大門駅【東京都】(都営浅草線、都営大江戸線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都港区北東部の市街地に位置する都営浅草線と都営大江戸線の乗換駅で、JR山手線・京浜東北線(浜松町駅)や東京モノレール羽田空港線(モノレール浜松町駅)との乗換駅でもあり、駅前は増上寺の門前町で駅名の由来となった増上寺の旧総門「大門」が駅近くにある、
大門駅 (だいもんえき。Daimon Station) です。
 
 
駅名
大門駅 (都営大江戸線のみ【副駅名:浜松町】)
 
所在地
東京都港区
 
乗車可能路線
都営地下鉄:浅草線【都営浅草線】大江戸線【都営大江戸線】 
 
隣の駅
都営浅草線 (A 09)
西馬込方……三田駅
押上方………新橋駅
 
都営大江戸線 (E 20)
両国方………汐留駅
六本木方……赤羽橋駅
 
乗換可能駅
JR東日本:山手線京浜東北線……浜松町駅まで徒歩7分(大江戸線)、徒歩10分(浅草線)
東京モノレール:東京モノレール羽田空港線……モノレール浜松町駅まで徒歩6分(大江戸線)、徒歩9分(浅草線)
 
訪問・撮影時
2019年11月
 
 

大門駅前を東西に結ぶ大門通り北側歩道にあるA6出入口です。
右側を手前(西)~奥(東)に延びる道路は大門通りで、地下を都営大江戸線が通っています。
前方にある大門交差点では右(南)~左(北)を通る第一京浜(国道15号線)と交差していて、第一京浜地下には都営浅草線が通っています。
大門交差点の先にJR浜松町駅、東京モノレール・モノレール浜松町駅や世界貿易センタービルがあります。
A6出入口は増上寺をイメージしたような屋根になっています。
少し前方にあるモスバーガーの先の角を左へ曲がると右手にA5出入口があります。
そして西側(後方)には増上寺の旧総門「大門」があります。
 
 

A6出入口前より西を望む。右側にA6出入口があります。
手前(東)~奥(西)の道路は大門通りで、見づらいですが100mほど前方に駅名の由来となった増上寺の旧総門「大門」があります。
そして「大門」をくぐってさらに150mほど進むと増上寺の三解脱門(さんげだつもん)にたどり着きます。
その増上寺を取り囲むように東京都立と港区立の芝公園が整備されていますが、芝公園の用地は元々増上寺の境内でした。
芝公園内にはグラウンドや散策路の他、学校、ホテル、芝丸山古墳などもあります。
また、芝公園の西側には東京タワーがあります。
 
 

大門交差点より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は第一京浜で、地下に都営浅草線の大門駅があります。
左(西)~右(東)の道路は大門通りで、交差点東側の地下に都営大江戸線の大門駅があり、浜松町駅も東側にあります。
交差点の手前左側(第一京浜沿い)にA3出入口が、手前右側(大門通り沿い)にA1出入口(エレベーター併設)があり、交差点の先の左側にA4出入口(第一京浜沿い)、A6出入口(大門通り沿い)、A5出入口(大門通り北側)が、右側(第一京浜沿い)にA2出入口があります。
第一京浜沿いはオフィスビルが立ち並んでいますが、周辺には居酒屋をはじめとした飲食店が数多く見られます。
ホテルも見られますが、都心部であるため住宅は皆無ではないもののほとんど見られません。
 
 

大門交差点より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は第一京浜で、地下に都営浅草線の大門駅があります。
左(東)~右(西)の道路は大門通りで、交差点東側の地下に都営大江戸線の大門駅があり、浜松町駅も東側にあります。
交差点の手前左側(第一京浜沿い)にA2出入口が、手前右側にA4出入口(第一京浜沿い)、A6出入口(大門通り沿い)、A5出入口(大門通り北側)があり、交差点の先の左側(大門通り沿い)にA1出入口(エレベーター併設)が、右側(第一京浜沿い)にA3出入口があります。
駅南側も第一京浜沿いにはオフィスビルを中心に立ち並んでいてホテルも見られますが、こちら側にも周辺には居酒屋など飲食店が多いです。飲食店以外の商店はあまり多くない印象です。
南側も市街地化されており、住宅はほぼ見られません。
また、約400m先(南)では第一京浜が首都高速道路都心環状線(C1)をアンダーパスしています。
 
 

