はじめまして
ブロードウェイ式インストラクター🎩
杉本奏（SAE）です❤️
自己紹介ページをご覧いただきありがとうございます！😌
（2021.3.10.大幅に加筆修正しました♡）
（2021.3.10.大幅に加筆修正しました♡）メインのお仕事は、ブロードウェイの方法で演劇・ミュージカルを学ぶSchool of BTW東京校にてミュージカル講師をしています❤️
School of BTW東京校ではクラスやプライベートヴォイスレッスンの他に、発表会の総合演出や振付を担当❤️
ブロードウェイの方法で演じられる俳優を育て、良い舞台を創る事がライフワークです
他にも、演劇系の大学でジャズダンスの講師をしたり✨
大手フィットネスクラブでトレーナー、インストラクターとしてレッスンを担当させていただいています！
2019年11月にパーソナルトレーナーの戸塚順久さんと結婚
旦那さんはプロダンサーやバレリーナ、フィギュアスケーターの指導もしている一流パーソナルトレーナー。ボディビル大会での入賞経験多数。
信頼出来るメンバーと共に、ダンサーとトレーナーをサポートするオンラインサロンDance Training Online Salon を夫婦で立ち上げ、運営中です。
いま、特にやりがいを感じているのがプライベートヴォイスレッスン！
私はダンスからこの世界に入ったので、特に歌に苦労しました😖
音域が非常に狭く、自由に歌えないコンプレックスから、BTWの発声方法を学び試行錯誤した結果、自分も劇的に音域が伸び、ベルティングによって生徒の音域を伸ばす事が大得意に！！
私のレッスンはすごく分かりやすい！と言ってもらえるのが特徴です。
【関連記事】
高い声が上手く出ないと思っている方にこそ、School of BTWの発声は是非受けてもらいたいです！！
💎インスタライヴでレッスンしました❤️（2020.5.1追記）
ここから、もう少し踏み込んだ私自身のことを。
少し長くなりますが、何故この道を志したのか
そして今、何を目指しているのか、まとめたのでお付き合いください。
今でこそ、わりと生徒に対してズケズケとものを言う私ですが、子供時代はとても人見知りで内向的な子供でした。バレエスタジオでも小さい声で挨拶するのがやっとの地味ーな子。
高校生の時、人間関係のトラブルがきっかけで約1年間登校拒否に。
当時は、ただ黙々と打ち込むことができる、バレエを踊る事、本を読むこと、絵を描くこと、小説を書くことが救いでした。
どんなに嫌な事があっても、稽古場に来て1番ポジションに立ったらバレエの事だけを考えて、嫌なことを忘れられた。
レッスン以外の時間は部屋に閉じこもって本の世界と、バレエに現実逃避を続ける毎日でしたが、16歳のある時、「このままではいけない」
と思い立ちます。
私が絵や小説で描いている世界やバレエの世界、私は描くだけじゃなくて、見るだけじゃなくて、本当に生きたいのだと。もっと元気に夢を追いかけ、学校にも通い、仲間と切磋琢磨し、本音で語り合い、現実の世界で成長したい。人と関われる人間になりたい。嫌いな自分を変えて自分を好きになりたい。
通えてなかった高校を中退し、定時制の学校に再入学します。
いわゆる高校デビューを狙って、外見を変えてみたり、明るく振る舞ってみたり、ダンス部で部長をやってみたりと、とにかく、社会復帰して自分を変える為に、思いつく限りの様々な事にチャレンジした3年間でした。
早朝からお昼までカフェでアルバイト、午後は授業、夜は部活かバレエのレッスン。土日は都内のライブハウスにもなるレストランでバイト。部活を引退してからはストリートダンスのスキルが欲しかったので、路上でダンスで練習をしているチームにバレエを教える代わりにヒップホップを習う。といった交渉をして、一緒に路上練習していたりと、ほぼ休みなく朝から晩まで動きつづける高校生活を送りました。
意図して切り替えた自分でしたが、新しく出会う人には「活動的な頑張り屋さん」として見てもらえるようになってきたころ。
高校時代の大きな転機で人生を変えるミュージカルと出会います。
ジョナサン・ラーソン作曲の
『tick,tick...BOOM!!!!』
衝撃でした。
このミュージカルはロックミュージカルを世の中に広めた、あの『RENT』のジョナサン・ラーソンの自伝ミュージカルです。
tick,tick...BOOM！のあらすじを簡単に説明すると
29歳のジョナサンは売れない若手作曲家。
30歳の誕生日まで残り1週間。恋人は結婚を望み、俳優の親友は夢を諦め就職します。
5年かけて作ってきた新作ミュージカルの公開を前に、自分の才能に悩み、人生に悩むジョナサンの心情を描きます。
