お土産を買いに行って、戻ってから夕飯だけは何とか食べましたが、食後にまた症状が悪化します。


ホテルからHISのワゴンでまた日本語の通じない病院に運ばれ、何かも分からず点滴をされ、5時間以上かかる点滴だったので、病院で泊まる羽目に。


やっぱり眠れず、夜中中苦しんで、朝に医師が診察に来たものの、脈や血圧を測り胸の音だけ聞いて、OKと言われホテルへ帰らされます。


ホテルの前まで来たところで、私が過呼吸とパニック状態になっていたので、車がサイレンを鳴らしながら救急病院へ。


病院に着くと鼻に酸素チューブを刺され、私が日本語で何を言っても通じず、見かねた運転手さんがHISのスタッフに電話してくれ、やっと日本語で話しが通じました。


救急病院にHISの日本人スタッフが迎えに来てくれて、ようやくうつ病の症状だと説明できます。


その人と一緒にまた別の病院へ。病院の日本人スタッフと、英語しか話せない女医さんの3人で、通訳しながらの診察となります。


うつ病も分かる先生だったけど、他の原因でないと確認するために、レントゲン撮影と血液検査をさせられました。


ここでも、内容の分からない点滴をされて、この日は帰国予定日だったので、一旦ホテルへ帰されて、荷造りを何とか済ませます。



その後、急激に症状が悪化し、首、肩、後頭部のひきつり、歯の上下がガチガチ震えだし、顔にも神経痛が始まり、何も分からない〜と日本の自宅へ電話します。


またHISのスタッフが迎えに来て、ホテルのチェックアウト後、また病院へ逆戻りとなります。
この日の帰国は諦め、延期となりました。


病院に着くと、私がひどいパニック状態で過呼吸になっていたので、私を落ち着かせようと深呼吸するように言われますが、うまく出来ません。


ともかく日本から持参していた抗うつ薬と睡眠導入剤を飲むように言われます。


薬を飲んで、しばらくするとようやく落ち着いてきて、個室のベッドで久しぶりに眠りました。


翌朝から更なる地獄が待っていました。


つづく