大門交差点より西を望む。
手前(東)~奥(西)の道路は大門通りで、手前側(東側)地下に都営大江戸線の大門駅があり、浜松町駅も東側にあります。
左(南)~右(北)の道路は第一京浜で、地下に都営浅草線の大門駅があります。
交差点の手前左側(大門通り沿い)にA1出入口(エレベーター併設)が、右側(第一京浜沿い)にA2出入口があり、交差点の先の左側(第一京浜沿い)にA3出入口が、右側にA4出入口(第一京浜沿い)、A6出入口(大門通り沿い)、A5出入口(大門通り北側)があります。
駅西側は前述の増上寺旧総門「大門」方面で、「大門」の先に増上寺や芝公園、東京タワーがあります。
こちら側は大門通り沿いを中心に繁華街になっていて、居酒屋やファストフード店などの飲食店の他、カラオケボックスや診療所なども見られます。
門前町らしい賑わいがあるものの、あまり門前町の雰囲気は感じられません。
 
 

大門交差点より東を望む。
手前(西)~奥(東)の道路は大門通りで、前方(東側)地下に都営大江戸線の大門駅があり、浜松町駅も東側にあります。
左(北)~右(南)の道路は第一京浜で、地下に都営浅草線の大門駅があります。
交差点の手前左側にA4出入口(第一京浜沿い)、A6出入口(大門通り沿い)、A5出入口(大門通り北側)が、右側(第一京浜沿い)にA3出入口があり、交差点の左側(第一京浜沿い)にA2出入口が、右側(大門通り沿い)にA1出入口(エレベーター併設)があります。
そして大門通りを東へ進むと右側にB5~B2出入口の順に設置されていて(B5とB4はEV併設)、左側のJR線ガード前にはB1出入口(車いす対応エスカレーター併設)があります。
東側も大門通り沿いは繁華街になっていますが、少し進むと高層ビル群の中へ突っ込み、浜松町駅へと至ります。
右手前の超高層ビルは「日本生命浜松町クレアタワー」、左隣の茶色の超高層ビルは「世界貿易センタービル」ですが、「世界貿易センタービル」は老朽化および再開発のため2021年度に解体される予定です。ビルの姿を記録にとどめたい方はお早目に。そして写真奥の超高層ビルは浜松町駅の東側にあり、2020年開業予定の再開発ビル「東京ポートシティ竹芝」で、浜松町駅とペデストリアンデッキで結ばれる予定です。
 
 

大門交差点より約130m東に位置する世界貿易センタービル前交差点より東を望む。
手前(西)~奥(東)の道路は大門通りで、後方(西側)地下に都営大江戸線の大門駅があり、前方のJR線ガード下右側にJR浜松町駅が、その手前のJR線と世界貿易センタービルの間に東京モノレール線のモノレール浜松町駅があります。
交差点の先、左側のJR線ガード手前にB1出入口(車いす対応ES併設)が、右側のJR線ガード手前にB2出入口が、写真右側の世界貿易センタービル手前にB3出入口があり、交差点の右手前(西側)の日本生命浜松町アレクタワー前にB4出入口(EV併設)があり、さらに日本生命浜松町アレクタワー直結のB5出入口(EV併設)もあります。そして背後約130mには前述の大門交差点があります。JR線との乗換はB2出入口が便利です(エレベーター利用時はB4出入口)。
尚、大門駅において「A」を冠した出入口は浅草線関連、「B」を冠した出入口は大江戸線関連ですが、地下で両路線の改札内外コンコースは繋がっているので、遠い近いはあるものの全ての出入口から両路線のホームへ到達可能です。
 
右手には「世界貿易センタービル」があり、南側(さらに右側)の別館には「はとバス」の発着場として有名な「浜松町バスターミナル」があります。「はとバス」の他、高速バスの発着にも使用されていますが、「世界貿易センタービル」の解体やバスターミナル再整備のため近日中に使用停止になると思われます。
「世界貿易センタービル」の向こう側(東側)にはモノレール浜松町駅とJR浜松町駅があり、JR線の東側には都立旧芝離宮恩賜庭園があります。さらに先は伊豆諸島・小笠原諸島へのフェリーが発着する竹芝桟橋があり、桟橋近くには再開発ビル「東京ポートシティ竹芝」が建設されています(写真右奥)。
そして写真左側の大門通り沿い北側には高層ビル「浜松町スクエア」があり、その向こう側、JR線の手前には「浜松町スクエア」に隠れて見えませんがラジオ局の文化放送が入居する「文化放送メディアプラス」があります。JR線の向こう側は汐留エリア南端部になり、左奥の高層ビルは「汐留ビルディング」です。「汐留ビルディング」は4階以上がオフィス階ですが、1階と2階には「浜松町近くの新たなグルメスポット」をテーマに「ハマサイト・グルメ」という飲食店街が設けられており、和食、イタリア料理、ドイツ料理、韓国料理などのレストランを中心に25店ほどが入居しています(Wikipediaの本文を引用)。
 
