今日の我が家は甘辛い煮物の匂いで
いっぱい。


母が「いかなごのくぎに」を
作っているからです。





いかなごは限られた場所で春先にしか
獲れない小さなお魚で、


釘のようにピーンとした炊き上がりから
釘煮と呼ばれます。


昔から私が住む兵庫県の瀬戸内海に
面した地域では


春になるといかなご漁が解禁され
市場には長蛇の列が出来ます。


ここ最近は漁獲量が激減し
手に入れるのが大変に


それでも高いお金を払うと
何とか手に入ります。


母はようやく今日、手に入れて
午後から炊いています。


各家庭で少しずつ作り方や材料が違って


ザラメを使う家もあればはちみつを
入れる家もあり、


生姜をたっぷり使う人も居れば
山椒を入れる人も居る


春になると各家から甘辛いくぎにの
匂いが漂ってきて季節を感じます。


私も以前、自分で炊いたことがあります。


沢山炊いて、親戚やご近所さんに
おすそ分け。


ご近所さんからは我が家のもどうぞ
といただき味比べ。


どれも美味しくてご飯がすすむ釘煮。


昔は漁獲量が多くて安く買えたので
20キロくらい炊いて


親戚中に送り喜ばれていましたが、


最近は手に入れるのも一苦労で
値段も高いため


少しだけ炊いて自宅用と頼まれていた
親戚だけに送るように。


いかなごがとれなくなったら、この風習も
無くなってしまうのかなぁ?
寂しい限りです。


という訳で今年も我が家では

美味しそうな釘煮の匂いがしています。


お問い合わせ、お申し込みはこちらから




3月のご提供メニュー



カウンセリング(zoomでの対面)



60分 3000円



日程につきましては、こちら



をご覧下さい。




【ご相談内容】


どんなことでも構いません。

日常の些細なことから、心の悩み、困っていること、心の病気について、などなど



尚、女性限定で募集いたしますこと、ご了承ください





 




LINE公式アプリからのお問合せはこちらから
⬇️