16 七度目に、祭司たちがラッパを吹いた時、ヨシュアは民に言った、「呼ばわりなさい。主はこの町をあなたがたに賜わった。

17 この町と、その中のすべてのものは、主への奉納物として滅ぼされなければならない。ただし遊女ラハブと、その家に共におる者はみな生かしておかなければならない。われわれが送った使者たちをかくまったからである。

18 また、あなたがたは、奉納物に手を触れてはならない。奉納に当り、その奉納物をみずから取って、イスラエルの宿営を、滅ぼさるべきものとし、それを悩ますことのないためである。

19 ただし、銀と金、青銅と鉄の器は、みな主に聖なる物であるから、主の倉に携え入れなければならない」。

20 そこで民は呼ばわり、祭司たちはラッパを吹き鳴らした。民はラッパの音を聞くと同時に、みな大声をあげて呼ばわったので、石がきはくずれ落ちた。そこで民はみな、すぐに上って町にはいり、町を攻め取った。

21 そして町にあるものは、男も、女も、若い者も、老いた者も、また牛、羊、ろばをも、ことごとくつるぎにかけて滅ぼした。

(ヨシュア記6:16~21)


 


1.義なる神は、悪を裁かれる方です!

聖書には、大洪水をはじめとして、神の厳しい裁きが何度か記されています。

ヨシュア記のカナン征服もその一つ。これは神がイスラエルの民を用いてカナンの民に裁きを下しているのです。聖書全体の歴史の中でも、極めて例外的なケースです。

カナンでは長らく、様々な偶像礼拝があり、あらゆる乱れた性的儀式、幼児犠牲、残虐行為が行われ続けていました。カナン時代の遺跡から、偶像神の犠牲にされたとみられるおびただしい幼児の骨が発見されています。

義なる神は悪を野放しにされません。裁きは厳粛に下されました。

2.愛なる神は、猶予期間も与えられます!!

義の神は、同時に、愛の神でもあります。

義と愛の神は、裁きに先立つ警告と悔い改めのための猶予期間を十分過ぎるほど与えられます。

創世記5章。大洪水に先立って、神は、「人の齢は、120年とした」とありますが、120年間の猶予期間を与えたという意味です。

120年の間、神が選んだノアによって、民に警告が与えられ、箱舟を建設する期間が与えられました。

イスラエルのカナン征服に先立っては、500年近い猶予期間が与えられています。

この間、イスラエルは、饑饉のためにエジプトに逃れ、約400年をエジプトで奴隷として苦しみの内に過ごしています。

イスラエルの先祖である、アブラハム、イサク、ヤコブを通して、カナンの民は、唯一の創造主の存在を教えられています。カナンの人々は、アブラハムによって、帝国の侵略から救い出されたこともありました。

このように、聖書から分かるのは、神は裁きに先立って、明確な警告を発せられ、途方もない猶予期間を与えられるということです。

ですから、裁きの時には、誰も何も言い逃れの余地はないのです。

裁きの寸前まで、悔い改めと救いのチャンスはありました。

イスラエルのカナン征服の最初の戦いがエリコでしたが、エリコ攻略の直前、ラハブという一人の遊女が、イスラエルの神を信じて、救われています。



一神教 に対して抵抗がある理由として、旧約聖書ヨシュア記 第6章 21節 が、非戦闘員に対する虐殺と略奪を克明に記録し、ゴイム[goyim:גוים]に対する懲罰 として賛美しているところであります。











1947年 (昭和22年) の国連による分割決議以降も、イスラエル は パレスチナ への入植を進めてきたわけで、それは「侵略」以外のなにものでもありません。

シオニスト の ユダヤ人 や、
親イスラエル の キリスト教原理主義者 は、異教徒を同じ人間と見なしていないのです。


シオニスト には、ハマス のような イスラム原理主義のテロリスト と、善良なパレスチナ人 の区別もつかないのだろうか!?

ハマスによる民間人の誘拐とテロ活動 は、戦略上何ら意味を持たないばかりか、イスラエルによる報復を招いて同胞が血を流す結果を招いています。

しかし、イスラエル も ガザ地区 を無差別に爆撃し、パレスチナ人を虐殺したところで、
それは、過激思想 と 無関係な パレスチナ人 の 子供たち を、テロリスト に育ててしまうだけ にしかならないのです。

 


ハマス が支配する ガザ地区 は今、アラブ世界 からも孤立しています。

隣国の エジプト が、難民受け入れに消極的に見えるのは
自国内に イスラム原理主義 が流入するのをおそれているからだと思います。



ガザ地区に住む外国人は、ラファ検問所を通過してエジプトに退避することが可能になることが明らかになりました。

 現地メディアによりますと、14日、エジプト、イスラエル、アメリカはガザ地区とエジプトの間にあるラファ検問所を外国人が通過することを許可することで合意したとエジプトの高官が明らかにしました。

 
ハマスも承諾しているということです。

 
イスラエル軍は、外国人がガザ地区から出る際、通過することになるラファ検問所への攻撃を控えるとしています。

 しかし、ハマスに拘束されている人質は、外国人であっても解放されません。

 ガザ地区への支援物資の輸送についてはまだ交渉中だということです。

 WHO=世界保健機関の
テドロス事務局長は検問所の通行が可能になり次第、医療物資を届けるとしています。

ラファ検問所 の通過が許されているのは、外国人だけのようです。

人道支援に必要な物資の輸送ルート は確保できそうですが、パレスチナ人の子供達が避難するための人道回廊として利用できる目処は立っていません。