先日書いたおばちゃんの手術
無事に終わったようです


ICUに入ってからは
特に連絡がないので順調かと


ひとまずホッとしました


そしてもう先週になりますが
7日は父の命日でした





当日は雨の予報だったので
少し前にお墓参りへ行き


当日はお仏壇に
手を合わせるだけでしたが


もう3年も経ったんだなぁと

母と色々、思い出話をしました



誰が見ても普通の人より

数倍元気だった父



肺のレントゲンで

異常が見つかってから



亡くなるまでは

たった半年ほどの出来事でした



悪性胸膜中皮腫という

ガンの一種で



アスベストを吸い込んだ人が

なると言われるガン



父の仕事は

建築用の足場作りなので



いつアスベストを吸い込んだのか

詳しくは分かりませんでしたが



82年の生涯の中

どこかで吸い込んでいたのでしょう



不運だったのは

最後まで確定診断が出なかったこと



悪性胸膜中皮腫の「疑い」だったので

もらえるものももらえず



ただ苦しんで亡くなりました



お正月に一度退院してきて

自宅でしばらく過ごした時



転倒して腰の骨を折り

救急車で運ばれたんですが



私が外出先から駆けつけた際に

父が見せた心細い表情が



今でも忘れられません



父があんな顔をしたのは

その時が初めてでした



そこから先はもう

ご飯を食べなくなってしまい



みるみる弱っていきました



延命措置はしないで欲しいと

明確に意思表示をしていたので



点滴で栄養を摂るようなこともなく

ただ、段々と死に近づいていきました



亡くなる前に一か月ほど

自宅で家族と過ごしましたが



大好きな母の手料理でさえ

ほとんど食べられなくなり



胸の痛みが激しくて

顔をしかめて苦しんでいました



その後脱水症状でまた入院となり

医師からは覚悟して下さいと言われ



コロナで面会も出来ないまま

どんどん弱っていきました



最後の時だけは

面会を許してもらえたので



家族みんなで会いにいくことが

出来ました



最後の最後まで、家族の心配をし

兄に後のことを託して



亡くなりました



強くて優しい父でした



3年の時が過ぎても

思い出はあざやかなまま



いつでも元気な父の姿が浮かび

母とよく思い出して笑います



父のいない生活にも

慣れてきましたが



母と2人だけは

やっぱり少し寂しくて



母には長生きして欲しいなと

勝手に思っています



そのうち一人になることは

確かなことなので



そのための準備を

しておかないといけません



母が元気なうちに

色々としておきたいと思います





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