東川口駅【埼玉県】(埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線。2020年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
埼玉県川口市北端部に広がる小さな市街地に位置する埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の駅で、JR武蔵野線との乗換駅でもあり、乗車人員が多い駅である、
東川口駅 (ひがしかわぐちえき。Higashi-kawaguchi Station) です。
 
 
駅名
東川口駅 (SR 25)
 
所在地 
埼玉県川口市  
 
乗車可能路線
埼玉高速鉄道:埼玉高速鉄道線【愛称:埼玉スタジアム線】  
  
隣の駅
赤羽岩淵方……戸塚安行駅  
浦和美園方……浦和美園駅  
  
乗換可能駅  
JR東日本:武蔵野線……東川口駅まで徒歩8分  
 
訪問・撮影時
2020年3月
 
 

埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の東川口駅は地下駅で、南北方向に延びる県道381号線(東川口駅前通り)の地下に駅舎・ホームが設けられています。
出入口は3ヶ所設置されていて、全出入口に階段と上りエスカレーターの設備がありますが、中央にある2番出入口のみがエレベーターを併設しており、バリアフリーに対応しています。
 
写真は南口に相当する1番出入口です。東を望む。
JR武蔵野線・東川口駅の南口駅前広場内に設置されています。JR駅は左側にあります。
階段(右)と上りエスカレーター(左)があります。
また、出入口の裏には左右方向に県道381号(東川口駅前通り)が延びており、県道に面して階段のみの出入口があります。JR側の階段と県道側の階段は地下で合流します。
こちらの1番出入口前にはJR南口駅前広場が整備されています。バスターミナルとタクシー乗り場を併設したロータリーが設置されています。
 
 

1番出入口前より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は県道381号(東川口駅前通り)で、右側に1番出入口とJR東川口駅南口があります。
県道381号の地下を埼玉スタジアム線が通っていて、後方地下に東川口駅があります。
駅南側は住宅街が広がっていますが、県道沿いに商店が点在しています。商店は約250m東を並行する「けやき通り」沿いにも立ち並んでいます。
尚、駅から離れると畑も一部残っています。
 
 

1番出入口前より北を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は県道381号(東川口駅前通り)で、左側に1番出入口とJR東川口駅南口があります。
県道381号(東川口駅前通り)の地下を埼玉スタジアム線が通っていて、前方地下に東川口駅があります。
1番出入口のすぐ先で東川口駅前通りは武蔵野線をアンダーパスします。その先に2番出入口、3番出入口とJR駅北口があります。
また、ガード手前から右へ延びるJR線側道沿い(築堤下)には川口市の登録制自転車置場があり、JR線と反対側には駐車場・商店が混在しています。
 
 

こちらは中央口に相当する2番出入口です。東を望む。
JR武蔵野線・東川口駅の北口駅前広場内に設置されています。JR駅は右側にあります。JR駅との間には屋根があり、雨に濡れずに移動できます(異常気象時を除く)。
階段と上下方向エスカレーターがあり、左側にエレベーターがあります。
また、出入口の裏には左右方向に県道381号(東川口駅前通り)が延びており、県道側からもアクセス可能です。
 
 

こちらはJR駅北口より2番出入口を望む。北を向いて撮影。後方にJR駅があります。
手前に階段とESの出入口が、奥にEVの出入口があります。右手には県道381号(東川口駅前通り)が前後方向に延びています。
こちらの2番出入口前にはJR北口駅前広場が整備されています(写真左)。バスターミナルとタクシー乗り場を併設したロータリーが設置されています。
 
 

2番出入口です。西を望む。
手前を左右方向に延びる道路は県道381号(東川口駅前通り)で、直下に埼玉スタジアム線の東川口駅があります。
県道381号(東川口駅前通り)の東側に出入口がありませんので(約100m北に後述の3番出入口がありますが)、東側からですと写真左のJR線ガード手前にある横断歩道(信号機あり)を渡って県道西側へ回る必要があります。
2番出入口の左前方にはJR駅の北口があります。
 
 

