School of BTW東京校 講師の杉本奏です。
今日はミュージカルクラスについてです。
School of BTW東京校では
裏声を使わずに高い声を出すベルティングという発声方法を学びます。
今のミュージカルはどんどん音域が高くなっていってます。
ロックやポップスのアーティストが楽曲提供したり、昔よりも多彩な歌い方が求められているといえます。
週に8回の公演を力で歌っていては喉はガラガラに!!
こちらの記事→いつも立ちかえるところ。発声は『ため息』
にも書いたように歌はリラックスすることが何よりも大切。
そして、ベルティングの基本は『ニ゛ャー』という、鼻にかかったベチャっとした声。
私はよく、プライベートヴォイスレッスンで息を『水』ニャーの声を『絵の具』に例えます。
歌の全ての基本は『ため息』です。
水が流れ出るようにどんどん息を吐く事が重要。
ニャーの声は、絵の具の原液です。
水で薄められてぼかされて美しい色彩になってゆく。
ただ、想像してもらいたいのですが
何か物の色づけをした事ある方は分かると思うんですけど、質の悪い絵の具(着色料)を使うと、すごく沢山使わないと色つかなくないですか?
逆に、質の良い絵の具は少量でもしっかりと色づきますよね。
より遠くへ無理なく声を運ぶ為に
『ため息』で歌う事が大前提ですが
息を増やす事によって、載せる声が「息にのる声」じゃないとぼけすぎてしまうのです。
きちんと『ニャー』が出来ていれば
無理に力で押さなくても少しの力で息にのって広がってくれる音色になる
ただ、『ニャー』は原液なので
『ため息』(=水)が常に流れてないと強すぎるのです。
常に『息』を流しつづける事と、
正しい『ニャー』のポジションに入れてあげる事がとっても重要!!!!
『ニャー』を会得すると、音域が劇的に広がります。皆さん「こんなに楽にこの音が出るなんて、、!」とビックリされます。
人の声っておもしろい。
興味のある方は、是非、体験レッスンへお越しくださいね。
また更新します!!
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