曳舟駅【東京都】(東武スカイツリーライン、東武亀戸線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都墨田区中央部の市街地に位置する、東武スカイツリーライン(本線、押上支線)、東武亀戸線が集まる主要駅、
曳舟駅 (ひきふねえき。Hikifune Station) です。
 
尚、記事の写真は2018年12月撮影で、その後2019年春に駅ナカ商業施設「EQUiA(エキア)曳舟」がオープンして駅が変化しています。写真が古いですがご了承下さい。
 
 
駅名
曳舟駅 【副駅名:東京曳舟病院前】 (TS 04)
 
所在地
東京都墨田区
 
乗車可能路線
東武鉄道:伊勢崎線【愛称:東武スカイツリーライン】(本線押上支線)、亀戸線
(※)押上支線は正式には伊勢崎線の線増扱い(押上駅はとうきょうスカイツリー駅と同一駅扱い)。
 
 
隣の駅
東武スカイツリーライン(本線)
浅草方………とうきょうスカイツリー駅
伊勢崎方……東向島駅
 
東武スカイツリーライン(押上支線)
押上方……押上駅
(※)押上駅はとうきょうスカイツリー駅と同一駅扱い。
 
東武亀戸線
亀戸方……小村井駅
 
訪問・撮影時
2018年12月
 
 

曳舟駅のメインの出入口と言える、東口です。曳舟駅は高架駅で、東西に出入口があります。
駅ビルとも言える東京曳舟病院の1階に出入口があり、駅舎機能は高架下にあります。
尚、駅前広場は整備されていません。
 
 

東口駅前の様子です。北東を望む。駅周辺は市街地で、北東側には住宅街が広がっています。
写真の道路(曳舟側通り。元・曳舟側の河道跡)の右側(南側)は再開発が進み、「イトーヨーカドー曳舟店」、墨田区曳舟文化センター、高層マンションなど複数の大型や高層のビルが立ち並んでいます。
また、京成押上線京成曳舟駅はイトーヨーカドーの先の交差点を右折して、さらに京成押上線の高架橋手前の交差点を左へ曲がると到達できます(約400m。徒歩7分ほど)。ちなみに曳舟駅と京成曳舟駅は乗換駅には指定されていません。
 
 

こちらは西口です(2018年12月撮影)。翌2019年春にリニューアルされ、見た目が大きく変わり綺麗になっています。
高架下に出入口があります。左側は当時建設中の東武系駅ナカ商業施設「EQUiA(エキア)曳舟」で、2019年春に完成しました。
尚、西口側にも駅前広場はありません。
 
 

西口駅前の様子です。北を望む。右側(東側)に西口と「EQUiA(エキア)曳舟」があります。
ちなみに西口側は道路が狭く、所狭しと商店や住宅が密集しています。
 
 

高架下1階にある改札口の様子です。曳舟駅の改札はこの1ヶ所です。
右背後に東口と東京曳舟病院が、左に西口があります。駅構内には「EQUiA(エキア)曳舟」の店舗が並んでいます。
改札口には交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端にカウンター形式の窓口兼有人通路があります。
そして改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
2階にある各ホームとの間には階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターが設置されています。
改札外にはコンビニ「ファミリーマート」があり、改札内には蕎麦屋「曳舟そば」があります。
 
 

時刻表や路線図などと一体になった建植式の東武スカイツリーラインの駅名標です。
副駅名「東京曳舟病院前」も併記されています。
本線と支線の隣駅は表示されていますが、亀戸線の隣駅は表示されていません。
東武鉄道標準のデザインで、矢印部分に東武スカイツリーラインのラインカラー(オレンジと青)が使用されています。
また、駅ナンバリングも併記されています (TS 04)。
 
 

曳舟駅は島式ホーム2面と単式ホーム1面、計2面5線の高架構造で、南北方向にホームが延びています。
 
左(西)のホームの左から1番線(浅草方面からの下り北千住方面)、2番線(押上方面からの下り北千住方面)、
中央のホームの左から3番線(上りの押上・半蔵門線方面。一部浅草方面)、4番線(上り浅草方面。6時台の亀戸行き1本も)、
そして右(東)のホームは5番線で、亀戸線列車が発着します。
 
1~4番線が10両対応、5番線が2両対応で、上屋は各ホームの端から端まで設置されています。
1・2番線と3・4番線はホームの位置が多少ずれています。
 
ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
写真は3・4番線より北千住方・東武動物公園方を望む。
 
 