2番出入口東側より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は県道381号(東川口駅前通り)で、直下に埼玉スタジアム線の東川口駅があります。
県道西側(右)に2番出入口があり、その右前方にJR駅の北口があります。
また、東川口駅前通りは前述の信号交差点を過ぎるとJR線のガードをくぐり、南側へ出ます。南側へ出てすぐ右側に1番出入口があります。
そして、交差点から左へ延びるJR線側道沿い(築堤下)にも川口市の登録制自転車置場があり、また側道沿いには駐車場・駐輪場・商店が混在しています。
 
 

2番出入口東側より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は県道381号線(東川口駅前通り)で、直下に埼玉スタジアム線の東川口駅があります。
県道西側(左)に2番出入口があり、その左後方にJR駅の北口があります。2番出入口の左側には北口駅前広場があります。
また、右側にマンション、商店、駐車場などが立ち並ぶ県道を100mほど北(奥)へ進むと北口駅前広場進入路と交わる東川口駅北口交差点があり、その北東角にあるビル1階に後述の3番出入口があります。
 
 

東川口駅北口交差点より北東を望む。
右手前(南)~左奥(北)の道路は県道381号線(東川口駅前通り)で、南側地下に埼玉スタジアム線の東川口駅があります。
正面(北東角)の3階建てのビル1階に3番出入口があります(階段・上りES併設)。エレベーターはありません。
ビルには「埼玉りそな銀行」や居酒屋「笑笑」などが入居しています。
3番出入口ビルの東側(写真右奥)にはスーパー「西友」と家電量販店「ヤマダ電機」があります。
尚、3番出入口前に駅前広場はありません。
 
 

東川口駅北口交差点より南を望む。左側に3番出入口があります。
手前(北)~奥(南)の道路は県道381号(東川口駅前通り)で、前方地下に埼玉スタジアム線の東川口駅があります。
右前方には北口駅前広場と東川口地下自転車駐車場(有料)の出入口があります。地下自転車駐車場は地下で埼玉スタジアム線改札外コンコースと繋がっています。
自転車駐車場出入口の先には前述の2番出入口があり、その南側にはJR線・東川口駅の北口があります。
 
 

東川口駅北口交差点より北を望む。交差点の先の右側に3番出入口があります。
手前(南)~奥(北)の道路は県道381号(東川口駅前通り)で、後方地下に埼玉スタジアム線の東川口駅があります。
左後方には2番出入口とJR駅北口、そして北口駅前広場があります。
駅北側は整然とした住宅街で、県道381号(東川口駅前通り)沿いや約220m東を並行する「けやき通り」沿いには商店が多いです。
また、約400m西は、さいたま市緑区なのですが、そちらは開発途上で畑が残っています。
そして、東川口駅周辺は川口市の北端部で、約1kmほど北上してもさいたま市緑区に入りますが、北側の緑区域は宅地開発済みです。
 
 

 

地下1階にある改札口です。2枚とも概ね北西を望む。
後方に1番出入口(階段・上りES)と2番出入口(階段・上下ES・EV)があり、右手に3番出入口(階段・上りES)があります。JR駅へは2番出入口が便利です。また、1番・2番出入口前の地下にはコンビニ「セブンイレブン」および東川口地下自転車駐車場への連絡口(2番出入口近く)があり、飲料自動販売機やガチャガチャもあります。
有人駅ですが、駅員不在時に備えて改札内外にインターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が北西方向6通路、北方向2通路あります。窓口に面した北西方向通路左端が幅広通路で、有人通路を兼ねています。
窓口の左手前には駅事務室(定期券発売所・忘れ物承り所)があり、その後方には自動券売機があります。改札内には自動精算機があります。いずれもICカードのチャージが可能です。
また、改札内にはトイレ・多機能トイレ、飲料自動販売機、待合所「ポケット広場」があります。
そして地下2階にあるホームとの間には階段・上下方向エスカレーター・エレベーターが設置されています。
尚、改札内に売店・コンビニはありません。
 
 

