身軽に歩いている。

 だが、乾いた音を立て、おかしな格好で近づいてくる私に気づくと、動きが停まった。

 「なにあのオバさん。イヤ~」という表情をして、警戒心を持ったようだ。

 飼い主の女性は、犬に「杖よ。見たことなかった?」などと説明していた。

 それまで、道の真ん中を歩いていた犬が、私から逃れるため、ササッと飼い主の陰に隠れてしまった。

 「こんにちは」と声を掛ける。

 「こんにちは。お気をつけて」と女性が返してくれた。

 犬は、すれ違うと同時に、また道の真ん中に飛び出し、怪しいオバさんをやり過ごした安心感を漂わせている。

 

 そうか、私は要注意人物だったのか……。

 

 苦笑しながらさらに進むと、コンビニに着いた。

 時計を見て、所要時間を確認する。

 「えっと、14:54。うそっ、15分もかかってる」

 ケガする前であれば、5分で行かれる距離なのに、3倍もかかるとは!

 「歩いて駅まで行くのは無理。パパに送ってもらおう」

 夫婦のコミュニケーションが希薄になっているので、これを機に、話しかけるようにしよう。

 コンビニから、再度15分かけて自宅に戻る。

 久しぶりの街中散歩を十分に満喫した。

 松葉杖で、スタスタ歩くのって難しい。

 犬にも警戒されちゃったしね。 

 

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私のしくじりエピソード

 

 姉、妹、娘、私の4人で女子会をした。

 まずはランチだ。

 

 

「おいし~」

 

 

 コース料理に舌鼓を打ち、腹ごしらえをする。

 

 

 

「食後はビリヤードをしようよ」

 提案したのは姉だった。

 何を隠そう、私たち三姉妹は10代から20代の頃、しばしばビリヤード場でナインボールをしていた。

 一番上手いのは妹だ。

 昔から勉強は今一つだったが、娯楽に関しての勘や集中力は相当なもので、私も姉も勝てなかった。

 スーパーマリオはスイスイ進むし、ドラゴンクエストのラスボスも倒せる。

 トランプや百人一首にも強く、到底太刀打ちできなかったことを思い出す。

 そうそう、一度、珍しく私が絶好調で、次から次へとボールを落としたことがあった。

 ラストの9を落としたら、姉が驚きの声を上げた。

「今日はすごいじゃん」

「へへっ、こういうときもあるんだね」

 私は少々謙遜して返したが、心の中では「ついに私の時代が来たか!」と胸を張っていた。

 次の回のため、キューを台に置き、ボールを並べていたときだ。

 妹が何かを見つけて笑い転げていた。

「ねえ、砂希姉さんのキュー、曲がってない?」

「え」

 姉と一緒にキューを見た。

 たしかに、先端がちょっと歪んでいるようだ。

 続いて姉も噴き出す。

「あっはっは! だから上手くできたってこと?」

「やーね」

 その後、まっすぐなキューに変えたら、いつものレベルに戻っていた。

 狙い通りに突けず、手玉がポケットに落ちたり、当たらなかったりでファールの連続だ。

 あれから相当な期間、ご無沙汰していたが、今のレベルはどの程度だろう。

 

 

 妹はともかく、姉もそれなりに様になっていた。

 問題は私だ。

 突こうとすると空振りし、やっと当たっても、パワーがなくて数珠つなぎになる。

「ちょっとぉ~」

「次の人が困るじゃない」

 姉と妹に叱られ、「ギャー」とか「うー」などと叫びながら2時間が終わった。

 もう誘ってもらえないような気がする……。

 

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今月買ってよかったもの

 最近、玄関の汚れが気になるようになった。

 我が家の大黒柱はこの私。

 専業主夫の夫に家事を任せているが、細かいことは苦手なので、すべてをお願いするわけにはいかない。

「ねえ、玄関の掃除、いつした?」

 ストレートに夫に尋ねてみた。

「いつだっけ……」

 ……やはり何もしていなかったか。

 義母が元気だった頃は、毎朝玄関を掃き清め、キレイにしてくれたものだったが、5年前に亡くなっている。

 あのときのホウキはどこにいったのだろう。

 探してみたら、すぐに見つかった。

 

 もはや、ホウキとは言えないだろう。

 ただの柄でしかない。

 

 ダメじゃ~ん!