こちらは1・2番線より浅草方・押上方・亀戸方を望む。右(西)から1~5番線の順です。
写真では見えませんが、ホームの一部からは南西側(写真右奥方向)にある東京スカイツリーを望めます。
ちなみに、曳舟駅では全ホームで発車メロディが使用されています。
 
 

亀戸線の駅名標です。
東武スカイツリーラインと同じラインカラーが使用されています。
駅ナンバリングも東武スカイツリーラインと同じく (TS 04) になっています。
 
 

亀戸線専用ホームの5番線は2両対応と短く、亀戸線列車しか発着できません。
5番線の発車メロディは「PASSENGER」です。
写真は終端方(北千住方)を望む。
 
 

東武スカイツリーラインの浅草方、押上方・東京メトロ半蔵門線方、亀戸線の亀戸方を望む。
左の単線が亀戸線、高架で右へカーブする外側2線が浅草方面の本線、そして下り勾配で地下トンネルに入る内側2線が押上方面の支線です。
渡り線が3ヶ所あり、一番左の渡り線で東武スカイツリーラインの4番線と亀戸線5が繋がっています。中央の渡り線は3番線から浅草方面へ通じ、右の渡り線は押上支線の下り線(2番線)から上り線に通じるもので、非常時における曳舟折り返し運用に対応していると思われます。
 
浅草方はこの先、右へカーブして亀戸線と分かれ、さらに地下トンネルに入る押上支線とも分かれます。右カーブ後は左側から来る京成押上線と少しだけ並走して地平区間になり、踏切を渡ると押上駅前広場や東京スカイツリータウンを見て右へカーブし、再び高架区間になると、とうきょうスカイツリー駅(旧・業平橋駅)へと至ります。
 
押上方はこの先、すぐに下り勾配となり地下トンネルに入ります。そして右へカーブして本線や京成押上線の地下を南西へ走り、今度は左へカーブすると東京メトロとの境界駅である押上駅へと至ります。ちなみに押上駅はとうきょうスカイツリー駅と同一駅扱いとなっています(改札内では繋がっていません)。また、押上駅は東京メトロの管理駅です。
 
一方、亀戸方はこの先、すぐに左へカーブして東武スカイツリーラインと分かれ、複線になって地平区間になると京成押上線をアンダークロスします。その後も左へカーブして住宅密集地の中を東南東へ進み、小村井駅へと至ります。
 
 

東武スカイツリーラインの北千住方、東武動物公園方、伊勢崎方を望む。
この先、すぐに右へカーブして住宅街の中を北東へ進み、今度は左へカーブして明治通り、国道6号線をオーバーパスして針路を北北東へ変えると東武博物館下車駅である東向島駅へと至ります。
 
 

亀戸線の終端方を望む。
ホームの先に車止めがあり、5番線から東武スカイツリーラインの北千住方へは直通できません。
春日部の車両基地への出入庫の際は前述の渡り線を介して4番線を使用します。出入庫の関係で朝6時台の亀戸行き1本は4番線から発車します。
 
 
あとがき
私が曳舟駅で駅の外に出たのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車(乗車)しました。駅は大規模な高架駅でしたが、駅前は再開発途上で、新しい街並みと旧来の住宅街が混在していました。
 
新宿駅からですと東京メトロ丸ノ内線の池袋方面に乗り、赤坂見附駅で下車。そして同一駅扱いの永田町駅から半蔵門線の東武スカイツリーライン直通の列車(急行など)に乗車して曳舟駅で下車です。あるいは新宿駅から都営新宿線に乗り九段下駅or神保町駅で半蔵門線に乗り継ぐルート、中央総武緩行線で錦糸町駅まで行き半蔵門線に乗り継ぐルート、赤坂見附駅で銀座線に乗り継いで浅草経由でアクセスするルートなどがあります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅で下車、横須賀線~総武快速線の千葉方面電車に乗り換えて錦糸町駅で下車し、東京メトロ半蔵門線の東武スカイツリーライン直通列車に乗車して当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内や駅前にコンビニが複数あり、スーパー駅東側に「イトーヨーカドー曳舟店」が、西側に「まいばすけっと」があります。一方、飲食店も駅ナカ商業施設「EQUiA(エキア)曳舟」内や「イトーヨーカドー」内などにチェーン店を含めて数多くあります。事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東武スカイツリーライン、東武亀戸線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は曳舟駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東武鉄道のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)