 

浜松町駅西側に架けられている歩道橋(デッキ)より西を望む。
手前(東)~奥(西)の道路は大門通りで、前方地下に都営大江戸線の大門駅があります。
背後左側にJR浜松町駅北口が、左側にはモノレール浜松町駅があります。
約200m前方には前述の大門交差点があり、その先に増上寺の旧総門「大門」が、さらに先に増上寺、芝公園があり、写真右奥には東京タワーも見えます。
大門通り北側の写真右手前には「文化放送メディアプラス」があり、その手前、デッキの直下にB1出入口(車いす対応ES併設)があります。その先には高層ビル「浜松町スクエア」があります。
そして大門通り南側の写真左手前にはB2出入口が見えます。その左側には「世界貿易センタービル」があり、その西端部にB3出入口があります。「世界貿易センタービル」の先には「日本生命浜松町アレクタワー」があり、ビル手前にB4出入口(EV併設)が、B4出入口の前方地下にアレクタワー直結のB5出入口(EV併設)があります。
 
 

大門駅の西改札口に相当する芝大門方面改札の様子です。東を望む。
地下1階にあり、都営浅草線の押上方面・成田空港方面2番線ホームに段差なしで直結しています。
背後(改札外)にトイレ・だれでもトイレと増上寺・「大門」方面のA6出入口、そして都営大江戸線のJR浜松町駅方面改札、A1(EV併設)、A2出入口、B1~B5出入口(B1は車いす対応ES併設、B4、B5はEV併設)へ向かう階段、上りエスカレーター、エレベーターがあり、右側にA3出入口が、左側にA4出入口、A5出入口があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端に窓口兼有人通路があります。
改札口の左手前には自動券売機があります。そして改札の正面には2番線があり、線路を挟んで1番線ホームと後述の浜松町方面改札があります。
改札内には2番線と1番線を結ぶ改札内地下通路への階段、上下方向エスカレーターがあり、改札内地下通路で1番線の他、都営大江戸線改札内コンコースともつながっているので当改札を入場して都営大江戸線に乗車可能ですが、都営浅草線改札内にはエレベーターが設置されていません。車いすで都営浅草線(両方向とも)と都営大江戸線を乗り換える際は、一旦浅草線の改札を出てエレベーター完備の改札外地下通路経由で大江戸線改札へと移動し、再入場後に都営大江戸線ホーム階へのエレベーターを利用する経路になります。大江戸線から浅草線に乗り換える場合はこの逆の経路です。乗換の際は有人改札で駅員にその旨を伝える必要があります。
尚、改札を入って右側に売店「メルシー」(日曜・祝日は休業)があり、改札外の右背後にはパン・スープ・飲料等を販売する「トロア」があります。
 
 

こちらは大門駅の中央改札口に相当する浜松町方面改札の様子です。西を望む。
地下1階にあり、都営浅草線の西馬込方面・羽田空港方面1番線ホームに段差なしで直結しています。
背後(改札外)にトイレ・だれでもトイレ、浅草線駅長事務室と都営大江戸線のJR浜松町駅方面改札、A3~A6出入口、B1~B5出入口(B1は車いす対応ES併設、B4、B5はEV併設)へ向かう階段、上りエスカレーターがあります(エレベーターは左側にあります)。左側に延びる通路の先にはA1出入口(EV併設)が、右側にはA2出入口があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端に窓口兼有人通路があります。
改札口の右手前には自動券売機があります。そして改札の正面には1番線があり、線路を挟んで2番線ホームと前述の芝大門方面改札があります。
改札内には1番線と2番線を結ぶ改札内地下通路への階段、上下方向エスカレーターがあり、改札内地下通路で2番線の他、都営大江戸線改札内コンコースともつながっているので当改札を入場して都営大江戸線に乗車可能ですが、都営浅草線改札内にはエレベーターが設置されていませんので、車いすで都営浅草線(両方向とも)と都営大江戸線を乗り換える際は、前述の改札外経路を通る必要があります。
尚、1番線側には売店がありません。ご注意下さい。
 
