ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z16弾を見て | sa19830701

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ローカル路線バス乗り継ぎの旅のファンで、この影響を受けて、各地区が運行されるバス会社、運行する区間の国道や都道府県道の路線についても興味を持つようになりました。
私は、常に日本全国の道路地図、鉄道地図、時刻表を所持して、経路のリサーチをしています。

 11月21日にBSテレ東でローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第16弾が放送されました。

 初回放送は2021年6月5日です。

 スタートは岡山県岡山市北区後楽園から山口県岩国市錦帯橋まで、途中、広島県尾道市千光寺山ロープウェイ島根県出雲市出雲大社(経由順序は不同)の2箇所を経由する必要があり、経路から見れば、中国地方の最大の壁である中国山地を往復で跨がなければなりません。

 マドンナは梅宮アンナさんです。

 

 そして、今作から太川陽介さんと蛭子能収さん時代のレギュラー放送の2008年3月の第2弾から2020年末までに現在の田中要次さんと羽田圭介さん時代の第15弾までの約13年間ナレーターを務めてきましたキートン山田さんの後任に、津田健次郎さんが担当します。

 

スタート地点(岡山県岡山市北区後楽園)

チェックポイント(広島県尾道市千光寺山ロープウェイ)

チェックポイント(島根県出雲市出雲大社)

ゴール地点(山口県岩国市錦帯橋)

 

 スタートの岡山市北区後楽園から定刻では8時50分の6分遅れの8時56分に出る両備グループ岡山電気軌道(バス事業名は岡電バス)18番藤原団地京山線で岡山市拠点のバスターミナルの天満屋を経由して岡山駅まで向かい、ここから先、2か所のチェックポイントをどこから攻めるのか運命を分ける闘いが始まります。

 まず、尾道市から先に攻める場合は10時35分に出る両備バスE12系統旧2号線方面岡倉線で倉敷市方面のバスはあります。

 出雲市から先に攻める場合は国道53号線を通って久米郡久米南(くめなん)町を経由して旧美作国の主要都市、津山市に向かうのか、国道180号線を通って総社(そうじゃ)市~高梁(たかはし)市~新見市の順に向かいますが、10時37分に出る中国鉄道吉備高原リハビリセンター線で加賀郡吉備中央町(旧上房(じょうぼう)郡賀陽(かよう)町)にある国立吉備高原職業リハビリテーションセンター行きのバスはあります。

 加賀郡吉備中央町(旧上房(じょうぼう)郡賀陽(かよう)町)にある国立吉備高原職業リハビリテーションセンターから備北バスさんで国道484号線を通って高梁(たかはし)市、高梁(たかはし)市(旧川上郡成羽(なりわ)町)坂本、新見市につながります。

 結局、先にチェックポイントを攻めるのは尾道市となり、10時35分に出る両備バスE12系統旧2号線方面岡倉線で倉敷市方面のバスに乗車しました。

 11時50分に倉敷市に到着、ここから両備バス21系統小溝線で倉敷芸術科学大学、同じく91系統新倉敷駅線で国道429号線を通って倉敷市玉島にある山陽新幹線新倉敷駅、両備グループ井笠バスカンパニー92系統新倉敷寄島線で浅口市(旧浅口郡寄島町)までは路線バスがあります。

 倉敷市からこの後の両備バス21系統小溝線で倉敷芸術科学大学行きの先発時刻は20分後の12時10分発です。

 12時47分に倉敷芸術科学大学に到着し、3分後に91系統新倉敷駅線で国道429号線を通って倉敷市玉島にある山陽新幹線新倉敷駅行きのバスに乗車しました。

 13時04分に山陽新幹線新倉敷駅に到着、ここから両備グループ井笠バスカンパニー92系統新倉敷寄島線で浅口市(旧浅口郡寄島町)方面の先発時刻が14時40分発と1時間36分の待ちです。

 15時20分に浅口市(旧浅口郡寄島町)に到着しましたが、ここから笠岡市乗時まで約3.2キロメートルの徒歩移動、両備グループ井笠バスカンパニー笠岡竹田乗時線で笠岡市方面の最終発車時刻が15時45分なので、どんなに上手く行っても25分の徒歩移動では辿り着けられません。

 仮に自分の足の速さで歩いたとしても16時00分頃には到着する試算です。

 笠岡市乗時に到着したのが16時05分で、両備グループ井笠バスカンパニー笠岡竹田乗時線で笠岡市方面の最終発車時刻15時45分のバスにはどんなに上手く行ったとして計算上は間に合いませんでした。

 結局、笠岡市大島小学校までの約3キロメートルを更に歩き、結局は笠岡市乗時から道通下まで約4キロメートル、浅口市(旧浅口郡寄島町)から総計で7.4キロメートルを歩きました。