 

 捨てればいいのに、夫はどうやってゴミに出せばいいのかわからないのかしら。

 今日はスーパーでホウキとチリトリのセットを買ってきた。

 

 薄型、磁石つきで、ドアの内側にペタッと貼れるらしい。

 

 柄を長くすることもできて、なかなか便利だ。

 

「いいね~、すごくコンパクト。早速使ってみよう」

 まずは屋内から。

 落ち葉や砂、小石、埃などがたまっており、チリトリに集めたあとはビニール袋へ。

 チリトリがスリムだと、小さな袋に収まるから助かる。

 次は外に出て、ドアの前や階段に、サッサッとホウキを走らせる。

 こちらにも枯れた葉が多かったが、風で集められたゴミなどもあり、しばらく掃除しなかったことを悔いた。

「よーし、終わりにしよう」

 だいぶキレイになり、ホッとしたところで終了する。

 では、磁石でドアの内側に、と考えたところで手が停まった。

 何と、我が家のドアは、磁石がつかない素材だったらしい。

「えーん、フックをつけるしかないじゃーん」

 頭を使い、必死でドアに貼り付けてみた。

 

 これからは、週イチ程度は掃除しなくちゃね!

 

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 私は高校で教員をしている。

 この夏は、中学生を対象とした個別相談会が多かった。

 勤務校は、ごくごく普通の学校なので、何もしなくても受験生が押し寄せる人気校ではない。

 相談会等のイベントにはまめに参加し、せっせと新入生獲得に励まないと、あっという間に定員割れの危機に直面する。

 毎回毎回、募集対策の担当教員数名が、その重圧を担ってくれた。

 ときには私も応援に駆け付ける。

 「この暑いときに手ぶらで応援っていうのもないよね」

 出かける前に、ちょっと考えた。

 自分が中学生担当のときは、差し入れが嬉しかったものだ。

 相談や説明の担当者は、よくしゃべるので喉が渇く。

 「となると、飲料系かな?」

 ペットボトルをもらったこともあるけれど、飲み物は各自で持ってくるので邪魔かもしれない。

 重くなくて、バッグのスペースも取らないゼリー飲料がよさそうだ。

 スーパーでOS-1のアップル味を購入した。

 

 冷えた商品がなく、ぬるいまま持って行ったのだが、会場の冷房が弱く暑かったため、大いに喜ばれた。

 「よし、今度は、家で冷やして持っていこう」

 成功体験は、人をやる気にさせる。

 担当者の顔ぶれは同じだから、次は味を変えて、ポカリスエットがいいかもしれない。

 

 こちらはマツキヨでセールをしており、お買い得商品であった。

 「あ、冷たい」

 「命の水だ!」

 温度をキープするため、保冷バッグに入れて持参したことが奏功したようで、さらに好評であった。

 もうすぐ夏休みは終わるが、まだまだ暑い。残ったゼリーは自分で飲み干してしまった……。

 早く涼しくならないかしら。

 

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 日持ちのする和菓子が欲しくて、近場の店に入った。

 品数が少ないせいか、該当するのはどら焼きぐらい。

 しかし、どら焼きにもいろいろ種類がある。

 その日の朝に焼いたもの、バターがサンドされているもの、栗が入っているものなどだ。

 迷った挙句、これを買った。

 

 リラックマ。

 実にラブリーではないか。

 袋を開けると、可愛い顔がのっぺらぼうになる。

 

 英語の教科書に出ていた、小泉八雲の「mujina」ですな。

 代わりに、袋に顔が残っていた。

 

 申し訳ない気がしたけれどゴミ箱に捨てた。

 ごめーん、と心の中で言いながら。

 ところで、リラックマって、どういうコンセプトから生まれたのだろう。

 ちょっと興味を引かれ、ホームページを覗いてみた。

 ふむふむ。

 ちゃんとストーリーがあって、登場人物の紹介もある。

 先ほどまで何も知らずに「ガブリ」と胃袋に入れていたのだった。

 壁紙プレゼントもしてくれるようだ。

 ダウンロードしたのはこちら。

 

 たまには気分を変えて、ゆるく過ごしてみるのもいい。

 そういえば、ネコのどら焼きもあったっけ。

 

