School of BTW東京校 講師の杉本奏です。
前回、前々回の記事が発声と演技についてでしたので
今日はバレエ・シアターダンスの話です。
ミュージカルでは、様々なスタイルのダンスを踊ります。それは作品によって様々なスタイルの音楽が使われているから。
20年代のジャズ
50年代の黒人音楽
有名なフォッシースタイル
様々なミュージカルのシーンを支えるシアターダンスですが
バレエの基礎がしっかりしていないと、シアターダンスを綺麗に踊る事は出来ません。
School of BTW東京校では、毎週水曜日と日曜日にバレエとシアターダンスクラスを行なっていますが、ほぼ9割以上の生徒がバレエから受講しています。
そのくらい、バレエはとても大切だから。
金銭的な事情などでどちらか選ぶなら、バレエを優先するように伝えています。
私は水曜日の初級クラスを担当していますので、生徒の中には大人から初めて習い始めた生徒も多いです!
はじめたばかりの生徒に特に伝えるのは
すぐに出来なくても良いから『正しい形』を理解する事。
殆どの生徒は、ミュージカルに活かしたくてSchool of BTWに入ってきます。
足が高くあがることより
沢山回ることよりも(勿論、上級者になってきたら技術も必要ですよ)
舞台人として美しい身体を作ることが重要です。
骨盤が歪まず正しいタンジュができること。
アームス(腕)の正しい位置がわかること。
カマ足にならないパッセの位置を覚えること。
の方が百倍重要。
軸足曲がってるカマ足のパッセで2回転回るより、美しい1回転。(なんなら初級者は回らずにパッセバランスから)
例えば、
自分の骨格に対する、正しいアラセゴンタンジュの位置がわかっていますか?
骨盤がしっかりと正面を向いていますか?
軸足が内に入ってないでしょうか
出している足は踵が前を向いていますか?
立っている軸足はバーの方に寄りかからず、内腿を使って立てているでしょうか?
肩の位置は歪んでいませんか?
正しい知識は、美しい見た目だけでなく怪我の予防に繋がります。
ジャンプの着地で踵が浮いてしまっていては、衝撃が吸収できず、膝にも腰にも大きな負担がかかります。
School of BTWでは、本当に基礎の形をしつこくしつこくしつこーーーく注意し続けるので、初心者でも比較的早く形を習得する事ができます。
勿論、早くなったり振付が複雑になれば汚くなってしまう事はありますが、ゆっくり「正しい位置はどこ??」と聞くと、自分で直せます。
これってとても重要だと思うのです。
大人から始めたバレエは、ついていけなくても構わないので『正しい形』『正しいゴール』を頭の中で理解しておくこと。
それを身体へ反映させるのは反復練習です。
日々の稽古の積み重ね。
人によって個人差はありますが、やみくもにやらず、『正しい形』を理解する事が重要。
つまりは同時に、『正しい形』をきちんと教えてくれるスクール選びが重要です。
「バレエを◯年習ってます!」
と言ってうちに来て、骨盤の位置が歪みまくりだったり、カマ足だったり、アームスが正しく使えていなかったりする生徒は、残念ながらとてもとても多いのです。
変な癖がついてしまえば、直すのに倍以上の時間がかかってしまいます。
初心者は勿論、
オーディションで結果を出したい
確実な実力が欲しい
綺麗にカッコよく踊れるようになりたい
正しい方法で踊りたい!!
という方は、
正しい方法でのレッスンが必須です。
プロを目指しているのなら尚更、正しい方法でかつパワフルにエネルギッシュに踊れるように自分を鍛えなくては。
興味がある方は是非、体験レッスンにお越しくださいね。
どんどん上達していっている生徒が沢山います!!
また、こちらの記事で紹介している
『WESTSIDE STORY』♪America ダンスワークショップもまだまだ参加可能ですので、ミュージカル大好きな方は是非ご参加ください!!
できる方はバレエからの受講をオススメします!
それでは、また更新します。
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