 17時04分に笠岡市道通下に到着し、17時44分に出る両備グループ井笠バスカンパニー神島循環線で笠岡市方面のバスに乗車しました。

 18時40分に笠岡市に到着、両備グループ井笠バスカンパニー笠岡福山線で国道2号線(旧山陽道)を通って広島県福山市方面の最終発車時刻の16時10分発は出ており、当日中に広島県に入ることができず、翌朝は8時10分に出る両備グループ井笠バスカンパニー2-4系統笠岡福山線で国道2号線(旧山陽道)を通って広島県福山市方面のバスに乗ることになり、初日目は笠岡市に泊まることになりました。

 

 二日目は笠岡市からの開始で、8時10分に出る両備グループ井笠バスカンパニー2-4系統笠岡福山線で国道2号線(旧山陽道)を通って広島県福山市方面のバスに乗車しました。

 9時20分に福山市に到着、ここからチェックポイント尾道市千光寺山ロープウェイに向かう9時30分に出る鞆鉄道67-1系統尾道線で国道2号線(旧山陽道)を通って尾道市方面のバスに乗車しました。

 チェックポイント尾道市千光寺山ロープウェイ最寄りの長江口バス停で途中下車、千光寺山ロープウェイ山頂までロープウェイに乗り、1か所目チェックポイントを通過しました。

 2か所目チェックポイント島根県出雲市出雲大社へ、まずは10時58分に出るおのみちバス1系統市民病院線で尾道市方面のバスに乗車しました。

 11時10分に尾道市に到着、ここから両備グループ中国バス47系統尾道市甲山線で国道184号線を通って世羅郡世羅町(旧世羅郡甲山町)方面の先発時刻は11時50分発と40分後です。

 世羅郡世羅町(旧世羅郡甲山町)に13時00分に到着した直後に、同じく甲山吉舎三次線に乗り換えて国道184号線を通って三次市方面のバスに乗車しました。

 14時10分頃に三次市に到着しましたが、ここから2か所目チェックポイント島根県出雲市出雲大社へ、路線バスで乗り継ぐにしても広島電鉄グループ備北交通赤名線で国道54号線(旧出雲街道)を通って島根県飯石郡飯南町(旧飯石郡赤来町)赤名までは行くことはできます。

 だが、ここから先の接続方法が見当たらず、仮に、国道375号線を通って三次市(旧双三郡作木村)に向かう広島電鉄グループ備北交通作木線も伊賀和志止まりで、国道183号線を通る広島電鉄グループ備北交通三城線で庄原市、同じく高野線で国道432号線を通って庄原市(旧比婆郡高野町)方面もここまでで、これ以上北上する路線バスはありません。

 結局、15時12分に出る広島電鉄グループ備北交通赤名線で国道54号線(旧出雲街道)を通って島根県飯石郡飯南町(旧飯石郡赤来町)赤名方面のバスに賭けました。

 16時02分に飯石郡飯南町(旧飯石郡赤来町)赤名に到着はしましたが、ここから2か所目チェックポイント出雲市出雲大社への道のりの手立てが見つかりませんでしたが、16時10分に飯南町生活路線バス赤名吉田線で国道54号線(旧出雲街道)を通って雲南市(旧飯石郡吉田村)道の駅たたらば壱番地行きの最終バスがあり、そのバスはデマンドバスではないので乗車可能でした。

 17時10分に雲南市(旧飯石郡掛合(かけや)町)道の駅掛合の里で途中下車、ここから雲南市民バス吉田大東線で国道54号線(旧出雲街道)を通って雲南市(旧飯石郡三刀屋(みとや)町)方面の最終発車時刻が40分後の17時50分に出ます。

 18時10分に雲南市(旧飯石郡三刀屋(みとや)町)に到着、2か所目チェックポイントがある出雲市に向かう谷本ハイヤー三刀屋出雲線の最終発車時刻の19時15分発があり、当日中に2か所目チェックポイントがある出雲市に何とか辿り着けられそうです。

 20時00分過ぎに2か所目チェックポイントがある出雲市に到着しましたが、ここから一畑バスイオンモール出雲・高松経由大社線で出雲大社に向かう最終発車時刻の19時30分発は過ぎており、翌朝は7時30分に出る一畑バス大社日御碕線のバスに乗ることとなり、2か所目チェックポイント出雲市出雲大社を出た後、出雲市から国道54号線(旧出雲街道)を通って三次市に戻る谷本ハイヤー三刀屋出雲線で雲南市(旧飯石郡三刀屋(みとや)町)方面が12時21分、国道9号線(旧山陰道)を通って行く大田市方面へは一畑バス小田線で出雲市(旧簸川(ひかわ)郡多伎町)小田方面が12時05分、いずれも出雲市を出るのに早くて正午過ぎです。