下り1番線の側壁に設置されている駅名標です。おそらく電照式ではありません。
地下鉄でよく見られる横長のタイプで、東京メトロと似たデザインですが、こちらは地色が灰色になっています。
側面の帯はオレンジ色で、東川口駅のステーションカラーになっています。
駅ナンバリングも併記されています (ST 25)。
駅番号は東京メトロ南北線の続番で、アルファベット部分が埼玉高速鉄道の「ST」になっています。
また、写真の駅名標はひらがな併記タイプですが、ローマ字併記タイプもあります。
バックには派手なデザインの壁画が描かれています。
そして、下部には「ピュアヴィレッジ東川口 最寄駅」の広告看板(副駅名?)があります。
「ピュアヴィレッジ東川口」は1番出入口の南約500mにある飲食店街「ピュアヴィレッジなぐらの里」の事で、寝台特急『北斗星』の食堂車(スシ24)の車体を使用して営業しているベーカリーレストラン「グランシャリオ」が有名です。
 
 

東川口駅は島式ホーム1面2線の地下構造で、南南東~北北西方向にホームが延びています。
左(西)が1番線で下り浦和美園行き、右(東)が2番線で上り赤羽岩淵方面、東京メトロ南北線方面です。
現在のホーム有効長は6両分で、ホームドアが設置されています。ホームドアは南北線のようなフルスクリーン式ではなく、扉部分には東川口駅のステーションカラーであるオレンジ色が使用されています。
また、東川口駅は武蔵野線との乗換客など多くの乗降客が見込まれたためか、ホーム幅は全体的に広いですが、浦和美園方の端(奥)はやや狭いです。
そしてホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
写真は1番線側より浦和美園方を望む。
 
 

1番線側より赤羽岩淵方を望む。
当駅では将来の増結に備えて8両分のホーム有効長を確保していますが、赤羽岩淵方の2両分は準備工事にとどめており、柵により立入できません。ホームドアも未設置です。
しかし2022年上期に8両編成列車の運転が開始される予定で、このホーム端のスペースが整備される予定です(点字ブロック設置・ホームドア設置など。もう工事中と思われます)。
 
この先、シールドトンネルに変わり、概ね住宅街を通る県道381号(東川口駅前通り)の地下を南南東へ走ります。そして南へ進路を変えると戸塚安行駅へと至ります。
 
 

1番線より浦和美園方を望む。
この先、シールドトンネルに変わり、概ね住宅街を通る県道381号(東川口駅前通り)の地下を北北西へ走ります。やがて県道381号が右へ折れるとさいたま市緑区に入り、住宅地や畑の直下を引き続き北北西へ進みます。そしてイオンモール浦和美園の西側を進むと地上に出て、国道463号線をアンダーパスすると終点の浦和美園駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が埼玉スタジアム線の東川口駅で下車(乗車)したのは2012年と2020年の計2度です。いずれも埼玉スタジアム線と武蔵野線の乗換のために利用しましたが、中でも2020年は東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので降り鉄しました。地下駅です。郊外にある駅ですが武蔵野線の駅も併設されていて、駅前は市街地化されていました。まぁ、駅から少し離れると畑も残っているのですが…。
 
新宿からですと東京メトロ丸ノ内線の池袋方面電車に乗り、四ツ谷駅で南北線赤羽岩淵・浦和美園方面電車に乗り換えるのですが、行先は浦和美園行き限定です。そして当駅下車になりますが、東京メトロに乗車可能なフリーきっぷ類ですと赤羽岩淵~当駅が乗り越しとなりますので要注意です。また、埼京線で武蔵浦和駅まで行き、武蔵野線の西船橋方面電車に乗り換えても東川口駅に到達できます。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車、京浜東北線北行(大宮方面)にご乗車の上、王子駅で南北線赤羽岩淵方面(浦和美園行きのみ)に乗り換えて当駅下車です。京浜東北線を南浦和駅まで乗車し、武蔵野線の西船橋方面電車に乗り換えても東川口駅に到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内改札外にコンビニ「セブンイレブン」があり、駅の南北やJR駅構内にもコンビニがあります。一方、飲食店自体は一定数あるものの、気軽に入れる店舗は駅周辺にさほど多くなく、500m圏内にチェーン店は「モスバーガー」「日高屋」「くら寿司」「夢庵」「来来亭(ラーメン)」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。埼玉高速鉄道線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は東川口駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:埼玉高速鉄道のHP、帝都を歩く、Google地図、Wikipedia)