今回の【駅】コーナーは、
東京都品川区中心部の市街地に位置する東京臨海高速鉄道りんかい線の駅で、京浜東北線、東急大井町線との乗換駅でもある
大井町駅 (おおいまちえき。Oimachi Station) です。
尚、東急大井町線の大井町駅につきましては過去に記事をUPいたしました⇒記事はこちら。
そしてJR京浜東北線の大井町駅につきましては後日記事をUP予定です⇒記事はこちら。
駅名
大井町駅 (R 07)
所在地
東京都品川区
乗車可能路線
東京臨海高速鉄道:りんかい線
隣の駅
新木場方……品川シーサイド駅
大崎方………大崎駅
乗換可能駅
JR東日本:京浜東北線……大井町駅まで徒歩7分
東急電鉄:大井町線………大井町駅まで徒歩7分
訪問・撮影時
2018年8月、2019年9月
大井町駅の北口に相当する出入口B前にて東を望む。
B出入口は左側(北)に位置する東急の大井町駅舎内に出入口があります。駅舎内には東急はもちろん、JRの改札口(西口)もあります。
地下にあるりんかい線改札との間には階段、エスカレーター(上下方向)が設置されていますが、エレベーターは途中までで改札に通じていませんので、後述のエレベーター出入口を利用する必要があります。
また、りんかい線は写真手前(西)~奥(東)を結ぶ都道420号線の地下を通っていて、写真の地点付近に大井町駅があります。
こちらの駅北側には駅前広場が設置されていません。駅東側は市街地で、商店も多いです。駅から離れると住宅街になります。
出入口B前より西を望む。右手(北)に東急の駅舎と出入口Bがあります。
手前(東)~奥(西)を通る都道420号の地下にりんかい線の大井町駅があります。
都道の左側には「イトーヨーカドー大井町店」があり、右側には東急大井町駅ホームが延びています。
また、駅の北側にはJR東日本・山手線の車両基地である東京総合車両センターがあり、その隣接地には劇団四季の「四季劇場[夏]」と「キャッツ・シアター」があります。
そして駅の約500m西には品川区役所があります。
駅西側も市街地ですが、やはり駅から離れると住宅街になります。
出入口B前の交差点より南を望む。
正面左奥にはJR大井町駅中央口の駅ビル「アトレ大井町」があり、その手前の歩道沿いにエレベーター出入口があります。
そして「アトレ大井町」内には後述の出入口Aがあります。「アトレ大井町」に通じるこの道路の地下にりんかい線駅のコンコースがあります。
出入口Aにて。東側を望む。
JRの駅ビル「アトレ大井町」の手前の弓なりの建造物が出入口Aで、2階のJR中央改札前に向けて出入口A1へのエスカレーター(上下方向)があり、その下に地平階の駅前広場に通じる出入口A2(階段と上りエスカレーターのみ)があります。
こちらには大規模な駅前広場が整備されており、バスターミナルも併設されています。
出入口Aより南を望む。
駅前広場の南側一帯は阪急グループの複合施設「阪急大井町ガーデン」で、阪急百貨店大井食品館やホテル「アワーズイン阪急」をはじめ、飲食店や「阪急大井 テニス&ゴルフスクール」、スーパー銭湯「おふろの王様」などが入居しています。
地下1階にある改札口の様子です。左(南)に出入口Aが、右(北)に出入口Bが、背後にエレベーター出入口があります。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端には有人通路があります。
改札口の左手前には窓口と自動券売機があります。トイレ・多機能トイレは改札内にあります。
また、改札口の背後にはJR東日本系のコンビニ「りんかいニューデイズ」があります。
そして下層にある各ホームとは階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターで結ばれています。
地下3階コンコースの様子です。奥には大崎方面1番線ホームがあります。
手前には地下4階にある新木場方面2番線ホームへ下る階段、エスカレーターがあり、右奥の1番線ホーム前には改札階へ上る階段、エスカレーターがあります。
そして左側には改札階、2番線とを結ぶエレベーターがあります。
大崎方面1番線の側壁に設置されている駅名標です。電照式です。
りんかい線では方向別で色が使い分けられていて、大崎方面は全駅において緑色が使用されています。
また、駅ナンバリングも併記されています (R 07)。
こちらは新木場方面2番線ホームの駅名標です。
新木場方面は全駅において青色が使用されています。
りんかい線の大井町駅は単式ホーム1面1線が2層構造となっている地下構造で、東西方向にホームが設置されています。
シールド部(線路・ホーム)と開削部(駅施設)がつながっている構造で、線路側の壁面は弧を描いています。
写真の大崎方面・埼京線方面1番線は地下3階(上層階)にあります。ホームは10両対応で、ホームドアは未設置です。
右側に改札や下層にある2番線への昇降設備があります。
ホームおよびコンコースにはベンチと飲料自動販売機が設置されています。
写真はホーム中央付近より新木場方を望む。コンコース接続部の天井・照明が印象的です。
ちなみに発車メロディはJR東日本でおなじみの「Water Crown」(1番線)と「Cielo Estrellado」(2番線)が使用されていますが、駅近くに劇団四季の「四季劇場[夏]」がある事から、同劇場でミュージカルが上演されている期間限定で、発車メロディがそのミュージカルのテーマに変更されます。
こちらは地下4階(下層階)にある国際展示場方面・新木場方面2番線です。
内容は1番線とほぼ同じで、ホーム中ほどには1番線や改札に通じる昇降設備があります。
写真は大崎方を望む。
新木場方はこの先、都道420号の地下を東へ走り、仙台坂を下ると京急本線をくぐりますが両線とも交点に駅はありません。すぐ北側に青物横丁駅が、すぐ南側に鮫洲駅があります。その後は品川シーサイドエリアに入り、左へカーブして北に針路を変えると品川シーサイド駅へと至ります。
一方、大崎方はこの先、右へカーブして東急大井町線をくぐるとJR東日本の東京総合車両センター敷地内西端部の地下を北へ走ります。そして湘南新宿ラインの電車が走る蛇窪支線の地下へと進み、支線の上下線間で地上に顔を出して左へカーブすると東海道新幹線と品鶴線(横須賀線)をアンダークロスして右から山手貨物線と山手線が寄り添うと終点の大崎駅へと至ります。
あとがき
私がりんかい線の大井町駅で下車(乗車)したのは2013年、2019年の計2度です。2013年は東急大井町線との乗換のため、そして2019年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅は地下にあり、多くの乗降客で賑わっていました。中でも2013年訪問時は東京ビッグサイトでのコミケ開催日と重なったため来場客が多数利用していました。また駅前も市街地で人が多く、西側は阪急色が強かったです。
新宿駅からですと埼京線~りんかい線直通の新木場行きに乗り、当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅へ。京浜東北線南行(横浜方面)に乗り換えて1駅目で下車。中央口または西口を出て地下へ進むと到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
食料・飲料について、駅構内や駅前にコンビニが複数あり、スーパーは駅西側に「イトーヨーカドー」があります。飲食店も駅前にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。りんかい線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は大井町駅でも途中下車されてみて下さい!
(参考:東京臨海高速鉄道のHP、YouTube、Google地図、Wikipedia)