八丁堀駅【東京都】(東京メトロ日比谷線。2019年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都中央区中東部の、近年は再開発が進むオフィス街・八丁堀に位置する東京メトロ日比谷線の駅で、JR京葉線との乗換駅でもあり、土休日は東京ディズニーリゾートへ向かう乗換客も多く見られる、
八丁堀駅 (はっちょうぼりえき。Hatchobori Station) です。
 
尚、JR京葉線の八丁堀駅の記事つきましては以前UPいたしました⇒記事はこちら
 
 
駅名
八丁堀駅 (H 12。2020年6月5日までは「H 11」)
 
所在地
東京都中央区
 
乗車可能路線
東京メトロ:日比谷線 
 
隣の駅
中目黒方……築地駅
北千住方……茅場町駅 
 
乗換可能駅
JR東日本:京葉線……八丁堀駅まで徒歩6分
 
訪問・撮影時
2019年11月、2020年6月
 
 

東京メトロ日比谷線・八丁堀駅の南東側出入口に相当するA2出入口です。東を望む。
A2出入口は日比谷線が地下を通る新大橋通り(東京都道50号線。後方)の東側に設けられており、階段の出入口(正面)とエレベーター出入口(右側)があります。
A1~A3出入口はJR線コンコースにも通じているのでメトロとJRのロゴマークが併記されています。
右側(南)に桜川公園が、左側(北)にA1・A3出入口が周辺に位置している八丁堀駅前交差点があります。
尚、八丁堀駅にはメトロ・JRとも駅前広場が整備されていません。新大橋通り上や八重洲通り上に都バスや江戸バス(中央区コミュニティバス)の停留所が設置されています。
 
 

A2出入口の南側には桜川公園があります。東を望む。
左(北)にA2出入口があり、後方を左(北)~右(南)に延びる道路は新大橋通りです。
桜川公園は都会の中のオアシス的存在で、周辺住民やビジネスマン・OLの憩いの場となっているはずですw
また、公園内には桜並木があり、春になると多くの花見客が訪れる…はずですww
そして、地図を見ると予測ができそうですが、以前は八丁堀駅南側を東西方向に八丁堀(別名:桜川)が流れていました。1960年代に埋め立てられ、その一部が桜川公園になりました。
 
 

八丁堀駅前交差点より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は新大橋通りで、地下を日比谷線が通っていて後方にかけての地下に八丁堀駅があります。
左(東)~右(西)の道路は鍛冶橋通り(中央区道)で、地下をJR京葉線が通っていて左側地下に八丁堀駅があります。
交差点北東角(左後方)の新大橋通り沿いにJR管理のB1出入口(階段のみ)が、交差点南東角(左前方)の新大橋通り沿いにA1出入口(階段のみ)が、そして交差点南西角(右前方)に位置するビル1階にA3出入口(階段・EV併設)が、それぞれ設置されています。
尚、八丁堀駅では東京メトロ管理の出入口が「A」を、JR東日本管理の出入口が「B」を、それぞれ冠しています。
八丁堀交差点から南方向の新大橋通り沿いにはオフィスビルなどが立ち並んでいて、マンションも見られます。周辺はオフィス街で、飲食店を中心に商店も点在しています。
また、左右への路地を入ってもビルやマンションばかりで、一戸建て住宅はほとんど見られません。
交差点南東角は空地になっていますが、再開発で新しいビルができるかもしれません。
そして約60m進んだ先の新大橋通左側には前述のA2出入口があり、その先には桜川公園があります。
 
 

八丁堀駅前交差点より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は新大橋通りで、地下を日比谷線が通っていて前方にかけての地下に八丁堀駅があります。
左(西)~右(東)の道路は鍛冶橋通りで、地下を京葉線が通っていて右側地下に八丁堀駅があります。
交差点南東角(右後方)の新大橋通り沿いにA1出入口が、南西角(左後方)に位置するビル1階にA3出入口が、そして交差点北東角の新大橋通り沿いにJR管理のB1出入口があります。
八丁堀交差点から北にかけての新大橋通り沿いにはビルが立ち並んでいます。オフィスビルが多く、商店も一定数あります。
路地を入ると住宅街ですが、オフィスビルや集合住宅の割合が高いです。戸建住宅もわずかに見られます。
約200m先の新大橋通り沿いにはA4出入口(右)とA5出入口(左)があります(後述)。
 
