GWは家でダラダラ過ごすことが多かったけれど、今年は思い切って函館2泊3日の旅行をした。
最終日はホテルからほど近い元町を歩き、ハイカラな街並みを楽しむ予定であった。
家族で函館に来るのは2回目だ。
20年以上前に初訪問したときは夏休みだったが、避暑どころか、連日35度を超える猛暑で汗だくになった。
今回は涼しい5月で、歩くにはちょうどよかったと思う。
なにしろ、市電を下りたら、こんな坂が待っているのだから。
「ひ~」と言いつつ、目的地を目指して上り、たどり着いたは聖ヨハネ教会である。
キレイ、キレイ。
お隣の、ハリストス正教会にも足を向けた。
本場・ロシアの教会に比べると、なんとキュートで愛らしいことか。
白と水色の色彩が一段と好感度を高めている気がした。
旧函館区公会堂にも行ってみた。
だが、何といっても一番楽しめたのは、サービス精神に富んだ旧イギリス領事館であろう。
模型を見ると、建物の全景はこんな感じらしい。
私たちの一番の目当ては、ここのティールームでアフタヌーンティーをいただくことであった。
カップもオシャレ。
スコーンに添えられたクリームが3倍あればうれしかったけれど、健康第一で我慢しよう。
本場イギリスでは、下の段から順にいただくのがマナーというので、お行儀よく、上段のゼリーは後回しにした。
「いやあ、満足満足」
お腹が膨れたところで館内の見学をした。
ありきたりの展示ではなく、ティアラやケープが用意された「プリンセスシート」があったり、ハイカラ文化の紹介として軽快な音楽が流れたりと、退屈しない仕掛けが施されていた。
笑ってしゃべって回っていたので、結構歩いた気がする。
「ああ、面白かった」
ここを出たら函館空港に向かい、帰路に就く。
東京までは1時間半もなく、近い点がありがたい。
しかし、家でスマホを確認したら、思ったよりも歩数がなかった。
「11,931歩かあ……」
坂を上ったから足が疲れただけで、歩数自体は多くない。
次があったら、2万歩ぐらいは歩きたいものだ。
※ 他にもこんなブログやってます!
「これはしたり~笹木砂希~ 」(エッセイ)
「いとをかし~笹木砂希~ 」(エッセイ)