昨日、一昨日は夏日だったが、朝晩は長袖2枚を身に付ける気候になった。

 食事も体の温まるものがあるといい。

 勤務中、近くの席から「ツルツル、ツルツル」という麺をすする音が聞こえてきた。

 音だけでなく、醤油をベースにしたスープの匂いも。

 カップ麺だ。

 今の勤務校は20代、30代の職員が多いので、お昼をインスタントラーメンで済ませる姿をよく見る。

 私の昼食は手軽な料理を弁当箱に詰めるだけだが、インスタント麺への憧れもある。

 人前でズルズル食べるのではなく、家でこっそりいただくのがよかろう。

「ふっふっふ」

 スーパーで食材を買うついでに、トラディショナルなカップヌードルをゲットした。

 休日の昼食・夕食は家族と同じものをいただく。

 ということは、カップヌードルは朝食にするのがベターといえる。

 フタを開けてカップの線までお湯を注いで3分待った。

 最後にカップヌードルを食べたのは5年前かもしれない。

 そのときは、フタを閉じるシールがついていたようなおぼえがあるが、これにはなかった。

「3分、3分」

 細かいことはどうでもよい。

 お待ちかねの完成品を食べるのだ。

 

 

「ハフハフ、あちあち」

 この5年間で猫舌化が進行したようで、予想以上に熱く感じる。

「お湯は線の2センチ下までにしておいて、食べる前に水を入れるべきかしら」

 インスタント麺独特のふんわりした食感に醤油味のスープが上手く絡んで美味しくいただいたけれど、さらに工夫の余地がある気がした。

 インスタント麺への想いはまだ冷めない。

 ラーメンだけでは飽きるので、カレーうどんを試してみた。

 

 

 これがかなりクセになる。

 350mlのお湯で5分と書いてあるが、300mlに減らし、5分経ったら水50mlを加えて食べている。

「おっ、ちょうどいい温度。おいし~」

 4袋入りを買い、すでに3袋を消費した。

 インスタント麺は、たまに食べるから美味しいのだ。

 なくなったら、そこで打ち止めにして、今シーズンは終わりかな。

 

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