 

八丁堀駅前交差点より西を望む。
手前(東)~奥(西)の道路は鍛冶橋通りで、地下をJR京葉線が通っていて後方地下に八丁堀駅があります。
左(南)~右(北)の道路は新大橋通りで、地下を日比谷線が通っていて右側にかけての地下に八丁堀駅があります。
交差点南東角(左後方)の新大橋通り沿いにA1出入口が、北東角(右後方)の新大橋通り沿いにJR管理のB1出入口があり、南西角(左前方)に位置するビル1階にはA3出入口があります。
八丁堀交差点から西にかけての鍛冶橋通り沿いにもオフィスビルを中心に立ち並んでいますが、京橋方面へ近づく事もあり沿道にマンションは少ないです。
約100m先の鍛冶橋通り右側(北側)に位置する中央区立京華小学校跡には校舎を流用した中央区の複合施設「京華スクエア」があり、中央区の各公共施設や早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校が入居しています。
そして鍛冶橋通りを西へ500m弱進むと都営浅草線宝町駅に到達し、さらに200mほど進むと東京メトロ銀座線の京橋駅に到達します。京葉線は両駅の直下を通るものの、宝町・京橋とも駅は設置されていません。
 
 

八丁堀駅前交差点より東を望む。
手前(西)~奥(東)の道路は鍛冶橋通りで、地下をJR京葉線が通っていて前方にかけての地下に八丁堀駅があります。
左(北)~右(南)の道路は新大橋通りで、地下を日比谷線が通っていて左側地下に八丁堀駅があります。
交差点南西角(右後方)に位置するビル1階にA3出入口が、交差点南東角(右前方)の新大橋通り沿いにA1出入口が、北東角(左前方)の新大橋通り沿いにJR管理のB1出入口が、それぞれ設置されています。
八丁堀交差点から東にかけての鍛冶橋通り沿いにもオフィスビルを中心に立ち並んでいます。左右の路地を入ると一戸建て住宅も見られます。
また、鍛冶橋通り沿いの左側(北)にはJR八丁堀駅のB2出入口(階段・EV)とB4出入口(階段のみ)が、右側(南)にはB3出入口がそれぞれ設置されています。
ちなみにJR八丁堀のB出入口からも日比谷線の桜川公園方面改札に到達できますが、段差にエレベーターがなくバリアフリーに対応していませんので要注意です。
そしてB4出入口の先で亀島川を高橋で渡ると「霊岸島」とも呼ばれている新川地区へと入ります。以前の新川地区は港湾地区でしたが、現在はオフィス街や住宅街へと変貌しています。
 
 

八丁堀駅の南口に相当する桜川公園方面改札の様子です。地下1階にあります。北を望む。
後方の左手にA3出入口(階段・EV)が、後方の右手にA2出入口(階段・EV)とA1出入口(階段のみ)への通路があり、その途中にJR線・八丁堀駅(地下1階レベルですが日比谷線B1Fより低い位置にあります)へと向かう階段があり、その先にJR線の改札とB1~B4出入口(B2のみEV併設)があります。JR線コンコースとを結ぶ階段にはエスカレーターやエレベーターは併設されておらず、車いす昇降機もありませんので(バリアフリー非対応)、車いすで両路線を乗換の際は一旦地上に出てA2・A3出入口とB2出入口の間を移動しなければなりません。
 
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が9通路分もあり、右寄りの改札機は出場専用になっています。
一番左は幅広通路で、左端には窓口があります。改札口の左手前には自動券売機があります。
通常のトイレは左後方(改札外)にありますが、多機能トイレはこちらのコンコースには存在しません。後述の八丁堀交差点方面改札側の改札外コンコースにありますが、八丁堀交差点方面改札はホーム方面、地上方面ともエレベーター・車いす昇降機がありませんので現状は車いすで日比谷線・八丁堀駅の多機能トイレは利用できません(歩行可能な場合、オストメイト設備を利用する事は可能)。
改札を通った正面には地下2階ホームへ下る階段が設置されています。階段には車いす昇降機が併設されていますが、現在エレベーター工事が行われていて、将来はエレベーターが整備される予定です。
ちなみに八丁堀駅改札外コンコースに売店、コンビニがありません。ホームに売店があります(土休日休業)。
また、桜川公園方面改札の改札外コンコースと後述の八丁堀交差点方面改札の改札外コンコースは地下では繋がっていません。
 