 キュートな商品、大歓迎。

 

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 昔の同僚がFacebookにエビスビールをアップしていた。

 

 誰の絵なのか、わかる人にはわかる。

 高校生まで、漫画にどっぷり浸かって生きてきた私にも「荒木飛呂彦」と気がついた。

 元同僚は、この絵のついた紙袋が欲しくて、ビールのまとめ買いをしたそうだ。

 荒木ファンなのか、JOJOファンなのか知らないが、この漫画家は人気がある。

 コロナに負けず実施されたオリンピック、東京2020大会でも荒木氏は作品を描いている。

 20枚の作品が勤務校に届いたとき、荒木氏の絵が欲しいという職員が殺到した。

 競争に勝ち、「化学準備室に貼りますっ」と宣言した若手教員の笑顔が忘れられない。

 もっとも、著作権の期限が切れ、まもなく回収されてしまったが。

 ビールのホームページを見た。

 

 なるほど、美人画というジャンルで描いた絵だったわけか。

 元同僚の投稿に、彼の仲間が「俺も欲しい」「どこで買いましたか?」といったレスを寄せ、オジさんにも人気なのがわかった。

 しかし、元同僚に聞いてみたら、特に荒木ファンではなかったらしい。

 「キレイだから欲しくなって買っただけで、漫画は読んでいません」と涼しく受け流された。

 ファンでない層の購買意欲を刺激したとは、さらに大きな効果があったことに気づく。

 偶然、ひと月ほど前に荒木氏の著書を読んだことがあった。

 『荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方』

 

 学校図書館で借りた本であったが、作品作りに対する氏のロジックがわかって感心した。

 世界観やキャラクター作りに関しては、小説を書く上で参考になり、読んでよかった。

 もう還暦は越えたお歳とはいえ、規則正しいリズムで仕事をされている制御力に「すごい人だ」と唸る。

 今後のますますのご発展をお祈りします。

 

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 大晦日の読売新聞「きょうのひと皿」欄には「カモとじそば」なるメニューが載っていた。

 「おっ、いいじゃんこれ。いつか作りたいな。切り取っておこうっと」

 何も考えずに紙面をチョキチョキ。

 

 その夜は紅白歌合戦が予定されていた。

 テレビは好きじゃないが、家族は毎日見ている。

 「紅白は何時から?」

 「19:20」

 特に歌番組がいいらしい。

 映像が目に入れば私もチラ見する。

 でも、夕食後は別のことをしていて、テレビどころではなかった。

 パソコンに向き合い、ひたすら作業をしているときに娘が声を掛ける。

 「お母さん、B'zが出ているけど見る?」

 「えっ、見る見る」

 ファンになって20年以上経っているが、何度繰り返し聴いても飽きない魅力は色褪せない。

 まさか、B'zの歌が聴けるとは思わず、喜んでリビングに走った。

 イルミネーションという曲は知らないが、ラブファントム、ウルトラソウルを歌ってくれた点はありがたい。

 「ウルトラソウル!」

 稲葉さんの歌声に合わせて、スタジオの観客が両手を上げて「Hey!」と応えるところもよかった。

 見るものを見たら、またパソコンの前に戻る。

 他の歌手を見たい気持ちがないわけでもないが、まあいいや。

 まもなく、娘が再度やってきた。

 「ねえ、紅白のトリは何を歌うのかを新聞で確認しようと思ったら、切り取られてるんだけど……」

 

 ドキッ!

 「はっはっは~、これだぁ~!」

 カモとじそばを切り取るとき、裏の記事をまったく見ていなかった。

 しまいこんだレシピを裏返したら、やはり!

