タバコは百害あって一利なし!タバコの害を深堀りします!
百害あって一利なし!そう言われるタバコですが、実際にはどんな害があるのでしょうか?タバコのパッケージにも注意文が書かれています。その注意表面積は、以前(現行)より拡大され、現在は主要面の50%以上となっています。出典先⇩財務省令改正に伴うたばこ製品パッケージデザインの変更について― 「新注意文言」等を順次表示 ― | JTウェブサイト財務省令改正に伴うたばこ製品パッケージデザインの変更について ― 「新注意文言」等を順次表示 ―www.jti.co.jp産院だけではわからないお悩みに!女性のためのお助け隊!知識ゼロでも大丈夫!妊活から産後まであなたにコミットするエキスパート助産師あおやぎ たえこプロフィールはこちらしかも…この表示を国別に比較すると、明確な表示がされている国が多くあります。たとえば、欧州連合の場合は、「喫煙は死に至る/喫煙は死に至るおそれがある」「喫煙はあなたとあなたのまわりの人に深刻な害を及ぼす」この2つをローテーションかつ最も目立つ位置に表示する義務があります。オーストラリアでは、すべての紙巻きたばこ包装に”警告表示”を行うことと、パッケージには禁煙情報を載せることになっています。そして、海外と日本の大きな違いは、タバコの害をパッケージを写真入りで表示しています。ここまで大きく警告文などが表示されているのに、タバコを禁煙・卒煙できないのはなぜでしょう?結論から言うと、タバコは依存度が高いからです。『【続き】タバコがやめられない!妊活中だから、やめたほうがいいのはわかってる。だけど…吸いたい!』昨日に引き続き…禁煙できません!というお話です。産院だけではわからないお悩みに!女性のためのお助け隊!知識ゼロでも大丈夫!妊活から産後まであなたに…ameblo.jpそして、常用することで依存度も強まり、依存症になる人は最も多いとされています。タバコを吸い始めるきっかけは、「好奇心」や「他の人からすすめられて」「かっこいい」といったものでした。なのに、吸っているうちに依存し、禁煙や卒煙することなく日常に入り込みます。とても簡単にタバコを吸い始めることができますけれど、やめるときは…離脱症状(禁断症状)と葛藤しなくてはなりません薬物依存のように離脱症状(禁断症状)に不眠や過眠、焦燥や幻覚、異常な発汗を認めることはありません。ただし、常に「タバコを吸いたい」という気持ちがあるため、葛藤は大きくなります。(ドラッグのように苦しさから逃れるために…ということはなさそうです)また、タバコに依存している場合、やめることの難しさはアルコールやドラッグと同等だともされています。まずは、自分の依存度を調べてみましょう。依存度が高い場合は離脱症状(禁断症状)も出やすくなります。専門家に相談しつつ禁煙や卒煙する必要があるかもしれませんTDSニコチン依存度テスト禁煙治療の保険診療で用いられる、ニコチン依存度テスト。ニコチン依存症管理料を算定するためには5点以上取る必要がある。www.e-healthnet.mhlw.go.jpそして、タバコが全身に及ぼす影響ですが、タバコを吸い続けると寿命が10年短くなるというデータがでています。禁煙で取り戻せる寿命35歳の禁煙で余命が+10年間40歳の禁煙で余命が+ 9年間50歳の禁煙で余命が+ 6年間60歳の禁煙で余命が+ 3年間対象:英国の男性医師34,439例方法:喫煙習慣および禁煙開始年齢と死亡との関連について、50年間にわたりコホート調査(1951年~2001年)。また、タバコの煙には5300種類以上の化学物質70種類以上の発がん性物質が含まれてると報告されています。では、ここで問題ですもし、目の前に2つのパンがあるとします。どちらも、見た目も、味も全く同じです。どちらを選びますか?どちらを食べたいですか?えっどういうことって思いませんか?そうですよねだって、同じものなのだからどっちを選んでも変わりはしません。ですが、手前のパンには発がん性物質が含まれている。といわれたらどうしますか?手前のパンではなく、もう片方のパンを食べませんか?あなたは自然と健康を害するものを避けようとしました。だけど、タバコは健康を害するものだと知識として知ってはいても、避けることはしませんね。タバコは別物と言わんばかりに吸いませんか?それが依存の正体です。タバコに含まれる有害物質を他のものに例えた資料がありました⇩これだけの有害物質を体に取り入れています。先ほどのパンの話を振り返ってみてください。発がん性があると言われたパンは食べたくないと思いませんでしたか?だけど、タバコはそう思わない。なぜなら、「タバコの害」とひとくくりにされているからです抽象的でわかりにくいと思いませんか?ここからもう少し深堀していきましょうタバコのを吸ったときに有害物質が体内に取り込まれる仕組みです⇩タバコを吸う⇩肺のガス交換とともに血中に入り込む⇩心臓に戻る⇩全身にめぐるこのようにして、全身をめぐります。血液に乗った有害物質は血液にで運ばれていきます。ちなみに…食べ物や薬が体内に取り込まれる仕組みとは全く異なります。食べ物や薬は胃袋から十二指腸、小腸、大腸へ運ばれます。その間に、消化・分解・吸収を経ていきますが、肝臓や腎臓を通り排泄もされます。けれど、肺から吸収されたものは、そのまま全身をめぐってしまうのです。そのため、タバコによる健康の害は、肺がんや呼吸器疾患のリスクだけではなくなりました。この表はタバコとの因果関係を推定する証拠が十分にあるとされた疾患です物凄い数だと思いませんか?さらに、妊娠・出産に関与するタバコのリスクは、流産や早産、子宮内胎児発育不全、低出生体重児、子宮外妊娠、常位胎盤早期剥離、前置胎盤を引き起こす可能性についても指摘されています。これらの状態は非喫煙者にも起こることはありますが、喫煙者の場合はより高まるとされています。また、妊娠中に喫煙を続けた女性では、喫煙しなかった女性に比べて、胎児に注意欠陥・多動症候群(ADHD)が生じるリスクが 3 倍近く高くなる。という結果も出ています。誰しもが無意識に「健康な妊娠」をのぞみ、「健康な赤ちゃん」を望まれているでしょう。しかし、タバコはそれを害してしまうのです。ちょっとイメージしてみてくださいあなたが、妊活や不妊治療中にタバコを吸っていたとします。その後もタバコを止めることはできませんでした。そして、生まれてきた子はとても可愛くて、愛しくて、とても幸せな気分になります。この子を一生懸命に育てていこうと決めるのです。赤ちゃんと過ごす日々は思い描いていた以上に幸せで、赤ちゃんがかわいくて仕方がありませんところが…ある時から不調が訪れます。生活に支障はないので様子を見ます。不調が長く続くのであなたは病院を受診することにしました。その結果、あなたは告げられるのです。進行性のがんであることを。いかがですか?話が飛躍しているとは思いますが、ゼロではありません。もしくは、あなた自身が病気になり、思うように働けなくなったとき、こどもがヤングケアラーになるリスクも潜んでいます。こどもの幸せに限らず、自分自身の幸せを願うなら、事が起きたときに後悔をしないようにしたいのなら禁煙・卒煙を強く勧めます。自分でタバコを止めると決めて断つ。そして、目標は「今日は吸わない」心とカラダの不健康はさようなら!あなたが健やかで安心できる日々になりますように♡