 

日比谷線・八丁堀駅の北西側出入口に相当するA5出入口です。南を望む。
A5出入口は日比谷線が地下を通る新大橋通りの西側歩道上に、南向きに設けられており、階段のみが設置されてます。
出入口は営団時代からのもので、リニューアルされていません。
A4・A5出入口からはJR線に乗れないので東京メトロのロゴマークのみです。
新大橋通りの左側(東)にA4出入口(階段のみ)があり、約200m先には前述の八丁堀駅前交差点とA1~A3、B1~B4出入口、桜川公園方面改札、JR線・八丁堀駅改札があります。
 
 

八丁堀駅前交差点より約250m北に位置する八丁堀交差点より南を望む。後方に八丁堀交差点があります。
手前(北)~奥(南)の道路は新大橋通りで、地下を日比谷線が通っていて、前方にかけての地下に八丁堀駅があります。
新大橋通り沿いの左側歩道上にA4出入口が、右側歩道上にA5出入口があります。
南方向の新大橋通り沿いにはビルが立ち並んでいます。オフィスビルが多く、商店も一定数あります。
左右の路地を入ると住宅街ですが、戸建住宅は少ないです。
 
 

八丁堀交差点より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は新大橋通りで、地下を日比谷線が通っていて、後方にかけての地下に八丁堀駅があります。
交差点の南側、新大橋通り沿いの東側歩道上(右後方)にA4出入口が、西側歩道上(左後方)にA5出入口があります。
そして八丁堀交差点では八重洲通りと交わります。
交差点から北方向の新大橋通り沿いにはオフィスビルやマンション、ホテルが立ち並んでいます。ビジネスマン対象の飲食店も比較的多く見られます。
「日本橋」の中心部に近づくため、左右の路地を入ってもオフィスビルが多く見られ、住宅の割合がさほど高くないです。
そして、新大橋通りを約250m北上すると日比谷線・茅場町駅の1番出入口(右側歩道上)、2番出入口(左側歩道上)に到達します。
 
 

八丁堀交差点より西を望む。
手前(東)~奥(西)の道路は八重洲通りで、左(南)~右(北)は新大橋通りです。
左側の新大橋通り上にA4出入口(東側)とA5出入口(西側)があり、その先の地下に八丁堀駅があります。
八重洲通りを約1km西へ進むと、JR線・東京駅の東口に相当する八重洲中央口に到達します。
そして八重洲通り沿いにはオフィスビルが立ち並んでいますが、東京駅に近付くと沿道に飲食店などの商店が増加します。
 
 

八丁堀交差点より東を望む。
手前(西)~奥(東)の道路は八重洲通りで、左(北)~右(南)は新大橋通りです。
右側の新大橋通り上にA4出入口(東側)とA5出入口(西側)があり、その先の地下に八丁堀駅があります。
八重洲通りはすぐ先で亀島川を亀島橋で渡り、新川地区へと入ります。この先、右へカーブして南東へ300m弱進むと新川二丁目交差点に差し掛かり、前述の鍛冶橋通りと交差します。
前述のように新川地区はオフィス街と住宅街が混在した埋立地で、亀島橋のすぐ先には内田洋行の本社があります。
 
 

八丁堀駅の北口に相当する八丁堀交差点方面改札の様子です。
5:30~終車時の営業となります。地下1階にあります。南を望む。
左手にA4出入口(階段のみ)が、右手にA5出入口(階段のみ)があります。こちらの改札口はエレベーターが設置されておらず、バリアフリー非対応です。
こちらのコンコースは桜川公園方面改札とは繋がっておらず、日比谷線しか乗れません。JR線は一旦A4出入口から地上に出て新大橋通を南下し、八丁堀駅前交差点北側のB1出入口から再び地下に入り、JR線の改札へ回って下さい。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が計6通路あります(だったはず)。
左端に幅広通路がありますが、若干前寄りにオフセットされています。幅広通路の左に窓口があります。
改札口の左手前には自動券売機があります。
左後方(改札外)にトイレ・多機能トイレがありますが、こちらにはエレベーターがないので多機能トイレの車いす対応設備は宝の持ち腐れになってしまっています…。
改札を通った正面には地下2階とを結ぶ階段・上りエスカレーターがあります。
そして改札内を右前方へ進むと駅事務室があります。
 