 ここは究極の選択になりそうです。

 二日目は2か所目チェックポイントがある出雲市に泊まることになりました。

 

 三日目は2か所目チェックポイントがある出雲市からの開始で、7時30分に出る一畑バス大社日御碕線で出雲大社に向かいました。

 2か所目チェックポイント出雲市出雲大社に8時13分に到着し、その後、出雲市に戻るのが8時50分に出る一畑バス島根ワイナリー・ゆめタウン・島根大学病院経由大社線(こちらの終点は一畑バス出雲営業所上塩冶(かみえんや)車庫)と9時20分に出る一畑バスイオンモール出雲経由大社線があります。

 これで2か所全てのチェックポイントを通過しました。

 出雲大社で参拝した後、9時20分に出る一畑バスイオンモール出雲経由大社線で出雲市に戻りました。

 ここからゴール山口県岩国市錦帯橋へは、国道54号線(旧出雲街道)を通って三次市に戻るのか、国道9号線(旧山陰道)を通って大田市に向かうのか、まずは10時28分に出る一畑バス島根ワイナリー・ゆめタウン・島根大学病院経由大社線で一畑バス出雲営業所上塩冶(かみえんや)車庫行きのバスに乗って聞き込みをし、一畑バスさんが運行しているのは小田線で出雲市(旧簸川(ひかわ)郡多伎町)小田方面のみで、ここからは多伎循環バスで富山線で口田儀に向かう形になり、仮に、広島市に向かうにしても、大田市から国道375号線経路も、江津市から国道261号線経路も、浜田市から国道186号線経路も路線バスは見当たりません。

 大田市から石見交通高速石見銀山号一般道区間で広島県山県郡北広島町(旧山県郡大朝町)新庄までは行けられ、ここから中国JRバス広浜線(2023年3月末を以て廃止)で国道261号線を通って広島市には行けられます。

 ただ、大田市を出る石見交通高速石見銀山号は1日2便のみで、午後便は16時00分発です。

 11時15分に一畑バスゆめタウン・高松経由大社線に乗って出雲市に戻りました。

 正午を過ぎ、究極の選択となり、結局、先に出る国道9号線(旧山陰道)を通って行く12時05分発の一畑バス小田線で出雲市(旧簸川(ひかわ)郡多伎町)小田方面のバスを見送ることになり、国道54号線(旧出雲街道)を通って三次市に戻る12時21分発の谷本ハイヤー三刀屋出雲線で雲南市(旧飯石郡三刀屋(みとや)町)方面のバスに乗車しました。

 13時09分に雲南市(旧飯石郡三刀屋(みとや)町)に到着、雲南市民バス吉田大東線で雲南市(旧飯石郡掛合(かけや)町)道の駅掛合の里に向かう先発時刻が13時44分発の35分後に出ます。

 14時01分に雲南市(旧飯石郡掛合(かけや)町)道の駅掛合の里に到着、飯南町生活路線バス赤名吉田線で飯石郡飯南町(旧飯石郡赤来町)赤名方面が15時13分発と1時間12分の待ちです。

 16時15分に飯石郡飯南町(旧飯石郡赤来町)赤名に到着、広島電鉄グループ備北交通赤名線で広島県三次市方面の先発時刻は17時40分発と1時間25分の待ちです。

 三次市に戻ったのが18時30分で、この先、広島電鉄グループ備北交通さんが運行する広島市方面のバスはE2A中国自動車道~E74広島自動車道を経由するので乗車不可です。

 案内所は既に閉まっており、三次市から国道184号線を尾道市に戻る両備グループ中国バス甲山吉舎三次線で世羅郡世羅町(旧世羅郡甲山町)方面が6時49分発、同じく4系統尾道市甲山線で尾道市に戻り、ここから広島市に向かうにしても、まずはおのみちバス市内本線で鳴滝登山口、鞆鉄道三原福地線で三原市、広島電鉄グループ芸陽バス三原竹原線で国道185号線を通って竹原市、同じく西条竹原線で東広島市西条、同じく40-10系統西条広島線で広島市につながります。

 国道54号線(旧出雲街道)経由は広島電鉄グループ備北交通三城線で安芸高田市(旧高田郡吉田町)方面が7時37分発があります。

 いずれは当日中に三次市を出ることはできないので、三日目は三次市に泊まることになりました。

 

 最終日の四日目は三次市からの開始で、8時00分の案内所の開所を待たず、7時37分に出る広島電鉄グループ備北交通三城線で国道54号線(旧出雲街道)を通って安芸高田市(旧高田郡吉田町)方面のバスに乗車しました。