ジョナサン・ラーソン自身の実話なので、彼の本当にリアルな葛藤と、創造にかける並々ならぬ情熱が伝わってきました。
『金持ちのおばさん達に見せるミュージカルじゃなく、自分達の世代の音楽で、自分達の世代に届くメッセージ性の強い作品を書きたい！！！』
劇中に何度もジョナサンは夢を語るのですが、そのメッセージがまさに当時の私に突き刺さりました。
実は私が通っていた学校は特殊な学校で、3部制といって午後が授業。事情があって不登校になった生徒を受け入れ、社会復帰させる為の学校でした。本当に様々な家庭環境の子が沢山いて、私なんて全然恵まれている方！
母親に包丁を向けられた子。
リストカットしてしまう子。
せっかくこの高校に入ったのにやはり学校に通えず辞めてしまう子。
色んな友達と知り合って
悩みを聞かされたりしていて
一緒に悩んで
現実の世界を見ていた時に、、
自分がただ呑気にバレエを踊ることにモヤモヤを抱えていました。
バレエの作品は勿論素晴らしくて、私自身は大好きだったのですが
私が力になりたいと思っている目の前の友達は
私がバレエを踊ることで元気付ける事は出来ませんでした。その子達はバレエなんて観ない。
一方で、当時軽音楽部の友達が多く、音楽の力に救われている友達を沢山目にしました。
ロックミュージカル。
ライブハウスで観たその公演はライブでもあり、芝居でもあり、踊りだけでなく歌で、言葉で、全ての感性を使って、自分を信じて生きて行く勇気を高校生の私にくれました。
ミュージカルって、すごい！！ものすごい可能性を秘めていると思った。
自分が人生かけてやるものが、自分の届けたい人に伝わるものでありたい、、、！！！周りの人を幸せにするものでありたい！
と思った私は、いつか自分でロックミュージカルを創るのが夢になりました。まずはミュージカルを学ぼうと昭和音楽大学のミュージカルコースに入学します。
（実は、出演する側でなく作品の企画や運営を学ぶアートマネージメントと非常に迷ったのですが、そちらはミュージカル以外のジャンルの舞台芸術全般だったので、ミュージカルコースへ）
意気込んで入った大学でしたが、大学時代では再び挫折を経験しました。初めての一人暮らし。生活費を自分で稼いでいたのでアルバイトと学校の両立に失敗します。更にバレエしかやってこなかった私は初めての歌や演技にも悩みました。何が正解か全く分からなかった。
悩み抜いた3年間、どうにかして前に進む方法がないかと模索して、大学3年生の夏、BROADWAY THEATRE WORKSHOP（以下BTW）の短期ワークショップを受けました。
それが、師匠の甲斐先生との出会いです。本場の演技の理論、発声方法といったブロードウェイの方法の素晴らしさを知ります。
ここで徹底的に学ぼう！
ブロードウェイの方法で創る舞台に携わろう！
と決意します。
BTWでは、代表の甲斐先生の元で技術だけではない人生に大切なもの全てを学びました。
やる気に満ち溢れ、BTWの教えをどんどん吸収していった私の努力を認め、可愛がってくださった先生でしたが、同時に非常に厳しい指導を受けました。
当時の、駄目な自分を全て見抜かれていました。受け身な性格、視野の狭さ、無駄なプライドの高さ、素直じゃない性格、卑屈さ、容量の悪さ、リーダーシップの無さ、詰めの甘さ、体力のなさ、最終的に自分に甘い性格、数え切れないほど徹底的に叱られてきました。
特に人間関係には悩みつづけました。
心のどこかで、自分1人が出来ていればいい、人は関係ない。他人とわかり合うことは不可能。と最初から伝える事を諦めていたのを見抜かれ、それで演劇はできないとしょっちゅう怒られていました。
見たくなかった自分とひとつひとつと向き合い、少しずつ乗り越え、演技クラスで学んだリピートエクササイズを通して沢山の気づきがあり、人との関わり方が根本から変わりました。
厳しくも暖かい指導を受け、そんな私が今では発表会の総合演出や振付を担当させてもらい、クラスを任せて頂き、可愛い生徒や後輩に囲まれてやりがいのあるお仕事させてもらっています✨
本当にありがたいことです。
個人主義だった私が、仲間への関心や感謝を知る事が出来たのは、人生おいて本当に大きな変化であり学びでした。
最初、BTWで教え始めた時は全く先生になるつもりなどなく、甲斐先生から「あなたは誰よりもここの学びを理解している。わかりやすく教えるのが上手いから教えてみろ」と言って頂けたことがきっかけ。恐る恐る教え始めたのを覚えています。
言ってしまえば、私自身は、出演する側では花開かなかった人間です。大きな舞台の出演経歴はありません。