 

2番線外側(線路側)の側壁に設置されている駅名標です。2020年6月撮影。
電照式で、横長のタイプです。
日比谷線のラインカラー(シルバー)は駅番号を囲む「○」と駅名標背後の側壁で使用されています。
また、駅ナンバリングも併記されています (H 12。虎ノ門ヒルズ駅開業前日の2020年6月5日までは「H 11」でした) 。
虎ノ門ヒルズ駅開業後すぐに訪問したため、新しい駅番号をシールで貼って、古い駅番号を隠していました。
こちらは漢字と英語(ローマ字)が併記されているタイプですが、漢字とひらがなが併記されているタイプもあります。
ローマ字のスペルが特徴的です。
 
 

日比谷線の八丁堀駅は島式ホーム1面2線の構造で、地下2階にあります。
南南西方向~北北東方向にホームが延びていてます。ホームは緩やかなカーブを描いています。
右(東)のホームが1番線で中目黒方面、左(西)のホームが2番線で北千住方面・東武スカイツリーライン方面です。
約11万人の乗降人員に対してホーム幅は少々狭いです。ホーム有効長は18m車8両分・20m車7両分です。
2019年11月現在、ホームドアは未設置ですが、既に20m車に統一されたので近々設置されるかもしれません。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機、係員よびだしインターホンが設置されています。
また、ホームの北千住寄り(写真前方)には売店「METRO'S」があります(平日7:30~21:00。土休日は休業)。
そして北千住方のホーム端(後方)には八丁堀交差点方面改札への階段・上りESが、中目黒方のホーム端には桜川公園方面改札へ向かう階段(車いす昇降機併設)が、それぞれ設置されています。
発車メロディは1番線が「黄金虫のワルツ」、2番線が「煌めき」です。
写真は北千住方を望む。
 
 

中目黒方を望む。ホーム端に桜川公園方面改札へ向かう階段(車いす昇降機併設)が設置されています。
この先、市街地を通る新大橋通りの地下を南南西へ走り、入船橋交差点で右へカーブして東京メトロ有楽町線と交差します(日比谷線が上層。交差地点のすぐ西に有楽町線の新富町駅あり)。そして進路を南西に変えると程なくして築地駅へと至ります。築地駅と新富町駅の距離は約200mほどで、両駅は同一駅扱いになっています。
 
 

北千住方を望む。ホーム端に八丁堀交差点方面改札への階段・上りエスカレーターが設置されています。
そしてホームのすぐ先には複線間にY字型の折り返し線(引上線)が1線あり、当駅始発中目黒行き1本のみが使用します(当駅へは回送で送り込みは)。
この先、新大橋通りの地下を一直線に北北東へ走り、東西線との乗換駅である茅場町駅へと至ります。
八丁堀駅~茅場町駅の営業キロは僅か0.5kmです。
 
 
あとがき
私が東京メトロ日比谷線の八丁堀駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅前はビジネス街で、平日は賑わっているのでしょうが私が訪問したのは休日で、人通りが少なかったです。
 
新宿駅からですと東京メトロ丸ノ内線の池袋方面に乗り、霞ケ関駅または銀座駅で日比谷線の北千住方面に乗り換えて当駅下車です。都営大江戸線に乗車して六本木駅で日比谷線に乗り換えてもOKですが、運賃が若干割高になります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅まで行き、山手線に乗り換えて有楽町駅で下車します。そして隣接する日比谷駅から日比谷線の北千住方面に乗車して当駅下車です。あるいは新幹線で東京駅まで行き、八重洲連絡通路経由で京葉線に乗り換えて八丁堀駅下車すぐです。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニが複数ある一方、気軽に入れる飲食店は多くなく、チェーン店は「デニーズ」「ロイヤルホスト」「日高屋」「すき家」「小諸そば」「吉野家」「はなまるうどん」くらいでしょうか。尚、カフェは「プロント」「ドトールコーヒーショップ」など駅前に多数あります。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東京メトロ日比谷線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は八丁堀駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京メトロのHP、Google地図、Yahoo!地図、Wikipedia)