皆さんこんにちわ!!
School of BTW東京校 講師の杉本奏です。
💎自己紹介
今日は、ミュージカルクラス・プライベートヴォイスレッスンで行なっている、発声について。
こちらの記事で、School of BTWの発声の特徴でもある、リラックスすること、ベルティングのお話をしました。
今日は、少し細かくして発声の時の口の形。
口の基本の形は『ウ』
です!!!
そして、方向がふたつ。
『前』『たて』
口を『前』に引っ張って、『ウ』の形を作ります。
そして『たて』に開けて綺麗な楕円形になったらok。目安は縦に指3本入るくらいにしっかりと開けること。
逆に、NGなのは例えば歯医者にいって「いーってしてください」って言われる時の口が横に開いてしまう「イ」の形。
また、「ア」の時に口を開けようとしすぎて後ろへ筋肉がひいてしまうのも✖️です。
と、文章だとわかりづらいと思うので、とっても理想的な見本の動画を。
勿論一本丸々見ていただきたいのですが、口の形に関してはAaron Tveitが歌う冒頭50秒間見ていただけたら分かると思います。
特にロングトーンの時(伸ばしている時)の口の形に注目。
すごく綺麗に縦に開いています!!
全然力の入っていない、『ため息』具合も、鼻にかかった『ニャー』全てにおいて素晴らしいお手本!
その後のNorbert Leo Butzのダンスと演技も素晴らしすぎますので必見ですよ!!
さて、口の形に話を戻しますが、
何故、『ウ』『前』『縦』なのでしょう??
それは、口の形をメガホンと同じ形にしたいから。
メガホンって、音をより遠くへ大きく飛ばす為のものですよね?あとは遠くの人を呼ぶときとか、口の横に皆さん手を添えますよね??
これは、音を前に集めようとするから出てくる動作です。構造的に、音が集まり前に飛び、かつ拡散していく形なのです。
つまり、その形と口の形を近くすればより少ない力で遠くに声を届けることができます。
先述した「イ」や、開きすぎた「ア」の形は音が横や後ろへ逃げてしまいます。また、首まわりに力が入りやすい。
「アイウエオ」の母音すべてを『ウ』の形から縦に広げてあげる事で、音が逃げずに、かつ首まわりの力も抜けやすくなります。
そして、指3本分しっかり開ける、という事もとても重要です!!!
先の細いメガホンなんてありませんよね??先を細くする時ってコソコソ話したい時。
つまり、舞台上で大きく声を出したいなら口はしっかり開ける必要があります。
School of BTWに入ってきた生徒はまず口の形を徹底的に直します。残念ながら、なかなか口の形のクセって直しづらいのです。歌の中で演技も入ればなおさら!!
でも、しっかり直せば劇的に歌は良くなります。
ぜひ、試しにやってみてください。最初はかなり違和感を感じると思いますが、しっかりと声が出てくるはずです。
AaronやNorbertはロングトーンだけでなく、ちょっとした短い言葉の時にもしっかりと唇が前に引っ張られて綺麗な『ウ』の形になっています。
日本語と英語の差もありますが、日本語でも近づけていくことは可能です!!!
そして口の形ができてくると、おそらく今度は、口を大きく開けた時に陥りやすい舌の位置、「ニャー」の事で引っかかると思います。
それについては、、、、
話すと長くなってしまいますので笑
また更新しますね!!
ブロードウェイの方法による発声方法、レッスンに興味のある方は是非、体験レッスンにお越しください。
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※昼公演キャンセル待ち、夜公演立ち見席のみ!
ありがたいことに3/10(日)の昼公演のチケットは完売しました。まだ公演まで時間がありますので、これからの受付はキャンセル待ちとさせて頂きます。キャンセルが出次第、こちらからご連絡させていただきます。
夜公演も残り立ち見席でのご案内になります。
こちらも残り僅か!!興味のある方はお早めのご連絡をお待ちしております!!
3/9(土)の公開ゲネプロはまだまだお席がありますので、よろしければそちらもご検討下さい!!
どうぞよろしくお願い致します!!!