昨日うつ病の初期の症状を書きましたが、治療をしていく中で、うつ状態からの変化が起きてきます。



皆さんは躁状態(そうじょうたい)という言葉をご存知でしょうか?



感情が高ぶり、まるで麻薬を使った時の様にハイになり、自分は凄い人間だ、何も怖いものがない、自分は神だ、など、誇大妄想をいだき、常識から外れた、考えられない様な行動を起こしてしまいますびっくり



その様な状態を躁状態と呼び、うつ病の治療中に躁状態になってしまう事が結構あります。



現在では、躁状態のある人は、うつ病だけの人とは区別して双極性障害(そうきょくせいしょうがい)と呼び、病気も治療法も別物とされていますが、私が躁状態になった頃は、躁状態もうつ病の症状の一つという扱いでした。



さて、前置きが長くなりましたが、私の躁状態のときのエピソードをひとつご紹介します。



時間の感覚をなくし、常識的な考えもなくなり、友達という友達に片っ端から電話を掛けまくります。

そうして食事の約束などを皆とするのですが、日にちや時間が被っていて、全てドタキャンになりますガーン



会社を病気で休んでおきながら、会社の同僚を食事に誘い、約束の日にすっぽかして大迷惑をかけてしまいますガーン



高校生の時、テニス部のマネージャーをしていたんですが、そのメンバー全員に電話して同窓会を開催したりもしました。



普通に聞こえますが、卒業生名簿から、実家に電話して、本人の連絡先を聞きだすという常識外れの行動でしたびっくり



そんな私の行動に、なかなか周りの人間が気付きません。

気付いても、それが病気の症状という認識が無いので、みんな、何だかおかしいな?とは思っても、止めてはくれませんショボーン



そして私の行動は更にエスカレートし、ある大事件を起こしてしまいますびっくり



事件については、長くなるのでまた次回にご紹介します照れ