 

こちらは大門駅の東改札口に相当するJR浜松町駅方面改札の様子です。北東を望む。
地下3階にあり、2000年の都営大江戸線駅開業時に開設されました。都営大江戸線の乗降に便利な改札ですが、都営浅草線も利用可能です。
右奥(東側)にB1出入口(車いす対応ES併設)、B2、B3出入口と大江戸線駅長事務室が、右前方(南側)にB4出入口(EV併設)が、右側(南側)にB5出入口(EV併設)があり、背後(西側)に都営浅草線各改札やA1~A6出入口(A1はEV併設)へ向かう地下通路が延びています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端の幅広通路は有人改札を兼ねています。
改札口の右手前(写真奥)には自動券売機があります。トイレ・だれでもトイレは改札内にあります。
地下5階にある都営大江戸線ホームとの間には階段、上下方向エスカレーター、エレベーターが設置されています。
また、改札内コンコースは都営浅草線構内とつながっていて、上下方向のエスカレーターが設置されているのでスムーズな乗換が可能ですが、前述の通りエレベーターが設置されていないので要注意です。
尚、売店「メルシー」(日祝休業)は右前方(改札外)のB4出入口東側にありますが、大江戸線改札内にはありませんのでご注意下さい。そしてJR線との乗換客などが多くの人通行するB2出入口、B3出入口へ向かう踊り場にはパン屋「フレッシュベーカリー神戸屋」があります。
 
 

都営浅草線・2番線ホーム側壁に設置されている駅名標です。電照式で、バックライトは蛍光灯と思われます。
都営地下鉄の新デザインで、上下に都営浅草線のラインカラー(ローズ)が表示されています。
また、駅ナンバリングも併記されています (A 09)。
 
 

都営浅草線の大門駅は相対式ホーム2面2線の構造で、地下1階にあります。南北方向にホームが設置されています。
左(東)が1番線で泉岳寺・西馬込方面および京急線・羽田空港方面、右(西)が2番線で浅草・押上方面および京成線・成田空港方面です。
8両対応で、2019年11月上旬時点ではホームドア運用開始前でしたが、今頃は使用されていると思われます。
各ホームにはベンチが設置されており、少なくとも1番線には飲料自動販売機があります。2番線には売店「メルシー」があります。
また、1番線ホーム中ほどには浜松町方面改札が、2番線ホーム中ほどに芝大門方面改札があり、改札の近くに地下3階改札内連絡通路に通じる階段、上下方向エスカレーターが設置されています。
写真は西馬込方を望む。
 
西馬込方はこの先、JR東海道本線(山手線、京浜東北線を含む)や東海道新幹線からやや離れた西側を並行する形で市街地を通る第一京浜の地下を南下し、旧海岸通りと交差する芝四丁目交差点付近で右へカーブして針路を西南西へ変えると程なくして都営三田線との乗換駅で山手線・京浜東北線の田町駅とも乗換可能な三田駅へと至ります。
 
一方、押上方はこの先、東海道本線(山手線、京浜東北線を含む)や東海道新幹線からやや離れた西側を並行する形で市街地を通る第一京浜の地下を北上しますが、浜松町一丁目交差点付近で右へカーブして針路を北北東へ変えます。しばらく北北東へ進み、環二通りと交差するとすぐに東海道本線・東海道新幹線をくぐり、新橋駅へと至ります。東京メトロ銀座線、JR山手線・京浜東北線・東海道線(上野東京ライン)・横須賀線(総武線快速)、ゆりかもめと乗換可能な一大ターミナル駅で、ゆりかもめ新橋駅の地下に延びる通路を東へ進むと都営大江戸線の汐留駅にも到達可能です(都営浅草線と都営大江戸線の乗換駅には指定されていません⇒連絡運輸を行っていません)。
また、大門駅と新橋駅との間には都営大江戸線汐留駅とを結ぶ汐留連絡線が右へ分岐しており、都営大江戸線の車両が検査等でE5000形電気機関車牽引により馬込車両検修場へ回送する際に使用されます(Wikipediaの本文を引用)。
 
 