それが苦しい時期もありましたが、今になって教えながら、本当に全てが今に繋がっていて、ベストだったんだと思えます。
多分色んな面において、誰よりも悩んできました。死ぬほど怒られながら、落ち込みながら、沢山失敗しながら、音域の狭い声や、内向的な性格と向き合って、自分のコンプレックスと戦ってきた経験のすべてが、今生徒にわかりやすく教える土台となりました。
何度か心折れて体調を崩し、そんな打たれ弱い自分を変えたくて自己流で心理学やコーチングを学んでみたのも、教える際にとても役立ちました。
今でこそ、
社交的
明るい
リーダーシップがある
教えが上手い
と、言っていただける私ですが。
本当に！！後から身につけた能力なんですww
こうして振り返ってきて、いまや不登校だった頃の私がとても遠い過去に感じます。
昔は私も出来なかったんだよー、といっても
生徒に信じられないと言われる。
（泣きながら杉本さんだからできるんです。って言ってた子もいたなぁ。全然違うのに！！笑）
生徒の悩みは、大抵昔の私がぶつかってきた悩み。
技術だけじゃなくて、仲間とのコミュニケーションの悩みも。
時に自分とのコミュニケーション不足も。
だから、できなくて落ち込む気持ちに寄り添うこともできるし、こうしたら抜けられるよ私はこうしてたよ、とアドバイスする事も出来る。
一方で、ちょっとやそっとで諦めることを絶対に許さない。
私は性格だって変えてきたんだから。
かなりしつこい先生だと思います。笑
悩んできた時間はとても長くて辛かったけど
今目の前の生徒や後輩の気持ちを分かってあげられたり、役立つアドバイスを言えるのであれば、悩んできて良かった。
教えの中での、私の信念。
人は変われる。
絶対に。
本気で思い、行動さえすれば。
何回だって自分の駄目さに落ち込むけど
諦めなければ必ず行きたい場所へ行ける。
そして、助けてくれる人が必ず現れる。
私がそうしてきたように。
私が師匠と仲間と出会えたように。
変わりたい、上手くなりたい、と願う子がいるのなら、私はそれを全力で応援します。
（ただ、、変わりたい、の根底が自己否定だといくら頑張っても行き詰まってしまうので、注意！自分とのコミュニケーション不足かも。これは少し違う話なのでまた機会があれば書きますね）
今も私はまだまだ成長の途中。
未だに失敗も沢山しますが、私もまだまだ変われるはず。
今の私は、BTWをもっと大きくして、ここで学んだブロードウェイの方法で、オリジナルの舞台を創るのが目標です。
今は、小規模ながら発表会の演出、振付を担当しています。様々なミュージカルのいいとこどりのガラコンサート！！！
毎回魂込めて作ってるので、是非観て頂きたいです！！
でも、まだまだ完全にはオリジナルではない。
いずれもっとメンバーが増えて
BTW出身の俳優が日本で活躍するようになる。
ブロードウェイの方法で質の高い演劇を出来る俳優が沢山世界にも羽ばたいて行く。
日本の演劇界がブロードウェイに並ぶようなレベルになる為の力のひとつになる
私はここで、BTWのメソッドを伝え
信頼できる仲間と一緒に、作品創りをします。
その日を思うととてもワクワクします。
基本的にやっていることは今と全く変わらないけど。規模を少しずつ少しずつ大きくしていきます。
BROADWAY THETRE WORKSHOPの方法で創る舞台は絶対にすごい。確信しています。既に水面下で構想はいくつもあって、今はそれを実現する為の修行期間。発表会を重ねながら私も演出や振付のスキルを上げ、スタッフの実力を上げ、生徒の実力を上げ、一緒に作品を創る仲間を探す期間なのでしょう。
今いる仲間たちは勿論、これから出会う仲間がきっと沢山いるはず。
どんな人と出会っていけるのか、とても楽しみです！！
その為に、私ももっともっと成長します。
もしも興味を持ってくださった方がいたら、
少しでもワクワクしたら、是非、ブロードウェイの方法で学んでみませんか？
そして、まずは発表会から、一緒に作品を創りましょう！！
お待ちしています！！！！
杉本奏
💙💛Dance Training Online Salon関連💛💙
お問い合わせ:dance.training.onlinesalon@gmail.com
💜💛ブロードウェイの方法で学ぶ演劇・ミュージカルスクール💛💜
BROADWAY THEATRE WORKSHOP事務局
TEL：0797-72-5678／携帯：090-1248-7848
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