 8時21分に安芸高田市(旧高田郡吉田町)に到着、ここから広島電鉄72K系統上根吉田線で国道54号線(旧出雲街道)を通って広島市まで一本で行けられるバスを見つけました。

 その発車時刻が6分前の8時15分発が出ており、次発は8時40分発です。

 中国地方最大の都市、広島市に10時16分に到着しました。

 広島市からはこの後、廿日市市阿品台北に向かう広島電鉄55-6系統阿品台線の先発時刻は11時40分です。

 12時34分に廿日市市阿品台西で途中下車、ここから広島電鉄宮島線阿品駅までの約1.6キロメートルは徒歩移動です。

 13時18分に広島電鉄宮島線阿品駅に到着し、ここからおおのハートバスレッドライン(東西横断ルート)でサンランド車庫行きが4分後の13時22分に出ます。

 14時23分にサンランド車庫に到着して、14分後の14時37分に同じくブルーライン(東ルート)で大竹市玖波行きのバスに乗車しました。

 14時45分に大竹市玖波に到着、15分後の15時00分におおたけ幹線バス(こいこいバス)で大竹市方面のバスが出ます。

 15時30分に大竹市に到着し、ここから山口県玖珂郡和木町までの約2キロメートルは徒歩移動です。

 玖珂郡和木町に16時13分に到着したところで、いわくにバスW1系統和木線で岩国市方面の最終バスに何とか間に合いました。

 16時32分に岩国市に到着、ゴール岩国市錦帯橋に向かういわくにバス錦帯橋新岩国線が2分前の16時30分に11系統が出ましたが、13分後の16時45分に出る16系統のバスを見つけ出し、ゴール岩国市錦帯橋に17時00分に到着、ゴール成功しました。

 これで2連敗は回避して、9勝7敗となりました。

 前回の第15弾は和歌山県東牟婁郡串本町上の宮のバス停に実際より20~30分くらい早く到着し、17時50分に出る串本町コミュニティバス佐部・上田原線のバスに乗車していたら、最後の串本町から潮岬に向かう18時55分に出る同じく潮岬線のバスに乗車できて、田中要次さんと羽田圭介さんのローカル路線バスの旅初の4連勝になるところでもありました。

 

 

 振り返りとして、特に壁が大きい強敵、中国山地の往復経路をどう攻略するかで勝敗を分けましたが、田中要次さんと羽田圭介さんのコンビはこれまでは案内所の開所を待ってからの移動が非常に目立ちましたが、最終日の広島県三次市からの先は8時00分の案内所の開所を待たず、7時37分に出る広島電鉄グループ備北交通三城線で国道54号線(旧出雲街道)を通って安芸高田市(旧高田郡吉田町)方面のバスに乗車したことが勝利の要因となりました。

 究極の選択だったのは2か所目チェックポイントだった出雲市出雲大社を出た後で、ここから広島市方面に向けて、一畑バス小田線で国道9号線(旧山陰道)を通って出雲市(旧簸川(ひかわ)郡多伎町)小田、多伎循環バス富山線で出雲市(旧簸川(ひかわ)郡多伎町)多伎町口田儀、越堂まで少々の徒歩移動で石見交通波根線で大田市を経て、ここからは石見交通高速石見銀山号で高速バスですが、途中広島県山県郡北広島町(旧山県郡大朝町)新庄までは一般道区間で乗車は可能で、その後に広島市へ行くのか、出雲市から三次市にかけて国道54号線(旧出雲街道)を往復で行くかでした。

 難しい決断でしたが、国道54号線を出雲市から三次市までの往復は間違いではありませんでした。

 これが仮に太川陽介さんが挑んでいたら、三日目の朝の出雲市出雲大社までは同じ行程で、その後は恐らく、国道9号線(旧山陰道)を通って大田市にかけて、その後に石見交通高速石見銀山号一般道区間で広島県山県郡北広島町(旧山県郡大朝町)新庄まで行って、後に中国JRバス広浜線(2023年3月末を以て廃止)で国道261号線を通って広島市に行く行程を選んでいただろうと思います。

 その石見交通波根線で大田市に到着するのが15時50分なので、大田市から石見交通高速石見銀山号が出るのは10分後の16時00分発なので、接続できるかどうかも微妙なところではありました。

 その結果はタビリスさんの検証結果を見て、例え、大田市を16時00分に出る石見交通高速石見銀山号に間に合わなくても成功はできていました。

 

 そして、今回からローカル路線バスの旅の新ナレーターに就いた津田健次郎さんの口調について、前任のキートン山田さんの口調を上手く引き継がれているように思いましたが、ちびまる子ちゃんでも使われているキートン山田さんの決めセリフ「後半へつづく」のセリフがなかったのは残念でした。