 

 「もう~」

 「ゴメンゴメン。誰がトリなの?」

 「ミーシャ」

 「やっぱりねぇ」

 「あの人のあとじゃ、誰も歌えないでしょ」

 「そだそだ」

 ミーシャの歌声が尋常でない上手さということは、芸能人に疎い私にもわかる。

 こちらも見たかったけれど、時間がなくて残念。

 作業が終わったときは新年になっていた。

 

 あけましておめでとうございます。

 ゆるいペースでの更新ですが、今年もよろしくお願いいたします。

 

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紅白で見たい歌手は

 

 

 

 

 

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 千駄ヶ谷に行った帰り、副都心線で帰ろうと北参道駅を目指し歩いていた。

「おや? 人出の多い場所がある。なんだろ」

 表示を見ると「将棋会館」と書いてある。

 

「ああ、ここがそうなんだ。私も入ってみようかな」

 特に将棋に興味はないけれど、人の流れが落ち着いたこともあり入り口に向かった。

 

 将棋会館が千駄ヶ谷に移転し、道場、カフェ、ショップを備えた店舗、棋の音がオープンしたのはこの10月。

 目新しさで、お客さんが多いのかもしれない。

 ショップはさておき、まずはカフェだ。何か食べたい。

 何しろ、室内にはカレーのいい匂いが漂っていた。

 このあとは職場に戻り、弁当を食べることになっていたので、ちょっとしたおやつだけにしようと、自分に歯止めをかける。

「おっ、プリンがあるじゃん」

 私が注文したのは、固めのクラシックプリンと、棋士カプチーノである。

 

 

 プリンはショーケースにズラリと並んでいたが、注文が入ってからホイップクリームを載せるらしい。

 ちょこんと刺さった旗が可愛い。

 

 

 棋士カプチーノは月替わりだそうな。11月は谷川浩司十七世名人であった。

 

 

 12月は永瀬拓矢九段、1月は中村太地八段の予定らしい。

 棋士はよく知らないが、せっかく来たのだからこれを頼まない手はないだろう。

「うーん、美味しいっ」

 カプチーノは量がたっぷり、プリンはほどよい舌触りで、かなり満足した。

 さあ帰ろうと思ったときにショップを見ると、駒をデザインした最中が目に入った。

「あっ、こんなものがあったのか。おもしろーい」

 残念ながら時間切れで買わなかったけれど、1月も近くに来るので、次こそゲットしたい。

 急に、将棋に詳しくなっちゃったりして~!

 

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大人になって手に入れたもの

 

 インターネットを使うようになったのは30代半ばあたりから。

 子どもの頃はスマホもパソコンもなかった。

 連絡の手段は電話か郵便が主で、SNSトラブルやスマホ依存症等の問題も生まれていない、のんびりした時代だった。

 今はどうだろう。

 学校関係者であっても、民間企業の方と打ち合わせをするときは、電話よりもZoomでお願いしたいと頼まれる。

 電話代がかからないから低コストだし、相手の顔も見えて安心できるのだろう。

 加えて、画面共有で資料の提示もできるのだから、慣れると電話には戻れない気持ちが理解できる。

 もっぱら、職場のタブレットを活用していたが、オーディオ接続に問題が起きたようで、ある日の打ち合わせ中、急に音が出なくなった。

「あれっ、どうしよう」

 画面には困った顔の相手が映っており、うわうわうわと焦る。

「そうだ、自分のスマホを使えばいいんだ」

 デバイスを変えて入室すると、画面こそ小さいがちゃんと声は聞こえるし、提示資料も見え、何の不便もなく話ができた。

「こんなに簡単だったのか……」

 以来、タブレットはやめて、スマホでZoomをするようにしている。

 最初はスマホを手に持ち1時間話したので、右手の筋肉痛に悩み、あとが大変だった。

 失敗談を披露したら、朗報が飛び込んでくる。

「ホルダーなら持っていますよ。貸しましょうか」

 2回目は、100均で買ったというグッズを他の職員から借りて打ち合わせをした。

 とても便利だったので、私も欲しくなり、セリアに行ってみる。

「PCアクセサリーだって。ここかな」

 それらしい売り場を探してみると、パンダの可愛いスマホホルダーが売られていた。

 

 

 即断即決で買い、3回目の打ち合わせに使ってみる。

 

 

 30cmほどの台に載せると、顔の角度がちょうどよく見えた。

「いい、いい、すごくいい!」

 おかげでスムーズに会話ができ、会議の時間を短縮できた気がする。

 めちゃくちゃ気に入った。

 パンダより犬という方には、柴犬のホルダーもあったので、そちらをおススメしたい。

 これが最近の買い物の中では一番のヒットだ。

 使いやすいよ、キュートだよ、お得だよと誰かに伝えたい。

 

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