都営大江戸線の駅名標です。こちらも電照式です。
都営地下鉄の標準デザインで、上下に都営大江戸線のラインカラー(マゼンタ)が表示されています。
駅ナンバリングも表示されています (E 20)。
また、アルファベット表記の下には副駅名である「浜松町」が括弧書きで表記されています。
そして駅名標の下部には列車接近表示灯があります。
 
 

都営大江戸線の大門駅は島式ホーム1面2線の構造で、地下5階にあります。東西方向にホームが延びています。
左が3番線で内回り両国・飯田橋方面、左が4番線で外回り六本木・都庁前・光が丘方面です。
8両対応で、ホームドアが設置されています。計画時より多くの乗降客が想定されていたようでホーム幅は広いです。
また、大江戸線のコンコースやホームは都営浅草線より後の開業のため、洗練されたデザインとなっています。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
背後方向の六本木方ホーム端には都営浅草線押上方面2番線や芝大門改札へ向かう階段、上下方向ESが、中ほど(写真奥)には都営浅草線西馬込方面1番線や浜松町方面改札へ向かう階段、上下方向ESとJR浜松町方面改札へ向かうEVが、そして両国寄り(さらに奥)にはJR浜松町方面改札へ向かう階段、上りES(ともに地下4階踊り場経由)がそれぞれ設置されています。尚、全ての階段、ES、EVは地下3階改札内コンコースに通じていて、もし乗り間違えても地下3階でルート修正可能です。
写真は両国方を望む。
 
 

都営大江戸線内回り3番線ホームより六本木方を望む。
すぐ先の内回り線、外回り線の間に保線用の側線が2線あり、モーターカーが留置されています。その先でシールドトンネルに変わります。
 
六本木方はこの先、大門通りの地下を西へ走り、増上寺旧総門「大門」を過ぎると左へカーブして大門通りを離れ、都営三田線が通る日比谷通りを斜めに横切るように走り、都営三田線の下をくぐります。この交差地点に都営三田線の芝公園駅がありますが、大江戸線には駅がありません。そして芝公園の辺りで右へカーブして芝公園の南側を通る都道319号の地下を西へ走り、桜田通り(国道1号線)との赤羽橋交差点を過ぎるとすぐに赤羽橋駅へと至ります。赤羽橋駅は都営大江戸線における東京タワーへの最寄駅です(東京タワーは北へ約600m)。
 
一方、両国方はこの先、すぐに左へカーブしてJR東海道本線・東海道新幹線をくぐり、ゆりかもめが高架を走行し、先程くぐったJR線の東側を並行する都道481号の地下を北上し、汐留地区内を走ります。そして右へカーブすると環二通りとの交差地点地下にある汐留駅へと至ります。ゆりかもめと乗換可能で、駅北側から西へ伸びる地下通路を経由すると各線の新橋駅へ抜けられます(汐留駅と新橋駅は、乗換駅に指定されていません⇒連絡運輸を行っていません)。
 
 
あとがき
私が大門駅で下車(乗車)したのは2002年以降何度かあります。全ての利用機会が都営地下鉄線同士または都営線~JR線or東京モノレール線の乗換でした。そして2019年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。さらに11月は駅近くで宿泊するため利用しました。両路線の駅は近接していますが、都営浅草線とJR線、東京モノレール線との乗換は元々乗換駅でなかった事もあり時間がかかります。ちなみに当駅から羽田空港へは都営浅草線~京急線または東京モノレール線のルートが選択可能ですが、都営浅草線はもちろん、都営大江戸線各駅から羽田空港へ向かう場合は運賃面、所要時間面で都営~京急ルートの方が有利である一方、東京モノレールはモノレール浜松町駅が始発駅なので着席できる確率はモノレールの方が高くなります。また、都営浅草線駅前は繁華街で、増上寺の総門もあり「大門駅」の駅名にふさわしい駅前風景ですが、都営大江戸線駅は浜松町駅寄りに位置するため貿易センタービル前などに出入口があり、「浜松町」の副駅名が付与されています。
 
新宿駅からですと都営大江戸線の内回り(六本木・大門方面)に乗車して当駅下車です。乗換不要です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅で下車。山手線内回りor京浜東北線北行に乗り換えて浜松町駅で下車すぐです。都営線で当駅入りされたい場合は田町駅または新橋駅で都営浅草線に乗り換えて当駅下車です。尚、日中の京浜東北線電車は新橋駅を通過するので注意が必要です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニが複数あり、飲食店もチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。都営浅草線、都営大江戸線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は大門駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京都交通局のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)